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大森壮一郎誕生日会
2012年06月09日

大森壮一郎誕生日会
去る6月6日は恒例 我が師 大森壮一郎氏の御誕生日でありまして、私たちは御誕生日会を敢行いたしました。
秦憲一郎君、右高鹿之助君、大森氏と共に二軒目、西国分寺のスナックにて私は 渡辺美里の「マイレボリューション」を
熱唱した場面までの記憶があります。

「義理 と 人情 と 痩せ我慢」 と染め抜かれた手ぬぐいを大森氏から頂きました。
今日もその言葉を胸に生きていこうと思います。

回りました
2012年05月25日

回りました
すみません、ブログの調子が悪くて更新できませんでした。

もうyoutubeの方に沢山upしていただいてます。
BBSのほう見て下さい。
(このサイトのdiaryというやつの横の方に、BBSというのがありますんで、そこをクリックです。

木とエンジンの組み合わせ、どうっすか
2012年05月11日

木とエンジンの組み合わせ、どうっすか
やっとエンジン取りつけの段階まで漕ぎつけましたー。
いただいた木材と鉄、エンジンが今まで見たことのない組み合わせになってます。
強度を出すのが大変ですが、なんちゃって大工さんの技術がいきていますね・・・。
5月20日、オレは生きていられるのだろうか。
かならず生還します。

「またいちの塩」さんから木材、「筑前建設」さんから同じく木材。
「松園製作所」さん 場所、工具、鋼材、夜の宴会。
「平野園芸」さん 鉄製ブレス。

を提供していただいています。感謝です。
夜の宴会では皆さんの手料理が美味しすぎて飲みすぎ中です。

ブログが復活しました
2012年05月07日

ブログが復活しました
お待たせしました、ブログが復活しました。今、九州福岡は糸島で制作しております。
今回はなんと木で土台を作るという大事業が始まっています。
松園制作所さんの御協力により場所や道具をお借りして、5月20日にパフォーマンスの予定で急ピッチで作業中。

昼は作業、夜は飲み。体力的に少しキツくなってます。

九州行ってきます
2012年04月15日

九州行ってきます
これでもまだ半分しか積んでないんですが、かなり重くなってしまいました。このあと材料も積みます。
向こうで用意してくれている工場がどのくらいの規模なのかわからないので、工具はなんでも持っていきます。
何度も痛い目に会ってるので、持って行った方が良いんです。今年でこの車もぶっ壊れるんだろうな。
こういう自分でなんでもしようとするアーティスト最近珍しいですね、とかよく言われますが、うるせえよって感じです・・・。

明日長野の山の中に置いてある鉄骨を切断して、使えるところだけ糸島に持っていく(経費削減&時間短縮)。
なんでも、長野の親父がオレが田植えの手伝いに来るのと勘違いして待っているらしい・・・。

長野から名古屋に向い、4日程建設現場で夜間工事してから九州に向うから到着は来週になるかもしれんな。

いそがしい。

熱田神宮
2012年04月12日

熱田神宮
名古屋の現場は夜間なので、昼の空いた時間に 三菱東京UFJの貨幣資料館 と 熱田神宮に行ってまいりました。

貨幣資料館では、無政府状態の戦国時代に流通していた小判や銀貨も見る事ができて、かなり満足。図録を作って売りだしてくれんかなと思いました。
私は小学生の頃、「寛永通宝」 という江戸時代の銭を、旧甲州街道沿いの畑で1つ、富士山頂の道で1つ、計2つ拾った事があります。よっぽど下を向いて歩いてたんでしょう。偶然にしてもあり得ないです。
その二つの寛永通宝は、兄貴がイジワルして田んぼに投げ捨てたので今はない。ふざけんな!!

その後、熱田神宮に行き安産祈願の御守りを買ったあと、宝物殿を見ました。図録を3000円分も買うはめに・・
熱田神宮は信長が桶狭間の合戦に向かう前に全軍を集め、戦勝祈願した神社です。
なので私は約十五年前に、東京デ●●●ーシー建設現場での3000人の朝礼&ラジオ体操の記憶を呼び戻し
熱田神宮境内で、早朝8時の信長軍下っ端兵士の「今川軍は二万人だぜ・・こっちは三千どうする。神様たすけて」の気分になるプレイを敢行してみました。

名古屋にて
2012年04月08日

名古屋にて
最近何かが足りていないなと思ったら、これだった。
仕事で来た名古屋栄の古本屋でゲット。

「俺 勝新太郎」勝新太郎著

糸島で回す自動車
2012年04月01日

糸島で回す自動車

糸島の松崎さんから送られてきた、今度回す車の写真です。マツダの Millenia(ミレーニア) というあんまり聞いたことのない車。
マツダ車はこれまで ルーチェ を二台回した事があるが、その時には自動車自体のエンジンは使用せず、トラクターのエンジンを使った。

今回はこのミレーニアのエンジンを取り外して使うので、結構手間がかかりそうだ。多分ATだろう。
地元の鉄工所に御協力していただけるとの話なので心強い。
日本で回車を現地制作するのは北九州の回船以来なのだが、大変な作業量になるはずだ。
簡単にはいかねえんだろうな、いつもそうだけど・・・

4月後半には車に道具と材料の一部を満載して九州へと出発です。

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マツダのフラッグシップサルーンがミレーニア。1993年に「十年基準」をキーワードに、「ユーノス800」のネーミングでデビューしたミレーニアは、国内をはじめ欧州や北米などで高く評価されながら熟成・進化を重ね、今回装備を充実させ、新色追加をしながら完成度を高めている。搭載されるエンジンは190馬力/22.2kgmの2.5L V6DOHCで、全域にわたり適切な過給を行う可変共鳴過給システムVRISを採用する。平成12年基準排出ガス25%低減レベルを達成し、「良-低排出ガス」の認定を取得している。ミッションは電子制御のフロアシフト4AT。サスペンションはフロント/リヤともにマルチリンク式で、前輪を駆動する。グレード展開は25Mと25Mラグジュアリーパッケージの設定。25MはBOSEサウンドシステム(AM/FM/CD/6スピーカー)と、急カーブや滑りやすい路面での安定走行に役立つトラクションコントロールシステムを新たに装備。加えて、ラグジュアリーパッケージには6.5型DVDナビ(AM/FM/CD/MD/TV/10スピーカー)、本革シート、撥水ガラス&ミラーなど豪華装備がつく。安全装備として全車にデュアル&サイドエアバッグ、4W-ABS、EBD(電子制御制動力配分システム)、ブレーキアシスト、ロードリミッター付きシートベルトを標準で装着する。

小屋のセンス
2012年03月26日

小屋のセンス
先週末、1日だけ用事があり長野の実家に帰りました。東京に比べるとまだ肌寒く、山は雪をかぶっています。
東京の景色にくらべると直線が少なく、田舎の風景は目にやさしい。逆に直線ばかりの人工的な東京の景色こそ異常なのだろうが。

車を走らせていると田畑の中に農機具やハゼ棒をしまっておく小屋が多く目につく。廃車を農機具小屋にしている農家もいる。
以前「小屋の力」というこういった小屋を特集した本を見てからというもの、この種の小屋の作りを観察するようになっている。

既成の建材によるキマリきった形をしていないのが魅力。その辺に落ちていたものを、どうにかして使っている知恵と滑稽さが混在。
中央の支配に屈していない地方豪族を見るような。
意図していない個性が強烈に滲み出ている様子が、わざとらしく無くてとても心地いい。

糸島芸農 Itoshima Arts Farm
2012年03月12日

4月後半から福岡県の糸島という場所に滞在します。
ベルリンで一緒だった松崎さんが糸島の二丈町という場所でアーティストインレジデンスをしています。
松崎さんの家に行った事がありますが、自然がいっぱいで素晴らしい場所です。海が近いので釣りもできる。

今回は車を回そうと思っているんですが、一ヶ月の滞在では厳しいかもしれない。今模索中。
自分の車にあらん限りの工具を積み込んで九州まで行って、そこで考えるのも楽しいかもしれません。
やはり地元で見つけた素材で、そこを見て、そのあと考える、が自然かもしれない。

それにしても松崎さんの根気は大したものです。自分の家の蔵を改造してスタジオ蔵というレジデンスをはじめ
とうとうこんなにデカいイベントをするところまで漕ぎ付けた。
並の男では出来ない所業である。

糸島芸農 http://www.ito-artsfarm.com/

筋金入りの二人
2012年03月02日


飯島がオーガナイズした「 第1回 C.A.J. アーティスト イン レジデンス    招聘作家:篠原有司男 (しのはらうしお)・榎忠(えのきちゅう) 展覧会」に行ってまいりました。
C.A.Jは、コンテンポラリーアートジャパンという埼玉県にあるNPOでアーティストインレジデンスをやっています。

作家の篠原有司男さんとは10年程前にお会いして、飲み屋で裸になって歌う をした記憶があります。もう80歳です。今日も80歳とは思えない元気さでした。

榎忠さんは今日はじめてお会いしましたが、作品というか生き様が面白過ぎて、美術館で爆笑してしまいました。
最近になってヤノベケンジさんが作ったと思われる、榎忠さんとローズチュー(榎さんが女装)のビデオはかなりウケました。

「大阪の路上で」

(ローズチュー) あらエノチュウじゃないのよー、久しぶり元気?
(榎忠) ああ元気だよ。
(ローズチュー)まだ芸術やってるの?
(榎忠)やってるよ。おれにはこれしかないからなー。

このビデオを見ていたら、オレも頑張ってみようと思った。
日曜日の昼13時まで埼玉近代美術館の地下でやってるよ。

修理しました
2012年02月21日

修理しました
アトリエのエンジン溶接機のエンジンがかからず、使えなくなっていましたので修理してみました。
機械にはあまり詳しくないのですが、修理屋に出すと2万3万平気でかかってしまうので、とりあえず挑戦したのです。
トラバントのエンジン修理の際、手伝ってくれた庄田氏の手順を観察していたおかげで、以前よりエンジンへの知識が向上しています。
どうやらガソリンがエンジンまで届いていない様子。

コックからキャブの間が詰まっているようです。使わない時期が長かったので、ガソリンに含まれる水分で穴が錆びて詰まったようです。
キャブクリーナーやブラシで綺麗にして、新しいガソリンを注入してやりました。スパークプラグも被り気味だったので、磨いてみました。

新しいバッテリーに変え、エンジンを回してみたところ一発でかかりました。嬉しかったです。
庄田氏が「諦めないことだよ」と言っていたので、我慢して修理したんですが、自分でも修理出来た事が感動です。
経験とは尊いものですね。

使わない間はキャブからガソリンを抜いて、コックは閉めといた方がいいと知る機械音痴な自分。
こんなに長年エンジンを使った作品制作をしてきたにもかかわらず、まともにエンジンすら修理出来なかったこれまでの自分を恥じます。

女子に囲まれて
2012年02月16日

女子に囲まれて
先日の「女子美スタイル」展での久保田弘成のパフォーマンス風景です。
女子美の学生さんの写真を無断拝借すみません。

女子に囲まれるとなにか複雑な気分になりますね。「じ、じぶん。不器用なもんで・・」
でも私は約二年間、女子高で美術の教師をしていた事がありますから、緊張はありませんでした。

それにしても、1976年 旧東ドイツ製のエンジン、最近調子悪くなってきました。大がかりな修理が必要です。
混合ガソリン、2ストのエンジンなんて今時、草刈り機ぐらいです。バッテリーも6Vだし。
ドイツ製6Vバッテリーをドイツで買うと6千円程で買えますが、日本で同じものを探したら3万もしました。
ぼったくりも程々に御願致します。

女子美スタイルin 横浜BankArt
2012年02月11日

女子美スタイルin 横浜BankArt
女子美術大学の卒業制作選抜展「女子美スタイル」の会場で昨日トラバント回してきました。
御客さんの8割以上が女性だったので、キャーキャー黄色い声援というやつを浴びました。
「キャー、私も回して欲しー」と叫ばれたのは初めてです。オレ、ジャニーズ事務所入れるんじゃねえか?腹、すげえ出てますが。


オープニングレセプションにも出させていただき、挨拶をさせてもらいました。
YMOのアート・デレクターを務めた奥村靫正氏、ヴェネツィア・ビエンナーレ美術展日本館コミッショナー南嶌宏氏。と私・・・
超大物の方に混じって、工事関係のオジサンが・・・(この後、地下鉄工事の現場に行くつもりだったし、まさかパーティーとか出るとは思ってなかったんでスミマセン)

このパーティーの自分の挨拶の中で、今までやってきた中で一番黄色い声援を受けたと言おうとして
「これまで15年ほど車を回してますが・・、」と言ったとたん、そこで笑いが起こったんすけど、そこ笑うとこじゃないんですよ。

それにしても今回はトラバントのエンジンに冷や冷やさせられっぱなしだったな。修理が必要です。
手伝ってくれた庄田と飯島には本当に感謝です。
明日までこの展示はBankArtで見られますよ。