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妖精君臨
2007年06月28日

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しばらくの間、妖精の住む場所 ミック & アイリーン家に行ってました。私が二年前に作った、日本の妖精 「だんこん さん」も、 彼らの家の庭で、他の妖精さん達とたわむれていて、楽しそうでしたよ。キリスト教伝来までは、日本の八百万の神みたいに、いろんなモノに魂が宿っていると考えられていたので、所々に、その名残が感じられ、何かしら親近感が湧く場所で、私は好きです。

ほかにも、大量のダンコン群が、この家に取り残されていて、カトリックの文化に申し訳ないので、ベルリンに持って帰る事にしました。荷物検査で、無数のダンコンさんが披露されるのではないかと、ヒヤヒヤしながら。

二人には、いつもお世話になっている。7月には一ヶ月程ベルリンに滞在するらしいので、なにか日頃のお返しが出来ればと考えている。2010年に久保田組スタジオレジデンスにも滞在予定だ。2010年は、御柱祭 開催の歳で、彼らも見たがってるので、うまくタイミングが合えばいいのだが。              それにしても、ベルリンはやっぱり物価安い。

柄にも無く
2007年06月17日

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ミハエルの家で見た、ベランダで栽培しているバジルとか、ネギとかがうらやましくて、オレも家庭菜園を始めてみた。ホームセンターで買って来た土に、バジルの種と、シソの種(ケンちゃんからもらった)を撒き、毎日水をやりました。なかなか生えてこなかったんで、少し諦めかけたが、やっと伸びて来て、今は食える様になりました。食えるというのが重要です。万能ネギは、苗ごと売ってたんで買ってきた。食用にするという目的でも、植物を育てるは、面白いものだなと感じられる。今はベランダだけだが、いつか自分の畑など耕してみたいなどと、どんどんオジさんのような気分になっている。ニワトリを育てて、食べるのも面白そうだ。へ、へ、へ 野蛮?そんな事は無い、それが自然だ。タダだしな。

Posted 1
2007年06月11日

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ここからサポートを受けているそうな。

シュタージ
2007年06月10日

地下鉄とか、電車に乗る時、どこでも切符をまず買う。ベルリンも例外じゃないけど、他の国のシステムとは、ちょっと違う。片道2時間以内なら、2、1ユーロで、ある範囲まで乗り放題 。でも途中で、乗った駅方面へ引き返すのは出来ないっていう、少しムズカしい、いつもの、考えすぎて意味がわからないドイツ人ルールの切符を買わなければならない。自動販売機が各駅にあるけど、金を入れてから、切符が出て来るまでの時間が異常に長くて、来てる電車に乗り遅れる。釣り銭も、なかなか出てこないから、イライラする。

日本みたいに改札とかは無い。どうやってチェックするのかというと、一般市民に化けた鑑札員が、いきなり正体を現し、その車両に乗ってる乗客の切符を一人一人チェックするというわけ。だから、となりに座ってるオッサンを、ただのオッサンと思っていると、とんでもねえ事になる。電車は走ってるから、切符を持っていなくても逃げる事は不可能。次の駅で降ろされ、罰金を払わされる事になる。G太郎君は、空港に行くとき、それにつかまり、飛行機に乗り遅れていた。かわいそ〜。

電車のなかで、その鑑札員が、いきなり現れる度に、この国の暗い歴史を感じてしまうのは、オレだけなのかな。旧東ドイツの秘密警察 シュタージ。その時代、反政府的な要素を持った人がいたら、チクるという使命を帯びた人達。隣人、同僚、家族でさえ信用できかねる状況だったんだろう。そのシステムを、今現在普通に取り入れてるんだから、スゴいよ。オレは、嫌いだけど。う〜ん暗い。夏なのに。  こんな、人間不信になるようなやり方してまで駅員減らして、人件費削減してるんだから、もっとましな自動販売機作ったらいいんじゃねえの?

下のヤツ、またウルサくなってきたなあ、頭バカなんじゃねえかな。ひたすら耐えるガンジー大作戦から、床をけってウルセーと伝え、それを習慣化させる パブロフの犬大作戦 に切り替えてみたが、犬以下の馬鹿じゃわかんねえみてえだ。ドイツ嫌いにならないように努力。

久保田組スタジオ にて
2007年06月06日

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Dialyの方、正常に機能し始め、嬉しいです。日本の皆さん、ボクの事忘れないでね。

今月18日より30日まで、武蔵村山 久保田組スタジオにて、アイルランドの作家 Sharon & Kevin が企画した、Posted 1 という展示があります。展示の内容は、世界中にいる彼らの知り合いの様々なアーティスト達の作品を、何枚ものポスターにして、世界各地の文化施設とかに貼り出すというもの。方法としては、相当アナログで、ポスター自体を見ていただくのは当然として、そこに至るまでの行為が持ってる意味を感じてもらえると、より楽しめると思いますよ。アイルランドから、ポスターがベルリンまで届けられたので、日本に先週送っておきました。きっと、Y君がペタペタと壁に貼ってくれることでしょう。

日本で見られるのは、Kubota artists studios こと久保田組スタジオのみです。特に、この展示に関しては、オープニングなど不粋と思われますんで、見たい方は暇な日に、おのおの足を運んでみてください。畑の作物踏み荒らさない様にね。ホントにマニアックな展示だなあ。

1 Triskel Arts Centre, Tobin St, Cork, Ireland
2 Catalyst Arts, Belfast, Northern Ireland?
3 Centre for Contemporary Art (CCA), Glasgow, Scotland
 4 General Public, Berlin, Germany
5 Yellow Box Art & Music Centre, Borgholm, Oland, Sweden
6 Kubota Artists Studios, Tokyo, Japan
7 HERE gallery and shop, Bristol, England
8 Contemporary Art Centre (CAC), Vilnius, Lithuania
9 Bus Gallery, Melbourne, Australia
10 The British School, Rome, Italy
11 Gallery of New Media, Gorzow, Poland
12 _SILVERMAN Gallery, San Francisco, U.S.A.

ほーら、6番目にちゃんと載ってるよ。もっと詳しく知りたい方は、 www.postedproject.wordpress.com  参照。
21日辺りには、sharonの母ちゃんが、わざわざアイルランドからムサムラまで来るって言ってるし、気合い入ってるね。