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日本到着
2007年09月28日

26日夕方、日本に帰国し、そのまま大森氏、吉岡氏と国立「まっちゃん」(もつ焼きや)へ直行。
日本酒をしこたま飲み、二件目のスナックへ。深夜まで歌い、泊まるところが無いので、大森氏のお宅へ。2,3時間寝て、久保田組スタジオへ行きました。なぜか冷蔵庫に日本酒が貯蔵されておりましたので、昼間から大森氏、木島氏、山田氏と痛飲。

夕方から、オーストリア人アーティスト ウォルフガング&ミラ夫妻、滋人&昌世夫妻、ウォルフガングの友人Mさんと居酒屋へ。しこたま飲んで食って滋人氏宅へ。

とりあえず、飲み歩き、人ん家泊まり歩き、酒浸りの日々を送っています。しばらく臓器を休めるために田舎に帰りますので、帰ってきたらまた一杯やりましょう。

ふんどし バージョン
2007年09月23日

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10日間の長丁場だったんで、毎日来てくれるお客さんの為に、各パフォーマンスに少し変化を持たせてみました。
曲を一曲にしてみたり、スピーカーを違う種類のものに変えてみたりと。究極は、写真を見てわかるように ふんどしをはいた事。
当初、予定はありませんでしたが、Japan Now に参加している、ドイツ人舞踏ダンサー  イムレさんにふんどしを借りました。「クボタさん、ふんどしの方がいいよ。」と上手な日本語で言われて。ドイツ人からふんどしを借りるなんて、不思議だ。

何か違和感を感じたけれど、挑戦。ふんどしというものに対して、特別な感情は無いけれど、はくと何か気が引き締まる。
機械と肉体との対比がいい とイムレさんは言ってました。見ていた人達は、どう感じていたのか。

83キロくらいから、最近は75キロまで体重が落ちたので、かつて序二段力士と言われていた面影も無くなっているのでは。
どうせやるなら、これからは、体をもっと鍛えてからやりたいと思います。ちょっと、人前で贅肉見せるのは、恥ずかしいしね。
いいのか、悪いのか、結局まだ結論は出ていないが、ふんどしをはくってことに対して、少し深く考えないといけません。

イムレさんが舞踏のワークショップをしているので、今度手ほどきをしてもらおうかと思ってます。
舞踏ってのは、地面からパワーを感じて、人間という媒体を通して表現するものだと、彼は言っていたが。
今後の活動の何かヒントになればいい。

写真 Suzuki Takahiro

Berlin Hitoritabi 2
2007年09月22日

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ベルリン在住の日本人の方々も、多数御来場いただいて、嬉しかったですよ。
Kさん写真ありがとね。

Berlin Hitoritabi
2007年09月21日

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Japan Now 報告続編。このところ、めっきり寒くなり、もう晩秋を思わせるベルリンです。このくらいの肌寒い季節が好きなんで、ちょうど良かったです。この寒さの中で服を脱ぐと、なぜか燃える。多分、あの頃の思い出を、体が覚えてるんだろう(知る人ぞ知る乱闘事件 ・・・ 楽しかったね)。秋の夕暮れ、いつもの時間にオレのパフォーマンスは始まる。

天気が悪く、日中雨が降っていても、その時間になると必ず止んだ。パフォーマンスの時は、絶対に雨が降らないというジンクスは、未だに健在。晴れ男というやつらしい。

この作品の題名は、Berlin Hitoritabi 旅とトラビーをかけてみたけど、なかなかみんな気づいてくれない。日本人より、ドイツ人の方が、気づくの早かったです。会場は、旧東ベルリンだし、みんなトラビーに親しみを感じている。東出身の人達から、自分達の思い出や、過去の記憶を引き出せれば面白いなと思っていましたが、うまくいったようだ。エンジンの調子が悪い時には、その辺のオジさんが、何やらアドバイスをしてくれて、嬉しかった。面倒なドイツ人らしい質問も多々あって、悩みながらも楽しめました。

昼間から酒を飲んでた日もあって、その日はかなり高速で回ってたらしい。祭りだからしょうがない。

ポーランドとスペインのテレビも取材してたんで、なんか有名になれるといいんだが、そんな簡単じゃないよね・・。
いやー、楽しかった。詳しく書きたかったけど、忘れてしまいました。

Japan Now in Berlin

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HPの調子が悪くて、事前に予告など出来ずに残念でしたが、とりあえず報告を。
9月10日から19日まで、テアターハウス ミッテ という場所で、車を回していました。約一年間の長期制作の成果が、とうとう出せたんで、感動でした。夕方7時から毎晩パフォーマンスをしたんだけど、10日間連続でやったのは初めてだったんで、機械がぶっ壊れないか、ボルトが緩んでこないか等、心配ばかり。それも、今回は、今までの回転速度の倍の速さなんで、車吹っ飛び覚悟、けが人死人上等のつもりで行きましたよ。

曲は、坂本冬美 「無錫旅情」、細川たかし「望郷じょんがら」で行ってみましたが、これが何故かドイツ人にもウケて、CDをコピーしてやりました。三味線とトラバントの絶妙なハーモニーが、彼らの心を捉えたようです。毎回、ファンが増えて行き、毎日来るお客さんもいました。これは、将来金が取れるかもしれねえなと、思ってしまった。途中で、逆回転も出来る事に気がつき、いろいろ遊んでみた。トラバントのエンジン、これがまた渋い味を出していて、何とも言えないです。

オレの刺青も、彼らには不思議だったらしく、インパクトを与えてたみたいだ。テアターハウスで働いてるオヤジ達とも仲良くなれたし、友達もできたし、楽しい時間を過ごせましたよ。作品の方は、撤去せずに、設置し続けていいみたいなんで、これから宣伝も兼ねて展示して行く予定です。いろんな場所でやってみたいんで、なんかいい話あったら教えて下さい。

いやー、マジで死なないで済んだから嬉しい。

そういえば、ベルリンのテレビにも出たんで、興味ある方は、見て下さい。
http://www.kewego.de/search/?q=hironari+kubota

写真 Suzuki Takahiro