直訳すると、「国立彫刻工場」だけど、そんなに堅い感じではなく、使っている人達の雰囲気は、実にアットホームな感じです。彫刻とうたっていますが、アートと呼べるものなら何でも制作可能で、エキシビションに使うことも出来ます。場所はアイルランドのコークという港湾都市にあって、なんと、偶然にも、ベルリンのDead Chickens工房と同じで、元は路面電車製造工場だったとのこと。
それにしても、ナショナルってのがスゴいね。どうやって、政府を動かすのか、聞いてみたいと思います。日本では、まだ考えられない。どうせ、税金をそんなことに使うなとか、しょうもない事を言われるのがオチでしょう、今の段階では。美術活動への理解の土台の大きさを感じざるをえません。
時代の流れなのか、これほどの素晴らしい設備がありながら、ここでも、あまりゴツい作品を作っているアーティストはいません。これほどの設備遊ばせとくのは、もったいねえなあ、ほんと。
でかい作品を作っていると、環境破壊だとか、ゴミになるだけだとか、最近耳にするようになっていますが、まったく、オレはそうは思いません。デカく無いと表現出来ない事もあるんだよ。テメエは、だれかに掃除してもらって奇麗になってる部屋の、美しい机の上で生きてろ、ファック。
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