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プラディコウ
2008年07月28日

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流れ流れてこんな所にやってきました。わーい、ポニーがいるよ(右端)。

トラビー移動中
2008年07月27日

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なんとかトラビー解体&移動終了。Pradicowプラディコー(それ何処?)というベルリン郊外の村へ。腰が痛てー。

エクセレ〜ント!!
2008年07月24日

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この緑色のシートにチュウモーック(注目)。久保田組スタジオを管理してくれている、東大和市NPO法人 創造エンジン 理事長 山田ユウキ氏から画像が届きました。入り口のシートが老朽化してボロボロになってるのをこの様に修繕してくれましたよ。すばらしー、感謝です。それも、以前の薄っぺらベラペラシートとは違い、分厚い頑丈なシートに変えてくれました。マジで嬉しい。彼らの様な、アートを陰で支えてくれる人の力があってこそ、こうしてボクの様な人間は、車なんぞ回して喜んでいられるのです。それにしても、日本暑そうですね、画像を見る限りでは。こっちは涼しいぞ〜。

最近日本ではロクでもねえ事件がまた起こってるみたいだけど、そんなどこにもやり場の無い力達を集結して、何かデカイ事やらかせたら、一番いいんだけどね。「捨て猫みたいなオレたちに、帰る場所なんてもう何処にも無かった」っつうヤツら、そんなコト言ってないで創造エンジンに駆け込んでみろよ。きっと彼らは暖かく迎えてくれるぜ。http://www.sozo-engine.org/index.html

じわじわ進行中とおもいきや逆行中
2008年07月20日

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アイルランド入り後この一週間、地味に制作を進めています。大きな進歩は見たかんじ無いですが、やらないよりはマシと自分に言い聞かせています。それにしても、他のアーティストの3倍のスペースを使わせてもらっているのに、場所代は一緒。どういう事なのか未だに意味は不明ですが、僕にとっては超好都合です。このいいかげんさ?がやっぱりデカイ事をやらかす時に必要です。あれこれと決まり事が多いと、大きくはばたけないものです。アイリッシュは偉大です。朝は7時から夜は9時頃まで作業できるし、土曜日だって使える。すばらしー。マジでやるなら今しかねーです。

作業も乗って来た所なんですが、ベルリンのTrabbi作品 Berlin Hitoritabi の保管場所が見つからず、只今難民中。Theaterhausが今月で使えなくなることもあり、撤去しなければなりません。ということで、来週ふたたびベルリンに戻る事になっています。出たり入ったり、何なんだ?オレはチンポじゃねえんだぞ。くっそー、何なんだ!機動性の最悪な作品を作っている者として、これは宿命なのかもしれませんが、はっきり言ってもういやだーーー。時代を逆行するのにも根性とエナジーが要るものです。

あぁ、頭が壊れて行く〜。何かイイ事あるんだろうか今後。こんご コンゴ?コンブ ワカメ ワカメ わかめ ワレメ? ワレメちゃん

男ならメタボ
2008年07月16日

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行きつけの金物屋でひねりのないポスター発見。「work. don't play. 」はい、わかってます。僕は働き者の日本人ですから、そんなことアンタらに言われたくはないです。メタボの工具、デカくて重いです。筋肉トレーニングにもってこいの工具です。でもパワフルです。ドイツの会社、ビール飲み過ぎてソーセージ食い過ぎな名前といい性能といい、御国柄が出てます。

集中して仕事しています。ずく(甲州弁で ”手間を惜しまない心”の事)を出して動いてます。ケツがせまってます。ここはアイルランド。

アイルランド入り
2008年07月12日

今日からまたアイルランドに行って来ます。9月に車を回すので、時間を浪費してはいられません。
ベルリンで残した仕事が、まだぜんぜん片着いていないんで、すぐにドイツに戻ってはきますが、新作を少しでも進めなければならない。時間は待ってはくれないです。

それにしても、大きくて重いものを作る事が、最近曲がり角に来ているというか、行き詰まりになってるというか、少々疲れて来た感があるのは否めないですね..。絶滅寸前希少動物は、本来もっと保護されなければいけないんでないんですか?などと弱気になってきている昨今。「やるなら今しかね〜」五郎精神よ、よみがえれ!!

今月のテーマ「不死鳥」

Leipzig
2008年07月07日

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ベルリンからICEで約一時間、旧東ドイツの街ライプツィッヒに行ってきました。アイルランドで出会ったアーティストJohn Power氏を訪ねる為です。僕は名前がHironariなので、ヒーロー。彼はパワー。ヒーローとパワーがいっしょになったらスゴい事になると彼は言っています。そんな事でいいのかは知らないけれど、とにかく会いに行きました。彼は普段ツアーガイドの仕事をしながら制作活動を続けている。僕もそういうリアルワーク時代が長かったので、彼の苦労と野望はもの凄くわかる。

ガイドの仕事をしているだけあって、ライプツィッヒの街中の歴史的な建物について教えてくれた。元ナチスの建物とか、アドルフヒットラー通りという名だった通り等、普通ではわからない情報を教えてくれて、歴史好きな者としては興奮した。街中は、やっぱり東の匂いがプンプンしていて、そう簡単に風化していきそうでは無かった。

やっぱりここも東ドイツ時代の工場跡地が廃墟となって沢山残されていました。その一部をアーティストインレジデンスに使っている巨大な建物があるんで見に行きました。Leipziger Internationales Atelierprogramm(通称LIA)という所で、いろんな場所からアーティストやギャラリーが集まってます。日曜なんであんまり人がいなかったけれど、普段は盛り上がってるに違いない。それにしても広い。日本人ペインターOnodera Ayaさんのアトリエをのぞかせてもらいましたが、かなり広い。設備も充実している。彫刻に関しては、今回は見られなかったが、工具とかかなりあるって話しだ。

こういう歴史が生んだ空白空間をアーティストに提供する環境。素晴らしいです。LIAのまわりの廃工場もオランダとかの金持ちが買って、これから発展させて行くつもりでいるとか。物価も家賃も安いこういう地域にアーティストは必ず集まる。それから他の産業も始まって行くという図式はベルリンと同様。楽しみです。夜までいろいろ見させてもらい、Johnとアイリッシュパブに行ってギネスを飲み、ベルリンに戻った。

束の間リラックスタイム
2008年07月03日

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Life Projectが終わり、ちょっとホッと息をつける時が来ました。トルコ屋で鳥の丸焼きやビールを買って、生きろ鈴木さんと奥さん、僕とで反省会(反省してないけど)をしました。最近、酒を飲んでいる時だけは、目が輝いている浪速のベンケーこと久保田です。生きろ鈴木は、いつも小学生のように目が輝いていますが、奥さんの曜子さんが写真を撮りつつ、僕らの普段の1、5倍の嘘くさい笑顔に呆れています。一応ここベルリンで、日本ではないんでヨロシク。

Life Project closing ダイジェスト 6
2008年07月02日

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今回のLife Projectでは、IKIRO MUSEUMを通じてカテゴリーの枠を超え、いろんな分野の表現が集まりました。音楽、アート、ダンス等、他にも映像関係の仕事をしている人も巻き込んで。それぞれが得意分野の能力を発揮して、一つの空間を作り出します。もしかしてそれが本来ある姿なのかもしれないです。写真 参加したフランス人ミュージシャンと。

パフォーマンスが終わって興奮覚めやらず、また一杯。

Life Project closing ダイジェスト 5

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IKIRO MUSEUMの看板を燃やした後、例のごとく掛声と共に、水を体にブッカケ気合いを入れます。
オレたち二人は、今時流行らないスポ魂野郎です。上等です、この上無き褒め言葉サンキューです。

これから、トラバント零戦に乗り込み特攻準備です。鶴田浩二の「同期の桜が」心に染みます。零戦も最後は木とか紙で作られてたらしいけど、この車もMDF(圧縮した紙)で出来てるから、何か通じるものがある。よくトラバントは強化プラスチック製だという人がいるけど、どう見てもグラスファイバーじゃないですよこれは。貧しければ貧しい程、魂がこもっているように思えるのが不思議です。

もうベルリンでは十数回回してるから、オレが使う曲も知られている。だから今回あえて、新鮮味と深味を増す為に、軍歌とポップな曲も加えてみた。リハーサルでは、違和感を覚える人もいて、これらの曲に抵抗がある人の意見も聞きましたが、こういうものは生で客の前でやってみて、初めて善し悪しがわかるもの。勇気を出して爆音をとどろかせました。

結果は、最高のパフォーマンスになりました。観客にパワーが浸透して行くのが感じられた、とか。オレは夢中だったからわからなかったけど。音もタイミングもチームワークも、すべてうまくいった。スタッフの皆さんに感謝です。

Life Project closing ダイジェスト 4
2008年07月01日

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IKIRO MUSEUMに掲げていた看板、取り外しました。そして火中へ。
みんながその行程を見守っています。3ヶ月の間、生きろを書き続けて来た鈴木貴博の心中はいかに。一つの重要な区切りがついていく瞬間。観衆やスタッフもそれがわかっているので、慎重な面持ちで見つめている。ドイツの人は、そういう所を屋台で売ってる焼き鳥を食いながらも、真摯に受け止めてくれる。決して笑ったり茶化したりはしない。素晴らしい民族だなと思う。

それにしても、この行程をさっきから謎の美女が熱く見つめている。う〜ん気になる。

Life Project closing ダイジェスト 3

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断髪式を沢山の人達が見守ってます。フラッシュの嵐です。それにしても、彼らはその写真を何に使うというのか?

Life Project closing ダイジェスト 2

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覚えているでしょうか?僕は4月のオープニングの時に、頭を生きろ型に刈った 生きろヘアー にしました。そのまま、この何ヶ月か暮らして来ましたが、今は伸びて普通の髪型になりました。生キロ の文字はとうに自然消滅しています。本来なら、生キロの文字をclosingまで残す予定でしたが、無精者の私は、約束を守りませんでした。

今日は、その生きろを刈り取る記念の日です。坊主だと女の子にモテなくなるのでイヤです、というボクの軟派な意見は、生きろ鈴木から即却下され、丸坊主パフォーマンスの始まりです。みんなの視線が暑いです。