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九州行ってきます
2012年04月15日

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これでもまだ半分しか積んでないんですが、かなり重くなってしまいました。このあと材料も積みます。
向こうで用意してくれている工場がどのくらいの規模なのかわからないので、工具はなんでも持っていきます。
何度も痛い目に会ってるので、持って行った方が良いんです。今年でこの車もぶっ壊れるんだろうな。
こういう自分でなんでもしようとするアーティスト最近珍しいですね、とかよく言われますが、うるせえよって感じです・・・。

明日長野の山の中に置いてある鉄骨を切断して、使えるところだけ糸島に持っていく(経費削減&時間短縮)。
なんでも、長野の親父がオレが田植えの手伝いに来るのと勘違いして待っているらしい・・・。

長野から名古屋に向い、4日程建設現場で夜間工事してから九州に向うから到着は来週になるかもしれんな。

いそがしい。

熱田神宮
2012年04月12日

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名古屋の現場は夜間なので、昼の空いた時間に 三菱東京UFJの貨幣資料館 と 熱田神宮に行ってまいりました。

貨幣資料館では、無政府状態の戦国時代に流通していた小判や銀貨も見る事ができて、かなり満足。図録を作って売りだしてくれんかなと思いました。
私は小学生の頃、「寛永通宝」 という江戸時代の銭を、旧甲州街道沿いの畑で1つ、富士山頂の道で1つ、計2つ拾った事があります。よっぽど下を向いて歩いてたんでしょう。偶然にしてもあり得ないです。
その二つの寛永通宝は、兄貴がイジワルして田んぼに投げ捨てたので今はない。ふざけんな!!

その後、熱田神宮に行き安産祈願の御守りを買ったあと、宝物殿を見ました。図録を3000円分も買うはめに・・
熱田神宮は信長が桶狭間の合戦に向かう前に全軍を集め、戦勝祈願した神社です。
なので私は約十五年前に、東京デ●●●ーシー建設現場での3000人の朝礼&ラジオ体操の記憶を呼び戻し
熱田神宮境内で、早朝8時の信長軍下っ端兵士の「今川軍は二万人だぜ・・こっちは三千どうする。神様たすけて」の気分になるプレイを敢行してみました。

名古屋にて
2012年04月08日

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最近何かが足りていないなと思ったら、これだった。
仕事で来た名古屋栄の古本屋でゲット。

「俺 勝新太郎」勝新太郎著

糸島で回す自動車
2012年04月01日

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糸島の松崎さんから送られてきた、今度回す車の写真です。マツダの Millenia(ミレーニア) というあんまり聞いたことのない車。
マツダ車はこれまで ルーチェ を二台回した事があるが、その時には自動車自体のエンジンは使用せず、トラクターのエンジンを使った。

今回はこのミレーニアのエンジンを取り外して使うので、結構手間がかかりそうだ。多分ATだろう。
地元の鉄工所に御協力していただけるとの話なので心強い。
日本で回車を現地制作するのは北九州の回船以来なのだが、大変な作業量になるはずだ。
簡単にはいかねえんだろうな、いつもそうだけど・・・

4月後半には車に道具と材料の一部を満載して九州へと出発です。

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マツダのフラッグシップサルーンがミレーニア。1993年に「十年基準」をキーワードに、「ユーノス800」のネーミングでデビューしたミレーニアは、国内をはじめ欧州や北米などで高く評価されながら熟成・進化を重ね、今回装備を充実させ、新色追加をしながら完成度を高めている。搭載されるエンジンは190馬力/22.2kgmの2.5L V6DOHCで、全域にわたり適切な過給を行う可変共鳴過給システムVRISを採用する。平成12年基準排出ガス25%低減レベルを達成し、「良-低排出ガス」の認定を取得している。ミッションは電子制御のフロアシフト4AT。サスペンションはフロント/リヤともにマルチリンク式で、前輪を駆動する。グレード展開は25Mと25Mラグジュアリーパッケージの設定。25MはBOSEサウンドシステム(AM/FM/CD/6スピーカー)と、急カーブや滑りやすい路面での安定走行に役立つトラクションコントロールシステムを新たに装備。加えて、ラグジュアリーパッケージには6.5型DVDナビ(AM/FM/CD/MD/TV/10スピーカー)、本革シート、撥水ガラス&ミラーなど豪華装備がつく。安全装備として全車にデュアル&サイドエアバッグ、4W-ABS、EBD(電子制御制動力配分システム)、ブレーキアシスト、ロードリミッター付きシートベルトを標準で装着する。

小屋のセンス
2012年03月26日

小屋のセンス
先週末、1日だけ用事があり長野の実家に帰りました。東京に比べるとまだ肌寒く、山は雪をかぶっています。
東京の景色にくらべると直線が少なく、田舎の風景は目にやさしい。逆に直線ばかりの人工的な東京の景色こそ異常なのだろうが。

車を走らせていると田畑の中に農機具やハゼ棒をしまっておく小屋が多く目につく。廃車を農機具小屋にしている農家もいる。
以前「小屋の力」というこういった小屋を特集した本を見てからというもの、この種の小屋の作りを観察するようになっている。

既成の建材によるキマリきった形をしていないのが魅力。その辺に落ちていたものを、どうにかして使っている知恵と滑稽さが混在。
中央の支配に屈していない地方豪族を見るような。
意図していない個性が強烈に滲み出ている様子が、わざとらしく無くてとても心地いい。

糸島芸農 Itoshima Arts Farm
2012年03月12日

4月後半から福岡県の糸島という場所に滞在します。
ベルリンで一緒だった松崎さんが糸島の二丈町という場所でアーティストインレジデンスをしています。
松崎さんの家に行った事がありますが、自然がいっぱいで素晴らしい場所です。海が近いので釣りもできる。

今回は車を回そうと思っているんですが、一ヶ月の滞在では厳しいかもしれない。今模索中。
自分の車にあらん限りの工具を積み込んで九州まで行って、そこで考えるのも楽しいかもしれません。
やはり地元で見つけた素材で、そこを見て、そのあと考える、が自然かもしれない。

それにしても松崎さんの根気は大したものです。自分の家の蔵を改造してスタジオ蔵というレジデンスをはじめ
とうとうこんなにデカいイベントをするところまで漕ぎ付けた。
並の男では出来ない所業である。

糸島芸農 http://www.ito-artsfarm.com/

筋金入りの二人
2012年03月02日


飯島がオーガナイズした「 第1回 C.A.J. アーティスト イン レジデンス    招聘作家:篠原有司男 (しのはらうしお)・榎忠(えのきちゅう) 展覧会」に行ってまいりました。
C.A.Jは、コンテンポラリーアートジャパンという埼玉県にあるNPOでアーティストインレジデンスをやっています。

作家の篠原有司男さんとは10年程前にお会いして、飲み屋で裸になって歌う をした記憶があります。もう80歳です。今日も80歳とは思えない元気さでした。

榎忠さんは今日はじめてお会いしましたが、作品というか生き様が面白過ぎて、美術館で爆笑してしまいました。
最近になってヤノベケンジさんが作ったと思われる、榎忠さんとローズチュー(榎さんが女装)のビデオはかなりウケました。

「大阪の路上で」

(ローズチュー) あらエノチュウじゃないのよー、久しぶり元気?
(榎忠) ああ元気だよ。
(ローズチュー)まだ芸術やってるの?
(榎忠)やってるよ。おれにはこれしかないからなー。

このビデオを見ていたら、オレも頑張ってみようと思った。
日曜日の昼13時まで埼玉近代美術館の地下でやってるよ。

修理しました
2012年02月21日

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アトリエのエンジン溶接機のエンジンがかからず、使えなくなっていましたので修理してみました。
機械にはあまり詳しくないのですが、修理屋に出すと2万3万平気でかかってしまうので、とりあえず挑戦したのです。
トラバントのエンジン修理の際、手伝ってくれた庄田氏の手順を観察していたおかげで、以前よりエンジンへの知識が向上しています。
どうやらガソリンがエンジンまで届いていない様子。

コックからキャブの間が詰まっているようです。使わない時期が長かったので、ガソリンに含まれる水分で穴が錆びて詰まったようです。
キャブクリーナーやブラシで綺麗にして、新しいガソリンを注入してやりました。スパークプラグも被り気味だったので、磨いてみました。

新しいバッテリーに変え、エンジンを回してみたところ一発でかかりました。嬉しかったです。
庄田氏が「諦めないことだよ」と言っていたので、我慢して修理したんですが、自分でも修理出来た事が感動です。
経験とは尊いものですね。

使わない間はキャブからガソリンを抜いて、コックは閉めといた方がいいと知る機械音痴な自分。
こんなに長年エンジンを使った作品制作をしてきたにもかかわらず、まともにエンジンすら修理出来なかったこれまでの自分を恥じます。

女子に囲まれて
2012年02月16日

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先日の「女子美スタイル」展での久保田弘成のパフォーマンス風景です。
女子美の学生さんの写真を無断拝借すみません。

女子に囲まれるとなにか複雑な気分になりますね。「じ、じぶん。不器用なもんで・・」
でも私は約二年間、女子高で美術の教師をしていた事がありますから、緊張はありませんでした。

それにしても、1976年 旧東ドイツ製のエンジン、最近調子悪くなってきました。大がかりな修理が必要です。
混合ガソリン、2ストのエンジンなんて今時、草刈り機ぐらいです。バッテリーも6Vだし。
ドイツ製6Vバッテリーをドイツで買うと6千円程で買えますが、日本で同じものを探したら3万もしました。
ぼったくりも程々に御願致します。

女子美スタイルin 横浜BankArt
2012年02月11日

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女子美術大学の卒業制作選抜展「女子美スタイル」の会場で昨日トラバント回してきました。
御客さんの8割以上が女性だったので、キャーキャー黄色い声援というやつを浴びました。
「キャー、私も回して欲しー」と叫ばれたのは初めてです。オレ、ジャニーズ事務所入れるんじゃねえか?腹、すげえ出てますが。


オープニングレセプションにも出させていただき、挨拶をさせてもらいました。
YMOのアート・デレクターを務めた奥村靫正氏、ヴェネツィア・ビエンナーレ美術展日本館コミッショナー南嶌宏氏。と私・・・
超大物の方に混じって、工事関係のオジサンが・・・(この後、地下鉄工事の現場に行くつもりだったし、まさかパーティーとか出るとは思ってなかったんでスミマセン)

このパーティーの自分の挨拶の中で、今までやってきた中で一番黄色い声援を受けたと言おうとして
「これまで15年ほど車を回してますが・・、」と言ったとたん、そこで笑いが起こったんすけど、そこ笑うとこじゃないんですよ。

それにしても今回はトラバントのエンジンに冷や冷やさせられっぱなしだったな。修理が必要です。
手伝ってくれた庄田と飯島には本当に感謝です。
明日までこの展示はBankArtで見られますよ。

緊急告知!!& オレの夢
2012年02月08日

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(C)Shigeto Yoshioka

明後日2月10日(金)17時より、横浜BankArtにてトラバントを回します。近所の方見に来てください。

あと鬼才 吉岡滋人 によるマンガ「世界男根彫刻大会」の二回目がUPされました。
http://mohican.typepad.jp/blog/2012/02/10%E5%91%A8%E5%B9%B4%E3%81%A0%E3%83%A7%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%94%B7%E6%A0%B9%E5%BD%AB%E5%88%BB%E5%A4%A7%E4%BC%9A-.html

BBSの方から見れるようにしときます。

自分はこのようなアホだったのか、、と今更思います。

野焼きは禁止です
2012年02月01日

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とうとう寒ーい、一年で一番嫌な季節に突入中です。
我が武蔵村山 久保田組スタジオ は単管トタン工法なので、寒さがこたえます。
そのうち断熱材を壁に仕込みたいですね。

アトリエ使用者の方々が残していかれた木材がたくさんあるので、処分に困っております。
幸い私が薪のストーブを作りましたので、そこで多少の木材は燃やす事にしています。
ですが今日は量が膨大すぎるので、焚火をする事にしました。

芸術家の中には制作したあとの作品には、愛着がなくなる方も多くいらっしゃいます。
そこから生まれるモノは、作品の記憶と大量のゴミ。
その狭間で板挟みになって悩む事が多々ありますね。


とりあえず私は燃やすという選択をしましたよ。暖かいので。

芸術作品は作り手や鑑賞者の愛が無くなった瞬間、ゴミになります。

薩摩藩ウィーク
2012年01月22日

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最近妻の実家の鹿児島から、芋焼酎を5升も送っていただきました。
手に入りにくいものばかりです。家に帰って晩酌するのが楽しみです。

立川に引っ越し、古本屋が近いので3日に一度のペースで通います。
最近では何故か薩摩藩に関する本ばかりを読んでおります。

安部龍太郎 「薩摩燃ゆ」  (島津藩の財政を立て直した調所笑左衛門を題材にした小説)
宮尾登美子 「天章院篤姫」 (もうブックオフで100円コーナーにあります)
池波正太郎 「上意討ち」
海音寺潮五郎 「寺田屋騒動」

薩摩三昧。

最近、武蔵村山のアトリエに500冊以上の 久保田歴史小説文庫 を作ったので皆さんにお見せしたいですね。
宝ものだから貸さないけど。

十余年
2012年01月15日

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(C)SHIGETO YOSHIOKA

この漫画は鬼才吉岡滋人が執筆中の「セカイダンコンチョウコクタイカイ」の一コマです。
http://mohican.typepad.jp/.a/6a0133f3acc6cf970b013486cfeb7a970c-pi
十数年前に私たち二人は韓国の三渉市で行われた世界男根彫刻大会に参加し、吉岡氏は優勝、私は世界第三位になりました。
日本人は世界の中で優れている事に気がついた瞬間でした。

吉岡氏はその時の出来事をマンガ化しようとしています。本当に珍事だらけだったので、思い出すだけで涙と笑いが込みあげてきます。
日本と韓国の間に存在する複雑な心情が滲み出てくるに違いありません。
昨日、某所の記念式で君が代を斉唱した私ならわかります。

話は変わりますが、今日は私の誕生日です。もう38歳になりました。
最近、立川に引っ越しました。
我が引っ越し人生は多摩地区がいつも中心にあることがわかります。

諏訪ー府中ー小平ー小平ー小平ーパリー稲田堤ーベルリンーベルリンーベルリンーアイルランドーベルリンーベルリンー東大和ー府中ー武蔵村山ー立川

私の人生は引っ越しの中にあります。

薪ストーブ
2012年01月08日

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アトリエに薪ストーブを取りつけてみました。
というのも、使わない木材が何故か多く、処理に困っていたからです。
丸太もかなりあるんで、今後切り刻んで暖房に使うつもり。
木材をストーブに入れるサイズにするのが、結構大変なのですが、高い灯油代の代わりと思えば頑張れる。

斧を買う日も近い。

でも木はもういらないです。絶対に持ってこないでください。
今日、ジョイフルでマトロンさんに偶然会いました。

すごい形の土器片
2012年01月04日

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明けましておめでとうございます、本年も宜しくお願い致します。
一泊二日で実家の信州諏訪に戻っていました。
そして食べすぎ飲み過ぎで、体重がとんでもない事に・・・。

ダイエットの為に散歩。そして以前から縄文式土器や矢尻が出土していた畑を、ついでに散策。
めずらしい形の土器片を発見しました。宇宙人・・?
他にも沢山見つけました。さすが 縄文時代の大都会 (と本に書いてありました)です。

2012年、幸先良いです。

カタプラーナ鍋
2011年12月14日

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今日ポルトガルから買ってきたカタプラーナ鍋を使って夕飯を作りました。
この鍋は、簡易圧力鍋のようなものでかなり簡単に美味しい料理ができます。
トマト缶と魚介類、ちょっと調味料を使うだけ。

食べ終わったら、残ったスープに御飯とパルメザンチーズを入れれば、リゾットが出来上がります。
日本でもネットで通販しているみたいです。
私は合計5つのカタプラーナ鍋をカバンに詰め込んで運んできましたが。

トラバントin 花やしき 3
2011年12月01日

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photo MMFA木股さん

Ce Qui Arriveのメンツが良かったおかげで、私のパフォーマンスも展示全体も盛り上がりましたね。
組み立て協力、庄田氏、飯島氏 感謝です。

トラバントin 花やしき 2

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photo MMFA木股さん

次は横浜で回すという未確定情報があります。

トラバントin 花やしき

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photo MMFA木股さん

ライティング、ある意味ベルリンみたい。
バックは花やしき横のラブホテルです。

これから起きるかもしれないこと
2011年11月23日

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今週26日(土曜)に浅草花やしきにてパフォーマンスを行います。
夕方からの回遊式イベントです。

帰国してすぐに準備開始なんできついっすね。このチラシもらったの今日なんだけど・・。

当日券は3000円、18時30分開場 18時45分開演です。
久保田のトラバント回転は8時半以降になりそうです。

千手回転成功 in CCB Lisbon 3
2011年11月17日

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photo Yuichi Fukuda

千手回転成功 in CCB Lisbon 2

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千手回転成功 in CCB Lisbon

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photo Yuich Fukuda

とうとうその日がやってきました。
数々の試練を乗り越えて、やっとここまで漕ぎつける事が出来ました。
苦心するなかで奇跡的な出会いがあり、多くの手助けのおかげで成功する事ができたのです。
本当にありがたいです。

初めはどうなることかと思っていましたが、やれば出来るものです。
会場のベラルド美術館という場所、リスボンでもかなり有名な場所なんですよ。
土曜日にもう一度回してから帰国します。

今日オープニング in リスボン
2011年11月15日

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7時からベラルド美術館のオリーブツリーガーデンという場所で千手観音を回すパフォーマンスをします。
ヘンリームーアの彫刻の隣で回します。

テスト成功
2011年11月14日

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とうとう搬入日がやってきてしまいました。
リスボン在住 雄一くんと大阪から遊びに来た松本くんが、発泡を金銅に変えてくれましたよ。
すばらしー。
ポルトガル人、超大喜び。彼らは素材の色とかより彩色されたものをより好むことがわかりました。

そして、拾った素材を駆使した土台も完成。テストが成功しました。
御祝いに(まだ終わってねえけど)ヌヌの家でパーティー。45度の酒を一気飲みさせられました。

あとは明日組み立ててパフォーマンスを待つばかり。
なんか、宗教的にも彫刻作品的にも、やってはいけない事をしている気がしますね、今回。

行けばわかるさ(猪木)

金色に
2011年11月10日

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明日から雄一君が金色に塗ってくれます。
どうなるのか楽しみです。

観音用土台制作中

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今回もあれが無いこれが無いと苦しみ中。
観音様はかなり軽いので土台は木。元ガラス工場のこのスタジオ内で幸運にもモーターとベアリング軸受け発見。
奇跡です。

でも、プーリーとシャフトを見つけるのが難しい。買う金は無い。

そういう時に必ず、救世主が現れます。神様っているかもしれません。
リスボン在住の雄一君が大工道具一式を持ってきてくれたり、材料調達に協力してくれています。
ポルトガル人のヌヌがプーリー用にテーブルらしきものを持ってきてくれました。
雄一君がテーブルをプーリーに変えてくれました(写真右)。すばらしー。

オレはついている。

ハロウィンパーティー
2011年11月02日

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ハロウィンてなんだか知らないが、パーティーには参加した。
朝の4時まで。
ベルリンにいた時より、オレ国際化してるんだけど。

戦国in ポルトガル
2011年10月30日

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この国に来てから休み無く制作に没頭してきましたが、かなり煮詰まってきましたのでリスボンを出ました。
スペイン国境近くのMarvao(マルバオ)という村にある山城に向かいましたが、近くの街から一日2本しかバスが出ていないのでたどり着くまで大変でした。
種子島(火縄銃)ごっこも楽じゃねえ。

リスボンからバスで4時間、ポルタレグレという街に到着。ここで一泊し、次の日のバスを待ちます。
せっかくなのでポルトガル料理でも、とレストランに入りました。メニューはまったく読めないので、適当に指さして注文。
巨大な豚足(バケモノ)が出てきました。もうコラーゲンだらけ。
豚足に米とフライドポテトがついていて、あとは赤ワインでビタミンの補給というポルトガル式健康法です。
ワインはデキャンタで来るので飲みまくりました。アレンテージョワイン美味過ぎです。

次の日、小さいバスに乗って山頂のマルバオへ。
景色が素晴らしい。なんともいえん。
種子島ごっこをするのが馬鹿らしくなってしまいました。でも実際、ここの博物館に種子島(火縄銃)置いてありました。
内戦の舞台だったようです。

空がでかい。

ここに一泊しました。

でも次の日はバスが来ませんでした(インフォメーションのおばさん、ウソこかないで)。
偶然通りかかったタクシーに乗り、ポルタレグレへ。
リスボン行きのバスは7時間後らしいので、十字架がささった山に一時間かけて登り
満足したので、この間行ったレストランでワインを飲みまくりました。

おわり

千手観音製作中 in Lisbon
2011年10月25日

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最近、彫刻とか作ってるアーティスト見かけないんですが、やっぱり彫刻って時代遅れなんでしょうか。
ヨーロッパに来るたびに思いますが、あるのはビデオと写真ばかり。

スタジオを発泡のゴミだらけにして、場所取りまくってます。そして「このゴミの量は何?」と言わんばかりに眺められてます。
「そんな大変な思いをしなくても表現手段はあるでしょう」とも言われた事がありますが、私の答えは「NO」です。
肉体を使い、素材の感覚を皮膚と筋肉から感じ取らないと、作ったモノに対して自分の作品だと言いきる自信が持てないもので。
年配の方だけは、古き良き彫刻文化を理解してくれるようで、結構興味を持ってくれるけど若モノは見向きもしねえ。

彫刻らしきものを作っている人を見かける事がほとんどない。
そのうち時代錯誤な事してるのに気がつく日とか、そんなものが来るのかね。やだねえ。
オレはカダフィー大佐じゃねえぞ。

極東の島国ジパングには、こういう人間の像を作る事を大学教育として教えてるとこもあるんで
あんまりイジメないで。

6日間でここまで来たら早い方だよね。
のこぎりとナイフだけ、ニクロム無しでだよ。

リスボン ランチ
2011年10月20日

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ケバブしか食ってないと思ってる方がおられるようなので、ポルトガルの昼飯を紹介します。
今日はスタジオのオーナー、ジョセさんに行きつけのレストランに連れて行ってもらいました。
偶然にもオレが毎朝、エスプレッソを飲んでる店と一緒だった。

ジョセさんの皿は白身の魚のソテーとポテトです。
オレの皿は、豚足と牛肉の塩茹で、チキンソテー、豚の血のソーセージ、キャベツ カブの塩茹で、
豆、タラコみたいな謎の物体。雑炊みたいな米。
全部、すげえうめえ。

昼飯なのにポルトガルのワインをボトルでたのんで、オレがほとんど飲んだ。
いいだろー
いいだろー
いいだろー

いいだろー、ジョセさんのおごりだし。

キューレーター
2011年10月19日

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今日はリスボン郊外にあるベラルド美術館へ、キューレーターのマルタさんと来ました。
ここのボスと打ち合わせをするためです。何故かオレの作品だけここの庭で展示させてもらえる事になりました。
ポルトガルの景気が良かった90年代に建てられた美術館なので超巨大です。
デュビュッフェの作品(写真の中央)とかウォーホールもコレクションに持ってるような、金持ち(だった)美術館。


打ち合わせの時にボスが、エコニミッククライシスだから金が無いんだという事をしきりに言ってました。
「そうですか、私はかなり前からエコノミッククライシスです」と言ったらブチ切れられると思い、我慢しました。

それにしてもキューレーターのマルタさんは、自身はルーマニア人なのによその国で展覧会をオーガナイズする猛者です。
キューレーターという仕事は馬鹿では出来ないなと思いました。アーティストは馬鹿でもなれますが。
このあとサポートしてくれるはずの木工の会社に行きましたが、一歩も引いていませんでした。
すごく心強い。

一度も会ったことのないオレなんかをここまで引きずり出してきて、展示まで漕ぎつけました。
並みの精神力では出来ないことです。
困難な状況でも、作家と一緒に切磋琢磨して良い展覧会を作り出そうとしています。


彫りまくる
2011年10月16日

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リスボン中心地、ちょっと治安が悪そうな場所にあるアトリエ到着。アジアとアフリカの移民だらけで不思議な場所です。
何の説明もなく連れて来られたにもかかわらず、発泡スチロールだけは既に届いていました。
これから彫ります。

このアトリエは、元倉庫でジョセさんという方が、オーナーらしいです。
これからいろいろ聞き出していこうと思います。
これまでいろんなアトリエを訪れ、成り立ち等を聞いてきたので、ここでも是非。
木造二階、吹き抜け有り。

一階ではコンテンポラリーダンスのリハーサルをしてました。
貸しスタジオ的に使われている場所のようですね。

ケバブ食い過ぎで太りそうです。

リスボンに到着
2011年10月14日

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ロンドン経由で無事ポルトガルのリスボンに到着しました。
空港までキューレーターのマルタさんが迎えにきてくれ、宿まで連れて行ってくれました。
まだオープンしていないレジデンス(アーティストインレジデンスではない)なので、キッチン等は工事中。
でも快適です。自分の部屋の窓からの眺めは、この写真の通り素晴らしい眺めです。

今日は午後、アトリエに連れて行ってくれるみたいです。
自動車を回すプランがありましたが、デカイし重いし、金がかかるのでボツになり
とうとうスチロールで作った千手観音を回す事になりました。そんなんでイイのかどうか本人もやってみなければわかりませんが。

世界中から8人程の作家が集まって制作発表します。
私は一番乗りで、一番長く滞在。まともな作品を作らねば帰れません。
軽い素材で自分の作品を作品と呼べるまで持って行ったことがないので、自分でも焦りますが
新しい可能性を求めてみます。

発表は 11月19日辺りです。ポルトガルまで見に来てください。待ってます。

西成
2011年10月03日

博多から大阪に到着。仕事の関係で現場から現場へとドサ回り。
今泊まってる西成のビジネスホテル?は一泊2000円。泊まってる人は訳ありそうな人が多い。
道端に立っている怪しい男性は何かの売人らしい。この間、早朝に目が真っ赤な若い女がその辺にいたのだが、多分それを買いにきたんではないかと思う。

労働と芸術の間で心が揺れる。
芸術っていったい何なんだとここ西成で考えると、何か純粋なものに近付けているのではと思う一方
一歩間違えたらこういう生活の中にどっぷりつかって、芸術なんてものからかけ離れて行く自分をも切実に感じる事ができる。
こういう混沌とした自分の暮らしの中からも、何かしらのエネルギーを生み出す方法を探し出したい。

今月中盤からポルトガルに飛び、オレは芸術にどっぷり浸かれるはず。はず。
オーガナイザーとのやりとりの中から感じた事は、「こいつ、わかってねえな」だったが
それでもなにかを成し遂げるために、ただひたすらにヤル。

チクショー、楽してー。

薩摩
2011年09月23日

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私 久保田弘成は鹿児島県出身の女性と結婚することになり、先日鹿児島を訪れ、御挨拶をしてきました。
妻の両親と親戚の方々は日置市伊集院(すげー名前だ)という場所に住んでいます。
これから何度も来る事でしょう。

去年、田原坂、城山と西南戦争の遺構をまわったので、今回は西南戦争 薩軍戦死者の墓
南州神社に行きお参りしました。高台にある墓は総て桜島を向いて立っています。
人斬り半次郎こと 桐野利秋 別府晋介 村田新八他、若くして散って行った薩軍兵士の墓が西郷さんの墓を中心にして鎮座している様は
なんとも言えぬ力を響かせてきて異様な雰囲気です。

他に寺田屋で上意討ちされた有馬新七の墓、島津義弘公を祀っている妙円寺こと徳重神社、島津氏の別邸 仙巌園に行きました。

濃厚な日々でした。

すみません
2011年09月16日

忙しすぎてブログが書けなかったです。

10月から千手観音を回す為にポルトガルに行ってきます。

11月に浅草花やしき でトラバント回します。

うぷ

ズッコケ写真館8
2011年08月29日

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元競輪選手、勝負師Tomityは自作のArtBikeで激走!!
今回のArtPlantでは外国人アーティストにArtBikeを提供してくれています。

毎回、個性ある出演者が場を盛り上げてます。

ズッコケ写真館7

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なでしこ寺田 は今回もやってくれました。
便所サンダルと穴のあいた靴下がセンスの高さを感じさせます。

ズッコケ写真館6
2011年08月28日

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なにかをやり遂げた男。
千葉君は今回のArtPlantを盛り上げた、影の立役者でしょう。

ズッコケ写真館5

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photo 木寺憲吾

地上5メートルの高さから落ちた後でも、こんな笑顔で遊べる人がいます。
彼は「かかと というのは人間の体で一番頑丈な部分です」と海外作家に説明していました。

サッカーボールは、なでしこ寺田 のものです。

ズッコケ写真館4

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後からやってきた男、一日遅れで参加。児玉さん。

ズッコケ写真館3

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photo Kengo Kidera

スナガ軍が音を担当。音はズッコケにとって重要な位置を占めます。
前回より相当上質なサウンドが士気を高めます。

写真は北九州 木寺兄弟の弟 Kengo Kidera氏が撮ってくれましたよ。

ズッコケ写真館2

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photo Kengo Kidera

子供たちはズッコケに夢中です。

ズッコケ写真館

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photo Kengo Kidera

ちょっと一服。

落っこちましたね

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今年もヤツはやってくれました。そして落ちました。
ケガが無かったのは奇跡です。普通はケガする高さです。

ナイス着地です。

ズッコケましたね

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第二回ズッコケ軍団が無事終了。盛り上がりまくりましたね。

今回は団長も絵を作る方に回れて満足です。

明後日27日(土)。ズッコケ軍団です。
2011年08月25日

とうとうズッコケ軍団の日が来ます。

みなさん、ぶちまける準備はできているでしょうか?
私はまだできてませんが、このまま無計画に当日を迎え、テンパッた状態でホントの自分でも探してみます。

27日(土) 14時から Art Plant 2011 東大和市立狭山緑地 貯水池鳥山特設会場 にて雨天決行。

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東大和市立狭山緑地 貯水池「烏山特設会場」(東大和市奈良橋1丁目)※西   武拝島線東大和市駅から西武バス「イオンモール」行き「蔵敷」下車徒歩7分または、多摩都市モノレール「上北台」駅から徒歩20分
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待ってるよ。

ペインフル本田
2011年08月15日

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昨日、外国人作家達と一緒に材料の買い出しに行きました。
ミックはアンプ、スピーカー、中古のCDプレーヤーなど。アイリーンは木材や釘など。
パコは造花なんかを欲しがっていました。

ハードオフ(セカンドハンドショップ)にまず行ったんだけど、ヤツらはいきなり超夢中になりました。
日本製のものは中古でも貴重らしいです。
材料と関係ないものに夢中。ミックはサウンドアートに使う為、800円で大正琴とか買いました。

そのあと瑞穂のジョイフル本田に行きました。
またもや超夢中。
結局、買い出しの時間は6時間程になりました。

アイリーンが選ぶ素材に、ミックが「それ高けーんだよ、違うのにしろ」と何度も行ってます。
アイリーンはミックの奥さんです。
そして、このジョイフルって店は面白いモノが多いせいで、金がかかる。
「ジョイフルじゃねーよ、ペインフル(痛い)だよ」とずっと文句を言ってます。

夜、尾崎邸に戻り夕食。ビールをみんなで飲みながら、「くちゅぐる」(くすぐる)というパコの遊びをしました。
意味のわからない遊びです。でも楽しいです。

ArtPlant 2011 ウェルカムパーティー
2011年08月14日

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昨日、狭山丘陵の貯水池 鳥山 さんで外国人作家を迎えてパーティーをしました。
アイルランドからミックとアイリーン。スペインからフランシスコことパコがやってきて、東大和の尾崎邸に約3週間滞在します。
パーティーでは通訳の方やスタッフ、日本人作家を交えて楽しい時間を過ごしましたよ。
明日から 協働制作 、だれでも緑地内で作家と一緒に作業できます。

こんな機会はなかなか無いので是非どうぞ。もちろん無料。

ArtPlant 2011 についての詳しい内容は
www.sozo-engine.org

立川断層
2011年08月10日

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直下型地震が起こる可能性が高いと言われている立川断層。
断層上に住み、断層上にアトリエを構え、断層に沿って通勤。

夜な夜な断層に沿って飲みに行く生活をしているので見逃すことはできん。
笑いごとでねー。

山城三昧
2011年08月03日

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やっと西成を脱出しました。きっと二度と来ないと思います。
ここを好きだと言ってる人は、外国人旅行者が来てるからオシャレだと勘違いしてる人か、左翼活動家の人でしょう。
売人らしき人や立ちんボ、朝から飲んだくれて路上で寝てるオッサンが好きなら、一日1000円で泊まれる宿もあるし、来ればいいです。

ちなみにオレ達が泊まってたのは、通天閣の方じゃなくて あいりん地区 と呼ばれる方だ。

東京に帰る途中、楠木正成の 「千早城」、松永久秀の 「信貴山城」に登りました。両方とも城郭は残っていません。でも登ります。
以前からずっと来たかったもので。

千早城、まさに自然の要害。これでは10万の大軍でも攻めるのは厳しかったでしょう。
信貴山城、ほとんどが寺の御堂になっていて見つけるのに苦労しました。平蜘蛛の茶釜を抱いて爆死するプレイを天主閣跡でしてみました。

現場処理の男
2011年07月29日

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(C)クツー

夜間、超突貫、高所、どなり合い、ののしり合い。楽しい現場。
朝9時から居酒屋でベロンベロン。西成の簡易宿泊所に帰る楽しい生活。

今夜もこれから戦場に出かけます。

今日も一日安全作業でガンバロー。

巨大壁 建設中
2011年07月25日

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千葉氏、美濃部氏、高良氏、井関氏、馬塲氏、パコ氏。お疲れ様です。

デカすぎて上の方、絵が描けないとおもうんですが・・・。

パコ氏 登場
2011年07月24日

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今日はズッコケ軍団巨大壁の建設をしましたが、強力な助っ人 パコ ことフランシスコ ウルタド ガルシア氏が
スペイン バレンシアからやってきて手伝ってくれました。
バレンシア在住 遠藤研二氏の紹介で、今回のArtPlant2011に参加してくれてます。

当然、ズッコケ軍団にも出てくれます。

今回の壁、前回よりデカイです。
協力してくれた皆さん、少数精鋭でしたがかなりの出来です。ありがとうございます。

ズッコケ巨大壁 骨組み完成
2011年07月21日

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井関塗装さんの御協力で巨大壁骨組み完成です。
熱い中、本当に御苦労さまです。感謝。

今週24日(日曜日)にこの骨組みにコンパネを貼って壁にします。
御手伝いしていただければ、非常に助かります。
皆さん、ご予定いかがでしょうか?

場所は東大和市、貯水池 鳥山 裏のArtPlant2011テント周辺です。
待ってます。

それにしても、今年のずっこけ軍団は 団長自身があまり広報活動してねえから
表現者があまり集まらねえかもしれねえな。
集まらなかったら、少数精鋭でやりたい放題ですね。それも楽しいです。

ArtPlant 草刈
2011年07月17日

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今日はArtPlant 2011会場の草刈りをしました。
身の丈程の草が生えていましたが沢山の方の御協力で綺麗になりました。

ズッコケ軍団の巨大壁も、井関塗装さんの御協力で骨組みが完成した模様。
来週、骨組みに板を貼ります。

は、早い。

理事会
2011年07月10日

今日は NPO創造エンジン の理事会があったんで出ました。
理事長になってから初めての理事会なので、少し以前と勝手が違いましたが
実務をわかっていないオレを皆さんがフォローしてくれるので、とても心強い。

今回の審議事項(すげえ言い方だろー)は、主に 東京ビエンナーレArtPlant2011 について。
東京ビエンナーレ ArtPlant2011 は、オレ達 創造エンジン が主催するイベントで
今年8月に東大和市の狭山丘陵で行われます。
http://www.sozo-engine.org/category/project/artplant

今回はアイルランド人作家2人、スペイン人作家一人と日本人作家23人が参加します。
いやー楽しみですね。
8月27日にオープニングセレモニーがあって、そのあと ずっこけ軍団パフォーマンス があります。
みんな、騙されたと思って出なさい(団長)

みんな、騙されたと思ってでなさい(団長)

みんな、騙されたと思ってでなさい(団長)

オレ、人気あるかも2
2011年07月09日

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いやー、さすが芸大彫刻学科は度量がおおきいですね。
また呑もうね。

終電には間に合いませんでした。

オレ、人気あるかも

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昨日、芸大の彫刻学科で講義させてもらったんだけど、かなり楽しかったですね。
言いたい放題言わせてもらって、なんかストレス発散という感じ。この気がねの無さはなんだ?
彫刻学科というのはこういうものだったよな、と自分が学生時代の頃を思い出しました。

自分の母校の彫刻学科からはほとんど声をかけられた事がないが、他の場所に行くと
オレみたいな存在も面白がってくれる人達がいるんですね。
何が違うんだか知らねえが。

講義終了後の飲み会、久しぶりに熱いヤツらに囲まれて楽しかったです。
みんな、ズッコケ軍団には入りたくねえ とは言っていたが来てくれるみたいだぞ。
軍団には入らなくていいけど、なんかやってください。

まけるなK
2011年07月04日

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スウェーデン オーレブロー在住の日本人Nさんが、なんと向こうの新聞を送ってきてくれました。感謝です。
意外にもオレの作品はウケているようなので安心。酔っ払いも池に石を投げる遊びには飽きたようなので作品は完全な形を残しているようです。
Nさん、本当にありがとうございます。新聞は大切に保管します。

最近、ポルトガルで車を廻す計画が変更になったのでスネ気味、腐り気味のK。
この苛立ちは、8月の Zukkoke-Gundan vol.2 で爆発させるつもりです。
いつも逃げ腰なダメな街、東大和市に発破をかけてぶち壊してやるのです。割れ肌から金脈が出てくるかもしれません(出るわけねー)。

そういえば今週末、上野の東京芸術大学でKが講義をすることになっています。
あまり期待しないで欲しいです。ただ、イライラが溜まっているのでケンカは売らないでほしいです。

今日、扇風機を3台買いました。でも節電しているイイ人と思わないでくれ。家にエアコンが無いんだ。

ずっこけぐんだん vol.2
2011年06月20日

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今年のテーマ 「 でたきゃ 勝手にでろ 」

2年に一度、ずっこけ軍団な季節が到来!!!!!!!!!
1000人参加希望です。
ライブペインティング、音楽、踊り狂う等、法に触れなければなんでも表現可。

●軍団長は何も指示はしません。

人前では恥ずかしくて何もできない人、ひきこもりの人、仕事にあぶれている人、参加しなさい!!
でも軍団長は決して助けたりはしない、甘えるなボケ。
勝手に表現しろ。オレは知らん。

調和などイラン。


場所は東京都東大和市の 狭山緑地。
8月27日に決行。

関係イベント ART Plant 2011 http://www.sozo-engine.org/category/project/artplant

やりたかったら当日現場に来るか、久保田に連絡しろ。

戻ります
2011年06月16日

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リスボンでの打ち合わせが終わりましたので、一度ストックホルムに戻ってから帰国します。
うまく事が進めば良いのですが、なかなかそう簡単にはいかなそうですね。
人の認識の違いってのはやっぱり、こうやって足を運んで埋めて行くしかないものだとあらためて思います。

それにしても北欧とポルトガルのこの物価の差は何なんだ?
ポルトガル、美味いモノの宝庫ですね。単なる観光で来てみたいものです。

リスボン到着
2011年06月13日

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空港にキューレーターのマルタさんが迎えに来てくれました。
幸か不幸か今日は聖人サント・アントニオの祭で街中が大騒ぎ。普段は静からしいが、パレードでとんでもない事に。
妙な日に到着してしまった。

食事をしながら車を回す件について話をしてみたが、どこでもそうだけど簡単に出来ると思っているようだ。
車を回すって、すげえ大変な事なんだけどなあ。ちゃんとした工場があって一人で作業した場合、最低3カ月はかかるよと伝えたら驚かれてしまった。
うわー、またここから説明かよって感じです。彫刻ってのは、そんじょそこらの秀吉一夜城 現代美術とはわけがちがうんだぜ。

明日から工場探しです。うわー、またここから始めるのかよ・・・
下見しに来たのはやっぱり正解でした。

ひとつ積んでは父の為
2011年06月11日

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ふたつ積んでは母の為。

こんにちは、オーレブローで作品を完成させました。
二日で約3トンの石を一人で積み上げました。
でも、夜になると酔っ払いのファッキンマザーファッカーやクレイジーシットボーイが来て石を崩していきます。
そして池に石を投げ込んで遊ぶのです。楽しそうですが、自分の作品なので一緒に遊ぶのは無理。
今夜待ち伏せして糞どもを角材でボコボコにしてやろうかと思います。
毎朝、直すのが大変なんです。

今日はこれからオープニングパーティーなのでしこたま飲もうと思います。
明日の朝ポルトガルに行くのでベロベロにならないように注意です。

いつか来た道
2011年06月09日

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この作品、まさか地球の裏側で再現する日が来るとはね。
車に石を詰める作品は10数年前に神奈川の藤野で作ったんだけど
こんな日本人が誰もいない場所から作ってくれと言われるなんて、本当に不思議です。

キュレーターから「今日は石が来ないから制作は明日にしようぜ」と言われ、早くしろよと思いつつ
ホテル(とみんな呼んでるけど単なる民宿)に帰って洗濯。
その後、ヒマなので自分の作品を置く場所に行ってみた。
何故かオレが細工した車と石が既に運び込まれている。「意味わかんねー」
しょうがないので夕方7時半だけど、日が沈むのは11時だから石の詰め込み開始。

途中で 元日本人 という年配の日本語を喋る方が現れた。朝鮮を植民地化していた頃に日本語を覚えさせられたという。びっくり。
一週間ぶりに生日本語を聞いたので、お話しを聞いてみたのだけれど、かなり博学の方です。
ヤマトというのはミャンマー語 山の人 という意味と合致する事や、朝鮮の壬那(みまな)はミャンマーとも読めるとか
大和朝廷の起源はミャンマーから渡ってきたのではという説を唱えていました。
スウェーデンだよな、ここ。

奥さんに急かされて帰ってしまったけど、もっと御話をお聞きしたかったです。

電気自動車
2011年06月05日

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車の中に石を詰める作品をリメイクします。
もらった車は、スバルの軽自動車を改造した電気自動車。
苔むしてとんでもない事になっていたので、高圧洗浄機でキレイにしました。

昨日は湖にみんなで泳ぎに行きましたよ。
スウェーデンには大小の湖が9万個くらいあるらしいのだが
上空から見たかんじでは、なんかの模様のように見えるほど多い。
一つ一つに名前があるらしく、スウェーデン人は自分の秘密の場所を持ってるらしい。
自然を大切にしようという気持ちは国全体で盛り上げているそうだ。
健康的です。
列島を改造しまくってきた日本とは全く違う、手つかずの自然が残ってます。

電気自動車にも「電気と植物油で走るエコな車」みたいな事を書いてます。
日本では電気と言えば原発の話になるが、ここではそういう話にはなかなか結びつかない。
水力、原子力で電力をまかなっているようなのだが、災害が無いし人口が少ないから切実な問題にはならないんだろう。
それでもチェルノブイリ以降は国民投票で新しい原発は作って無いらしいけどね。

日本は、こんなひでえ目に会っても、地下に原発を作ろうと言う政治家が出てくる始末。
理解不能。

とりあえずこの車にスウェーデンの石を積める予定です。

ボルボ の工場
2011年06月03日

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オーレブロに到着したけど、あいかわらず材料がすぐに手に入らねえぜ。
でも、材料が来ないなんて文句を言うほどオレは乳臭くねえよ。
そこにあるものでなんでも表現するんです。

今日はヒマなのでコロンビアの作家の手伝いをしました。トラバッホ(スペイン語で 仕事 です)
オレはトラバッホが大好きです。メキシコに行ってた時に覚えた言葉、すげえちょっとだけ役立ちました。
スウェーデン人、単なる職人でも英語しゃべります。すげー。
英語教育の本気度が日本とは違うんでしょう。

作家達が制作している場所は、ボルボの空き工場(写真)です。
ボルボ回させてくれねえかなあ。今はまだ無理だろうな。

それにしても自民党って間抜けだよなあ。プププって感じ。ばーか。
本当に石にかじりついても続けると言ってた菅が、本当に続けているぜ。すげー。

ストックホルムに着いたよ
2011年06月01日

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スイス経由でスウェーデンの首都ストックホルムに夕方到着。
夕方っつても22時現在、外はまだ明るいです。

飛行機が嫌いなのですが、これに乗らなければ自分の人生がままにならないので我慢です。
機内で赤ワインを小瓶で5本ほど飲みました。

さすが北欧、物価がメチャ高いです。成田で両替したスウェーデンクローネ、もう無いんですけど、どういう事?
明日、オレブロという街に行くんだけど先が思いやられる。。。
ホテル代、バス代、ケバブ代だけでそんなにするかい、ふつう?

スウェーデン、湖多いんだね。

スウェーデンに行ってきます
2011年05月29日

火曜日から制作の為にスウェーデンのOrebroという所に行き、現地の美術館で展示をします。
車に石を詰める作品を作る事になっていますが、現地で材料の手配がどうなっているか心配です。
事がすんなり行く事は、海外ではほとんど無いので不安が一杯ですが、どうにかなるでしょう。

(日本の美術館からは無視されているのに、外国の美術館は呼んでくれます。不思議です。)

スウェーデンでの制作終了後にポルトガルのリスボンに行って、廻車作品制作の打ち合わせをします。
両方とも初めて行く国なので楽しみです。

(日本の美術館からは無視されているのに、外国の美術館は呼んでくれます。不思議です。)

いやー楽しみだ。

(日本の美術館からは無視されているのに、外国の美術館は呼んでくれます。不思議です。)

ほんとに楽しみだ。

(日本の美術館からは無視されているのに、外国の美術館は呼んでくれます。不思議です。)

世の人は・・・
2011年05月22日

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Kは伊豆某所、ある御方が黒船に乗り込もうとして捕まった場所にたどり着きました。
身が引き締まる思いです。
そんなつもりでこの地を訪れたのではないのに、何故か必ずあなたはいます。

今月末、私も渡海を企てることにします。行ってきます。

世の人は我を何とも言わば言え 我が成す事は我のみぞ知る(龍馬もここに来ています)

ART PLANT 2011 宴会
2011年05月15日

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今年の夏に東大和 狭山緑地で行われるART PLANT2011。昨日、全体会議&宴会がありました。
Kは、理事長&ズッコケ軍団長&宴会盛り上げ係として出席しました。
助成金がいくつか取れているという素晴らしいニュースがありました。
情熱はあって当たり前。その後は金がモノを言う。
長崎さん素晴らしいです。

ズッコケ軍団に、和太鼓奏者の小玉さんという方が参加してくれる事になりました。
これはスゴイことです。絶対に盛り上がります。

宴会では、あまり皆さん飲んでいなかったのですが、K周辺だけ熱燗をがぶ飲み。
今朝、貯水池鳥山さんまでチャリで車を取りに行きました。

今日は国分寺Roofの塗装工事をしましたよ。遮熱効果のある塗料を秦先生と塗りました。
是非、国分寺Roofに行って外壁を見て下さい。そして食事や美味しい御酒をどうぞ。

タケノコ防御壁
2011年05月08日

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毎年GW辺りはタケノコが大発生します。ヤツらは誰も気がつかない間に地中へ根を伸ばし
とんでもない所から顔を出すのです。
K.G.S.は元竹林ですので、この十数年タケノコゲリラ軍と戦ってきました。
フキ畑だろうが茶畑だろうが容赦なくH2ロケット型タケノコが出現。
見た眼がデカイだけで、中身に食べる所はあまりない。

去年、隣の竹林との間に鉄板を埋設したので今年は大丈夫です。
でも鉄板と鉄板との小さな隙間から、細い笹の様なタケノコゲリラが侵入。しぶといです。
自然を征服したようなツラをしていると、エライ事になるのです。油断はできん。

こんなタケノコを見つけたら、私は容赦なく蹴り倒します。
共存を試みた時期もありましたが、それは無理だと悟りました。
地中には先がドリル型をした太い根が、日夜密かにK.G.S.せん滅計画を進めているのです。
地上に出てきたタケノコは、東京湾アクアラインの 浮島換気口 のようなものにすぎません(わからんかなあ)。

理事長になりました
2011年05月01日

この度、Kは NPO法人 創造エンジン理事長に就任しました。
仕事と制作に追われているので、三足のワラジはかなり厳しいですが
皆さんの御協力の上に乗っからせてもらおうと思っています。
今年は東大和市で ART PLANT2011が行われるので、それに向けて頑張っていきましょう。

ズッコケ軍団、参加者募集中です。

Hちゃん(その2)
2011年04月26日

写真家の小林紀晴さんが綴る、アサヒカメラ.net「カメラで会いに行く」に謎の人物Hちゃんが再び登場です。
H自身が自分でも気がつかなかった事が、こうして見るといろいろあるのだなと思います。
http://www.asahicamera.net/info/blog/detail.php?idx=193

最近のHは、次のステップに向けて日々1センチ前進を心掛けています。
三日で3センチも進みます。すごい事です。

自分でやる時代
2011年04月21日

Kは某所で、今年の夏の暑さに向けての断熱工事を頼まれて、ここ数日やらせてもらっている。
天井の梁に軽天で骨を作り、そこに断熱材を敷き積めてから石膏ボードでふさぐ工事だ。
オレはそんな工事の専門家ではないが、理屈はわかっているのでやれないわけはない。
わからなくても、少しの経験とネットの力でどうにかなるものだ。

ドイツに滞在していた時、ほとんどの一般人がそのくらいの事は自分でやっていた。
ガスや水道の配管、電気の配線、自動車の修理まで自分でやるドイツ人はかなりいるし
材料を売る店も、そういう人達に対応するサービスが普通に行われていた気がする。

日本はどうだろうかと考えると、自分の出来る範囲を勝手に決めて、業者に無駄にお金を払っている人が多すぎる。
自分でやろうという人は、それほど多くない。

国内でも最近はホームセンターが充実しているし、専門的な材料も小売する店がどんどん増えている。
自分で家を建てる事を、「セルフビルド」とか言うらしいが、わざわざ横文字で言う必要はない。
自分自身でやるという事だけた。
そんな日本人は、かつて沢山いたはず。わざわざカッコイイ名前やスタイルに置き換えないと、そんな事もわからないらしいけど。

そういう環境が増えてくれば好奇心も旺盛になって、個人の知識や経験がもっと生きてくるはずなんだがね。

小林知久が新市長になります
2011年04月18日

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我らアーティストの味方、NPO法人 創造エンジンの創設理事でもある 小林知久 氏(無所属33歳)が
東大和市の市長選挙に立候補しました。
惰性で続けている死にかけの爺さんにやらせるより、この人に市長になってもらった方が、未来は確実に明るいと思います。

今年東大和市では ART PLANT2011 が開催されますが、前回前々回と中心になって活動してきた彼が市長になったら
アートを取り巻く環境も、市民の意識もエライ変わると思うんですがね。

Kは仕事帰りに、駅で演説している小林さんの応援に駆け付けるつもりです。
がんばれ小林知久!!

4月というのは
2011年04月15日

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なぜ毎年こう憂鬱になるのでしょうか?
震災のボランティアにも行けてない自分が後ろめたいのでしょうか。
新居に引っ越してきたとたん、仕事も減ってきましたね。
最近ビデオ屋で借りたDVDは、「Dear ピョンヤン」「靖国」「Hitlar 我が闘争」。
最近読んだ本は「八丈島流人帳」「青い空 幕末キリシタン類族伝」「中世奇人列伝」。

Oh、私は病んでいる。
KGSの近所の農家のおじいさんに訪ねてみたところ、「人生で楽しい事は二割で、あとは苦労だよ」と言われた。
そんなものですかね?
そういえば最近、下ネタすら自粛している。

こんな事ではダメだ。
よーし、明日から会った人に「最近楽しく せっくす してますか?」と、笑顔で話しかけてみよう。

連日の助っ人
2011年04月09日

おとといは秦、昨日はMatronさん。今日は親父と連日KGSに来てくれました。
断熱材貼りと電灯、防雨コンセントの取り付けが主な仕事の内容。

そして、それに伴って発生する飲みが連夜続いております。
歩いて一分の場所に和風レストランがあるんで、そこの常連になりそうです。

KGSは日に日に設備がマシになってきてます。信じられんです。
近所に引っ越してきて良かったです。
スウェーデンから連絡が来ねえなあ。

コートジボアールに住んでいる加藤から返事が来ました。
津波も原発も大変だけど、戦争はものすごく悲惨なものだと言っています。

寒竹城
2011年04月06日

最近仕事で 寒竹(かんたけ)君という人と出会った。
彼は普段の様子を見るとかなりアホだが、最近になって意外と知識がある事が判明した。

彼の話では、北九州門司の山の中に 寒竹(かんちく)城という城があったらしい。
今は九州自動車道上り、吉志パーキングエリアの従業員出口辺りに城址の石碑があるという。
まさに廻船山(門司駅裏手の山)に位置する。
この何とも言えない偶然に軽い驚きがあった。あほの寒竹君に感謝。
あほのくせに、ヤツは麻生氏が鎌倉時代から九州に武家として存在していた事も知っていた。
あほのくせに。

今度会ったら、「カンチクチクチクビ」と言って話しかけてみようと思う。
あと、次に北九州に行く時には必ず寄ってみようと思う。

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寒竹城は 門司氏の5支城の一つ

(若王子・三角・金山・吉見・寒竹)

一族にそれぞれに領地を与え

門司親胤が吉志郷を領した

当時は、寒竹山に陣屋を置いた事と考察され

南北朝時代に入ると付近に要害を取り入れたという
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Hちゃん 登場
2011年04月02日

写真家であり「Asian Japanese」他 著作も多い、小林紀晴さんの「カメラで会いに行く」(アサヒカメラ.net)
に謎の人物Hちゃんが登場です。

http://www.asahicamera.net/info/blog/detail.php?idx=183

あと二回登場するので皆さん御期待下さい。

KGS断熱作戦
2011年03月30日

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去年の夏の暑さは忘れられませんね。今年の夏の為にKGS第三スタジオの天井に断熱材を貼りました。
大森壮一郎氏に断熱材を提供していただきました。本当にありがたいです。感謝です。
下地を作らないで貼ったので見た眼が悪いですが、確実に断熱効果があります。
第二スタジオにも同様の工事をする予定です。冷房の為の電力が削減されるはず。

話は変わりますが、5月から6月にかけて北欧スウェーデンに行って制作する事になりそうです。
8月には東大和でArtPlant2011があるし、それ以降はポルトガルで制作です。
なかなか経済活動をする時間が無い(ビンボー、ビンボー、ビンボーボー!! どうなることやら)

ArtPlant2011 ズッコケ軍団 参加者募集中!!

(ケツを割られても、金が無くても、一人になっても私はやります。あなたもヤリませんか?)

墓参
2011年03月27日

仕事の方が忙しく、今月中旬に取り行われた祖父の法事に行く事ができませんでした。
なので今週末、諏訪に帰り墓参してきました。
震災後、まわりの景色が今までと違って見えるのは自分だけではないと思うが
久しぶりに帰った故郷は、今の自分にとってこれまでになく温かく感じるものでした。
誰しもが少なからず今の状況に緊張している。家族はそれを和らげてくれます。

祖父は第二次大戦時、トラック諸島にいて物資が届かず悲惨だったという話を聞いたことがある。
戦後日本に復帰して、失意の時代から右肩上がりの時代を走り抜けた。
そしてこの震災を経験する事なく亡くなった。
今の高転びした日本の状況を祖父はどう感じるのだろうかと、祖父が埋まっている地面を見つめながら思った。

明日から、KGSの天井に断熱材を貼る作業を開始します。

my 新居
2011年03月21日

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やっと自分の家の引っ越しに手がつけられるようになりました。うれしいです。
ボロいですが広いです。スタジオスペースがあるんで、簡単な作業ができます。
この間までの四畳半アパートに比べると家賃は1,5倍ですが、広さが7倍。信じられんです。

しかしながら、大家さんが自分でリフォーム(超素人流)。
職人の端くれKも、この下手糞自己流リフォーム術には相当まいっています。どうしたらこうなるのか?ツッコミ所満載。
Kの新居に来る方、誤解しないでください。これはオレがやったんではねーんです。ホントです。
オレの方がまだデリカシーがあります。

この写真に写ってる配管、原始人級の技。なんか細い番線でグルグル巻きにして固定(オレがやったんではねーんです)。
でも、ここはオレの新居。快適なライフをこれから楽しみます。

偏見
2011年03月19日

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ねずみ地獄から逃亡してきました。やっと自分の正常な日常に戻れそうです。
拘束中に某所ラーメン屋で見つけた記事です。時代がKに追いついてきた気分です。
ちんこへの偏見もなくなれば良いと思います。

今回の事で人の意識は大きく変わると思います。

買い溜めをしてはイケません
2011年03月14日

おい、日中ヒマなジジイ。ガソリンをタンクとかに入れて買い溜めすんな。
ジジイ、よけいな事すんな。

オレなんて千葉の缶詰アパートにテレビが無いから、そんな事も知らずに困ってるぞコノヤロー。
ヒマジンは忙しくねえんだから、買い溜めなどせずに大人しくしていなさい。

被災者や、オレの様な本当に忙しい人が困っています。余計な事すんな。
つまらん買い溜めをしない事。それが我欲の塊のテメーが出来る唯一の善行だ。わかったか。

かえりてー

現在、千葉某所海抜5メートルの場所で仕事中。
いいかげん、家に帰りてえ。
いいかげんにしろ、このやろー。

ネズミのオバケ
2011年03月10日

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救世主 吉本伊織君が某所のボクの作品群を移動してくれました。感謝。
彼は某所に住んで、創作活動をしています。

Kは某所近くで、ネズミのオバケを作るのに追われています。
資本主義社会ってホントに恐ろしいモノです。
早く家に帰りたいです。
昔、誰かがつぶやいた迷言 「みんな、もっとホントの自分を演じようよ!」(演じたくないです)
な、気分です。

とにかく、早く帰りたいです。伊織くんありがとう、マジで助かった。

酔磨来(よっぱらい)
2011年03月05日

千葉某所の居酒屋 酔磨来 二階アパートに生息中。しばらく帰れない予定。
オレは働き者だー。

酔磨来のマスターに気に入られ、ボトルをタダで一本入れてもらいました。
千葉って本当にヤンキー率高いということがわかりました。

屈折した欲望
2011年02月26日

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Kの行く道は果てしなく遠い。
がれきの果てにドイツから運んできたトラバントが(奥の白いシートの中)。
只今、ユンボで道を作り救出作業中。

残念だが洗車機は明日バラバラにして捨てる事にします。
マネーさえあれば、広い土地を確保出来るのに。
まとまったマネーを手にしたら、自分の制作の為の環境を整えます。

でも、制作環境を整える為に費やしている時間が、多すぎねえか?
多すぎねえか?
多すぎねえか?

カウンター越しに、裸のホステスが着た紙エプロンに3000円で水鉄砲かけるプレイしているオマエ。
オマエの欲望は完全に屈折している。

(オレはやってねえ)

リサイクル
2011年02月20日

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地上3メートルの梁から落ち、全身打撲中のKです。明日には治ります。
これからは気を付けます。

今日は新しい御友達を紹介します。武蔵村山から来た リサちゃん と イクル君です。
リサちゃんの頭部、なんかエッチです。イクル君は瓶なのでビンビンでイクるわけです。

村山KGS では、ゴミの捨て方をもっとマシにしたいので、使用者の方々は武蔵村山が配布する
リサちゃんとイクル君出演の「ごみ収集カレンダー」をちゃんと見て下さいね。

重力
2011年02月18日

地球上のすべてのモノが、地球に引っ張られているんですね。
オレだけは違うと思っていたのが間違いでした。

今なら誰でも K にケンカで勝てます。

明日の再起を図り、今夜の睡眠に気合い。

久保田二つの間違い
2011年02月15日

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今日は家の引っ越しの為の契約金(すげー高い)を払ったせいか、気が動転。
不動産屋のオヤジが悪人にしか見えない日でした。
オヤジも、さすがに悪いと思ったのか契約終了後に500円を K に渡し「コンビニで何か買って下さい」。(なんじゃそりゃー)

敷金とか礼金って何なん?非道いシステムだ。
墾田永年私財法が出た時に頑張ったヤツの子孫だけが、ずっとイイ思いするのは良くねえな。

午後、村山K.G.S 第四工房がほぼ完成。
粉とかニオイが出る作業の方はココでやってもらいます。
やったー、終わった。

と、おもいきや雪解けのぬかるみに4WD愛車がはまり、和田&千葉 両先生に助けてもらい脱出。
強引に畑の中に車を乗り入れたKが悪いのです。(間違い一つ目)

帰路、ラーメン二郎 という店に入り 大ラーメン を注文。
とんでもねえ家畜のエサのような量のラーメンを、カウンターにいる誰よりも早く食べきる。
多分、もう来る事はない。
スタ丼大盛りと勝負できる量です。太麺がスープを吸いこむとヤバい事になると思ったので、ペースを速めました。(間違い二つ目)
こんなものを肉体労働者でもなさそうなヤツらが食いに来ている。こいつらバカか?と思った。
村山ホープ軒が健康食品に思えました。

今日は自分の家に戻って大人しくしていないと、絶対に何かイケない事が起こると感じ、家に避難中です。明日の朝4時起きだし。

今すぐ溶けろ
2011年02月14日

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邪魔なんだ雪、てめーコノヤロー。あと2秒で溶けろ。
人の邪魔ばかりしおって。
人がラーメンを食べている隙をついて積もるとは、東京の雪のくせになかなかやる。
これじゃあ明日、作業が出来んじゃないか。ばか。

昨日、浅草橋マキイマサルファインアーツに用事があって行ったんですが
魔の手にはまってしまいました。ギャラリーの佐藤さん&木股さん そして個展中の作家 小山くん&下川さんと
気がつけばベロンベロンに・・・
1ミリグラムのタバコを吸っている小山くんに対し 「乳首大好きオッパイ野郎」と言った事を後悔しています。

ちぇすとー

(雪さん、ボクが悪かったです。止んでください、おねがいです)

引っ越します
2011年02月12日

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今度、K.G.S の近くに引っ越そうと思います。ほぼ決めました。
さすがに今の四畳半の部屋は厳しいんで、作業の出来る家を借りるつもりです。

「多目的スペース」と書いてあったので見に行ったんですが、謎の棚がありました。
中に大家さんのビンテージバイクが入っているらしいです(なんじゃそりゃー?)
家の中は素人がルールを無視した内装を施した感じです。
断熱材に直接、壁紙を貼るという革命的な工法もあみだされていました。
私が直します(なぜ?)。

おー、神よ。いつになったら作品を作るところにたどりつけるんですか? おー、神よ。
私は大工さんではありません。雪の中でK.G.S 第四倉庫も建設中です。

OH 神よ(今日は某所でボイラーからの温水と水道管を接続し、混合水栓を取り付ける仕事をしました)。
はやく本当の アーチスト になりたいです。


新居、場所は内緒です。(ヒント  村山K.G.S の近くです)

雨よ降れ
2011年02月06日

今日はナント、村山K.G.Sに二人も見学者がいらっしゃいました。
そして御使用決定です(祝)。
この数週間で三名の方が新規使用される事を決められました。
他に一名の方に今後、御案内予定です。
去年のK.G.Sガラ空き状態は何だったのですか?
わからねー、世間というものはホントにわからねー。

豪華な大学の設備に慣れた卒業生の方には、K.G.Sが縄文時代から中世にかけての状態に
思えるかもしれませんが、これが現実なんでスミマセン。
良い環境が作れるように日々努力いたします。

(今年の目標)

・夏までに屋根に断熱材を入れる
・第四工房の完成(倉庫にするのはやめます)
・第五工房の骨組みと屋根に着手
・第一と第二をつなぐ通路の完成

人員一名、健康状態良好です。

注意事項としては、自分もアーチストだって事を忘れない事(ほぼ忘れかけています)

今日は、雨水タンクの水が中央まで来るように配管しました。でも、雨が降らないのでタンクが空です。
やばいです。でも朝、農家のおじいさんに K は褒められました。

今日の弁当
2011年02月04日

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最近、現場で注文する弁当を食っているんだけど、静岡県恐るべし。
玉子焼きを丸ごとコロッケにしてる(右上)オカズ発見。
中国人が、モチの中に大福を入れて食うのの次に素晴らしい料理ですね。
ドイツ人がソーセージにカレー粉をかけて威張っているのと同じくらいスゴイです。

明日東京にもどります。
日曜日、K.G.Sに行きます。
近いうち、多分K.G.Sの近所に引っ越します。

K.G.S倉庫 完成間近
2011年01月30日

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屋根まで出来たのに、忙しくて壁が張れなかったK.G.S倉庫。
昨日、一面だけ壁を張りましたが疲れていたのでヤル気が出ませんでした。
残りは来週の週末になるでしょう。来週には絶対に終わらせるつもり。
使用者の方々の作品や材料を保管する場所です。

現在空きがあるので何人か入れますよ。
屋根に断熱材を入れるので、今年の夏は少しは暑さが和らぐでしょう。

ワークマン
2011年01月26日

ヤル気湧く湧く ワークマン

行こうみんなで ワークマン

やっぱ、吉幾三ってすごいな。

怪しい写真 入手
2011年01月19日

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タレこみ屋 MATより

(タンバリンを叩きながら密談中)

ステフィー「あんなにかわいいイルカを食べて、かわいそうだと思わないの?」

K 「醤油に漬け込んで干し肉にすると最高なんだよ」

MAKIIMASARU FINEARTSまで足を運んでいただいた方々、どうもありがとうございました。
昨日、搬出が終了しました。
北九州からFU.川端さんがいらっしゃったので、マトロンさん、YUYA理事長、ステフィーと飲みに行き
そのままカラオケに行ってしまいました。
ステフィーは日本語がわからないので、みんな無理して英語の歌を歌いましたよ。
We are the world 全員サビの部分しかちゃんと歌えてません。

私は車だったので、そのまま車中泊しましたが毛布がもう一枚必要ですね。
今日は午後まで二日酔いでした。
とにかく、どうもありがとうございました。

来ていただいたのに会えなかった方、申し訳ございませんでした。

夕方、青木野枝さんの飯能のスタジオ「クマタマ」に行ったぜー

イルカ醤油干し
2011年01月15日

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知能が高い?
へえ、それは凄いね。

けっこうイケます。
1月15日、今日が本当の 成人の日 です。戻して下さい。
(静岡県某所にて)

違いのわかる男
2011年01月12日

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今夜 Kは壊れかけているので、日記をふたつも書きます。

これはオープニングの光景です。
大駱駝艦の むかいくもたろう さんと 天才映像作家 Matron さんです。
どっちが くもたろうさん か Matronさんかは内緒です。

どちらかが 若松コブラ を持っています。

今夜は疲れ果てているので、徳永英明のレイニーブルーを聞きながら、太平記を読んで寝ます。

個展開催中

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こんばんは、Kです。
今、浅草橋マキイマサル ファインアーツで個展開催中です。
ドローイング、ポスター、ポストカードが バカ売れ中です!!
いやー、まいった。ホントにまいった。

にもかかわらず、Kは静岡県某所で 3K中。
この日記を書くのでさえ、気力を振り絞っております。
明後日はKの誕生日。
最近、体力の衰えを感じますが、そんなものは てく肉(テクニック) でカバーです。

これからはホルモン てく肉 です。
てく肉 を知らない人は、うぃきぺでぃあ で調べなさい。
多分調べてもわからないとおもいますが、そんなものは てく肉 でカバーするのです。

浅草橋マキイマサルファインアーツに行けば、あなたにも てく肉 の意味がわかります。
いや、わからないかもしれない。

そんな事よりも K と一緒に、エッチな事を考えませんか?

個展 搬入中
2011年01月06日

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撮影Matron

ただいま「廻船仁義 北九州漁船大回転」 展 搬入中です。
実際の船は持って来れませんが、FU.川端 & Matron 撮影編集の映像が見れます。
あと映像の中で「ドローイングなんかしてる場合じゃねえ」というドローイング達が待ってます。
ポスター、ポストカードなど品ぞろえ十分です。
これはKを取り巻く、影のプロデューサー様方(何人かいる)あってこそ成し得たものです。

今日は、ギャラリーにあった台座を白いペンキで塗りました。
そしてアトリエから持ってきた作品も、ついでに白く塗るという荒業を敢行しました。
塗る という行為は、今までのアラを何事も無かったかの様に、覆い隠してしまうんです。おそろしー
自分の人生も塗りたくりたくなる事がある(なんて事ー)

8日(土) 17時から浅草橋マキイマサル ファインアーツ でオープニングです。来てください。
あなたの人生も白いペンキで塗りたくってあげてもイイですよ。

新春 久保田弘成展 のお知らせ
2011年01月02日

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(撮影 FU. Photo & Design)
(協力 特定非営利活動法人 創を考える会 北九州)

毎年恒例 新春 久保田弘成 展 を浅草橋マキイマサル ファインアーツで開催します。
「廻船仁義 北九州漁船大回転」

1月7日(金) から1月18日(火)まで
会期中無休 11:00-19:00 最終日 17:00まで
オープニングパーティー 8日(土)17:00-19:00 ((7日じゃないので間違えないで下さい))


マキイマサルファインアーツ 1F
111-0053東京都台東区浅草橋1-7-7
tel 03-3865-2211
URL http://www.makiimasaru.com

ドローイングとかポスターの販売もあるよ!!

ぼく、サンタさんだよー
2010年12月25日

今日は、昼夜2現場だよー。
別にツラクなんてないよー。

みんながクリスマスを楽しんだ御片つけの御仕事だよー。
ボク、壊れてなんていないよ。

エラい人も見ているよ、このブログ。
ぼくは壊れてなんていないよー。

トラバント ピンチです
2010年12月20日

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昨日、某所トラバント置き場に行きましたが、周りにゴミを置かれピンチです。
一緒に捨てられない事を祈ります。
ちなみに北九州の漁船は諸事情で廃棄が決定しました。ヒー

やはりKの作品は時代に逆行しているらしく、邪魔モノになってしまうんですね。
しょうがないです。
ベルリンからわざわざ持ってきたトラバントは絶対に廃棄しませんが、不味い状況です。

次の移住先、どこにしたらイイんですかねえ?まいったなあ。
最近楽しいニュースが無くてスミマセン。ゆるして

現場だーいすき
2010年12月17日

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昨夜から静岡某所に滞在。年末まで現場作業です。
船を回す為に取ったユニックと玉掛けの免許、こんなところで役にたっています。
今度、フォークリフトとアーク溶接の講習も受けようかと思います。

免許など無くても、覚えれば誰でもできるんだけど、最近の社会は安全第一なので紙がなければ認めてはくれません。
紙があっても認めてくれない所もあります。
この日記、長年続けてきましたが、意外なところでKの足をひっぱってくれます。
下ネタや●●のバカ野郎といった下品な事を書いていると、知らないところで調べられて
素行の悪い人間だと思われます。

だから下品な事はこれから書かないように心掛けようと思います。
文化的で上品な話題を提供するブログに変身!!

来年のもくひょう。
爽やかな男Kになる(ぷぷぷ)

何の進歩が
2010年12月12日

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今日、K.G.S新倉庫の屋根を張りました。
気がつけば、10年経ってもKは10年前と同じような事をしています。単管で小屋を建てています。
K.G.Sは確実に環境が良くなっていますが、K自身の制作環境は何ら変化が無い気がします。
ホイスト付きの大きな自分用アトリエで制作してみたいです。

Kはムカついています。いらついています。
最近コケにされまくりです。俺はコケではありません、人間です。

でも、それでイイんです。

イイんです。

古本屋 in 三島
2010年12月09日

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通路、歩ける幅じゃないんですけど・・

仕事後に居酒屋に行くと金がかかるので、本屋へ。
安い本ばかり買うK。ブックオフとかでは見たことない本がちらほら。
そしてココは激安。

新 悪の論理 倉前盛通 300円
太平記紀行 邦光史郎 100円
さらばモスクワ愚連隊 五木寛之 80円
ドキュメント狭山事件 佐木隆三 80円
ドキュメント婦女暴行 飯干晃一 150円
淀どの日記 井上靖 200円

見たこと無い順に高い。
それにしても自分が選んだ本を見て、何なんだ・・・?と、おもうこの頃。
あいかわらずドキュメントばかりで小説が読めないK。

とにかく店内で地震こなくてよかった。

三島
2010年12月07日

三島といっても由紀夫ではねえよ。
野暮用で静岡の三島入り。ビジネスホテルに到着だ。

ビジネスと言うだけあって、職人しか泊まってねえぞココ。
これから街にクリだして、良い居酒屋を見つける為に努力します。
それが先遣隊の役目です。

これからしばらく、自分がアーティストである事など忘れます。
場所、場合によって自分の立場を100パーセント変える。
それがプロです。ぷろふぇっしょなる です。

理事になりました
2010年12月05日

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昨日、車の中で寝て家に帰れなかったKです。忙しいです。
今日はNPO創造エンジンの総会に出席しました。
前理事長 山田ユウキのスピーチを聞きながら、もらい泣きしそうになったのは、Kだけじゃないです。

新理事長はナント!! ユウヤです。ウケます。あんな馬鹿でも理事長になれるのです。
そして何故かKも理事になりました。エライ人になった気分です。
僕らのような貧乏人でもエライ人になれるのです。

飲み会の最中、パネルディスカッションをしましたが、酔っ払いどもは人の話など聞いてはいません。
みんな聞いていないので、マイクで 「うんこっ」 と言ってみたところ少しウケました。
でも隣が長崎さんだったので二人でヒソヒソ話など出来て嬉しかったです。

プロ雀士 井出
2010年11月30日

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最近労働ばかりして日記をおろそかにしているKです。
高校の友達でプロ麻雀士の 井出 がプロの大会で優勝しました。井出、おめーすげえな。

高校で理数系のクラスにいたオレ達ですが、ヤツは数学が好きみたいでした。
オレは嫌いだったが。
授業をサボって近所の O原賢一 の家でよくみんなで麻雀をしていました。やがて井出はプロになり、とうとうテッペンを獲ったのです。
信じて続けていれば必ずイイ事があるのです。ヤツはすげえと思います。

Kも見習って努力しなければなりません。最近、Kはツイていないです。
要するに努力が足りないのです。

今月、関東で二人も偶然にヤツ以外の信州人に会ったんですが、どういうことでしょうか?
何かの前触れでしょうか。
井出、オマエからパワーもらったぞ!!オレも優勝するまでがんばる。

ケンカは嫌いです
2010年11月23日

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こんにちは、平和を愛する男Kです。
ボクは喧嘩が大嫌い。(なんちゃって)

今週27日(土曜日) 19時から、吉祥寺Art Center On Going で対談をやらされます。
K.G.S使用者でムサビ卒の松井クンと他二人が、ここで展示をしていて、その関係で。

対談の相手は、Kのムサビ時代の同級生、深井と冨井です。
そんな同級生同士の話なんか聞いて、何がおもしれえのか知らないけど入場料1000円 ドリンク付きです。
Kと深井冨井は、仲がぜんぜん良くないです。お互いに陰でバカ、アホ、チ〇ポと悪口を言い合っていました。
きっとムサビの学生さんはKの事をバカ、アホ、チ●ポと思っているかもしれないです。
だから、とても気まずい対談になること間違いなし!!!!
(やだなぁ、オレは完全アウェーだよ・・・)

でも一説によれば、リアルファイトを生で1000円なら安いとの情報あり。
Kは紳士なのでケンカなんてしませんけど。
とりあえず土曜日は仕事帰りにOn Going入りします。
皆さんもKを助けると思って、どうですか?

平和を愛する男K

I love 肉労
2010年11月22日

肉体労働、それは男達のドラマ。

肉体労働、それは男のロマン。

肉体労働、それは男の突破口。

---------------------------------------

男の部分を(女)に変えてもイイです。

K.G.S 倉庫建造中
2010年11月19日

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こんにちは。最近、某所でメチャメチャ一生懸命働いているKです。
こんなオレでも社会の役にたっているのかも。

忙しいです。

なので、村山の九龍城ことK.G.S.新倉庫は建設中断中。
二日で出来た骨組みがあるので、暇さえあればトタンを張って完成です。
でも、暇がないです。すみません。
スタジオ使用者の方々の作品や材料を、ここに収納。作業スペースが広くなるはず。

使用されているアーティストの方々も、展示が近いのか皆さん最近制作に忙しそうです。
良いことです。
問題は、K.G.S.にオレ自身のスペースがほとんど無いという事です。

最近、日記の写真が切れてしまいます。出し惜しみしているのではありません

死ねっ そして
2010年11月15日

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生きろっ

めちゃめちゃしたい人 募集

2011年 8月 Zukkoke-Gundan vol.2 開催予定

ただいま九州勢、大挙参加申し出 有り!!!

とにかく 出ろ


(団長)

Zukkoke-Gundan vol.2 開催決定!!!
2010年11月14日

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テーマ 「オレに聞くな。 オレは知らん。」

おい。ズッコケ軍団って知ってるか?

知らねえんだろう。伝説の 無責任大カオス ライブパフォーマンスin 東大和だよ。
2009年の「ART PLANT」 in 東京 東大和の中で100人くらいのヤツらが、一斉にペインティング、舞踏、
チャリを漕ぐ、音を鳴らす、足場から落ちる、泣く、わめく、を繰り広げたイベントだよ。

来年2011年8月にまたやることが決定だー!!

どんな人でも人間なら誰でも参加自由。
何をしてもいい。お前も出ろ。
今回はサポート体制がしっかりしそうだから、前回よりド派手なパフォーマンスになること間違いなし!!
出たい人、オレにメールしなさい。

1000人募集

(団長より)

倉庫建設中
2010年11月12日

夏の猛暑のせいか、利用者が減ったK.G.S.(久保田組スタジオ)。
でも、立体制作者が多いので作品は増える一方です。
なので、空き地に倉庫を今日から建設しています。これが完成すれば、作業スペースが増えるでしょう。
4メートルの単管を20本買いましたが、ぜんぜん足りません。
出費かなりイタイ。昨日、日本育英会からも金を振り込めと電話が来たしな。

贅沢な生活をしたいとは思わんが、36にもなって4畳半の部屋に住んでるのは、社会人としてどうかなと思うこの頃。
スタジオを運営(経営と呼ぶ人もいる)してるからって、金持ちにはなってねえぞ。
変なイメージで語られると参っちゃうんだよなぁ。まったくだよなぁ。困るんだよなぁ。
ボランティアばかりが正義ではねえとオレは思うんだがね。

明日は3時からNPO創造エンジンの理事会&飲み会だから、朝早くスタジオ入りしよっ。
完結編「男のシンボル」でも観て寝るとするか。

甘くない
2010年11月10日

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さっき東京に戻りました。
人生とは甘くない事はよく知っていますが、なかなか甘くないです。

「しろ」のマスターが、これから金運がアップすると言ってくれましたが、まだまだみたいです。
北九州の皆さん御期待に答えられず申し訳ありませんでした。
この勢いでグングン行こうと思っていましたが、廻船で運を使い果たしたのかもしれないです。

取っておいた廻船輸送費で、明日からK.G.S.(久保田組スタジオ)の倉庫建設を始めようと思います。
原点に戻って小屋を建てます。気合いです。
今日は「男のシンボル」を5回ほど聞いて、根性を入れなおします。
Tomityさん、明日から建設するので暇があったら見に来ていただければと思います。

タダでは起きねえ

ところで今日の朝、広島の原爆爆心地に行きました。
人間とは恐ろしい事をするものです。
中国と日本が戦争になったらオレはどうすべきだろうかと最近思う。

11/11(木) 15時 広島・原爆ドーム対岸、親水テラスでの黒田征太郎×近藤等則ライブペインティングをUST中継!!  http://bit.ly/aXdfJq

広島の夜
2010年11月09日

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今日は用事があって広島に来ています。
日帰りしようかと思っていましたが、一泊。お好み焼き屋で一杯です。
太郎君達と食べたお好み焼き屋さんの方が、3倍くらいおいしかったです。

ここで、一瞬のうちに沢山の人が殺されたんですね・・・。
今夜のこの気持ち、忘れないようにします。

今夜は何か、二世三世議員どもにののしられている菅を、応援したい気分だね。
がんばれよ、菅。

鳩山とか田中真紀子は死ねばいいのに。

「Bの男、最悪!!」 えっ
2010年11月07日

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昨日北九州から帰って初めて、大森壮一郎邸に御邪魔しました。
北九州で送別会をひらいてもらった時にいただいた、FU.の木寺さんが作ってくれた写真の冊子を
持って行ってお見せしましたが、相当評判イイです。右のはFU.川端さんがくれたDVDです。
やっぱりプロの仕事は違います。

FU.さんのサイトはリンクに貼ってありますので、覗いてみてください。
北九州では全面バックアップしていただき、感謝です。

いつもの通り日本酒をゴクゴク飲んで、自転車で府中まで帰った記憶が無い日曜の朝です。
大森家の家族と話していたところまで記憶があります。最近酒が弱いです。
大森さんのおばさんがB型では無かったことが判明し、みんながホッとしていた気がします。

Bのヤツはわがままだし、自己中心的で困りますよねホントに。
「Bの男、最悪!!」と何処かの飲み屋で女性に断言されましたが、頑張って生きていきます。
Kは典型的な、絵にかいたようなBです。

「Bの男、最悪!!!」

頑張って生きていこうと思います。

禁煙 かろうじて失敗
2010年11月05日

北九州を去る前に、セブンスターを何カートンもプレゼントしていただいたのですが
実はボクは禁煙に挑戦していました。
冷牟田さんに自分の銀のジッポをあげたり、車の中の灰皿を捨てたり、小細工を繰り返してきました。

2日間だけ耐えましたが、東名高速、静岡辺りでとうとう耐えられなくなり、マルボロを購入。
禁断の一本を吸ってしまいました。
それからというもの、本数は減りましたが、止める事が出来ません。
右手のひらの禁煙線が消えかかり、北斗七星横にある禁煙星に輝きがありません。

止めるのを止める事にします。

シンボル、、、シンボル、、、まったくシンボルちゃん様様だぜぇ

漁船衝突をyoutubeにupしたヤツ。
オマエはエライ!!

完結編
2010年11月02日

若戸大橋梅雨景色 大漁船回転祭 最終日から解体にかけてを濁り目の兄貴が
youtubeにアップしてくれたぞう。

http://www.youtube.com/watch?v=Z3xHSQC9HDM&feature=player_embedded

シンボル、シンボル、男のシンボルー

これから送別会を兄貴達が披いてくれるので行ってきます。
北九州よ、さらば!

久保田さよなら廻船 さよなら街じゅうアート
2010年10月31日

今日で街じゅうアートin北九州が終了しました。
スタッフの皆さん、御協力いただいた方々、なんとも御礼の言いようがありません。
遠路はるばる見に来ていただいた方々にも感謝です。
遠方から念力を送ってくれた方、ちゃんと受信しました。
自分の作品を見る事で、何かしら生きるパワーみたいなモノを感じていただければ嬉しいです。

この半年間、北九州の方々の温かい御支援でこの未熟者久保田も成長できた気がしています。
これからも 男のシンボル を磨き精進していこうとの決意を胸に抱いております。
北九州を離れるの悲しいですが、ひき止めないでください。惚れてもムダです。

オトコにはやらなきゃならねえ事があるのです。


なにぃ?NIGORIMEDIA生中継 見逃しただと  じゃあこれを見ろ
http://www.ustream.tv/channel/nigorimedia

廻船生中継 訂正
2010年10月29日

明後日 31日(日)15時からになりました。
http://www.ustream.tv/channel/nigorimedia

気合い

明日、明後日 最終廻船!!

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(C)Kazumichi Kidera

とうとう最後の廻船がやってまいりました。
台風の直撃が心配されましたが、なんとか大丈夫そうです。
現地に来られない方、F.U.川端さんが明後日、全世界生中継してくれますよ。
----------------------------------------------
http://www.ustream.tv/channel/nigorimedia

日本時間 31日(日)15時から生中継。
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F.U.さんが作っている、アートマガジン 零vol.18 のなかで廻船を掲載してくれています。
零 御購入希望の方、こちらから。
http://www.fuweb.co.jp/zero/
--------------------------------------------------
気合い、気合い、気合い

テキ屋のYUYAと、ステフィーが久保田組Tシャツを売りに来るから、買いなさい。
昨日行った飲み屋のマスターに手相を見てもらい、今後金運アップと言われ、心揺れるK。
でも、自覚が足りないと言われ、自覚 という言葉を辞書でしらべるK。

自覚 :自分のあり方をわきまえること。自己自身の置かれている一定の状況を
媒介として、そこにおける自己の位置、能力、価値、義務、使命などを知ること。(広辞苑)

気合い

じんじん & 存
2010年10月27日

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昨日、きむらとしろうじんじん さんの街じゅうアートでのイベント、野点(のだて)に行きました。
そしてオレも絵付けをさせてもらいましたよ。
焼きあがるまでに1時間程かかるので、体を温めようと思いチビチビと酒を始めました。
じんじんさんは、かなりプロフェッショナルです。明日も野点あるみたいだよ。
オレの御茶碗は、忠告を無視して分厚く上薬を塗ったせいで、ダルダルになりました。

そして気がつくと、街じゅうアート参加作家、坂井存さん夫婦と久留米の居酒屋にいました。
ダルム(ドイツ語で 腸)というB級グルメを頬張っておりました。
坂井さん宅に一泊。
昼間、青木繁生家、坂井さん達が酒蔵をアートスペースにしたスタジオ千代福、久留米城、大砲ラーメン
と筑後平野をおもいっきり堪能。ブリジストン工場や月星シューズも行ったよ。

さっきやっと北九州に帰還しました。
流れモノ人生ってすばらしー。

さらばチクホー
2010年10月25日

最近、書類作りで頭が変になりかけてるKです。
昨日はチクホーに行き、クマ君とアベさんと一緒に飲みました。
そしてクマの家に泊まらせてもらいました。

クマは久しぶりに飲んだらしく、今日の夕方になっても具合が悪いといいます。
Kは、連夜の角打ち居酒屋通いがたたったのか腹の調子が悪く 矢沢永吉の「止まらない Ha-Ha」
C-C-B「ロマンチックなGERIがとまらない」を聞きながらトイレに駆け込んでいるといいます。
もうしばらくチクホーに行く事は無いと思われます。

九州にいられるのもあと少しですが飲み過ぎ注意です。
今週末の廻船パフォーマンスに向けて、体調を整えたいと思います。

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久保田弘成 サヨナラ北九州   涙のリクエスト 最後の廻船パフォーマンス

10月30日(土)、31日(日)

15時から
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明日、きむらとしろうじんじん が「野点(のだて)」をするぞー

http://ameblo.jp/machijyuart2010/

詳しい内容は 街中あーと のサイトを見て下さい。
Kも怖いモノ見たさで行く予定。

じんじんさん。前、一緒に飲んだ時は普通の顔でした。

軍艦防波堤
2010年10月24日

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若松の洞海湾入口付近で軍艦発見です。
金網で仕切られて今は入れなくしてありましたが、海に落ちそうになりながら近づいてみました。
全長100メートルくらいあります。

今日は昨日のイベントでやったブランコのせいで、体が痛いです。

危ない逃げろ
2010年10月22日

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(C)F.U.国松ちゃん

濁り目川端さんの御指摘通り、みんなにあまり知られていない気がしているGallery SOAPでの展示。
シコシコと地味にこの何カ月か部屋でカイていたドローイングや、廻船制作の様子が見られます。

特に注目なのが、「若松トマト」改  「若松コブラ」という例のブツ。
大型機械のシャフトを、油圧で曲げ、溶接機で鉄を盛りに盛ってからピカピカに磨き上げられた逸品。
写真の中、F.U.荒川さんの右側テーブルの上で、怪しい光を放ちながら転がっています。
触ってもイイです。重いです。

それにしても、昨日の夜、若松で組員二人が刺されて死亡というニュースを見て
若松って本当にコワイ所なんだと実感しました。

F.U.の皆さん本当にありがとうございます。
わからない人は、オレのリンクを見ろ。みんなのブログが見れるぜ!!
ウドン野郎 とか。

テキ屋の勇ちゃん が来るぞ!!
2010年10月19日

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廻船オープニングの時、KUBOTA組 Tシャツを売ってたんですが、最近全国からメールの問い合わせがボクの方に殺到して困っています。

ボクはしりません。公認しているだけです。

実際に売っているのは 世界をマタにかけてイベントに現れる テキ屋の勇ちゃん ことyuyaです。
今度の廻船 30日、31日に赤レンガプレイスに来て実演販売するらしいので、そっちで購入してください。
長袖のTシャツ、赤青黄色、購入される方の好きなデザインで作ってくれますよ。

勇ちゃんの手伝いで、ドイツ人の彼女 ステフィーも一緒に来るはずです。
この二日間限定発売となりますので、御購入希望の方は現地に来て下さいね。

確認してるか?
2010年10月18日

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仕事ってのはなぁ、ただ早いだけじゃダメなんだぞ。 わかるかぁ?

常に確認を怠っちゃあダメなんだ。 わかるかぁ?

指差し呼称 「確認 ヨシッ!!」

わかるかぁ?

今日、自見産業さんから 確認ヨシッ人形 をいただいたぜ。
工場のオジサンの手製 in 昭和高度成長期 だ。

わかるかぁ?

竹田城
2010年10月17日

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こんにちは「Kのマニアック日本の山城」の時間です。今日は但馬の竹田城です。
京都から兵庫県豊岡市に出るまでの山ばっかりの場所にあります。

この城はすげえです。まさに天空の城です。
室町時代に山名氏と赤松氏が戦ってた頃の城です。将軍がないがしろにされはじめた頃に
悪党の末裔どもによって築城されました。悪党といっても、今の悪党(外道)とは意味が違うので注意。
戦国時代には赤松氏を攻めた、秀吉の弟 小一郎秀長も住んでたことがあります。

単なる石垣も、この設計の美しさを見たら他の防御用山城とは一線を画すのがわかります。
穴太積みです。
石垣の上から崖下に広がる村々(朝来市)と遠くに見える山々が美しい。

歴史にぜんぜん興味のない人でも楽しめる場所です。
実際オレ以外はカップルだけだったよ。

電撃作戦 K

忙しいとか言いながら直方のソトヤ邸に行き、玄界灘で釣りをしていたKです。
ボクは鯛を5匹も釣りました。ソトヤ君はバリという外道ばかり釣り上げ、ヒレについているトゲが指に刺さって泣きそうになっていました。
ボクも刺されましたが、血が出るし、かなり痛いです。
夜、独身二人は釣った魚でマリネを作りました。ゲイではないです。

ところで、最近 KGS(久保田組スタジオ) の運営が芳しくありません。
今年の猛暑やゲリラ豪雨の影響か、ペインター(平面絵画作家)の方々が出て行ってしまいます。
やはり彫刻や立体作品制作とは違って、平面の作家の方々は、ワイルドな環境が不向きなようですね。
絵画は素材自体が繊細なものだし、自然の脅威と向き合いながら制作するのは難しいのかもしれませんね。

なので、ボクは空いたスペースの壁に断熱材を入れて、快適スペースを作りだそうと思います。
ボクはドイツに住んでいたことがあるんですが、ドイツでは一般の方でもそのくらいの事は自分でこなします。車も直すし。
日本では、工務店にすぐ頼もうとして、高い とか言ってますが、自分でやれば材料費だけで済みます。
この国の人は自分自身で工夫するという考えが意外にない様な気がします。


自分だけ快適空間を作り出してスミマセン。
手伝ってくれるなら、やり方を教えてやってもいいです。11月からやります。
金も無いのに作品ばかり大きくなり、とんでもない事になってきて悩んでいます。
愚痴を聞いてくれる方には缶コーヒーをおごってあげます。

英語の辞書
2010年10月14日

北九州に戻りました。

でもヒマではないです。

来年、ポルトガルの展覧会に参加できる事になり、それに先立ち助成金ゲットを目論んでいます。
ボクの作品はデカイので金がかかります。コンジョウとかではもうカバー出来ません。
書類を書く脳ミソに切り替えるのに時間がかかります。

本屋で英語の辞書を買いました。東京のスタジオのどっかに辞書はあるはずですが、何処にあるかは誰も知りません。
電子辞書は北九州に持ってきましたが、使いこなせていません。自分が嫌になります。
新鮮な気分です。
でも、参考書や辞書を買うだけで、既に仕事や勉強を終えた気分になれる特技を持っています。


もう、丸一年外国に行ってないので、少し勇気が要ります。
今回制作に関して、北九州の方々に相当甘えさせてもらったので、これからが怖いです。
過酷な制作条件を思い出すべく、どこかで滝に打たれて修業したいのですが、どっか知りませんか?

北九州の皆さん、道で会ってもボクを甘やかさないで下さい。
この間の廻船前、若松の久保田さんからセブンスターを1カートンもらって、今吸いまくりです。
ボクは甘やかされると田代まさしのようになる人間なのです。

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次の廻船は  10月30(土)、31(日)日です。 15時から

いまなら北九州まで、飛行機のチケット安いです。

阿蘇でyuya?
2010年10月12日

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今日阿蘇山に行ったんだけど、偶然yuyaとステフィーに会いました。
つうか、そんな偶然てあってイイんですか?おそろしー
お前ら何モンなんだ?振り返るとヤツらがいました。九州って狭いんですかね。

阿蘇山は修験者が落ち合う場所なのでしょうか。

和美がyuyaからKUBOTA組のTシャツをもらいました。

抜け毛王
2010年10月11日

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今日午後3時より、5回目の廻船。

昨日、関門海峡をわたり 瓦蕎麦 を食す。

「西南戦争の折に、薩摩兵が熊本城のまわりで、瓦の上に食材を置いて
調理をしたのがきっかけとなり、先代がはじめた」という説明文に萌える。

テレビに出た
2010年10月07日

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アート界のスーパースター K が九州のNHKに登場です!!!
「街じゅうアート」が夕方の番組に取り上げられました。nobloveさんも出ました。

今日は昼に番組用特別廻船を行い、細川たかし のCDの中のエロっぽい曲をBGMに選択しました。
はたしてテレビの力とはどんなもんなのか?

明後日から 9日(土)、10日(日)、11日(月)と 午後3時からパフォーマンスします。
どんだけこの番組を見て人が来るものなのか見モノですね。
KUBOTA組 Tシャツを売るならこのタイミングなんだけど惜しい事しましたね。

お茶の間 登場!!
2010年10月06日

やっと北九州に到着しました。
山陰地方の海岸線の道路、本当に美しいです。
地元の人には悪いですが、山陰地方に高速道路は作らないでほしいと思いました。
高速道路は景観をメチャメチャにしてくれます。

石見銀山の横にもそのうち高速が走ると思うんですが、高速が出来てたら世界遺産になってなかったかもしれないですね。

ところで、明日7日(木)夕方6時頃、九州沖縄地方限定で 私久保田がNHKに登場です。
廻船します。生中継はどういう訳かボツになったみたいです。
九州沖縄地方の方々、夕方のニュース見てやってください。
NHK放映予定
明日10月7日18:10から19:00の間
「こんばんは北九州」

そして今週末の連休には是非、北九州 門司 赤レンガ倉庫までお越し下さい。

p.s.島根県の清酒、美味いです。酒蔵多いんです。

山陰 山城三昧
2010年10月05日

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(超高感度かめら使用)
今、北九州に向かってひた走ってるんだけど、今回は山陰地方経由だぜ。
土日割引と無料区間ばかりだから高速料金は、ほとんどかからねえんだが、下道はキツイ。

まず関ヶ原で三成の陣地、15年振りに訪れた。前回のような全陣地の旗を奪うという暴挙は、大人なのでしませんでした。
その後、姉川の合戦跡地を経由して浅井長政の小谷城に到着。
長政祭みたいのを偶然やっていて、車で城に近付けず、しょうが無いので徒歩で本丸まで。
はっきり言って、これは行ってみればわかるけど苦行です。単なる登山。途中、地元のおじいさんに褒められました。
そして小谷城についていろいろ御話を聞かせてもらいました。いろいろあったけど割愛。

その後、賤ヶ岳の合戦跡を経由して若狭の方に鯖街道を北上。
山名宗前、赤松円心時代の山城、竹田城へ。ここはスゴイ!!マサに天空の城。
気がつけば、道草するたびに山ばかり登らされている。竹田城 とうぃきぺでぃあ で調べろ。詳細は割愛。
飲み屋で俺にきけ。

夕方に北上。パリで英語を教わっていた亜紀さんの地元、豊岡 城ノ崎温泉に泊まる。
宿代が高くショックを受ける。

朝、鳥取方面に出発。道端で見かけた古墳を片っ端から、いちいち車を停めて見ながら、鳥取砂丘へ。
ほんとにラクダがいた。
鳥取城で秀吉に兵糧攻めにあい、その後月山冨田城へ。
ここは山中鹿介の像があるから、どうでもこうでも行きたかった。でも暗くなってきた。
探せど探せど像が無いので、レストランの御姉さんに聞いてみました。
暗闇の中、一人汗をかきながら走り、やっと発見!!供養塔(写真)も発見。手を合わせてきました。
おい鹿之助(Roofマスター)、オレはやったぞ!!
この日は松江で車中泊。いい飲み屋を発見する。

三日目、あいかわらず古墳を見つけては車を停める。出雲大社参拝。隣の博物館に長時間いすわる。
午後、石見銀山へ。
普通の観光客が行かない大久保間道という方から、一人ひたすら登り、発掘をしている人達と話す。
道端で拾った江戸時代のものと思われる 陶片 をその人たちに自慢すると、「持ちかえると犯罪になります」と言われる。

だがそれ以降、銀山よりも陶片探しに夢中になり、下ばかり見て歩く。
20個くらい見つけたが、元の場所に戻しました(うそでない)。
大久保間道を下から石銀ナントカという場所まで、便所サンダルで歩いてくる観光客は、ほとんどいないらしく、発掘作業員達の羨望のまなざしを受ける。
銀山が暗くなり、いそいで下山。

自分でもこの数日間の無計画旅行はすさまじかったですが、明日北九州入り予定です。
久保田流山岳修験者史跡めぐり、けっこうきついです。今、益田ってとこにいる。
出発前にマトロンさんが寿司をおごってくれたのは、もう遠い昔のように思われます。


echoな時代
2010年10月01日

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こんにこちんは。
最近エンゲル係数が低い男Kです。
今日からタバコが値上がりしましたが、先に買い溜めなどするなどという姑息な手段は、
男が下がるので、ぜんぜん買い置きが無いです。人より先にショックを受けています。

セブンスターは、430円くらいになりました。この値段なら立派な昼飯が食えます。

でも、救世主の登場です。
echoさん250円です。今時echoなど吸っている男は、ウチの兄貴かyuyaくんぐらいです。
ボクも止むに止まれず買ってみました。

まずいです。強力なニコチンは摂取できますが、味にコクがありません。
早く、セブンスターやマルボロをお腹いっぱい吸えるような金持ちになりたいです。

明日から わかば 260円 に変えます。

木彫開始
2010年09月30日

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束の間の東京。
K.G.S(久保田組スタジオ)の掃除の合間に、吉岡さんから譲ってもらった楠で木彫を開始しました。
新倉庫予定地(土俵と呼んでいる)の上にて。

秋は一番好きな季節なんですが、すぐ終わりそうで悲しいですね。
秋の蚊は、命懸けで血を吸う為に 特攻 してきます。蚊取り線香が効かないこともある。
自分がもう死ぬのがわかっているから、子孫を残す為に全力を尽くすんでしょうか。

この楠は、来週北九州に持って行って時間があるとき、どっかの空き地で制作しようと思います。
来年1月に浅草橋マキイマサルファインアーツでの個展で展示するつもり。
木を彫ると、廻船廻車作品の制作とは違う脳ミソを使っている感じがします。

応援メッセージ to K九州
2010年09月28日

「やっるならいましかねー」

「やっるならいましかねー」

あんなに御払いなんかしたけど、本当は神様なんていないんです。ボクは知っていました。
注意していても地雷は踏んでしまうものだと思います。
ましてや時限爆弾なら、なおさらわからないでしょう。

卯の刻に援軍アリ です。

「やっるならいましかねー」

今が踏ん張り時です。五郎でも観て元気出してください。

http://www.youtube.com/watch?v=lP_86jadXLg

今度ボクが難局を乗り切る為に編み出した「ガンジー大作戦」を伝授します。
これでベルリンもアイルランドも局面を打開しました。

まず、ガンジー、ガンジー、ガンジー・・・と20回唱えて下さい。あとはそっちに行ったら教えます。

東京に戻っています
2010年09月26日

四国経由で東京に戻りました。次回北九州パフォーマンスまでの束の間に我が家です。
来年1月の恒例、浅草橋マキイマサルファインアーツでの個展の準備、そろそろ始めなければならない時期です。

この数カ月、漁船と闘ってきたので今は小さめの木彫とかやりたい気分ですね。

それにしても中国に舐められっぱなしなのは、本当に頭にきます。
北方領土、竹島、尖閣。何をやっているんですか?
自衛隊を早く軍に格上げしろよ。
人民解放軍は、大雪をベニヤ板で雪かきする猛者揃いだぞ。人民解放軍専門チャンネルでは毎日軍の活躍を国民に放送しているし。

チクショー、酒が不味いぜ。
おい鳩山、テメーは黙ってろ。

オープニング大成功
2010年09月21日

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(C)Kazumichi Kidera

廻船初日、二日目が無事終了しました。
沢山の方々に来ていただいたり、ネット中継を見てもらい感謝です。

次の10月9日、10日、11日連休のパフォーマンスまで少し東京に戻ります。
エネルギーの消耗激しく、日記の文章最近短めっす。すみません。
どこかで充電します。

美術手帖10月号、立ち読みしたか?いつもの格好でエラそうにしてるの必見だぞ。

あとMatronさんが、もう二日目をアップしてくれました。
http://www.youtube.com/watch?v=vQrm6h5AAJA

今日も生中継あります
2010年09月19日

今日の廻船も 濁り目川端さんが生中継してくれます。

本日 15時から

http://www.ustream.tv/channel/nigorimedia

濁り目さん達は、会場でバーベキューです。

廻船 生中継!!
2010年09月16日

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(C)Kazumichi Kidera

男濁り目 川端晋が久保田の廻船を生中継してくれる事になりました。
18日(土)、13時30分から ustreamで。

http://www.ustream.tv/channel/nigorimedia

こんなに皆さんに支えられていいんでしょうか。やっぱ、フンドシしなきゃダメかなあ。
ユウヤ君も会場で特製Tシャツを売り出します。

やっぱ、フンドシはかないとダメですか?

おとこくぼた 廻船を語る
2010年09月15日

カマを掘られ、鞭打ちになってるMatronさんがyoutubeにアップしてくれました。

http://www.youtube.com/watch?v=iM5_TYMH5G4

このインタビュー内容は、9月15日発売 「美術手帖」のARTNAVIのページでも見られるよ。

M恐るべし根性。もうすぐ北九州上陸予定。

シブイ
2010年09月14日

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(C) Kazumich Kidera

渋すぎる、オレは・・・

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廻船日

9月18日(土)、19日(日)
10月9日(土)、10日(日)、11日(祝) 、30日(土)、31日(日)

各15時より (18日のオープニングの日だけ、13時30分より廻船致します)


若戸大橋梅雨景色 設営編
2010年09月12日

廻船作品の題名は「若戸大橋梅雨景色 大漁船回転まつり」です。

先日の設営風景を 濁り目こと川端さんが撮影&編集。youtubeにアップしてくれました。
これを観れば廻船作品を2倍楽しめるでしょう。
こういう段階の映像が残るというのは嬉しい事ですね。

http://www.youtube.com/watch?v=LuVsKTnFxxY&feature=player_embedded

今日は広島まで日帰りで、太郎&恵の結婚を御祝いする行脚をしたぞ。
昨晩の飲み会には間に合わず、久保田 一生の不覚。
しょうがないので昼、お好み焼き屋で生を3杯飲んでやりました。

おめでとう!! うらやましいのう。

カマ掘られ 速報
2010年09月11日

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Kのドキュメントを撮っているMが、今日の昼、T川市内でカマを掘られた模様。
生きている模様。

自身の車の後方に ア○ルを模したステッカーを貼っていた事(実話)、が直接の原因とみられています。

Mは以前からKに、そのステッカーを自慢していた模様。

組み立て完了

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(C)濁り目

炎天下の中、廻船建方 強行です!!
今日はアイスを4個も食いました。

北九州の皆さんのおかげで、ここまで無事漕ぎつける事が出来たのを、本当に感謝します。
朝8時から fu. の皆さん撮影してくださり、どうもありがとうございます。
その日というのは、現実にやってくるものなのですね。
これからこの漁船のエネルギーを最大に引き出す為、「花と龍」火野葦平を読みます。

毎日通った場所が舞台のこの小説、面白過ぎ。
玉井金五郎が若松で玉井組を作って、江崎満吉一家がそこに殴り込みをかけるところまで昨夜読みました。
あともうちょっとで下巻だぞー。

ピンチになると、どこからともなく現れる クマ ( もう九州で札幌ラーメンの店に入るのはやめような ) サンキュー!

工場出発
2010年09月10日

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いよいよ船出です。トレーラー2台です。
半端ないですね今回は本当に。

昨日駐車場近くの飲み屋 鳥銀 さんのカウンターで、隣のおじさんからギャンブルの極意を授かりました。
これから 「ぎゃんぶらー K (背水の陣) 第三章 - 窮鼠猫を嚙む -」が始まります。

お楽しみに。

今日古本屋で 「花と龍」火野葦平 をようやくゲット。若松魂の研究です。

「性神式」 UP
2010年09月07日

Matronさんが神奈川県民ホール「場違い」展の久保田作品をYoutubeにupしてくれたぞう。

http://www.youtube.com/watch?v=33eD62sqTS0

半年前の作品なのに、もう遠い昔の事のように思えます。

廻船予定地
2010年09月06日

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今日は廻船予定地の門司駅裏、赤レンガプレイス裏の空き地を整地いたしました。
元は工場だった場所なので、コンクリートの基礎が露出している所と、砂利の部分が混在した地面です。

固くてぜんぜん削れません。レベルが出ません。
姉さんピンチです。

明日から廻船組み立てを予定していましたが、台風が直撃するので延期となりました。
ボクは自分のペースを乱されると、スネる癖があります。
姉さんピンチです。

イライラで、金が無いくせに夕方になると居酒屋に行きたくなります。
姉さんピンチです。

ハゲてないよ
2010年09月04日

R太くん。10年振りくらいに電話してきて
「頭ハゲましたね」と言うのやめなさい。

毛なんかあっても無くても生きていけるんです。

月曜日から廻船の設置場所を整地します。自作のトンボで。
「進者往生極楽 退者無間地獄」

気合い

北九再上陸
2010年09月01日

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延々車を走らせ、北九州に再度上陸じゃ。
ブックスいとう で買った一枚50円の中古CDが大活躍。
20年ぶりにTM NETWORKと辛島美登里を聞いたオレは、80年代最後の中学生にタイムスリップだね。
「アスファルト、タイヤをきりつけながら暗闇の中」 山陽道をひたすら走ったよ (わからないべなこの思春期な気分)。

ジェロ の「海雪」も歌えるようになったぞ。すげえだろー。

途中、モチベーションを上げる為に安土城に寄ったぞ。
「信長の館」っつうとこで、実物大の天主が再現されていましたが、こんなものを見て感動する人は真のマニアとは呼べません。

私は安土山に登ろうとしましたが、入場が夕方5時まででした。柵があって入れません。
悔しかったので、六角氏の観音寺城跡だけでも見て行こうと山を登りましたが、細い山道が「有料道路」
になっていて、こっちも5時まで。

ぷっ 何が有料道路だ?単なる山道じゃねえのか。恐るべし寺社勢力!!
偉そうに料金所(ただの小屋)なんぞこしらえおって。
安土城跡、観音寺城跡。両方とも寺が管理してるんだよ。
せっかく小説「火天の城」読んだのに。


なんでもかんでも入場料を獲ろうとする 近江商人魂 恐るべし!!!

とにかく九州につきました。

いってきます
2010年08月30日

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昨日、大森壮一郎一家と吉祥寺の いせや に行きました。
奥さんや大森家三女美野ちゃんとその御友達も一緒です。御馳走さまでした。
暑いのにみんな元気過ぎです。御父さんのおかげで今日も芸術活動を続けられます。感謝です。
いせやの次は、大森さんと二人で三鷹で飲みました。覚えていないですが、多分ベロベロになったと思います。

今朝何故か5時に目が覚めKGSへ。
かなり二日酔いでしたが、北九州行きまでにしなければならない仕事が。

先週の武蔵村山周辺を襲ったゲリラ豪雨により、第一スタジオが少し水没。自然はおそろしい。
しょうがないので雨水除けの為に、スタジオ入口に深い溝を掘りました。コンクリート製U字溝も埋めたぜ。


落ちるなよな。

明日北九州に出発します。ひこうきはコワイから車でいく。

街じゅうアート北九州 日程
2010年08月27日

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いよいよ北九州での展示が来月18日から始まります。

まだ北九州行きを迷ってるんですか? アナタ

仕事 と 廻船を見る の、どっちが大切だと思ってるんですか!!

パフォーマンス後は、今ならもれなく 「久保田と北九州の居酒屋で一杯(キミの自腹)」 の特典付き

古き良き
2010年08月26日

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昼間札幌の近代美術館へ行きました。今時、近代美術館なんかに行く人は観光客か一部マニアだけです。
庭には、日本の経済が良かった頃の彫刻作品が並んでいました。素材の使い方が贅沢です。
時間と金をかけた素晴らしい彫刻群。
こういう硬派な彫刻をする時代はいったい何処へ行ってしまったのでしょうか?
でっかい作品を広い場所に展示する、をもっとしたいです。
チョメチョメアートの時代が終わるのももうすぐです。これからは硬派彫刻時代に突入です(するわけねえ)。
でもオレは負けねえ。スペースシャトルを関ヶ原で回すその日まで。

夕方、某所でフィアットのトラクターを発見しました。
FIAT415型 45馬力です。エンジンから駆動部にかけての、この無駄のない構造。さすが働く為に生れてきただけあります。
このあとビールを飲みました。

p.s.そういえば、KGSに植樹した 目薬の木 。北九州から戻ったら枯れていました。ショック!!

モエレの噴水
2010年08月22日

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札幌モエレ沼公園に行きました。
イサムノグチのイメージが反映されている巨大な公園で、人工の山や巨大彫刻があります。
いずれもイサムノグチが世界中を旅して見つけたアイデアや風景がセンス良く作品になっている。
それにしても、まずこの公園の広さは尋常じゃない。

中でもこの噴水。
噴水というものは、水がピュッピュッと飛び出すだけのひ弱でセコいイメージを持っていましたが
この噴水は荒波を想像させる力強さを持ったものです。
コンピュータープログラムで操作された配水が創りだす波が、ばっしゃーん と溢れ出ます。気分がいいです。
それが明確なストーリーを持って、50分くらい続く。

こういう強力なイメージが技術を先行している作品というのは、なかなか見つからないものです。

吉岡工房
2010年08月21日

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北海道芦別市の吉岡工房に行ってきました。高台に位置しているので眺めが良いです。
仕事の御手伝いもさせていただきました。木工の仕事なので、新鮮な気分です。
三時の一服の時に、外にエゾ鹿の群れがいて感動しました。

長年の風雪に耐えてここに佇んでいるこの工房の存在感。なんとも言えないです。多分柿渋仕様です。
昨日は吉岡家の皆さんとホルモン焼き屋 熊っ子 に行き、力いっぱい飲んでしまいました。
吉岡家の皆さん御馳走様でした。僕はこれからも精一杯生きて行きます。

開拓使
2010年08月18日

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北海道上陸中。
ちと苫小牧の郊外まで足を伸ばしてみました。勇払という場所の 勇武津資料館。
涼しいぞー。

K.G.S 36
2010年08月13日

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(C)Matron

若手貧乏アーティストの登竜門、 「K.G.S」 こと 久保田組スタジオ では、新規入居者募集中です。
自然に囲まれた環境で、夏暑く冬寒い過酷な条件ですが、そんなものは北極に比べたら可愛いモノです。
夕方になると、蚊が出てきて血を吸われますが、そんなものはアマゾンに比べたら屁のツッパリにもなりません。

最近では、少しでも環境を良くしようと、鉄板を敷いた土俵を作りましたので、相撲取り放題です。
実は、作家さんの作品の置き場がないので、一人黙々と新倉庫を建てているところ。
床に重いモノを置いても大丈夫なように、鉄板を敷きました。松井クンに手伝ってもらいました。

スタジオ裏の死地(無法地帯)にもこれから手を付けようと、大森さんからユンボをお借りして、竹の根っ子防波堤を埋設。
土の中からハクビシンさんが現れ、ビックリしましたが、埋葬してあげました。

K.G.S詳細は、このページの左上の 「久保田組スタジオ」 ってところクリックしてみればわかるよ。
アートをしている御友達にも教えてあげてください。

ボクももう36歳です。

最近わかったことですが、「蚊に効くカトリスの実験」はぜんぜん効果ないです。
買わないでください。

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北九州廻船予定日

9月18(土)、19(日)
10月9(土)、10(日)、11(月祝)
10月30(土)、31(日)

飛行機のチケット早くとって下さい。

美術手帖 を買え
2010年08月09日

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(C)Matron

「網を引け引け 網を引け 酒をあおってドンと引け」(冬美)

今夜、廻船作品のタイトルを悩みながら急に変えた 乙女心久保田 です。
関係者の方々、御迷惑をおかけしました。これは全部、改変前のタイトルに容赦なくダメ出ししたマトロン(変態)のせいです。

ボクは悪くないです。

新タイトルは 「若戸大橋梅雨景色」 大漁船回転まつり  です。ヨロシク。
北九州人には大ウケのはず・・・。「北九州平家蟹」や「若松ボディーブロー」という意味不明のタイトルよりはマシだと思います。

ところで、今日の昼間 KGS(久保田組スタジオ) に美術手帖さんがインタビューに来てくれました。
インタビューを受けているのに、途中から居酒屋にいるような気分になり、饒舌になってしまいました。
来月9月15日発売の 美術手帖10月号 に載る予定です。すごいだろー。

特集とかではないので、沢山のページを割いて載るわけではないですが嬉しいです。
これからは 立ち読み派 を脱却します。

オマエも買え。

廻船予定日 in 北九州
2010年08月06日

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最近先立つモノが尽きてきたせいか、目が野獣のようになってきている K です。
近寄らない方がいいと思います。タバコの火を押し付けられます。

皆さんからお問い合わせが多いので、ここで北九州での廻船日をお知らせすることにします。

9月18(土)、19(日)
10月9(土)、10(日)、11(月祝)
10月30(土)、31(日)

いずれも午後3時頃(予定)からはじめます。
北九州までの飛行機のチケット予約お早めに。

当たれ!!開けチューリップ!!

このままではオレの人生ままならぬ!必殺轟沈!ほしがりません勝つまでは!
満蒙は日本の生命線です。

写真:若松競艇

おお神よ
2010年08月05日

武州多磨村、my home town 我が家 に帰ってきました。
二ヶ月ぶりに戻った事務所兼我が家は、冷蔵庫がカビだらけになっていました。

それにしても、なんとも狭い部屋・・・狭い、狭すぎる。

ああ神よ。
世界中で既に5台も車を回し、船すら回そうとしているのに、どうしてボクは・・・
世界男根彫刻大会で三位入賞したこともあるのに、どうして・・
ドイツで腕相撲10人抜きを達成したこともあるのに、どうして・・・

どうしてお金持ちになれないのですか?
昨日、国立で大森さん(御馳走様でした)と飲んだ帰りに、チャリを調べる為に追いかけてきたお巡りさんに
「貧乏人だと思って馬鹿にするなよ」と八つ当たりした自分。御公務御苦労様です。

そんなことより、創造エンジンの新しいサイトでオレが紹介されているぜ!!必見

http://www.sozo-engine.org/category/meber/artist

Art Plant2011 情報も みろ

帰省中
2010年08月01日

北九州から東京には戻らず、長野の実家に帰省中です。
いきなりここでも、庭で穴掘り&配管をしています。
どこにいっても労働が待っています。
今週中旬に東京に戻ります。

KGSの環境を整える工事を始めようかと思っています。

マトロン提供 映像
2010年07月28日

これを見て涙しないヤツは人間じゃない。

http://www.youtube.com/watch?v=Nr_oyr6VEvo


BBSからも見れるよ。

Art Plant 2011 in 東大和 東京
2010年07月25日

スタッフは既に準備開始中!!

2年に一度、東京 東大和市で開催される「Art Plant」っていうレジデンスの話だ。
来年は8月に開催予定だよ。
アーティストだけじゃなくて、どんな方でも参加できる。気になったら東大和のNPO「創造エンジン」に行ってみな。
誰でも温かく迎えてくれるぜ。 創造エンジンweb http://www.sozo-engine.org/

今ちょうど、佐賀からYUYAとドイツj人の友達がNPO事務所に来ているはずだ。
2011の為のミーティングもあるみたいだから行ってみてくれ。オレは行けないけど。

あと、KGS(久保田組スタジオ) 、最近空きが出そうだから誰か借りてくれんかなあ。
KGS /diary/cat11/
この間、久保田のパトロン 大森壮一郎氏が、卓上丸ノコを持ってきてくれて、道具がさらに充実!!
もったいねえ、もったいねえ。クーラーの効いた部屋の中でシコりながら作品を作るのは、もう時代遅れだぞ。
自然に囲まれて汗しながら作品を作るのが、これからの主流になると現代美術評論家 徳大寺元親(昭和52年二万石芸大卒 通称 モっつぁん)が言ってました。

宇宙戦艦 漁船
2010年07月24日

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重心ポイントを20センチもずらし、やっとのことでバランスの取れた漁船です。
手で引っ張るだけでまわります。だから450kgまで引っ張れる スーパーとぐろエックス の出番はありませんでした。(ショック!!)
FRPでできている船は溶接ができませんから、シャフトを固定するのが結構面倒です。
しかしこの漁船、スクリュー以外金属はほとんど使ってないのに重さ2トンだ。

ぜんぜん知らない土地に来て、樹脂やガラスマットを売っている店を探すのは大変なんだぜ。
つうか、やっと見つけた樹脂屋より ナフコ(ホームセンター)の方が樹脂とかアセトンが安いのは何なんだ?
北九州のホームセンター、ある意味ジョイフル本田よりすごいです。
「グッデイなら出来る、チャンチャン」(木琴)です。

最近わかった事なんだけど、オレ、船体の修理できるかも。
船の修理なら KGS(久保田組スタジオ)へ。

そうそう、初回漁船回転パフォーマンスは、9月18日です。そのあと10月までやるよ。

ウインチ
2010年07月22日

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こんにちは。バッタモンの鬼、くぼたです。
やんごとなき理由で、made in USA ナントカ社製 「スーパーとぐろエックス」(さっき命名しました) というウインチ購入です。
なんと450kgまで引っ張る事が可能(と説明書では唱っています)。機械自体は軽いです。そして比較的安いです。
ワイヤーは4メートルくらい伸びるし、手元のスイッチで延びたり縮んだり。
日本でこいつを使っている人はまだほとんどいないでしょう。いや、これからもいないかもしれない・・・

これで船の角度を調節するのです。
こうしてKGSには、一年に一度しか使わないような道具が増えていくのです。
スタックした車の救出にも使えますし、高所の現場では荷上げにも使えるでしょう。
(と、自分に言い聞かせる)

重心のポイントを移動した漁船を、明日また土台に載せます。
「スーパーとぐろエックス」 の出番です。

長州奇兵隊
2010年07月19日

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今日は海の日とやらで祝日。工場が閉まっていて作業ができん。
ダニ兄弟 濁り目の兄貴 が昨日部屋でバルサンを焚いていたのを真似て、今朝オレも自分の部屋でやってみることにした。
でもバルサンを焚くと、2,3時間部屋を空けなければなりません。ちょっとドライブに出かけることにしました。

小倉から関門海峡を渡れば、すぐに長州藩に入れるので、目的も無く山陰方面へ。
結局、萩まで下道で行きました。萩は松陰先生の生誕の地がありますので、13年ぶりに向かうことに・・。
生誕の地と墓には、松陰神社に比べたら普段あまり人が来ません。いたのは、オレとマニアックな太り気味の男性のみ。
一般の観光客は、松陰先生を神として祭っている松陰神社まで来て帰っていきます。わかってねえヤツらめ。

松陰先生は車も運転したことねえし、結婚もせずに死んでいった方なのに、こんな所で交通安全や縁結びの御守りなど買って何になる。
買う人間もすごいが、わかっていながらそんなモノを売ってる神社の人間もなかなかの神経の持ち主です。
そんなモノを買うより、松陰先生生誕の地の横、荒れ果てた田んぼを見て、想像力をふくらませる方が2,5倍楽しいと思うぜ。

松陰神社を後にして、萩市の山奥の隠れキリシタンの墓を見に行きました。
誰も来ねえ場所だが、一見の価値ありだ。大内氏が連れてきた伴天連と信者が、キリシタン弾圧後に隠れ住んだ村だよ。
(場所は教えねえ。てめえで調べてくれ)

夕方になってきたんで、北九州に帰ろうと山道を走っていると、「奇兵隊本陣」という文字が!!!
薄暗くなりつつあったが、周囲を探索。
二本道に別れた場所での、萩保守派 VS 高杉晋作率いる士農工商連合(奇兵隊)の戦いだ。
夕闇せまる田んぼで一人、手に汗握るオレは少し変態。

まったく、組織に居残る時代遅れな日和見保守勢力ほどいらないモノは無い。
奇兵隊がそいつらを破り、長州の実権を握り、やがて第二次長州征伐において幕府軍をやっつけるという筋書きです。
ざまを見ろ!!
てめえらは一生殿様の機嫌でもとってろ。

はげ

漁船立つ
2010年07月17日

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(C)濁り目

こんにちは、漁船も立てばチンコも立っている久●田です。
今日は廻船用エンジンの紹介です。

TOYOTA スターレット1300cc FFエンジンを使っています。少し小さいですが、ここからが腕の見せ所です。
オートマチックを改造し、エンジン駆動が直にシャフトに伝わるようにしました。
アクセル部分は漁船に付いていたモノを無理クリつないで使用。

今日は昨日の鉄塊固定作業の為、全身筋肉痛です。肉を食べて筋力UPです。

写真:またもや 濁り目さんブログ http://www.fuweb.co.jp/nigokore/ から無断借用

マトロン(変態)さんが、今朝東京にもどりました。

今日の修羅場
2010年07月16日

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(C)濁り目

今日とうとう船を土台に載せました。何度もやっていて慣れてはいますが、命懸けの作業です。
でも楽しいです。

船はバランスが取りにくいので、重心位置が未だにわかりません。
というより、全長が8,5メートルなので長さの中心を重心位置にするしかなかったのです。
これ以上支柱の長さを高くする事が出来ないからです(意味がわからない人は、うぃきぺでぃあ で調べてください)

作業中、船がいきなり回転したり、介錯ロープを引っ張っても全く意味が無かったりと、説明が難しいですが
要するに楽しい修羅場だったということです。岡野商事の池田さんと天野さんが手伝ってくれました。
ロープに引っ張られて「誰かもう一人引っ張ってくれ」と叫びましたが、マトロン(変態)はのんびりビデオを撮っています。

やっとのことで船を固定。バランスが悪いので、これから300kg程の鉄塊を舳先に取りつけます。
船の中のFRP部分にくくりつけるので、かなり面倒な作業になるでしょう(やりたくない)。

船とか車とかを回す事が上手になって、これからの人生において何かイイ事があるのだろうかと、本気で思います。

写真:濁り目 さんのブログ http://www.fuweb.co.jp/nigokore/ から無断借用

ドダイほぼ完成
2010年07月12日

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こんにちは、現場監督くぼたです。
作業は、自分でやるより職人さんにやっていただく方が10倍上手で早いので、ほとんどやってもらっています。
監督は一服したり、朝スクラップヤードで拾った、塗料にまみれたボックスレンチをアセトンで綺麗にして再生させています(やった!もうかった)。
つまり、ただ見て指示をするだけの人です。

と言うと、楽をしていやがると思われる方もいるかもしれませんが
実は、監督業というのは結構気を使うモノなのです。

今日は土台の組み立てをしました。船や車を廻すといっても、本当に大事な部分は土台なのです。
車や船、エンジン部分ばかりを見てしまう人は、まだ久保田通(つう)とは言えないですね。
久保田三級、久保田序二段といったところです。本当のドラマは土台から感じるものなんです(なんちゃって手メコです)。

恋人の聖地
2010年07月10日

とある筋から、恋人の聖地に置くモニュメント制作の話をいただいた。
恋人達が集い、愛を語る場所・・・かな? ロマンチックな。

さすがに、今工場で回船制作中の合間に作っている、例のアレを出すのはまずいだろう。
なにしろウォームギヤとして使われていた鉄の棒を、せっせと彫刻しているビンビンな代物だしな。
油圧の機械でプレスしてもらって、イイ感じに反っているんだがね。
来年1月の浅草橋の個展で出す予定。
カリなんて、ピッカピカに磨いちゃってるしな。

普通の恋人達という方々の考えている事が、よく理解できていないので、まずそれを調べることから始めた方がいいかも。
恋人っつうのは、子宝に恵まれますように・・ とか、今の奥さんと別れて欲しい・・ とかは思ってないよねきっと。
いや、思ってるかもしれねえ。おそろしー

AT仕様
2010年07月08日

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エンジンと格闘中。連日オイルと汗まみれ。

今回は初のオートマチックエンジンを使用ということで、駆動をつなげる部分に苦労しています。
デフ内の傘歯車を溶接して、動力をエンジンから直に一本のドライブシャフトに伝えるという技を覚えました。
これまで、様々なエンジンで無理クリやってきましたが、今回もかなり無理クリです。

自動車の中というのは、迷宮です。勉強になります。

くたくたです。

スペシャルな技を持った人間の宝庫
2010年07月04日

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TOYOTA様から、回船用にエンジンを提供していただきました。
FFのTOYOTAスターレット、インジェクションエンジン 1300ccです。
早速、冷牟田さんに手伝っていただきエンジンを取り出します。電気の配線が多くて本当に嫌だ。

思えば、日本で梅雨を経験するのは3年ぶり・・・・梅雨ってこんなにも過酷なのね。
車内の作業、暑い、湿気で苦しい。ベチョベチョ の ムンムン の ヌレヌレグチョグチョだね
毎日雨が降ってたアイルランドも日本の梅雨の前では大した事はない。
襲いかかる張り巡らされた電線の束どもに、情けや容赦はない・・

たすけてー、たすけてー(CKB)

昼に運んでいただいた車から、夕方にはエンジンを抜き出しました。
これからがまた面倒なんだよね・・憂鬱。
オレは機械が実は苦手。

たすけてー、たすけてー(CKB)

それにしても、エンジン小さいなあ。大丈夫かな?
船は2トンだぜ。
でもオレの周りには、それぞれが 数屁斜留 な技を持った曲者集団、北九州愚連隊がついてるから平気。
昨日は3時頃まで呑んだような気が・・・・昭和の残党、おそるべし。

田原坂
2010年07月02日

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「雨は降る降る人馬は濡れる 越すに越されぬ田原坂」

こんにちは、歴史小僧 くぼたです。
回船の為のエンジンが工場に到着するまでの間、しばらく九州を旅していました。

北九州から大分方面に向かい、途中で気が変わり大雨注意報の中、山を越え熊本入り。
前から行きたいと思っていた 田原坂 へ行きました。明治10年、西南戦争での薩軍と官軍の激戦地です。
しらない人は、うぃきぺでぃあで調べなさい。

夕方に到着、雨降る中、興奮気味に 単なる山道(そう思う人もいる) を見つめる男ただ一人。
暗くなってきたので、明日の朝一番にここへ来て、この坂を駆け上ろうと決意。
翌朝、実行。たまらないです。
登ってくる官軍に対して、「ちぇすとー」と叫び襲いかかる薩摩隼人になるプレイも敢行。たまらないです。

田原坂をあとにし、水俣病資料館。次の日に知覧特攻平和公園、西南戦争最後の地 城山 に登りました。
あいかわらず 行く場所が渋い と人は言う。
昨日は 筑豊のクマ こと クマ の家に泊まり一杯。
クマん家の止まっている時計を見つめ、「まだ10時か、早いな」と思いながら二杯、三杯。
時計が壊れている事に気が付いた頃には、もう1時・・・。(恐るべしチクホー)


あとよう、Matoronさんが北九州回船大作戦の模様をyoutubeにアップしてくれたぜ。
必見。
ちなみにおれは、ぶつぶつと何か言ってます・・。

http://www.youtube.com/watch?v=njgWZ-lHgYw

指令本部
2010年06月24日

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昨日、北九州市 門司港にあるJR九州本社跡地の建物に行ってきました。
門司港駅そばの巨大ビルで、歴史があり5階建ての立派な建物でありながら
ずっと使用されなくなって、使い道に困っているという事です。

関門海峡に橋ができる以前は、門司というのは九州で博多以上に中心的役割を果たしていたらしいです。
日銀もあったし、芸者を呼んできて宴会できる金持ちがわんさかいたそうです。

有志の方や市職員の方々が集まり、この建物の利用のしかたについてミーティングをしました。
私も美味い汁を吸ってやろうと思い、参加したわけですが、実のところ予算とかあんまりないみたいです。
かなり面白い使い方が出来るという結論です(詳しく書かなくてすみません)。
一階、二階の広いスペースをアートイベントやライブに使えそうです。
盛り上げるために何か力になろうと思っています。

ミーティングが終わってから最上階にある、指令本部跡に行きましたが
鉄っちゃん垂涎のマニアックグッズ目白押し。マニアに売ったら高そうなものだらけ。
いやー凄い。

帰りに皆さんと一緒に居酒屋でウマい汁をすすってから帰りました。
最近、すすり過ぎかも。

わかってはいたが・・・
2010年06月21日

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支柱が完成間近。プロの手による作業は、早い、精度高い。
オレがいままでやってきた事はなんだったのか?

自己流のやり方を見直しながら、日々ベンキョウ。

それにしても、支柱。デカくね?
船が8,5mだからしょうがねえけど。

土食仙人
2010年06月20日

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土曜の昼、フィクサー真鍋 & ロールスロイスを乗りまわす芸術家リカさん と一緒に 田川材木 さんに行きました。
社長さんはアートに理解のある方で、いろいろサポートをしていただいています。
事務所に気になる花入れがありました。

聞いてみたところ、田川にある「邦日呂窯」で焼いたものとか。そして、邦日呂さんは無欲で仙人のような方だとか。

気になったので、直方のソトヤの家に行くついでに寄ってみました。
焼き物だけをされている方と思いきや、轆轤を回す作業場に見事な木彫による天女像が・・。
これは天才の作だとすぐに思いました。マジで凄い作品です。
白ペンキに灰を混ぜた素材で乾漆技法の様な不思議な技を使っていました。
一見の価値有りです。

小一時間、邦日呂さんのお話を聞きましたが、この山奥で極めた精神的な無の世界は簡単に真似できるものではないです。
陶芸作品も現地でもちろん購入できますが、その生き様を知る為に行くのも良いでしょう。
説明するのが面倒なので、是非行ってみてください。
庭や登り窯も自作です。

破れ尽くして無為に帰す

隠れる一隅もなく

求める道も既にない

愚痴に住んでひとり

土と遊んでいる

私のあだ名は   土食仙人

無為居士、無彦、無行子

(邦日呂窯縁起より)

福岡県田川郡香春町採銅所中原 邦日呂窯

なんと、赤池の熊ん家で修業してたみたいです。びっくりです。

現在、九州で泊まらせていただける御宅が、小倉 川端邸、若松 久保田邸、直方 クマ邸、直方 ソトヤ邸、
博多 novelove邸(noveloveさんお願いします)、糸島 松崎邸(松崎さんお願いします)と素晴らしい布陣です。
昨日は小倉の川端さん、今日は若松の久保田さんに御世話になります。
飲み屋では、真鍋さん(酒豪)に御世話になりました。

感謝

ミマンダ一族
2010年06月19日

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船のキャビン部分は取り外していますが、とりあえずこれが今回廻す船です。
全長8,6mなので、かなりやばい。土台を制作中ですが、かなり大きくしないといけなくなってきました。
職人さんがサポートしてくれているので、自分はやることがありません。監督のようです。

やり方を盗み見しながら、技を奪おうと思います。

夕方、駐車スペースを提供してくださる三満田さんのおばさん宅に御挨拶にいきました。
そして、呑んでしまいました。若松トマト始め、釣ってきたキス等堪能。完全に居酒屋メニューで日本酒をガンガン飲みました。
ミマンダ一族の秘密等、いろいろ聞けて楽しかったです。御馳走さまでした。

久保田さん家
2010年06月17日

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この画像に載ってる二つの鉄の塊は、船シャフト部分の軸受け(丸い所にベアリングがハマる)。
職歴40年の職人さん達が作ってくれています。これなら、軸受け部分が割れたりすることは絶対にない。

オレも自分の作品ながら御手伝い状態中。
さすがに40年選手の前で作業は緊張します。目が厳しいです、コワイです。
でも勉強になる。

今夜から、小倉の川端邸(川端さんありがとうございます)から若松の工場に近い久保田邸に引っ越しです(久保田さんよろしくおねがいします)。
同じ名字の方の家に泊まるのは初めてです。
やはり、作られたアーティストインレジデンスとかいうモノより、こうやって泊まり歩く方が純粋に楽しい。

この工業力、組織力
2010年06月15日

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(C)MATRON

今日、船を工場まで運んで、船底のワカメやら貝やらを、マトロン ミマンダ軍団に取ってもらったぜ。
そのあと、エンジンを外したぜ。オレはオイルにまみれたぜ。
岡野産業の職人さん達(普段原子力発電所のバルブを作ってます)、どうもありがとうございます。
船を運んでいただいた方々本当に感謝です。

そのあと、筑豊産クマと飲んだぜ。
ありがとう。

順調です。明日は早起きして工場に行くよ。

曳航中
2010年06月14日

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今日は藍野島から脇ノ浦漁港まで漁船を曳航しました。
乾船長さんはじめ、いろいろな方々にお手伝いいただき、ありがたい限りです。
心配していた天候も、ぎりぎりセーフでした。

今回は取材陣の方々も多く、記録を撮ってくれています。東京からマトロンさんも来てくれました(中央)。
いままでも、いろんな場所で素材探しをしてきましたが、今回のように記録を残していただくのはうれしいです。
テーテッテーテテ、テーテテッテテー(情熱●陸)
に出れそうな勢いです。

出航準備完了
2010年06月13日

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いよいよ明日、藍島に漁船を曳航しに行くんだけど、天候が心配。

ここ何日か、やることが無いので、骨組みの図面を書いて、職人さん達に説明したり
飲んだくれたりしています。昨日は県民ホールの中野さんがいらっしゃったので、街で飲みました。

ネットでさがした漁船のおもちゃは、5秒で組み立て完了。
オレはエネルギー充填完了、波導砲発射秒読み開始状態です。
このエネルギーのやり場を開発せねばなりません。

「やること無いから、花札、チンチロリーン」(CKB)

今日は部屋を掃除してしまいました。カレーも作った(おれは主婦か?)。
明日、天気予報は雨だけど、無理にでも漁船を運びたいです。
北九州入りして、もう2週間だしな。

鋼材が届いたど
2010年06月09日

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今日は小玉商店さんから、H鋼や鉄板が届きました。
岡野商事さんのマジな職人さん達が、トラックから降ろしてくれました。
昭和、平成を駆け抜けてきた本気の職人さん達が、オレのような若造の手伝いをしてくださるのはかなり気がひけます。
自己流でやってきたので、これから本当のやり方を教えていただこうと思います。

いままでの最大、アイルランドの作品の1,5倍。トラバント作品の2倍の規模と言えばわかりますかね?

TOURISTEN が届いたど
2010年06月08日

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ウイーンのウォルフガングから雑誌TOURISTEN が届きました。
「HERO HIRO , HERO & HIRO , HERO VS HIRO」 と題したオレへのインタビューが載ってます。
6ページも。

でも、日本では手に入りません。
多分ウィーンに行かないとないです。

ウィーンでは、オレは 弘 ではなく ヒーロー なんです。
ウソでない。

ドローイング 進む君
2010年06月06日

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日本でも外国でも、巨大作品を作る準備期間というものは、なかなかに進むものではなく
実にストレスフルなもんです。生来のせっかち野郎なので、そのコントロールが難しい。

10年前なら、暴れる、呑む、漏らす、の三点セットで解決できましたが、もう大人ですのでそういうわけにもいきません。
来年1月に、浅草橋MAKIIMASARU FINE ARTSで個展があるんで、ドローイングをしこしことシコる事にしました。

描き込んだりする気にはなれないので、豪快にシコっています。そして、川端邸の壁にピュッピュと(せっせと)飛ばしています。
これを買うと子宝に恵まれるそうな・・。

シコる為にここに来てる訳じゃねえんだけどね。シコり過ぎ注意だぜ、まじで。

スクラップヤード
2010年06月05日

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漁船回転の為の躯体の材料を探す為、創を考える会ミマンダ氏と若松にある小玉商店さんを訪れました。
今まで見たことが無いくらいのスクラップの山と、巨大クローラークレーン。
この写真に写っているのは、その中のほんの一部です。
お目当てのH鋼と鉄板ですが、H鋼は意外にも少ない。再利用頻度が高いから、すぐ無くなるのだそうな。

しかし、当面の作業に必要な鋼材はゲット。やりました。

来週は藍島にある漁船を曳航、工場まで運ぶ予定です。
Studio F.U.川端さんの家に宿泊させてもらったり、北九州市議上野さんが船を探すのに奔走してくださったりと、
皆さんの御協力の下、着々と計画は進みつつあります。
でっかい花火を打ち上げるその日まで。

確認ヨシっ 人形GET
2010年06月02日

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今日の朝書いた日記に 確認ヨシ を二つほど入れたところ
午後に見学で伺わせていただいた、自見産業さん敷地内において 確認ヨシ人形 を発見しました。
自見産業さんでは、ものすごい機械やクレーンで鉄板を切断加工工程を見せてもらいましたよ。

確認ヨシ の神様降臨。

「いいですね、これ」を3回ほど繰り返したところ、譲って下さるとの事で今度持って帰ることにします。
本当にありがとうございます。クリアーでコーティングして、久保田組スタジオに置きます。

最高ですかー

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北九州上陸以来、美味い酒、美味い食べ物食いまくり中。
尿酸値 及び ガンマ値 の上昇 確認ヨシ!!

昨日はNPO創を考える会や作家の方々と、折尾という場所にあるお店で食事。
刺身をここぞとばかりにいただきました。すばらしいです。
皆さん下ネタが苦手だとか言いつつ、しっかりそっちの話をされていた気がします(気がしただけです)。
解釈の違いで、言葉というものは微妙な味の違いを醸し出すものです。

オバ●ん軍団のパワー全開 確認ヨシ!!

チンチンだの何だのとストレートに表現するのをやめれば、ボクもエラい人になれるかもしれません。

帰りの駅で、反対方向の電車に乗ってしまい、とんでもない事になりました。

北九州到着
2010年05月31日

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工具を満載した車を走らせ、とうとう北九州に到着しました。
途中、神戸は宝塚で 生きろ鈴木 さん夫妻の家に一泊させてもらいました。
長時間の運転で疲れていましたが、手料理と楽しいお酒でもてなしていただきました。感謝です。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新居は素晴らしかったです。ボクも見習いたいと思います。
人間、日々陰徳を積んでいるとそうなれるのだと思う、長野県出身36歳、玉掛け講習修了、血液型B型。

翌日午後、北九州上陸。Studio.F.U.の川端さんの家にお世話になっています。
二人で目薬の木を煎じて飲み、ミマンダさんと三人で夜の街にクリ出しました。

今日は、作業場にさせてもらう岡野商事様を見学。
すげー

天井クレーンが4基もあり、巨大な切削機械をはじめ、なんでもあります。
オレが満載してきた工具どもが無くても作業に入れる規模です。
そして、もっとすごいのが、熟練工の方々が作業を手伝ってくれるという事です。
ボクのなんちゃって技術を鍛えていただこうと思います。

みなさん、船を回すという事に興味を抱いてくれてる感じなので、楽しくできそうです。

民族大移動
2010年05月28日

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昨日、ガス溶接、玉掛け、床上操作式クレーンに引き続き、小型移動式クレーンの修了証をゲット。
これからは堂々とユニックを運転できます。すげーだろー、いーだろー


優秀な子分どもを車に詰め込み、今夜とうとう北九州にムケて出発です。
ヤツらがいなければ仕事にはなりません。
しばらく東京には戻らないでしょう。

道中、荷台で寝ようと思ってたんだけど、これじゃ無理だな。
キャリア、店員に言われたの買って付けたら、ハイルーフ用だったんですけど・・・オマエ、ふざけるな!
おかげでエラくノッポさんになってしまった。

新品のハイエースに乗ってたら、どんな馬鹿でもカッコよく見えるんだよ!
日産バネットをなめたらいかんど。型は古いし、燃費も悪いどっ!だから何だ?


ガンダムの中のモビルスーツの中では、旧ザクが一番好きです。

玉掛け よーし!
2010年05月24日

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今日やっと、3日間の玉掛け講習が終わって修了証をもらったぜ。
八王子の講習所は川崎と違って、なんかガラが悪い講習生が多くてコワーイ。たすけて。
カツあげされそうになったら 「50円でいいですか?」って聞こう・・・・

明日から、小型移動式クレーンの講習が始まる。北九州行き前、試練の十番勝負だよ。
今夜は束の間の休息だから、白桃酎ハイでも飲んで寝るぜ。
疲れて、これ以上書く気にもならねえ。

納品
2010年05月21日

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今日は作品の納品でマキイマサルまで行ってきました。
ベルギー人のお客さんの家に佐藤さんとリトグラフを運び、しばしつたない英語で御茶をしてきましたよ。
お洒落なデザイナーさんが買ってくれたので、オレの作品はお洒落というカテゴリーに仲間入りという事で決まりでしょう。
帰りにギャラリーの佐藤さん、木股さんと記念写真(何の?)。

明日から、教習所で玉掛けと移動式クレーンの免許の講習です。うわー、金がかかる。
床上操作式クレーンと合わせたら、オレは最強だぞ(何の?)

目薬の木
2010年05月18日

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東大和市の永井さんと一緒に 目薬の木 を貰いに行きました。
目薬の木の葉っぱや樹皮を乾燥させて煎じて飲むと、肝臓にイイらしく、酒がもっと飲めるようになるそうです。ウコンなんてもんじゃない効き目だと永井さんは言っていました。

大した大きさではないと思っていたんですが、現地に行くと木が大きくて、根っ子もボリュームがあります。
急遽、大森さんにダンプとユンボをお借りしました。
ただいま、秘密の場所に植樹。今後、私は葉っぱを乾燥させる怪しい男になるでしょう。


夕方から、生きろ 鈴木貴博が銀座のギャラリー現で個展をしてるので行き、その後居酒屋に行きました。
鈴木さんの知り合いの富田さんが、同い年という事が話の中で判明。
その後、昭和49年の早生まれだということが判明。
それも1月生まれだということが判明。。
生まれたのは15日だということが判明。。。

まったくオレと同じ誕生日じゃねーかー!

すげえ。富田さんこれからもよろしく。
生きろパワーはすごいです。

着床よーし!
2010年05月16日

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荷の安定よし!ワイヤーの張りよし!重心よーし!

床上操作式クレーンの免許取ったぞコノヤロー。
荷ブレ無しで、ホイスト操れるんだぞ、すげえだろバカヤロー。

今週末、玉掛け と 小型移動式クレーン の免許も取るんだぞ。
もう誰にも文句は言わせねえんだ。すげえだろ。

それにしても、この ちびまるこ のような髪型は何なんだコノヤロー

床上操作式クレーン講習
2010年05月13日

ここのところ、5トン以上吊り下げクレーンの技能講習の為に川崎まで通っています。朝6時起きです。
オレのなんちゃってスーパーテクでは、だめになってきたんで、御墨付きをもらいに行くつもりです。
でも講習を受けてみると、意外にも勉強になっています。

玉掛け、小型移動式クレーンの免許も取ろうかと考え中。金が物凄くかかりますが、避けては通れなくなってきました。

アマちゃん野郎どもとは一緒にされたくないので、オレはプロっぽい顔で講習を受けてます。
周りの講習生の方々は、オレの事を何かの職人だと思っているようです。
芸術家だと言うと、日本では馬鹿にされるので、別に今は職人風に振舞います。別に後ろめたくはありません。
他の講習生の現実的な話の方が、芸術家っぽいアマちゃんどもと話しているよりも勉強になります。
一服しながら話すのが楽しいです。

TOURISTEN
2010年05月11日

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ウィーン在住のウォルフガングテーラーが仲間と作ってる雑誌が完成。
2年前に撮影の為にウィーンへ行きました。
表紙はオレです。インタビューも載ってます。TOURISTENは「旅人」って意味です。

12日にウィーンのどこかで夜9時から「TOURISTEN」についてプレゼンする集会があるらしいんで
近所に住んでいる方は是非どうぞ。

ウォルフガングとは、パリのシテデザールで出会って以来、なんとなく繋がっています。
奥さんのミラと作品でコラボレーションしようと言ってるんだけど、しばらくヨーロッパに行けない。
残念。いつかまた行ける日が来るといいんですが。

漁船&制作場所 GET!!!
2010年05月10日

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千葉での塗装が終わって、疲れ気味の久保田です。でも休んでいる暇はありません。
今月下旬から北九州に出発、漁船を回します。
先日、北九州 創を考える会の三満田氏から漁船と作業場をゲットしたとの連絡をいただきました。
御協力いただいている関係者の方々に感謝です。命を張ってがんばります。

作業場のクレーンは10トンの門型クレーンで、今まで使ったクレーンの中では最強です。
屋外ですが、そんなものは慣れっこです。「きのこの山」ならぬ「くぼたの小屋」で雨風をしのぎます。
オレはやります。

手元、足元、痛風注意で今日も一日安全作業です!
(ホッピー&焼酎でプリン体ゼロが合言葉)

塗装&解体 終了!!
2010年05月03日

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おれたち塗装軍団は、仕事をやりとげました。
昨日は日曜日だったので、午前中だけ仕事をして、午後BBQ。
その後野球大会をしました。ユウヤの友達のタッキーが来たからです。

拾ってきた球を、拾ってきた木の棒で打ちました。川に球が落ちたり、ミツバチの巣に激突しそうになりました。
選手は4人の特別ルールです(説明するのはかなりむずかしいです)。かなり楽しかったです。
GWというかんじです。
暗闇の中でキャンプファイヤーをしたり、下ネタを語り合ったり、青春というかんじです。

あとは、おれたちの仕事に対してダメをだしたり、聞いていない追加作業をさせられない事を祈るのみです。
今夜はユウヤくんとケンタロウくんが、残った食材で何か料理を作ってくれています。

ちなみに、田んぼの向こうのパラダイスは、ラブほてるです。

あほあほ塗装軍団
2010年05月01日

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ぼくたちアホアホ塗装軍団は、昨日手付け金をもらったので、うれしくてうれしくて飲んだくれてしまいました。
北九州のnobuloveさんからプリン体たっぷりの田作りを送っていただき(感謝!)ました。
僕たち食い詰め小学校はうかれまくりで、GWなんてありません。いえーい、いえーい、いえーい

脳なんて壊れてなんかいないぞ!
やってもやっても終わらねえなんて、愚痴なんかこぼしてなんかいないし、早く家に帰りたいなんて思ったこともねー。
なんで解体までやらされるんだろうなんて、考えたこともねー。思ったこともねー。感じたこともねー。

尿でも喰らえ
2010年04月27日

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(C)HIRONARI KUBOTA

最近、作業の合間に絵を描いています。さっき、ほぼ完成しました。
最近、ムカつく事があってイライラしていたので、絵に尿をぶっかけてやりました(実用新案申請中)。

30万円くらいで売れると思います。

Kがいきなり健康に!!
2010年04月24日

このあいだ、医者からあなたはもうすぐに痛風になりますと言われ、尿酸値を気にしていたK。
γ-GTPの値が常人の2倍だと言って、断酒をしていたK。
脂肪値が高いと言って焦っていたK。
アルコール性肝障害だと医者から言われたK。

今日、やんごとなき理由でもう一度γ値だけ測りに行ったらしいんだが、その時採血もして
再度全部しらべてもらったらしい。
そしたら、すべてが正常値に戻っていたんだと!

たったの10日間断酒しただけで、こんなに戻るのかと、医者もKも驚いていたんだとさ。
でも、しばらくは飲む気になれないし、煮干しやシイタケ、タコ、青魚を食う気にはなれんのだと。

意味がわからん!!(K)

富津少年院のおともだち
2010年04月19日

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あたらしくベルリン幼稚園から、YUYAくんが1年2組に入園しました。
呼んでもいないのに、のこのことやってきました。食い詰めモンどもが続々集合です。
一応かれらは一生懸命働いています。でも、すこし壊れています。

ぼくたちは仲よく夕御飯を食べたり、絵を描いたりしています。
きょうは塗料のシンナーを吸いすぎたせいか、夜お絵かきをしているときにアタマガおかしくなりました。
でも、かなりイイ作品になりつつあります。たぶん今度の個展にだします。

それにしても、ぼくのまわりにはどうしてお金の無さそうな人があつまるのですか?
富津はかなりたのしいです。GWもぼくたちは作業しているので、あそびに来てもいいですよ。
屋根の上であそぼう。

久保田組スタジオ 解体部
2010年04月16日

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雨が続いているので、KGS塗装部は休み。KGS解体工として活躍中。
内部の壁という壁をすべて壊し、大きな空間を作ってくれという要望ですので、ハンマー、バールで壊しまくります。
壊すのは簡単ですが、解体後の残材を撤去するのがかなりの仕事量です。
窓から投げ落としたものが山になり、それをユンボで無茶苦茶に押しこくりまして、移動。
やることはまだまだあります。
でもこの空間がアーティストインレジデンスになるわけですから、苦ではありません。
芸術の為、食う為にがんばっております。

今日はプリン体が多いといわれているシイタケさんを、昼間誤って食ってしまったので
もうどうでもよくなり、冷凍庫に保存してあった鹿肉を須永さんと夕飯の時に食いまくりました。
でも、ビールは飲んでいません。オレはえらいです。

作品納品
2010年04月15日

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今日はマキイマサルギャラリーの佐藤さんと、御購入いただいた作品を納品に行きました。
買って下さったのは、ベルギー人のヴァンさん。隣にいるのは奥さんのアニキさんです。
なんと、鉄の額のついた大きなリトグラフを2点も。すばらしー。
大きいし、鉄の額が重すぎて運べず、ギャラリーの近所にお住まいなのでお届けにあがりました。

エスプレッソとベルギーチョコレートを御馳走になりました。
夜景のきれいな、すごくカッコイイお住まいです。
それに比べて、オレん家はいったい何なんだと思ってしまいました。

失礼の無いように、急遽ワークマンで新品の作業着を買い、着て行きました。
オレの英語はまだ通じる模様。

久保田組スタジオ 建築部
2010年04月13日

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今日は千葉県某所にて塗装工事です。建物かなりデカイです。
スタジオメンバー須永氏(写真 屋根の右上で作業中)と一緒に作業。
ここは今は廃墟ですが、リノベーション終了後、アーティストインレジデンスに生まれ変わります。
内部の工事もします。

久保田組スタジオは、単なるレンタルスペースではなく、建築工事の請負もしますよ。
見積りますよ。とにかく御相談下さい。
今日は屋根の錆落としをしたので、顔中鉄粉だらけです。
雨よ降るな。

それにしても、ここは山の中だから出歩けなくて、断酒には持ってこいの場所だよ。
屋外で自炊もできるし、キャンプ状態だ(また)。

カエルの合唱を聞きながらの一服は、いいものです。

危険地帯
2010年04月11日

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最近、尿酸値とγ-GPTが普通の値の2倍の状態な事が発覚。
肉類、酒を自分の食生活から抹殺しようと奮闘中。でもなかなか難しい。
医者には、痛風寸前であると言われてしまいました。

最近、酒が弱くなったのも肝臓の機能低下だと思います。
アルコール性肝機能障害(軽度)らしいです。
俺はしばらく酒を絶ちます。
皆さん、御協力お願いします。

今日はある場所の縄文式土器群です。圧巻です。
でも、今日オレは ニク を食いました。

痛風は贅沢病なんかではありません。
今日オレは ニク を食いました。
水を一日2リットル飲みます。 

今日の日記 「ゴム」
2010年04月06日

最近、車での移動がいつにも増して多いです。タートル号で高速を飛ばします。
買った時から思っていたんだけど、前タイヤが片減りしてゴムにヒビが入ってました。
こわいです。

しょうがないので今日、前タイヤを換えに行きました。
どうやら10年前の劣化したタイヤらしく、バーストしなかったのが奇跡だと店員は言ってます。
後ろタイヤも交換した方がイイとも言い始めました。でも溝はきっちりあるんです。
おかしいなあ、車検も通ったんだけど。

店員がオレを騙しているに違いないと思ったので、違う店にも行って聞いたら、前の店と同じことを言っています。
タイヤ業界みんなでオレを騙しているのかもしれない、とも思ったんですが、諦めることにした。
だんだん疑り深い性格に変わってきたかもしれません。
結局、4本とも新品に換えました。痛い出費ですが、事故るよりましです。
普通は溝があっても、3年くらいで交換するんだってよ。ウソかホントか知らねえけど、オレはイヤだね。

最近、諦めがわるいです。

いままで乗ってきた車は、ほとんど全損事故で御釈迦にしてきたんで、タイヤなど換えた事はありませんでした。
知らなかったなあ。これで長生き出来るかもしれない。

ごむは生きものだと、店の人が言ってました。
使わなくて、ずっと置いてあった古いごむも、使用しない方がイイと聞いたことがあります。
ウソかホントか知らねえけど。

オレは使う。

御柱祭 山出し から帰ってきました
2010年04月05日

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3日間、曳子として参加しました。前回の みぞれ交じりの悪天候に比べれば、今年は天候に恵まれました。
諏訪大社上社 前宮三の柱の曳行に参加させてもらいましたが初日から3日目まで綱を曳けて嬉しかったです。
今まで何年間も準備されてきた方々にお礼をいいたいです。

上社の御柱は、メドデコという棒が前後に計4本ついていて、人が乗っています。
これは20キロという長い曳行距離の間に、柱を操りやすくするためと、人が乗って士気を高める為のものです。
昭和初期頃の映像を見ると、メドデコはかなり短く、ほとんど人は乗っていませんでした。柱が転がるのを防ぐ為に付け始めたのだと思います。
柱がゴロゴロと転がり出すと危ないですから。重さ10トンだし。

今では沢山の人が乗っていますが、長くしすぎたメドが折れて怪我人が出る事もあります。不謹慎ですが、それが面白かったりします。
メドの長さで、その地区のツッパリ度がわかります。昔ながらの長さにこだわりを持って、王道を守っている地区もあり、個性が出ます。

何故、半端でない労力を費やして、こんな危険を冒すのか?
それは考えても聞いてもいけない事です。意味なんて考えていてはやってられないです。

これは神への奉仕なんだよっ(K氏)。

テレビに出たいからやっているだけではないんです。
テレビもラジオもない1000年以上前から、観客がいなくても諏訪人は御柱をひっぱってきました。
それでいいでしょう。
最近は報道のせいで人気が出て、商業ベースにのりすぎて本来の形が薄れつつあるという指摘もあります。
ボクは地元に住んでいないので、いろいろ言う権利はないですが、原理主義者の方に同感です。

奉仕に夢中で写真もほとんど撮りませんでした。皆さんすみません。

諏訪御柱祭 参加中
2010年04月02日

写真はあとで載せる。

新年度
2010年04月01日

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九州から帰って来てから、少しヒマになるかなと思いきや、そうでもないです。

昨日、じょうじの工場に貼りついていた言葉。
昔から貼ってあって剥がれないらしいです。

さいきん、やっと心から謝れるようになりました。

北九州から戻ったぜ 4
2010年03月28日

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皿倉山の頂上にロープウェーで登りました。
というのは、北九州市の事が未だぜんぜんわからず、せめて全体の様子だけでも見たかったからです。

写真右側の切れて見えない方の門司から小倉方面は、何度か来たので知っていました。
この写真では八幡、若松、戸畑地区が良く見えました。
関門海峡手前、洞海湾という入江が、入り込んでいます。

それぞれの地区での産業が異なり、歴史も違うので、この街は様々な顔をしています。
工業だけでなく、若松では漁業や農業もしています。若松産のフルーツトマト、居酒屋で食べました。
写真を撮っている後ろ側には、筑豊の山々が連なっていて、そこから川を下って石炭がかつては運ばれてきていたのです。

イイ作品ができると思います。


おわり

北九州から戻ったぜ 3

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小倉のgallery SOAPさんで、アーティストトークをさせていただきました。
この日はボケていて、話にキレがなくて申し訳なかったです。

前回トークさせていただいた Irish PUB Bootiesさんが、小倉城近くの場所に大きくなってリニューアル
されていました。
お邪魔したら、ボクの事を覚えていてくれて嬉しかったです。

みまんださん、画像ありがとうございます。

北九州から戻ったぜ 2

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筑豊の赤池のクマん家と、香春町のソトヤん家の中間地点の山中に、偶然古墳を発見したので調査しました。
これは夏吉一号古墳という名前ですが、他にもたくさんあります。
でも、それを表示している看板は小さすぎて、誰もこの存在に見向きもしません。
ソトヤは地元民のくせに知りませんでした。

天皇家の祖先の墓では無いことがわかった瞬間、遺跡というものは国や県から、こういう扱いを受けるわけですが
この古墳はかなり見所が多かったです。中にも入れますが、岩で作った棚が現存している横穴式石室です。
巨石で中空に棚を作るのは、当時では相当なハイテクです。

隣のナントカ町には、土手を掘削して作った水町古墳群もあり見学。
弥生時代後半のものらしいですが、二日酔い気味で書いてあった事は覚えていません。
この写真に載ってる夏吉一号から二十八号古墳がある山は石材が豊富なので、そこから伐り出して使ったものでしょう。石棒や石柱もあるにちがいない。
ここは東洋のカルナックです (なんちゃって)。

歩道に作られていたステンレスの鎖の柵は、所どころ盗まれていました。
きっと、筑豊の悪い中学生が拳に巻きつけて、山中で隣町の中学との喧嘩に使っていると思われます。
ボクも盗ろうかと思いましたが、もう36歳なのでやめました。

北九州から戻ったぜ

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怒涛の一週間があっという間に過ぎました。高速土日割引、17時間の死のロードから始まり
船探し、アーティストトーク、制作場所探し、楽しい食事等、素晴らしかったです。
北九州の皆さん、筑豊の皆さん、御好意本当にありがたかったです。
行く予定だった糸島の松崎さん、人妻O久保さん,、そして旦那さん、すみませんでした。5月以降是非立ち寄らせてください。

さっき25時間かかって、東京の事務所に到着しました。やっぱ帰りはマトロンさんがいなくて、厳しかったです。
島根と京都と静岡で、各2時間ほど寝たのでどうにかなりました。軽トラから、ワンボックス車に変えて正解でしたね。
渡世人は、オテントウサマが当たる場所を堂々と歩いてはいけないと、勝新が言っているので
帰りは山陽道でなく、中国山地を越える中国道を通りました(川端さんから銀幕演歌というCDをもらいました)。

東京に戻ったら、北九州のように美味くて安い店がなかなか見つからず、今夜は味噌汁と御飯と漬けものだけの
刑務所食を堪能しています。とんこつラーメン食べたいです。
渡世人はつらいです(川端さんから銀幕演歌のCDもらいました、すげえイイです)。

船と作業場、早く見つかるとうれしいです。

筑豊滞在中
2010年03月26日

今日は田川の外矢ん家に泊まらせてもらいました。
昨日は、植木の熊ん家に泊まりました。

友というのはいいものですね。

いろいろ近況を話しましたが、結構二人ともちゃんと生きています。
素晴らしいです。ありがとう。
今日、北九州に戻ります。

ナマコ GET!!!
2010年03月23日

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船を探しに行ったら、市議会議員 上野氏のお知り合いの漁師さんから
ナマコとサザエもらっちゃいました!!

さっそく中華料理屋で料理してもらっていただきました。
そして、焼酎のボトル2本空けました。

二日酔いの中、果たして今日アーティストトークできるのか?!
オレは知らん。

今日の 19時より 北九州 小倉の Gallery SOAP だよ。

北九州上陸 成功!!!
2010年03月21日

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photo Matron

約17時間の運転で、昨日夕方に北九州に到着しました。
高速料金は、本当に2500円で済み嬉しいですが、体力は限界ですね。
マトロンさんにも運転してもらったので助かりました。

FU.スタッフの川端さんの家に泊めさせてもらっています。ありがとうございます。

昨晩は、マトロンさん、川端さん、創を考える会の三満田さんと小倉の飲み屋に行きました。
疲れから熟睡。
今日は三満田さんに足立山の展望台に連れて行ってもらいましたよ。
明日、回す船の見学に行きます!

明後日は作品についての説明会が、gallery SOAPで開かれます。
その次の日は、制作場所を提供していただくかもしれない岡野バルブさんの工場に見学に行きます。

岡野バルブさんの秘書の方、見てますかー?宜しくお願いします。

帰郷
2010年03月17日

現在、訳あって故郷 諏訪 に帰っています。
人にはそれぞれの歴史があり、その長い年月もいつか終わりが来るものです。
明日はその歴史を感じながら、3日目の酒を飲みます。

北九州上陸作戦の為に、肝臓をウォーミングアップしておきます。
出発は明後日です。

おさんぽ
2010年03月10日

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最近、腐ったものを食った記憶は無いんだけど、車内でいきなり催す事があります。焦ります。
かつて東名高速で車内で大変な事件を起こした経験があるので、同じ間違いを犯してはなりません。
そして、確定申告 ファイルの制作等やることが多いのに、まるで集中力がない久保田です。

今日はこの頃、太陽の光に当たる事がなかったので、買い物ついでに外に出てみました。
チャリで5分の場所に、近藤勇の生誕の地と墓があるんで、御参りしました。(別にヒマなわけではないです)

隣に調布飛行場があります。都立野川公園も近いです。
燃えよ剣!!!

忙しいのでこのくらいにしておきます。

タートル号発進
2010年03月06日

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一番星出るころ オレの心に波が立つ (一番星ブルース)

今夜もオレの青いタートル号が出撃です。BBSを見れば意味がわかるでしょう。

出発!!

え、まさか 2
2010年03月04日

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ユジンとチュンサンが、実は兄妹じゃなかったなんて(怒)!!

そして、それにオレがハマるなんて。

(すいません、冬ソナが流行っていた頃、日本にいなかったもんで)

え、まさか
2010年03月03日

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ユジンとチュンサンが、兄妹だなんて・・・

オレは信じねえ。

(すみません、最近夜勤がつづいてるもので)

隠れた名店 十割そば 谷津
2010年03月01日

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今日は、義理と人情とやせ我慢の人 大森壮一郎氏に青梅登山に連れて行ってもらいました。

画像ではいつものように、ただ呑んでいるようにしか見えませんが、約5時間登山した後の一杯です。
大森さんは最近、週末には山に登っているらしく、以前から呑むと山について語っていました。
そして、その麓にある蕎麦屋 谷津 に月一のペースで通っています。

朝9時50分に立川駅。そこから青梅線、奥多摩線を乗りついで 鳩ノ巣 という駅で下車。
そこから 御岳山(標高929m)、日の出山(902m)を目指しましたが
登山をナメていたオレは、今回かなり息が切れてしまいました。
酒童大森は、青梅の山を歩き回っているので常人の2倍の速さで歩きます。ついていくのがやっとです。

御岳の頂上には武蔵御嶽神社があり、北九州で無事に船が回る事を祈願して二拍二礼。
日の出山を経由して、 十割そば 谷津 のある 日向和田駅 方面に向かいます。
日向和田の梅郷では、梅の花が現在五分咲き。来週、再来週辺りピークを迎えそうです。

河豚の鰭酒と蕎麦、てんぷら、串焼き等単能。凄く美味かったです。
店内は店のオヤジさんのこだわりで一杯なので、かなり楽しめます。
帰路、最近オレは酒が弱くなったので、また乗り換え駅を乗り過ごしてしまいました。
酒童大森は、「あと五合は呑める」と言って帰っていきましたが、肝臓が鮫級に強いです。
大森さん、御馳走様でした。

十割そば 谷津

青梅市 梅郷 3丁目 782 の 1
http://www1.odn.ne.jp/yatsu/

地図なしで行ったら見つからねえぞ。

3月 北九州行き 日程
2010年02月26日

船回転作品 制作は6月頃からですが、来月現地視察に行ってきます。
市議会議員の上野さんが調達してくれた船と、制作場所になるかもしれない
岡野バルブさんの工場を見るのが主な内容。
現地を見てから、さまざまな計画を練って、道具も運搬しないといけないんで。

北九州では 写真スタジオFU.カワバタ氏邸に泊まらせていただける事になりました。
感謝です。カワバタさん、ありがとうございます。
創を考える会 のスタッフの皆さんの御尽力で、全てがスムーズに進んでいます。
これは今までの久保田回人生の中では、奇跡的な早さです。

20日(土)に東京を出発。祝日割引とやらで、高速料金2500円で北九州上陸予定。
22日(月)には、船を見させてもらえる事になっています。
一週間くらい九州に滞在予定なので、皆さん飲みましょう。映像作家のマトロンさんも一緒に行きます。

寝袋も買ったから、車中泊上等で九州を練り歩くよ!

人の腹毛を抜いてはいけません
2010年02月22日

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この間の札幌S-Airでの宴の様子じゃ。
酔っぱらいすぎて記憶は無いが、楽しかったことは確かじゃ。
オレはこんな事をした記憶はない。(写真 S-Airのブログから無断拝借)

S-Air ブログ http://sair.exblog.jp/

SNOWSCAPE MOERE V in モエレ沼公園
フォトアーカイブ
http://www.sapporo-park.or.jp/moere/ssm/2010/photo_event_report/index.html

オレはこれから昼に引き続き、夜の部に出発じゃ

誰の腹毛抜いたのか覚えてないけど、ごめん。モーガンかな?

稼げ  × 3
2010年02月20日

オレは今、Time is money人 として生きております。
芸術などという甘っちょろいモノは、今のオレには入り込む余地がありません。

「ゴールドラッシュ 魂のシャベルで金を掘り起こせ」 (永ちゃん)

昨日はダブルヘッダーでした。
5年前は、昼夜昼夜昼 のクインティプルヘッダー経験済みですが、もうむりですね。
ダブルが限界。脳がマヒです。

「ひと山当てたら オマエもスーパースター」 (永ちゃん)

でも気をつけろよ。
労働 テレビ お●●ー (魔の3要素)の波状攻撃に立ち向かえ!!

ふぁいと一発

4、5
2010年02月17日

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最近ある男が、自分の部屋をドローイングを描けるように改造したんだけど、すげー狭いぜ。
四畳半(しかも部屋が三角)が、より立体的になっているそうだ。寝る場所が無いとも聞く。
日本一狭い住居兼アトリエを目指して独走中及び驀進中らしい。

最近、ベランダが部屋より広いんじゃないかという疑惑浮上。
ヤツの口癖は、「ちゃんとした会社に就職したい」 だ。

あえて言っとくけど、部屋が三角(台形ともいう)だから遠近法で広く見えるだけだぜ。わかったかい?
この部屋設計したヤツ出てこい。


多磨をなめるな


最近のオレの口癖は 「ぶっかけ山田うどん」 だ。

スタジオ 空き 有りマス
2010年02月15日

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こんにちは、リアリスト久保田です。
昨日は大森さんと飲んで、ボクが先に潰れました。スミマセン。酒が弱くなったものです。
家に帰るまでに何度も乗り換える駅を乗り過ごしました。
それでも家に帰れたのが不思議です。我が西武多摩川線多磨駅は、位置的に妙な場所です。
何故こんな場所に住んでいるんだろう?多磨霊園のまわり、暗くてコワイです。

ところで武蔵村山 久保田組スタジオ に今、空きがあるので御知らせしておきます。
空いているのは、平面専用スペース(写真) 1人分、立体専用スペース1人分の2スペースです。

平面専用スペースは約6畳程の広さです。立体作品の制作をしても構いません。
グラインダー、ドリル他 溶接機、パワーリフターなどなど工具が充実しております。

気になる方、otokokubota@hotmail.com まで御連絡下さい。

今なら久保田のワンボックスカーから外した ソファー もれなくついてます(いらねえ?)


武闘派彫刻軍団
2010年02月12日

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最近オレ達彫刻家は、素材が重い、デカイ、流行りじゃない、金がかかるってことで、この世でシノギをしていくのがキツくなってきている。
発砲スチロール、段ボール、ブルーシート、とんちと映像を融合した 近代ヤクザ一休さん集団に水をあけられ、見る影もないです。
「この橋渡るべからず」と言われれば、「泳げるからイイよ」と入水し始める武闘派ヤクザは、一休さんのように端を渡ることが出来ません。
これは由々しき状態です。

先日、武闘派軍団の義兄から北九州で船を回す為に餞別(写真)をいただきました。
義兄は少ししたら海の向こうの何処かへ旅立つそうです。餞別を渡すのはこっちの方だったかもしれません。
ありがたいです。

これから、ただでさえ狭い久保田組事務所をドローイングのできるスペースに改造して、
シコシコと内職のようにドローイングを描き、糊口をしのいでいく所存です。
そして今年秋頃には立派な「男船バカ一代」になってみせます。

押忍

国分寺Roofから見た荒野
2010年02月08日

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ここのところ3日連続で国分寺のカフェバーRoofに来てます。
というのは、北海道芦別から吉岡さんが来ていたので、鹿之介もいるし馴染みの店で飲んでいるというわけ。
吉岡さんを知らん人は、ベースヨシオカその後の生活 http://mohican.vox.com/ を見なさい。リンクにも貼ってあります。
吉岡さんは、久保田よりも久保田を知る男であり、世界男根彫刻大会in Korea の優勝者でもあります。(オレは3位です)

Roofは相変わらず満員でしたので、今日は静かに飲み始めましたが、その後自分を止められなくなり
最後は ウイスキー持ってこい!! コノやろー状態になってしまいました。
吉岡さんは夕方の飛行機で北海道に帰りましたが、直後に芦別で雪かきが待っていると言っていました。

国分寺にRoofが出来てからもう何年も経ちましたが、いろんな事が変わった気がします。あれからもう5年です。
パークレーンも壊されて無くなり、今は整地され次の何かが出来るのを待っています。酔っぱらって撮った写真です。
おい秦(仮Mr.Hataこと、山のきこり)、テメエ失踪してる場合じゃねえぞ。

Roofのスタッフの皆さん、いつもありがとうございます。あなたたちのおかげで成長しております。
(Roofの酒を飲み尽くす会 実行委員長より)

KGS 第4スタジオ 建設計画
2010年02月06日

最近、生まれて初めて軽自動車ではなく普通車を所有して、何か大人になった気分の久保田です。
燃料、食う食う食う。びっくらコキまくりです。
でも車内で寝られるこの感動。軽トラでは味わえませんでした。

ところで最近、KGS(久保田組スタジオ)は作家の皆さんが真冬にもかかわらず、活発に活動されています。
これはとってもイイ事です。いっしょに盛り上げていきましょう。
でも、最近気が付いたのですが、オレ自身が使うスペースがありません。

さっき思いついたんですが、自分用のアトリエを作ろうと思います。
裏に無法地帯と化している場所があって、テントの小屋がありまして、その辺を開拓しようと思います。
この開拓スパイラルから、オレはいつになったら脱却できるんでしょうか。

オレ用のスペースは、断熱材をガンガンに入れて冬はポカポカ、夏は涼しー部屋にします。
いいだろー。

そこで問題なのは、金がないということだ。とにかく金がぜんぜんないんだ。ちょっと貸してくれないか?(CKB)

今日は深夜から地下鉄の現場で仕事です。

返せるアテなど無いが、オレには夢があるんだ。夢の話をしようじゃないか。(CKB)

ヤル気は十分。
まだ空きがありますよー。
KGS(久保田組スタジオ) /diary/cat11/

いっとくけど、オレは恐くないよ(誰だ?そういうウワサを流している奴は)。
大して知りもしないのに人にレッテルを貼るのはやめなさい。オレは腐ったミカンじゃねー。
見学に来なさい。

除雪車を回す日
2010年02月03日

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そんな日はきっと来る。念じていればきっと来る。

でもその前に、北九州で漁船を回す日がきっと来る。

先走り汁 注意です!!

札幌は天国です 2
2010年02月02日

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今夜東京に戻りました。雪が降っていますが、こんなものは北海道の比ではありません。
屁のつっぱりにもなりません(わからない人は、札幌郊外にあるアイヌ博物館の ペナンペ放屁 というアニメを見なさい)。

昨日は開拓の村やジャンプ台に連れて行ってもらいました。クラーク博士にも会いました。コスプレをして馬橇にも乗りました。
今日は札幌名物 スープカレー(画像) を食べ、その後支笏湖畔の温泉に連れて行ってもらいました。
おかげで何か体が軽いです。疲れが無くなり調子がいいですね。
S-Airのスタッフの方々はじめ、ICC、モエレ公園の方々には何とお礼を言ったらいいかわからないです。
札幌で除雪車を回そうという話も発生中です。今後実現できるように努力します。

今回ボクは相当癒されました。
スープカレーは、野菜が一杯入っていて健康にいいぜ。
芸術家続けてて良かったかもしれません。
札幌の人たち、かなり燃えてます。

札幌は天国です
2010年01月30日

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県民ホールの展示の打ち上げが朝の4時に終わり、7時の飛行機で札幌入りしました。
早速S-Airの方々に御出迎えいただき、トーク会場のモエレ公園を視察です。
イサムノグチが建設にかかわったという巨大公園で、建物や公園全体が一つの彫刻のようです。
ものすごい金がかかっているはず。90年代初頭に完成したというんで、ちょうどバブルの終わりころになるでしょう。
雪で何も見えませんでしたが、人口の丘が2つもあります。写真のやつです。
ここからソリですべって遊びましたよ。

昨日はそれから回転ずし(北海道はネタが全然ちがうぞ)、温泉、居酒屋と最高の一日を過ごしました。
この半年頑張ってきた御褒美なのですか?神様。
S-Airの皆さん、本気でありがとうございます。気分がユルユルなので、あとで気合いを入れてからトークしたいと思います。

それにしても、俺なんかがトークするなんて5年前までは考えられなかったことだぜ。
不思議なもんです。

試練の十番勝負 天龍VS久保田数え唄
2010年01月28日

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去年の夏頃から始まった制作漬けの日々が終わりに近づいてます。
昨日はトラバントを富津のマキイステンレス様敷地内まで4tトラックで運びまして、洗車機、電柱も
ようやく神奈川県民ホールから姿を消したわけです。
BerlinHitoritabiを満載したトラックで東京湾上を、炎の学芸員中野さんとドライブ。あの夕陽は忘れられません。
4tトラック3台分だぞコラ。なめるな、ススキノに行っちゃうぞ、コラ。

地下ギャラリーから地上に重量物を運び出すのに、大森壮一郎氏からお借りした2tダンプが大活躍です。展示室の場所が場所だけに、搬入出は困難を極めました。
御手伝いに来てくれた山田、岡健、文平ちゃんはじめベテラン軍団の皆さん、本当にありがとうございます。
ボランティアで来てタダで手伝ってやってるのに、久保田に怒鳴られた高良クン、磯辺サン。これが本当の愛です。
せっかくの休日なのに、鉄骨を運んでくれた木俣さん、あなたは女神です。今度は私が大ちゃん数え唄を歌います。
すみません、疲れで自分の言っている事がよくわかりません。

今日は久々にゆっくり朝起きましたが、夕方から打ち上げ。
明日の朝、札幌に発ちます。それも早朝7時に羽田発だぜ。
今日も行きつけのネットカフェ泊まりだぜ。いいだろー

恥ずかしい写真
2010年01月22日

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来週末、札幌のモエレ公園という所でアーティストトークをするんですが、トークで使う為に昔の写真を
引っぱり出していたら、恥ずかしい写真と、表に出せない写真が多数出土です。
意味がわからない人は、うぃきぺでぃあ で「男神輿」と調べればわかります。
この頃から人生のレールを踏み外し始めたように思います。人を殴ってはいけません。
(注意) 札幌のアーティストトークとこの画像は、何の関係もありません。

 
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SNOWSCAPE MOERE   札幌
http://www.sapporo-park.or.jp/moere/ssm/2010/index.html

オレは1月30日(土)に話すぜ。
高嶺格氏 と 欧寧氏 のお話もあるよ。

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あと24(日)、25(月)、27日(水) 神奈川県民ホールで作品の搬出があるんだけど、誰か手伝ってくれんか?
手伝ってくれたら、きっとイイ事があると思うぜ。

それが愛ってもんじゃないのか?

23日(土)追加最終パフォーマンスです
2010年01月18日

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アーティストトーク、パフォーマンスに足を御運びいただきありがとうございます。
最近、自分にファンが存在する事を確認し、もっと真面目にやろうと決意した36歳新春です。
昨日は2人の方にサインをするという快挙です。NHK日曜美術館にも10秒出ました(千里の道も一歩から)。

先日、極東場違いガールズ(疑)にマキイマサルで誕生日を祝っていただきました。
浅草橋マキイマサルファインアーツでのドローイング展は、19日(火)まで。

バカ売れ中!!!買うなら今だ!!!!

神奈川県民ホール 日常場違い 展は23日(土)までとなっております。
23日には、御好評につきパフォーマンスを追加することになりました。
今年は始めから幸先イイぜ!!

神奈川県民ホールギャラリー イベント情報
http://www.bachigai.info/events/

土曜は ダブルヘッダー だ
2010年01月15日

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こんばんは、さっき36歳になってしまった久保田です。
今日、マキイマサルファインアーツでやってるドローイング展の方に行きます。
御暇な方、ボクの相手でもしてください。お誕生日会でもしましょう。

16日(土曜日)は、4時から神奈川県民ホールでパフォーマンス。
7時からマキイマサルでアーティストトークをしますんで、是非来てください。
この間とは違う話をしますので、県民ホールのトークを聞いた方でも、楽しめるはずです。

あと、ネットで久保田の回る車はまあまあだが、(室内の展示は全然だった)と書いてた方を発見。
なかなかイイ度胸ですね。言ってくれるじゃねえか。
はるか地上の大気圏内から、人を見降ろすのもいいかげんにして欲しいものです。

吐いたツバ飲まんとけよ。

これが、全然だった作品です。スミマセン

すごいだろー
2010年01月13日

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もう軽トラの運転席で寝なくてすむぜ。いいだろー

四駆だぜ。  いいだろー

色が微妙な水色だぞ。 いいだろー

作品をもっと売らないとまずいぞ。 すごいだろー

売り切れ必死
2010年01月11日

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浅草橋 マキイマサルファインアーツで開催中の 極東ドローイング 展。
オープニングから飲みまくり、売れまくりで超御機嫌な、デフレの申し子久保田です。
デフレの今が買い時ですよ。あと半年もしたら手が出なくなる作品ばかりですので、騙されたと思って買いなさい。

言っときますが、セフレではないですよ。デフレです。

買っていただいた方々、久保田がもう二度と作れない、描けない作品を選びとるあたり、かなり御眼が高いですね。流石です。

19日(火曜日)まで開催中。

16日(土曜日)には、神奈川県民ホール学芸員 中野仁詞氏 と 久保田弘成 によるアーティストトークも御座います。
是非足を運んで下さい。

合言葉は、飲みまくり 売れまくり です。

今日 オープニング やぞー
2010年01月08日

久保田弘成 極東ドローイング 展

18時からオープニング(兼 新年会)
マキイマサルファインアーツ  http://www.makiimasaru.com/mmfa/index.html

そして、ドローイングを買え。(買ってください)

デフレを食い止めるのは、他の誰でもない。
オマエなんだよ。(あなたです)

新春 車を買う
2010年01月05日

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(c)Hironari Kubota

オレは今年、北九州で漁船を廻す。車で遠くに行かなければならない。


「流れを変えよう。そうすれば何とかなる」 (CKB)


今乗ってる軽トラは、オイル漏れが激しい。そして、車内で寝るスペースが無い。
工具が雨に濡れる。それが原因で壊れる。
今月、車検だ。


「流れを変えよう。そうすれば何とかなる」 (CKB)

とりあえず、仕事は今のところない。やばい。
でも今日突然、オレは車を買い替える事を決めた。そして契約した。
今までよりデカイ車(いまどき運転席にチョークがついてるぜ!シブイだろ)。
そしてオレは、すっからかんになった。


「流れを変えよう。そうすれば何とかなる」 (CKB)


8日(金)から浅草橋でドローイング展をする。そして、みんながオレのドローイングを買ってくれるはず。
オレはゼロになると燃える。
オレはマイナスになるとエゲつない人間になる。


「流れを変えよう。そうすれば何とかなる」 (CKB)


買ってくれるはず。


はず
Give me a money.

新年会の御知らせ
2010年01月03日

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明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

新しい年を迎え、ヤル気充填中です。2日早朝、故郷諏訪の諏訪大社に朝5時半起きでお参りしました。
というのも、今年は御柱祭の年ですので、祭を実際に取り仕切る方々の中にに紛れ込み、パワーをもらおうと思ったのです。
新年早々、神主さんに祝詞をあげていただき、昇る朝日から神聖なる力をいただきました。

2010年寅年の目標は、「もうバカとは呼ばせねえ」 に決定しましたので、時代小説を封印し、他のジャンルの知識を身に付けようと思います。
今年は居酒屋で泥酔中、するどいツッコミをされても、すぐに返り討ちできるような男になるでしょう。
発言に気をつけろよ。

タバコを買うのをやめ、本を買います。

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あと御知らせですが、1月8日(金)から私 久保田弘成のドローイング展があります。
そして、8日にオープニングがありますんで、これを 今年の新年会と決定します。

8日(金) 18時から20時    

浅草橋 マキイマサルファインアーツ http://www.makiimasaru.com/mmfa/index.html


絶対に来い、そしてドローイングを買って下さい。年男の絵を買ったら、あなたは幸せになれる。

2009年
2009年12月29日

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photo Takeshi Kudo

こんにちは、ナルシス久保田です。
今年は自分の限界に挑戦して駆け抜けました。いろんな方々に助けていただき、本当に感謝です。
2009年は、新年早々 久保田組スタジオ 第3工房の建設から始まり、ベルリン、アイルランド、フィンランドを巡って帰国。
すぐさま千葉富津入りして県民ホールの為の制作にとりかかりました。秋にかけて東大和のアートプラント参加等、目まぐるしかったです。
北九州にも行き、新たな目標もできました。


アートジプシー久保田は行き倒れ上等ですが、そろそろきちんとした拠点が欲しいとも思います。
そして、デカイ作品を作り続けます。それがオレの使命です。
金が要るので、今度ドローイングを買ってください。1月8日からドローイング展しますよ。


21世紀も10年目となるわけですが、子供の頃に想像していた21世紀への予想は、ぜんぜん間違っていて
人間はあいかわらず土を耕して、そこからとれたものを食っています。でも、それを認識できていないヤツもいます。
システムが複雑になりすぎて、本来の意味や目的が薄れて見えてる気がします。
オレはこれからも泥臭く生きていこうと思います。


ドローイング買ってください。きっとこれから価値がでます。

久保田弘成  極東ドローイング 展         
浅草橋 Makiimasaru Fne Arts
http://www.makiimasaru.com/mmfa/index.html

あと最後に一つ質問があるんですが、キャバクラって、あれの何が楽しいんですか?

満員御礼
2009年12月28日

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写真 Takeshi Kudo

昨日のアーティストトーク、パフォーマンス共、沢山の方々に来ていただき感動しました。どうもありがとうございます。
パフォーマンス後の中華街での忘年会、その後の飯島家、とても楽しかったです。
家にも泊めさせてもらい、飯島の父ちゃんと母ちゃんには感謝の言葉が見つかりません。いきなり大人数でおしかけて申し訳ございませんでした。
朝、いろいろお話できて家族の温もりを感じさせてもらいました。

まだアルコールが分解されていませんが、これから今日お招きいただいてる忘年会に出陣です。
工藤くん、写真マジでありがとう。

新年1月8日から、浅草橋マキイマサルファインアーツで久保田のドローイング展があるから、新年会しようぜ!!!
うーっす。今日はウコンの力をかりるぜ。じゃあな

オレのアーティストトーク、意外に評判イイ。

じゃあな

余力を振り絞れ

じゃあな

しつこいぞオマエ


じゃあな

今日も中華らしいぞ

じゃあな


メリークリスマス
2009年12月24日

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(撮影 阿部シゲル)

普段オレは絶対にメリークリスマスなどと言わないが、病み上がり放心状態で、どうにでもなれという気分だ。
といっても、熱がトカゲ並みの 36度1分しかなく、先日行った医者の目には オレが小学校に行きたくなくて嘘を言っているようにしか映らなかったようだ。


今日は所用で 千葉富津 横浜 をまわり、府中に帰ってきたぜ。明日は、トラバントが吹っ飛ばない為の補強金具制作で武蔵村山まで行ってくるぜ。
もう、かれこれ十数回は廻しているから、ベアリング部分に負担がかかっている事も考えられるからな。
27日(日)のパフォーマンスは、結構人が来そうだし、死人怪我人が出てもつまらねえ。美味い酒を飲むための最後の仕上げだよ。

おれの アーティストトークは 2時から 
     
     パフォーマンスは   4時から。 

     中華街での宴会は  5時からだ。

今年度を締めくくる 大忘年会 となる事でしょう。来いよな。

あと、神奈川県は全国に先駆けて禁煙を推進してるらしく、パフォーマンスではタバコが吸えねえことになった。
ただ立ってるだけってのも辛いんで、おっぱいを吸いながら勃ちながらやることにします。


病み上がりなもので、スミマセン

シビレてます
2009年12月22日

ここ何年も病院というものに行った事がありませんでしたが、昨晩から悪寒がし、体がしびれています。
これはまさしく、あこがれの風邪かインフルエンザでしょう。自分も人並みに病気にかかることがあるみたいです。
国民健康保険を使う時がやっときました。嬉しいです。
日曜日(アーティストトーク&パフォーマンス)までには必ず治します。

この半年間、野原で格闘してきた疲れが、ここに来て出てきたのかもしれん。

挿入!!! in横浜
2009年12月17日

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15日のレセプションでのトラバント回転を無事に終わらせ、生還しました。
今回はフンドシ禁止のお触れが出ましたので、服を着てパフォーマンスしました。
http://www.youtube.com/watch?v=4Fbqp9x24jI (BBSから見られるぜ)

でも、神奈川県の禁煙条例に ポイ捨て でひっかかり、次からのパフォーマンスでは、運転席に灰皿を付けます。どうもスミマセンでした。

洗車機も爆走中。ピンクのライトがエロすぎると、皆さんが言ってます。

久保田参加 展覧会の日程
2009年12月13日

おう、オレは疲れている。
ピンクの洗車機が、キミたちを待っている。

そして、オレは明後日 15日のオープニングでは、呑みまくる。
15日は、4時からBerlin Hitoritabi トラバント回転もするぜ!!

呑まずにいられるか!!!コノヤロー


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神奈川県民ホール開館35周年記念展
日常 場違い Everyday life Another space
http://www.bachigai.info/information/

[出品作家]
雨宮 庸介 Yosuke Amemiya
泉 太郎 Taro Izumi
木村 太陽 Taiyo Kimura
久保田 弘成 Hironari Kubota
佐藤 恵子 Keiko Sato
藤堂 良門 Ramon Todo


アーティスト・トーク
12月20日(日) 13:00 泉太郎、15:00 木村太陽
12月26日(土) 14:00 雨宮庸介
12月27日(日) 14:00 久保田弘成、終了後パフォーマンス
1月9日(土) 14:00 佐藤恵子 ゲスト:針生一郎(評論家)
1月10日(日) 14:00 藤堂良門


久保田弘成 《Berlin Hitoritabi》 パフォーマンス
作家による自動車 (トラバント) を回転させるパフォーマンス
会場:神奈川県民ホール 前庭
スケジュール:12月27日(日)、1月10日(日)、11日(月・祝)、16日(土)、17日(日) 各16:00開始予定
*天候やその他の事情により日時が変更または中止になることがございます。
あらかじめ、ホームページやお電話にてご確認ください。


[会場]
神奈川県民ホールギャラリー 横浜市中区山下町3-1  http://www.kanakengallery.com
[会期]
2009 年12月16日(水)?2010年1月23日(土)
[開館時間]
10:00〜18:00 [12月19日(土)、1月16日(土)は19:00まで]
*入場は閉館の30分前まで
*12月30日(水)から1月4日(月)は閉館
[入場料]
一般700円 学生・65歳以上500円 高校生以下無料
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Kanagawa Kenmin Hall's 35th anniversary exhibitions
Everyday Life Another space

http://www.bachigai.info/index_e.php

[Exhibitors and Illustrator / One each]
Yosuke Amemiya
Taro Izumi
Taiyo Kimura
Hironari Kubota
Keiko Sato
Ramon Todo
[Venue]
Kanagawa Prefectural Gallery
3-1 Yamashita-cho, Naka-ku,Yokohama, Kanagawa, Japan
http://www.kanakengallery.com/
[Period]
2009.12.16(Wed.) - 2010.1.23(Sat.)
[Opening Hours]
Mon - Sun: 10:00am - 6:00pm Dec19(sat) 2009,Jan16(sat) 2010 10:00am - 7:00pm
[Admission]
Adult = 700yen
Student / 65years old or more = 500yen
Under high school student = free


Artist Talk
12.20(Sun) 13:00 Taro Izumi, 15:00 Taiyo Kimura
12.26(Sat) 14:00 Yosuke Amemiya
12.27(Sun) 14:00 Hironari Kubota. After artists talk, we will have Hironari Kubota’s performance.
1.9(Sat) 14:00 Keiko Sato
1.10(Sun) 14:00 Ramon Todo

Hironari Kubota 《Berlin Hitoritabi》 Performance
Spinning own car, "Trabant" performance.
Place: Kanagawa Kenmin Hall’s front yard
Schedule:
Dec 27th (Sun), Jan 10th (Sun), 11th (Mon・Holiday), 16th (sat), 17th (Sun)
All plans begin from 16:00
* Please check the web site or our phone inquiries as we might have the change of the dependent weather situation.

忙しいです
2009年12月09日

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今月15日のレセプションに向けて「日常 場違い」展準備、急ピッチで進行中。
この間、最強軍団にお集まりいただき、洗車機と重さ1,5トンの電信柱をギャラリーにぶち込みました。
皆さん、本当にありがとうございました。イイ作品になりつつありますよ。
今まで搬入した場所の中では、一番厄介な搬入経路でしたが、テクニカルスタッフが最強なので助かりました。
あなた達は素晴らしいです!

今日は洗車機が動きました。明日、配線関係の作業です。
今日は部品が足りず、千葉、横浜を回り、今夜は東大和に泊まります。オレは何をしてるんだ。
すみません、疲れたので寝ます。

新作は、マジでウケるぜ。身に来てくれ。
木股さん、写真ありがとうございます。

決戦迫る
2009年12月04日

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「おかけになった電話は、山の中におられるか電源が入っていないためかかりません。こちらはauです」
電話を何度もいただいた方、どうも御迷惑をおかけしています。
さみー、夜しと(人)がいねえ、少し怖い、いわゆる3エスの中でオレは格闘中。明日、富津制作始って以来の助っ人が現れる予定。
ここでの生活の中で「やるなら今しかねー」(五郎)を1000回は唱えたことだろう。その日はやってくる、きっとやってくる事を信じて。

それは今週日曜日、4tクレーン付きトラック 2台、1tトラック 1台。
軍勢約13名。おー、待ち遠しい。
アドレナリンが出すぎて困る。

昨晩「平家物語」を読み終え、気合い十分!!鵯越(ひよどりごえ)前夜、山の中を進軍状態です。
「オレはお前らおごり高ぶった平家をぶっつぶす為に生れた」

ところで、H江さんがジョージ結婚式の画像を送ってくれました。
なにか、平清盛さんがやらかしてくれたようです。テーマは「風林火山」と言っていたくせに、「愛」と書いています。
もうプラチナ通りは、大盛り上がりだったと、ジョージは言っていました。
清盛さんは、しょっぱなから呑み続けたので、あまり覚えていないようです。

肉汁墨汁先汁
2009年12月01日

今日は5時起きで富津入り、最後の追い込みじゃー。
何しろ搬入は今週末ですので。

あまりにも、インスタントラーメンしか食っていない俺の食生活を見て、M会長が冷凍庫に入っている物を全部食ってイイとおっしゃってくれました。
(実は以前から、すこし盗み食いしてたけど)
今日は鹿肉を昼から解凍。鹿肉ステーキの肉汁を楽しみにしながら作業していました。
夕方になって暗くなってきたので仕事を止め、お肉さんの様子を見ようと袋から出してみました。
うう、これはケモノの肉じゃあねえ・・、なんか白い。
良く見たらカジキマグロの肉の塊だった。半端じゃないデカさの肉塊だったので、てっきり鹿肉かと思っていた。

とりあえず腹が減っていたので、焼いて食いましたが、厚さ3センチに切ったカジキの肉は歯ごたえマン点っすね。
あと、冷凍庫にはシシ肉、鹿肉、金目鯛5匹、わかんない魚沢山、がいらっしゃるのでまだまだ食えます。
御墨付きがあると、オレは強いです。
早く富津に手伝いに来ないと無くなりますよ。

墨汁は、日曜日にジョージの結婚パーティーに来た人はわかりますね。そうです、チ●書です(またの名を チ●祝)!!
今回のテーマは 風林火山 だよ。
白金で床に垂らす墨汁は、なんとも言えないですねえ。従業員があわててそれをふき取るのを見るのが何とも言えません。
実はわざとやっています。オレは、確信犯&愉快犯だからな。ジョージ夫婦御幸せに。
お前の漢字 タケハル と読むというのを初めて知り、オレはショックだったよ。

始発の電車で帰りましたが、自分の駅で起きる事ができず、文平ちゃんと国立まで行ってしまいました。
酒が弱くなったものです。

この一芸写真、オレ持ってねえんだけど、だれか送ってくれる?

そして、 忘年会 の御知らせ
2009年11月24日

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横浜のトラバント。雨の中、タカバさんが撮って送ってくれました。ありがとうございます。
新年会の御知らせは、まだ早かったようで、今日は 忘年会のお知らせです。

12月27日(日)、14時からオレのアーティストトーク。この後パフォーマンスがあります。
http://www.bachigai.info/information/
そのあとみんなで中華街にクリだして、忘年会をしましょう。
誰でも参加可能。

東大和市民なんて、久保田アーティストトーク ツアーと銘打って、団体で来てくれる(と言ってた)んだぞー。楽しみだね。

今日は夕方、一人で足場パイプを運んでいたら、山の中からケモノが出てきたのですが、あの走り方はイノシシでも鹿でもなかった・・・。
あの重量物がドスドス走る姿は、まさしくクマです。暗かったけど、きっとそうです。
オレは怖くなって単管や石を投げつけ、「頭に当たれ、そして死ね」「今夜の夕飯になれ」と願いました。
逃げちゃったけど。

あと、村のスピーカーの放送「おばあさんが行方不明になりました」と流れてきました。
山の中で一人で泊まるの、マジでメチャ怖いんですけど・・・
でも、おばあさん、一時間後に見つかったみたいで良かった。

新年会の御知らせ  極東ドローイング
2009年11月23日

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(c)Hironari Kubota


新年1月8日(金)から19日まで 浅草橋マキイマサルファインアーツで「久保田弘成 極東ドローイング展」ていう個展を開くんだけどよう
オープニングパーティーの8日に、新年会も合わせてやらねえか?

誰でも参加自由だよ。

俺は多分、当日は真夜中まで飲んで、ネットカフェに泊まるはず。
浅草橋にはイイ飲み屋が沢山あるから、楽しめる事間違いなしだぜ。
ちょっと気が早いけど、新年早々、年男(オレ寅年)と飲んで景気をつけるってのも良いと思うよ。
今から予定に入れといてくれ!!

心霊写真
2009年11月20日

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おーう、オレは引き続き山の中で作業だ。今日は木の根っこをくり抜いてやったぜ。
神奈川県民ホールの俺の展示スペースは、入り組んだ場所にあるから、大木を一本運びこむのは無理と判断。
俺流狗肉大作戦決行っつうわけ。
自分の作品の良し悪しについて悩める人は楽でいいよなあ。オレなんて構造について頭がいっぱいで、そんな贅沢は今までしたことがねえ。

今日は万策尽き、矢も折れ、脳がストップだ。
これからチャリで、3キロ走った場所にある居酒屋にでも行って作戦会議だな。
飲酒で罰金はもうこりごりだし、しょうがねえからチャリん子だ。
店が閉まっていたら気を失って、帰ってこれなくなるかもしれん。

楽しい写真を撮ろうと思ったが、とてつもなく恐ろしい事になった。
なんか、木の妖精がほほ笑みかけているぞう。

極東ドローイング 展
2009年11月18日

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新春 1月8日から恒例の久保田弘成 マキイマサルファインアーツでの展覧会が行われます。
題して 「極東ドローイング 展」だ!!

どうだ?まいったか。
それも、この5年間の溜まりに溜まった小品やドローイング、版画等、一挙に大公開だよ。
要するに・・・・、買ってくれということだ。どうだ?まいったか。
買ってくれた方には、もれなく久保田の陰毛をプレゼントだぜ。え?いらねえ?

同じ時期に、ギャラリーの二階で「トラトラトラ 展」というのもやるらしい。
御互い仰々しい題名だが、別につるんでるわけではない。まったくの偶然。

オープニングパーティーは波乱の予感・・・・・

フィンランドで描いたドローイングも出すよ。

俺の小屋
2009年11月17日

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雨が降り続き、その中で溶接すると電流が心地よく体に流れる季節です。
あまりにもシビレるので、その辺に落ちている物で小屋を作りました。
雨で大切な機械達が壊れてしまうのも嫌ですので。

今日は一日中降り続き、俺の小屋は水攻めに会い、陸の孤島と化しています。秀吉ふざけんなって感じです。
おかげで、パンツの中までビショビショの濡れ濡れでございます。

暗くなってきて作業ができないので、事務所にあった日本酒を熱燗にして勝手に呑んでいる。
誰も飲まないし、腐ってしまったら御酒の神様に申し開きができないので、しかたがないのです。これは奉仕です。

今夜は大河ドラマ 独眼竜政宗 のCDを聞いていると心安らぐ気分です。
なにかこう・・・ぶっ殺してやりたい という様な気分でございます。

キラー 久ボ田
2009年11月16日

今日も地上の楽園 富津にて作業しているが、材料とか道具の手配にはいつもながら手間取る。
土地勘がまったく無いので、ネットやタウンページを駆使する他ない。
ジョイフル本田はあるけれど、そこでは手に入らないものはかなりあるし、少し割高。
おまえらだけ儲けさせるのは、断じて許さん。

今日は溶断に使う酸素が無くなってしまったので、木更津の酸素屋に行ったが、取引先でもなんでもない流れ者は不信がられる。
俺が職人のような格好をしているのは、寅一が好きだからとか、そういう問題ではなくて、店や現場で話を早くする為でもある。

芸術家だと悟られると、変人扱いされる事が多い。一度変人扱いされると、一般人扱いされるまで時間がかかるんです。
とくに職人相手の店では芸術家はナメられる。
そしてみんなジョイフルに行く。この悪循環、ぜんぜん良くねえよな。

めんどくせーし、腹が立つ。しょうがねえ。
でもこの一カ月だけで、相当この辺の店には行ったぜ。すげえ安いぞー


今日は酸素を買った店で、職人ぽく装ってはみたが、あげた名刺にモロ Artist と書いてあるせいか、すぐに勘付かれた模様。
Artistという会社に所属しているとも思ったようだが・・・。
今日の受付のおばさん、かなり興味を示してくれました。
「ほんとうは何をされてる方なんですか?」とつっ込まれたので、車を回す作家であることと、横浜で展示をすることを伝えたところ
「見に行きたい」と言ってくれました。スゲー

今度チラシを持ってくる約束をしました。一般の方にそうやって興味を持ってもらうのは、一番嬉しいっすね。


おれは昔からオバサンに好かれるんだよね・・・・何故に。

キラー 久ぼ田

オレの作業場が・・・
2009年11月14日

豪雨で川になっているのですが、どうしたらいいですか?(35歳 男性 独身)


野っぱらで焚火 & 作業
2009年11月12日

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シェリー いつになれば部屋で作業できるだろー  (尾崎豊)。


さむすぎ

12月6日(日曜)夕方、県民ホールで搬入があるんだけど、誰か手伝ってくれねえか?
もれなく 「せっかく手伝いに来たのに怒鳴られる & 久保田の下ネタが聞ける」  の特典付き!!!!!

E, YAZAWA
2009年11月11日

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今日は雨の中で学芸員の中野さんと堀江さんに手伝っていただき、トラバント作品を50センチ移動したぜ。
なんで50センチ移動したかは内緒だぜ、そこんとこヨロシク。
今んとこオレの生活は修羅場だぜ、そこんとこヨロシク。

12月6日(日曜日)夕方、巨大作品の搬入があるんだけど、時間ある人いないか?
手伝ってくれ。交通費と食事代1500円まで負担できるぜ。
楽しいぜ!!

KUBOTA オリジナルタオルあげるぜ。
かわいいあの娘は類似穴(ルイジアナ)CAROLだよ、知らねえのかコノヤロー。
ヤッパ久しぶりのライブハウスは、なんかこう違うね。わかる?この感じ。
じゃあちょと、懐かしいやつをひとつ。ちっち、ちっち針がささるぜ

ヨロシク

昨日神奈川県民ホールでは、永ちゃんのコンサートがあってエライ事になってたんだぜ。

サンキュー

手伝わない人は、本物のロックンローラーとは言えねえな。
それがYAZAWAだよ。わかる?この感じ。
YAZAWAもトラバントきっと見たとオレ信じてるぜ。

トラバント 設置完了
2009年11月06日

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北へ南へ、新日本プロレスに入団した久保田です。

トラバントを横浜の神奈川県民ホールに設置しました。
御協力下さった方々に感謝です。
昨夜は終わった後呑んだくれ、4tユニックの中で寝ました。今日はクタクタでやる気が無いです。
朝、NHKのラジオ体操が流れ、思わず高速道路車内ででラジオ体操第二をするところでした。

呑みすぎてデジカメを落っことし、ピントが合わなくなりました。
すみません。
早く小型移動クレーンの講習というものを受けたいです。

スーパーアドバイザー & フィクサー
2009年11月04日

昨日、買ったばかりの鉄工用ホールソー22mmの先のダイヤモンドが吹き飛び、泣きながらそれを山の中に投げつけた馬鹿野郎久保田です。
今日はトラバント用6vバッテリー(普通は12v)のせいで、エンジンが回らず、いろいろな手を使って試行錯誤中。
奇跡のスーパーアドバイザー庄田豊氏に聞いて、日本で手に入る機材でなんとか出来ないか教えを乞うております。
SA庄田には洗車機関係の単相三相200vについても教えてもらっている。マジでたすかる。

でも万が一の為に、ドイツからトラバント用バッテリーを送ってもらう事にしました。
失敗は絶対に許されねえ。俺たちはこれに全てを賭けてきた。
ベルリンの 謎のフィクサー 古堅太郎氏(ベルリンでは フィクサー古堅 と呼ばれている  うぃきぺでぃあ)がすぐ対応してくれまして、送ってくれます。すばらしー。

でも、なんでもやってくれると思って気軽にいろいろ頼むんじゃあねえぞ。相手は千葉と広島のやばい筋だからな。

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 フィクサー(英: fixer)は、例えば、物事を決定する際に、通常は関係する人間や団体の意向(広くは世論)を踏まえたうえで事を進めていくが、
そこへ恣意的に内容や順序を変更したり新たな条件を発生させるなどの、介入する手段を持っている人物を指す。
往々にしてその手段は公正でない場合がある。理想と現実の間で複雑化する人間関係や利害関係を円滑にすすめる役割を果たす場合もある。
(うぃきぺでぃあ)
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明日トラバントを横浜に運ぶぜ!!

虹の根元
2009年11月02日

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今日の朝から富津入りし、雨の中で作業だ。
今週の木曜日に神奈川県民ホールにトラバントを搬入するんで、最後の調整です。
トラバントだけプレ展示するんで。
エンジンの調子が悪いんで心配ですが、どうにかなるはずです。

雨の中で合羽を着ながら、なんでオレはいつも過酷な環境で作業しなきゃならんの? とぼやいていましたが
いきなり空が晴れ渡り、目の前に虹が!!
それも、虹の根元を生まれて初めて見ました。向こうの竹林の手前だね。

うっすらみえるべ。

言っとくけどドラム缶から出てるんじゃねえよ。
自然ってすげえ。

日常場違い 展 2
2009年11月01日

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字が小さくて読めんだろー。すみませんね。

とりあえず、場違いな作品を作るために今のところ、日夜努力中。
オレは、現代美術の通(つう)の方にわかってもらおうと言うよりは、アートにぜんぜん関心が無い人に見てほしいので
そういう感じの方々に対してチラシを配りたいと思いまーす。
その方が、この世の為になると思いまーす。

今日は武蔵村山の久保田組スタジオで、材料と工具を軽トラに積み込んだので
明日朝イチでアクアラインを渡って、富津に入るぜ。
トラバントのバッテリーの調子が悪いので、6V用充電器(セルスターター付き)を買ったし、電柱加工用の
エンジン溶接機と、スクラップ屋でオッサン達に手伝ってもらいながら探し出した巨大鉄パイプを車に積んだぜ。

スクラップ屋は、本当に素晴らしい宝の山だとおもいます。

いきなりだけど、やっぱりよう、これからの主流は 筋肉と技術&神 だぜ。
仁義とかもいいよな。
そう思わねえか?

もしかして、場違い?

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展覧会は、12月16日(水)から1月23日(土)です。
場所は神奈川県民ホール 山下公園の前です。

●アーティスト・トーク
12月27日(日)14:00久保田弘成、終了後パフォーマンス

● 久保田弘成《Berlin Hitoritabi》パフォーマンス
(作家による自動車(トラバント)を回転させるパフォーマンス)
会場:神奈川県民ホール、野外作品展示会場

スケジュール:12月27日(日)、1月10日(日)、11日(月・祝)、16日(土)、17日(土) 各16:00開始予定

日常場違い 展  1

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12月16日から久保田は、神奈川県民ホールギャラリーの展示に参加するぜ!!

巨大作品制作中。

ボランティア大募集!!
交通費と昼飯が出るぜ。いい経験になると思うんだけどなー。

OH 初体験!!(知らんよな・・・)

曲がっててゴメンね。

居酒屋で
2009年10月29日

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タカちゃん 「すげえ雨だったよなあ、今日。参っちまうぜ、まったくよう。」


くぼた   「そうだよねえ。やってらんねえよなあ」

       「まあ一杯やろうよ。 タカちゃん、最近どうよ。」


タカちゃん 「うーん、まあ普通だな・・・。」

       「あっ、そういえば二週間前 パチンコで10万勝ったぜ!」


くぼた   「うそー、マジすげえな、タカちゃん。どうやってやるか今度おしえてよー。」


タカちゃん 「へっへ、それは内緒だぜ。」


くぼた   「えー、ずるいよー。いいなー。」

       「どうせその金で川崎のソープとか行くんでしょ、いいなー。」


タカちゃん 「それはそうとオマエは、最近どうなんだよ。もうかってるのかよ。」

くぼた   「えー、オレ? 別になにもないよう」

タカちゃん 「てめー、もったいぶってんじゃねえよ。教えろよ!」

       


くぼた 「わかったよー、言うよー。」

     「オレなんてさー、電信柱 3つに切ってるよ。 あんまりもうからないんだけど。」

ズッコケ写真塾 7
2009年10月28日

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ズッコケ軍団の写真を、天才 工藤君が余すところなく撮ってくれました。
それも団長の見た限りでは、ほぼ全員がどれかの写真に写っています。

写真は100枚程ありますが、一人ひとり見つけて送るのは面倒くさいので、希望者は私にメールしなさい。
そして、住所を教えなさい。CDに焼いて送ってあげます。
それが団長の義務でもあります。

個人情報は悪用しないから、心配&問答無用です。

再来年の Art Plant 2011 では、「スーパーずっこけ軍団」として再演を計画中!!!

合言葉は、 スーパー写真塾 !!!!!!

もちろん、子供たちの写真もあるよ。

ズッコケ写真塾 6

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ズッコケ写真塾 5

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ズッコケ写真塾 4

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ズッコケ写真塾 3

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ズッコケ写真塾 2

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ズッコケ写真塾 1

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トラバント エンジン始動成功 in 富津

最近なんかイライラし、スネて、イジケテいる 男久保田です。
毛虫と呼んでもらっても一向に構いません。オレは毛虫です。

今日は富津にて、トラバントエンジンに混合ガソリンを注入し、始動テストを試みました。
燃料コックからのガソリン漏れが激しい。東ドイツ製の妙な形のパッキンが劣化していたせいですが、
そんなもん、日本で手に入るわけがねー。しょうがなく、ゴム板を買ってきて同じ形に切り、穴を開けます(こんなんばっかり)。

東ドイツ製バッテリー(自動車用なのに6V)を取り付け、キーを回してみました。

無事エンジンがかかりました。やったーー


でも、この6Vバッテリーが曲者で、普通のバイク用6V充電器だと容量が足りなくてヒューズが飛びます。
ドイツから持ってきたバッテリー充電器は220V使用。日本の100V用では使えないんです。

単相220Vに無理クリ(最近多い)つなげれば使えるんでしょうか?
誰かわかる方教えてください。

今日は、ありとあらゆるコード類をどこかに置いてきてしまい、写真が載せられねー。
携帯の充電器もねえ。周りは山しかねえ。


温かい家庭
2009年10月27日

こんにちは仕事中毒 、アルコール中毒、ニコチン中毒のくぼたです。
何かが終わっても次になにかが・・・・。どうなっているんだろうか。
じっと手を見る。

今日はズッコケの単管が落ちてきて、車のミラーが取れてしまい余計な仕事が増え、アトリエに置いてある自動車倉庫のハイエースの
ミラーを無理クリくっつけてスーパー軽自動車になったぜ。こういうのは違法改造になるのでしょうか?
誰か教えてください。


でも、ほとんど芸術活動をしているわけだから、オレはしあわせなんだ、とオレはおもう。
温かい家庭、温かな家庭、温かい家庭・・・・・。

明日から富津にイクゼ。


ニセドイツ 1,2 発売中
2009年10月24日

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伸井太一さん著 ニセドイツ 1と2が社会評論社から発売されてます。
トラバントや旧東ドイツの製品について滅茶苦茶詳しく載ってます。

共産ファン必見!!ダジャレも必見!!

不詳久保田も トラバントを回す日本人として写真入りで見られるぜ。
本屋に急げ!!!!

富津は楽しいぞう
2009年10月23日

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おはようございます。天下の遊び人 プロ猿ファー ゴル です。
昨晩は打ち合わせの後、横浜で神奈川県民ホールの中野さんと呑み、ネットカフェに泊まってしまいました。
そして早朝、アクアラインをかっ飛ばし富津入り。

でも、午前中だけ作業して東京へ戻ります。なんか効率がものすごく悪いです。
でもしょうがないです。オレわ生きています。

最近わかったことですが、オレはゴルフが下手です。
この網にすら玉が入らない事があります。

最近わかったことですが、200V 単相と三相はぜんぜん仕組みが違います。
日々べんきょう。

キタキュウ 恐るべし!!
2009年10月20日

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もう回す船を具体的に探していただいています。
上野市議の仁義、確かに受け取りました。

キタキュウは、感度良好な場所だ!!
今度、みんなで行こうぜ。

北九州滞在記 2
2009年10月19日

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トークの翌日、来年の北九州での 船回転(うそでない)のために、プロデューサー真鍋氏と三満田氏におつきあいいただき、海辺まで漁船の見学に行きました。
市議会議員をされている上野氏が、廃船の調達に御協力してくださるとのこと。
こんなに話が進むのが早い場所は、今まで見たことがねーー。どうなってんだ、この街。

その後、原発や火力発電所のバルブ(なんじゃそりゃー)を作っている 岡野バルブ さんを見学に行きました。
今まで見たこともない巨大な機械が、分厚い鋳物を削りだしていました。さすが工業の街。
職人さん達の作業をみさせてもらいつつ、オレの自己流へっぽこ溶接は、いったい何なんだ・・と悩む。
船回転の為のシャフト部分等のアドバイスや工作機械を貸していただけそうです。

こんなにも甘えさせてもらって、オレは過保護に育てられた子になりそうです。
明日、大久保さんオススメの へうげもの を大人買いして読みます。

北九州滞在記 1

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北九州 小倉のアイリッシュパブ Booties さんでアーチストトークしてまいりました。このイベントは、NPO 創を考える会 主催 「街中アートin北九州2009」の中の一つです。
Bootiesさんで、本場仕込みのギネスをグビグビ呑みながらトークさせていただきました。
ギネスの泡がアイルランドと同じく、超クリーミーでなんとも言えんです。

車回転の話から、世界男根彫刻大会の話まで楽しくヤラせてもらいました。世界男根彫刻大会の話が、一番ウケていたような気が・・・・。

その後、飲み屋を二軒ほどまわり、美味いものをたべさせてもらい、これは天国です。
北九州、ここはすばらしー。そしてお会いする方々、一人一人のキャラが濃い。

明日、北九州に イクぜ
2009年10月17日

昨日も言ったけどよう、オレは日曜日にアーティストトークをするぜ。

一般の方もどしどし来てほしいです。オレの作品は、ぜんぜん難しくないから 大ジョー部!!
ツッコミが無いと、オレは暴走するけど、、、、大ジョー部!!


(久保田アーティスト・トーク) 
定員:各当日先着30名 入場料:各¥1,000(1ドリンク付き)
10月18日(日)14時から    久保田弘成(Irish Pub Booties...)

Irish Pub Booties...
http://www.irishpub-booties.net/


昨日は制作の技術的な部門でつまずき、夜、呑みすぎてしまいました。
メキシコ オアハカから持ってきたというメスカル(かなり強い)を紙コップ一杯ほどヤッテしまいました。

まわりの人に迷惑をかけなかった事を祈る。

かけたかもしれんが、そんな事は、大ジョー部!!

しらん

ふところ寒し芸術の秋
2009年10月15日

ズッコケ軍団の余韻は消え去り、富津で巨大作品と再び格闘中。
それにしても、すべてが金かかりすぎてねえか?

千葉、意外と夜寒いです。そして懐が寒すぎて、マキイステンレス様の冷蔵庫から冷凍シュウマイを盗み食いしている久保田です。

そうそう。今週末、北九州にてアーティストトークをします。

(久保田アーティスト・トーク) 
定員:各当日先着30名 入場料:各¥1,000(1ドリンク付き)
10月18日(日)14時から    久保田弘成(Irish Pub Booties...)

Irish Pub Booties...
http://www.irishpub-booties.net/

トークは自信がありませんが、きっと念力が伝わって来るでしょう。
トークが終わったら呑みまくっちゃうぞー、いいだろー。

お近くにお住まいの方、ぜひお越しください。

バイバイパーティー
2009年10月13日

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海外作家が帰国するので、スタッフやズッコケ軍団参加者、観客の皆さんと 貯水池鳥山さんで さよならパーティーをしました。
クレアがカラオケに行きたいと言っていたので、俺は一曲歌いましたが、それがどんどんと誤爆誘爆を引き起こし、大変な事に。

君たちはもう大人ですから、空気を読んでほどほどに。 アホ

昨日の夕方、エサウ。今日の朝はナディアカ。明日の朝クレアが日本を発ちます。
そのうち逆に俺たちが向こうに行く日が来るかもしれません。

ズッコケ 超大爆発!! 5

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お前ら何やってんだ。

うるせー、テメーこそ何やってんだ。

カンパしてくださった方々、本当にどうもありがとうございました。

ズッコケ 超大爆発!!!4
2009年10月12日

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子供たちだって大爆発だぜ、ふざけんなこのやろー

もっと他にいい写真持ってる方、求む!!

ズッコケをなめてんじゃねえ。

「ねえねえ、お母さん。なんであの人たちハダカなの?」

ズッコケ 超大爆発!!!3

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こんな写真ごときでは、100万分の1も伝わらねー。

ふざけんなオメコ

ズッコケ 超大爆発!!!2

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あなたたちは、天才です。

ズッコケ 超大爆発!!!!

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あまりの大爆発に、興奮&飲みすぎ。ぜんぜん画像アップできずにすみません。

各地から集まったクレイジーどもが大暴れ。東大和の狭山緑地は意味不明の大爆発に包まれました。
やっている当人達も自分が何をしているのかわからないほどでした。

ああ、見られなかった方カワイソー。

久保田団長自身、ここまで盛り上がるとは思ってなかったでーす。
あなたたちは、素晴らしい。

明日、ズッコケだぞうーー
2009年10月10日

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今日はArt Plant のオープニング(展覧会の)でJTCさんというブラスバンドが演奏してくれました。
津軽海峡冬景色とかルパン三世もやってくれたぞ。
ズッコケ号も大活躍!!

明日はオレ達 ズッコケ軍団のパフォーマンスだ。
いよいよこの時がやってきました。

11時から と 3時からの二回。
参加者は、10時くらいに会場に来られるととてもイイですね。

俺の携帯番号は、 080 6742 3461 久保田 だよ。

ズッコケ軍団は、ズッコケるけれど、すべりはしねえ!!!
やったらやめられなくなるぜ。
絶対に来い。

ズッコケ 一番乗り from 佐賀 参上!!
2009年10月09日

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ゆうや & まさたか 5日前に佐賀を出発。只今参上。

彼らは、くれいじー です。

フード イベント in 東大和
2009年10月08日

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週末に予定されていたフードイベントが急遽昨日になり、台風の影響で制作続行不可能でもあったので、東大和に戻ってきました。

海外作家の3人が創造エンジンスタッフやボランティア、日本人作家のために料理をふるまってくれました。
ナディアカの誕生日でもあったし。

アイルランド、ブルガリア、メキシコ料理と酒で、終了後はそのまま尾崎邸でみんな雑魚寝です。

別に、クレアにしかられて、しょげている写真ではありません。


zukkoke軍団の準備してますよ。
大量の塗料と刷毛を準備ちゅう。

カンパしてほしいなあーーーー。

富津でボクとあそびませんか
2009年10月05日

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巨大壁完成と思いきや、オレは違う制作も同時進行しているので、今朝千葉の富津にやってきたぜ。
こっちもデカイ・・・・。そして複雑、そして一人。
東大和の ズッコケ軍団 の用意は、コピーロボットがやってくれています。

機械の好きな人、一緒にやらねえか?コーヒーぐらいならオゴッテやってもいいぜ。
あとカップラーメンを食べさせてあげるよ。もやしとワカメ付き。
だって山の中だから、周りに店がねえもん。

今日は空圧シリンダーとホースと、いらねえ配線を始末したぞ。雨の中で。
すげーイイ体験になると思うぜ・・・・・。

そんなの誰もくるわけねーーーーー。

ズッコケみさいる 発射準備完了
2009年10月04日

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久保田組スタジオ奥に埋まっていた、トラクターを会場に持ってきました。
軽トラにトラクターを載せる為のアルミ製ブリッジ(高い)、これだけの為に買いました。オレは金の使い方を間違えているような気がしてなりません。

当日、オレはこいつに乗って登場する予定ですが、みなさんは何をするつもりですか?
あと、おれは縄梯子を使って高所にペインティングするよ。
みんなの面倒は見切れないし、オレは人の世話が出来るほど人間が出来ていないので、自分でいろいろ用意してくれよ。

少しは小道具用意出来るけどよー、この壁面作るだけでウン万円かかって、オレはもう出せねえよ。
みんな、頼んだよう。

ちなみに、この旗はクレアが持って来てくれた アイルランド コークシティー のアイリッシュホッケーチームの旗だぜ。すげーだろー。

来週日曜日 (11日) 11時からと3時から 二回パフォーマンスするぜ。
香港や九州から、ズッコケる為だけに参加してくれる軍団員もいるんだぞー。

来ない人は、うんこもらしちゃうぞ!


あと、今日ミュージシャンの宮ちゃん(宮崎秀之)の取材にTBSが来て、オレもインタビューされたから、深夜番組に出るから気にしてみてくれ。放送日は、、、知らん。トラクター爆走が見られるぜ。

巨大壁 完成!!

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こんにちは、家庭をかえりみない男、久保田です。

昨日は山田太氏と須永健太郎氏が手伝ってくれて、壁が完成。
ほぼ二日で出来たのは奇跡だぜ。右側が子供達専用の壁だよ。

あとは軍団員のパフォーマンスにまかせる。あとは知らねー。
昨日はマジで飲み過ぎた。山田テメー、殺す気かコノヤロー。

雨天強行 2
2009年10月02日

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これはデカイ!!超アナル級

右側に子供達専用壁面も作るんだぜ。
明日から下地と板を張って行きます。板にペンキ塗ってくれる助っ人募集!!

明日はテレビが取材に来るしな。

雨天強行 !!

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見ろ、すげーだろー。
降りしきる雨の中、カッパを着て巨大壁建設中。

東大和市議会議員 小林知久氏が洪水とか災害の時にしか着ない、市議専用雨合羽を着用して手伝ってくれました。

かなりデカイ壁だぞう。zukkoke-gundanは災害になる可能性 大。

プロパガンダ オブ Zukkoke-Gundan
2009年10月01日

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一つ 人より力持ち、二つ 人より力持ち、三つ 英語がしゃべれます

こんにちは、ズッコケ軍団長 久保田です。
今日は、巨大壁建設にとうとう取りかかりました。大量の単管を組み上げるのです。

運搬用トラックを わが師 大森壮一郎 氏にお借りしました。と同時に、「団結」 という鉢巻をいただき感無量です。
ずっこけ軍団パフォーマンス準備には「団結」が必要です。
なにしろ 幅16メートル、高さ4メートルの壁を作るのですから。
さすが我が師、わかっています。

ヤルキ、モンキー、コンキ を合言葉に一緒にがんばりませんか?

日曜日まで雨天決行で作業中。パソコンの向こう側から「がんばれ くぼた」と声援を送っていただるのでも、これほど嬉しいことはございません!!
黄色い声援なら、もっとやる気が 100倍 程出ます。

もし、軍団員の方でヒマ人な方がいましたら、手伝い大歓迎です!!
英語がしゃべれるようになります。

開会式 2
2009年09月27日

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ほら、ちゃんと ズッコケ軍団 の宣伝もしたんだぜ!!
海外参加作家の3人は、もちろん軍団にはいってくれたし、今日来ていた人達は全員参加してくれるってよ。

これは、すげえことになるぜ。

飲み会、飲み過ぎたぜ。オレ、結構英語しゃべれるんだな、すげー!!!

Art Plant 開会式

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とうとう始まりました。晴天の森の中で開会式です。
今回は海外作家の人選がいいので、すごくいい雰囲気っすね。みんなフレンドリーです。
参加作家 千葉君の英語のスピーチ、短かったけど素晴らしいと思いました。
みんな、そうやって始めるもんです。オマエは、えらい!!

BEAMISH
2009年09月26日

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東大和 ART PLANTに参加してくれてる、アイルランドのクレアが、コーク市の黒ビール BEAMISHを持って来てくれたぜ。
それも、このボトルは最近、ハイネケンに買収されたビーミッシュ工場、買収前最後の限定ボトルだぜ。
オレは、コークで毎晩こいつを飲んでいました。

こんなもん、日本にはこれ一本しかねーーー。

久保田組スタジオに神棚を作り、そこの神としてこれから祭ることにします。

それにしても、明日26日は 午後1時から ART Plant 開会式だぜ!!
みんな来てくださいねー。

乳首の中のマリオネット
2009年09月23日

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こんにちは、かなり忙しく関東を飛び回っている男です。名づけて 足軽 クン。
昨晩は、東大和 NPO法人 創造エンジン にて今週 26日(土)から始まる ART PLANT の全体会議があって、行ってまいりました。
ART PLANTは、海外作家が滞在制作&日本人作家の展示があるイベントで、今週土曜日に開会式があります。是非みなさんお越し下さい。
詳細はコチラ

http://www.artplant.jp/

私は、ずっこけ軍団 で参加予定です。
昨晩は予想通り、会議の後飲み会になりまして、ボランテイァスタッフの高良(こうら)君の実家 高良酒造の 八幡 という芋焼酎を飲みまくりました。
そして、みんなかなりおかしくなりました。

そして、宴たけなわとなった頃、どうしてそうなったのかはわかりませんが、乳首の中のマリオネット という曲を合唱したところまで記憶があります。
たぶん、Boowyの 鏡の中のマリオネット だと思います。どうしてそうなったのかは、わかりません。

そして、伊織クンが永井クンの乳首を吸うパフォーマンスも見た気がします。酔いすぎな変態です。
でも、これは、ずっこけ軍団とは関係はありません。
ズッコケ軍団は、下ネタは無いはずです。

いやー、変態ってホントにいいものですねえ。

今日は、ART PLANTのお手伝いをして、そのあと ズッコケ軍団巨大壁建設予定地に看板を立てました。
26日(土)は、アイルランド、ブルガリア、メキシコの作家も来て、オープニングは超盛り上がるでしょう。
来た方がイイです。

私は、なぜか明日早起きをして クレア と ナデイァカ を成田まで迎えに行きます。

遠い。。

バスに乗って勝手に東大和まで来てくれんかなー。
彼女たちには、ズッコケ軍団に出てもらうしかねえな、これは

軍団のパフォーマンスは、10月11日だぜ。だれでも出ていいんだぜ。

青春てなんだ
2009年09月16日

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汗と涙と機械油と精液、そして醤油をミックスしたもの。

それが青春。

お好みで、マ○汁を小さじ一杯程度入れても良いでしょう。

根性のじかん
2009年09月15日

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おっもいーコンダラ、試練の道をー 行くが男の ドコンージョウ

週末東京に戻り、今朝再び富津にやってきました。最初のウキウキ感は無くなり、何か疲れが蓄積しているような。
そして雨まで降り出し、野外での作業はちょっと辛いですが、そんなこと言っていられないです。

いや、作品を作れるだけ、オレは恵まれているのです。あたりまえです。そうです。今、雨が降って辛いと言ったのは、ウソです。
つらいわけがない。楽しくって楽しくって、しかたがないです。


ぜんぜん辛くなんかないんです、苦しくなんてないんです。外した部品、ぜんぜん重くなんかないんです。
誰か助けてー、なんてぜんぜん考えた事もないんです。そうです、オレは超人なんです。
ズッコケ軍団、本当にずっこけるかもしれないなんて、ぜんぜん思ってもみたことも、心配した事もありません。
面倒なことを言う人を憎んだことや、ばか とおもったこともないのです。

こんなに大きなものばかり作って、いったい何になるの?なんて、つぶやいたヤツは、しょうらい天国に行けない人です。ぢごくいきです。

そうです、オレは 超人 なんです。
みんなとはちがうんです。

おれは、超人 なんです。

何を作っているかは、内緒です。

ヒント でかい

ガンダムなんかめじゃねえ 2
2009年09月13日

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こうして、明日までに作らなければならない書類から現実逃避して、ブログを書く男 35歳 山羊座。

東京湾大観音の内部はこのように、コンクリ打ちっ放しの、単なる建設現場のようでカッコいいです。
らせん階段をひたすら昇ること5分で、観音様頭部まで到達できます。小さな窓が沢山あり、東京湾が一望できます。

戦後のヤマ師、材木を売っていた方が私財を投げ打ちコイツを作りました。
どんな型枠を大工さんが作っていたのか本当に気になりますが、写真で見た足場は、東京タワー建設と同じで杉の丸太です。

仏教の説明などもありましたが、内部には マリア観音 という像も安置してあり、不思議さは倍増です。

あぁ、こんなものを書いているばあいじゃねえ

ガンダムなんてめじゃねえ
2009年09月11日

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千葉富津で制作しているので、軽トラで走り回っている。何故か何処に行ってもオレには、観音様がつきまとってくる。
牛久大仏、芦別観音に続き、東京湾大観音の登場。おれは自分からは決して探していない。

入場料が500円もしやがるので、入ろうかどうするかかなり悩み、入ってみることに。
鉄筋コンクリート製で、頭の中まで登れる。デザインは 現代の円空 何とか氏。中にはその方の木彫もある。

なにしろ、この観音を作るのに セメント100000袋 使ったと書いてあった。すげー。
人は誰もいなくて一人ではかなりこわい。頭の上まで行くと高すぎて、怖くて下が見られないです。
入場者が上まで登って、感想を書くノートがあるんだが、結構みんなエンジョイしている感じです。

あー、俺、こんなものに登ってるヒマ無いんですが、何をやっているんだろう。
東京湾大観音の交通安全ステッカー買おうか迷い、買うのを止めたオレは、少し大人になれた気がする。

エリート街道 爆進中
2009年09月09日

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日本が誇る若手天才彫刻家 エリート久保田は、マキイステンレス様のユンボをお借りして、鉄骨移動&溶接中。
日本に暑さに慣れていないので、汗かきまくり、マスかきまくりです。
こういう場所を貸していただけるだけでも、本当にありがたいことです。感謝です。

もしこの世に、空調の効いた部屋で、ホイストを使って彫刻を作っているヤツがいるなら、そいつはウンコです。死んだ方がいいです。
真のエリートとは呼べないでしょう。

でも、たまにはエリートの地位を変わってあげてもいいです。

ライプチヒ
2009年09月08日

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ドイツ ライプチヒのギャラリーでStudio KURA 松崎氏が企画してくれたグループ展に参加中です。

近所にいる方、是非行ってみてください。
私はフィンランドで作った男根、ベルリンで描いたドローイング、アイルランド ベルリンの廻車 映像を出展してますよ。

テーマが あなたのコンセント ですので、私のコンセント 男根 は超テーマに沿っていると思います。

GALERIE BORN+BUSSE
Kochstraße 132, 04277 Leipzig

自然 だーい好き
2009年09月07日

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東京東大和から 府中 そして 千葉 富津へ瞬間移動。
オレは府中に、35歳の人が住むには激安のアパートを借りて、拠点?にすることにしましたが
一晩泊まっただけで早朝、房総半島の富津にあるマキイステンレス様の置場にやってまいりました。
場所を貸してもらえるし、宿泊もさせてもらえるんで、ウィークデイは富津で制作です。

東京アクアライン 通行料3000円から800円に値下げ、マジでありがてえ。森田健作 さいこう。
オレの車は軽トラだから、680円ですんだぜ。なにしろETCっちゅう素晴らしいもんつけたからな。すげーだろ。

川崎を通り抜け、東京湾、木更津まで一直線だぜ。
でも軽トラに工具満載で、そのうち車がぶっ壊れるんじゃねえかと心配だ。

今日は久しぶりの日本の夏にやられ、炎天下の中で溶接。鉄骨がアチチだぜまったく、しにそう。
久しぶりに経験する日本の夏は、サウナみたいで超健康。サウナなんか入る必要もねえ。蝉の声も素晴らしい。

自然だーい好き、好き、すき、スキ、ヌキ、抜き、抜きまくり
アー、自然ってなんてすばらしいんだろう。ほんとうにしぜんって・・・

どっかに100まんえん落ちてたら、自分のすげえアトリエ作りたいんですけど、ちんぽ。

どんな場所でも寝られる自分がこわい。
つうか、パンツとシャツ府中に置いてきちまった、ふざけんな。

ズッコケ軍団 第二回宴会
2009年09月06日

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昨晩、ズッコケ軍団の第二回目の宴会が東大和 創造エンジンにて行われました。
今回の出席者数は、前回より少なかったものの、話す時間が多かったのでイベントについて、いったいズッコケ軍団ってなんだ?という突っ込んだ話ができたと思います。

結論から言うと、一人一人の生き方、表現の垣根を取っ払って行く事から始めなければイカンと、オレは思ったわけですが
オレ自身が、無意識のうちに垣根を作っている部分もあるし、参加者もそれは同様だと思います。
お互いの事を少しでも知って、それをじわじわ壊しあう事で ズッコケ軍団 として良い方向に進んでいくことに繋がっていけばいいと思います。

それにしても、濃い面子がそろったんで、ウケたし、またやりたいと思いました。
今朝は二日酔い気味ですが、明日から千葉 富津入りして作品の加工です。

パライソにいきたいです。何処にあるんですか?

やっぱ、フーフーしてからヤらないとだめですね。

御柱
2009年09月02日

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ここ何年か海外にいたせいで夏に帰郷した事が無く、御盆というものを経験していませんでした。先日、御盆に少し遅れ実家のある諏訪へ帰り墓参りなどしてきました。
ほんの少ししか滞在できませんでしたが、貴重な場所に行ったので記録しておきます。

諏訪郡富士見町の 久保田組工務店 代表Y氏に、来年の御柱祭で御柱となる予定の大木がある森へ連れて行ってもらいました。
ちょうど仕事の現場が御柱の木がある近くにあるというので、朝早く起きて一緒に行きました。
まだ仕事が残っているので、少しだけ大工仕事を手伝いました。別荘地の中での仕事ですので、空気がきれいです。

仕事を終わらせて、山の中へ。
Y氏は最近、痛風が発症して足が超痛いと言っていましたが、山の中をズンズンと進んで行きます。
ヤツは昔から御柱に狂っている おんばしら至上主義者 なので、痛みなど途中で感じなくなるらしく、8本ある御柱をほとんど案内してくれました。
おんばしら をやるために大工になったんじゃねえのか、と周囲の人間はささやきあっていますが、私もそう思います。
職人は、御柱祭で重要な役割を果たすのです。

写真は一番太い、本宮一 の樅の木で、さすがに選ばれただけあって、下から上まで真っ直ぐ。威厳があります。

Y氏の話によると、来年は御柱の年なので、関係者は仕事より御柱が忙しくなり
行事等を欠席すると「てめー、仕事と おんばしら どっちが大事なんだ!」と怒られる(Yが怒るんだとおもう)そうです。
おんばしら の方が大事に決まっています。そんなことは聞いても喋ってもいけないことです。
これは、神への御奉仕なので、仕事なんかしている場合ではないのです。

それにしても大きい。重さは10トン以上です。

Zukkoke軍団 前々夜祭 の お知らせ
2009年08月28日

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9月5日(土) 夜7時から 第二回Zukkoke軍団ミーティング を行います!!!!

(場所)

NPO法人 創造エンジン 事務所

東京都東大和市上北台3 の 459 の 9

(アクセス)

多摩都市モノレール 桜街道 駅 

徒歩1分

(連絡先)

久保田携帯 080 6742 3461

当日は、団長から ビール一箱、酎ハイ一箱 の差し入れ。多少のツマミも用意の大盤振る舞い!!!

皆さんも、なにか持ち寄りでお願いします。

現在、かなりのカオスが出来上がりつつありますが、お互いの事を知っておくと、より楽しく深いパフォーマンスになるでしょう。


(団長、最近のテーマ)

きあい

(団長、最近の一句)

先がみえない、なにもみえない

帰国しました
2009年08月26日

すみません、サーバーが調子悪くてベルリン滞在の日記、ぶっ飛ばしてさっき日本に戻りました。
ベルリンでは、ベルリンの方々に暖かくもてなしていただきました。

アッ君、あなたのピザ プロ並みです。

ビュッフェに連れて行ってもらった、リンの店 、ベルリンのアウトローに直に接っしてビビりましたね。

今日はイスタンブール経由で、トルコ風機内食を食いまくり、今時差ボケ中。
明日から、9月後半の東大和市 アートプラント にムケながら活動、あと千葉 富津の作品加工。
軽トラにETCを付けたから、少しは経費削減になるでしょう?

それにしても眠い

来週9月5日(土)  ずっこけ軍団 前々夜祭 がありますので、団員の方々予定合わせていただけると盛り上がると思います。

12月まで試練の十番勝負です!!

閣下、御時間がせまっております
2009年08月19日

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森山(マネージャー 仮名) :「閣下、ベルリン行きの飛行機の御時間が参りますので、急いでください」

閣下  : 「朕は、飛行機が嫌いなのじゃ。船はヒマだし、もっとイやじゃ」

       「それにしても貴様、移動ばかりさせおって、いいかげんにせんと朕はチンじゃう(死んじゃう)ぞう」

森山   : 「キャハはっは・・・・チンじゃう・・・フー、フー息ができません、閣下」

閣下   : 「もりやまー、そんなにウケんなよう  (おれ、やっぱ天才かもな)」


       「フィンランドでは男根型人形でお茶を濁したから、これから12月まで本気でイカねばならんのう、森山」

森山   : 「はい閣下。そろそろ本気汁で頑張っていただかないと・・・・」

閣下   : 「次の戦はどこじゃ?」

森山   : 「ノリピーが2,3日滞在していたというTOKYO東大和市でござります。そのあと最大の激戦、横浜が待っております」

        「あ、東大和の前に ドイツの ライプチッヒ で果たし合いが一つございました」

閣下   : 「わすれるな!!  この愚かモノ」

        「ホウ、のりピーか。東大和も名を上げたものよのう」

 
         「それにしても、フィンランドの夏は終わった と、近所の者が申しておったが、寒いのう。 暖かい場所へ移動じゃ!」

(写真) ヘルシンキ港の小島

st.Nicolaus
2009年08月16日

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完成!

この国に置いて行きます。

森の中で

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オレは最近、気分が煮詰まってきたら森と海辺を散歩している。
ここは渡り鳥たちが羽を休める所で、かれらと一緒に心地の良い風をたのしんでいる。
渡り鳥のなかに渡り鳥が一匹。

今日、一人森の中を歩いていたら妙なものが落ちていた。
この世のものとは思えない神々しいこのカタチ、、、これはまさしく男根サマに違いないでしょう。
うわあ、オレはまたやってしまった。神に取りつかれている。
それも、きのこサンまで生えてる・・・タダもんとはおもえねえ。

そうだ!
来月のドイツ ライプチッヒのギャラリーでの展示に出品してみよう。

ああ、男根様を森の中で拾った人は、偉い人間になれないという日本のタブーにまた触れてしまった。

触れてしまったぞーー

オラ、そんなつもりじゃ、そんなつもりじゃ決して、なかったダーーーーーー
こいつが勝手にオラの足もとに、うそでないっ

アワビさんの食べ過ぎに違ぇねえ

アワビさん
2009年08月15日

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今日はフィンランドの伝統的な家庭の味を紹介します。
ユッカも別荘に連れて行ってくれた時に、これがフィンランドの伝統的なナントカと言っていたし
スーパーに行くと絶対に売っている。

小腹が減った時にオレはよく食う。
一個60セントくらいだ。

名前は えーと    アワビさん

名前はしらん。

やる気のあるやつ、「フィンランド あわび」と検索してしらべろ

今度本当の名前を聞いてみることにする。
ライ麦のパイの中に、米とミルクで煮たものが入っていて、ジャムとかサーモンをトッピングするらしい。
この写真のやつは、中にコメではなくポテトが入っています。

炭水化物の中に炭水化物というわけだから、マンジュウの中にモチが入っているようなもんだ。
とびきり美味いとも言えないが、単なるパンを食うよりはいい。
あと、形がイイですねえ、とても。いやーホントに。

中がとっても柔らかいんだぞー。オレはコメのヤツの方が好きだね、なんかブツブツしてるし。

脱いだらもっと凄いんです
2009年08月12日

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St.Nicolausの後姿。

なかなか格闘したでしょ。

フィンランドの歴史学んで、この国は表面より後姿の方がスゴイという事を感じましたので、セント君はこうなりました。

意味、あと付けでないよ。


ウソでない、けっしてウソでないって。

St.Nicolaus 途中経過

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まるで北海道か軽井沢にいるような快適な空間で制作出来ています。あと近所に居酒屋さえあれば極楽です。
ヘルシンキ郊外ですので、周りにはスーパーと小さなピザ屋があるだけで、ツマミは金がないので自分でつくっており、
料理って意外と時間さえあれば楽しいものだという事が、最近わかってきました。

セントニコラウスは、完成間近となってまいりまして、手ノコで丸太棒を切り刻みは木ボンで接着、切っては接着していた作業が
今では嘘だったかの様な段階まで漕ぎ着けました。全部で10パーツくらいの木をくっつけてできています。
カンナが無かったので、接着面を手ノコで真っ直ぐに切る事を心がけました。これは一種の修行です・・。

日本では仏像が流行っているというのが、まことしやかに広まっているらしいですね。ホントかよっ?
あまりにも世の中が泰平だと、人間の頭もおかしくなってくるのでしょう。見るからに日本は泰平なのに危機感を煽るヤツがいるのが不思議でならない。
きっと商売になるんだろう。その手でいこう、オレも。

見るだけでなく作ることも流行すれば、なんちゃって仏像教室をひらけるのにと思うこの頃ですが、
汗をかくのが嫌いな現代人は、そんなことはやりたがるわけがないでしょう。
でも、世の中には変わった方が多い。なんちゃって久保田組仏像制作研究所に入門したい方、連絡待ってます。

根性だけあればセンスは必要ないので是非どうぞ。

仏像作らないと、あなたは地獄に落ちます。長生きしてその後、極楽浄土に行きたいあなたは、仏像を彫りなさい。

セントニコラウスくんを作りつつ、9月頭からドイツ ライプチッヒのギャラリーのグループ展に参加させてもらえる事になったので
森の中から怪しげな曲り木を拾って来て、夜中にセコせこと彫っています。

怪しい曲り木、怪しい曲り木、怪しい曲り木、怪しい曲り木、怪しい曲り木、怪しい曲り木、怪しい曲り木、怪しい曲り木、怪しい曲り木、
怪しい曲り木、怪しい曲り木、怪しい曲り木、怪しい曲り木、怪しい曲り木、怪しい曲り木、
怪しい曲り木、怪しい曲り木、ええいっ、やあっ!

怪しい曲り木、怪しい曲り木、怪しい曲り木、怪しい曲り木、、、うおっ やるなあ、なかなか、えっ


「Art Plant 2009 in 狭山丘陵」   HP 完成!!
2009年08月10日

我ら Zukkoke-Gundan が今年秋参加する Art Plant のHP ついに完成だ。

貴様ら覚悟はいいか!!コノヤロー
ビビってたら始まらねえぞ。これを見やがれっ

http://www.artplant.jp/page02.html

この手作り感が世の中を変えていくんだぜ!!
軍団趣旨も垣間見られるから、良く見なさい。

オレはまだフィンランドで、10時半になってやっと日が暮れたが、すぐに祖国に帰るぜ。待っていろ。
帰国は8月26日だ。 真っ先に居酒屋へ直行!!


今日も暮れゆく異国の丘に  

泣いて笑って 酒飲んで待てば

10月11日(ずっこけ軍団パフォーマンス日)が来る朝が来る

(団長)

p.s.酒井のり子 も参加するらしいぜ!!

EMMA
2009年08月08日

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彫刻に行き詰まり、近所を散歩。歩いて20分のところに、EMMA エンマ (Espoo Modern Art Museamかな)という美術館があるので行ってみた。
最近は、モダンアートという名称は、古臭いイメージがあるのか、名称をWeeGee に変えているようだ。
題名を見て、エマニュエル婦人(略して エマ婦)だと思った方、残念でした。

オレだけ・・・?

入場料が10ユーロで高いので、入口で引き返そうと思ったが、入ってみる事に。

フィンランドのまさにコンテンポラリーではなくモダーンアートが沢山見られます。
その中に何故か、宮島達夫の作品やアントニーゴームリー等の作品も混ざっていて、少しとまどう。何がしたいのか?
誰かのコレクションらしいので、こういう展示になるのだろう。
巨大な建物で、監視員も多いけど、客はいません。

何故か、世界中の時計を中途半端に集めた展示と、世界中の置物を気まぐれに集めた展示、Espoo市(ヘルシンキの衛星都市)の消防隊のちょっとした歴史も見られます。
お金いっぱいあるけど、使い道間違った博物館、世界第23位に認定します。

おなかいっぱい、食い合わせが悪くて腹痛気味。

写真:フィンランドの古い柱時計  (ムーミンの家に左端のグリーンのやつが置いてあったのアニメで確認済)


そういえば、2日前ヘルシンキでマドンナのコンサートがあって、街中大騒ぎ。マドンナhotdogが売り出されていたぜ。
偽マドンナも多数出没!!

有名って大変なんだなと、最近おもいます。


ヘルシンキ市内にある現代美術館 キアズマ の方は、すげーイイ!!!!

仏像 展  開催中!!
2009年08月04日

仏像展記事_TOKYOHEADLINEvol.420.jpg
(TOKYO HEADLINE 記事)


ただいま浅草橋 MAKII MASARU FINE ARTS で久保田も出展中の 「仏像展」開催中です。
7日(金)には、オープニングパーティーがあるんで、タダ酒が飲みたい方、是非どうぞ。
浅草橋周辺には、安くて美味い居酒屋が集中してるんで、仕事帰りにきたりするとイイですよ。

特に、駅からギャラリーに行く途中にある 「やまと」という店。
安いのに量もあって、素晴らしい。やきとん、ちゃんこ鍋、レバ刺し他いろいろあるよ!


久保田弘成の作品は、この2,3年で高騰すると、あの有名な経済学者 久保山 田作 教授
(くぼやま でんさく 1974年うまれ 東大卒 TV朝日 我こそがエコノミックA!!  毎週金曜朝8:20-出演中) が言ってます!!

田作ちゃんの事知らない人は、ウィキペディアで調べてみなよ。


私は木彫、ドローイング、写真の作品を展示してます。
他の作家の方々も力作揃い!!

今が買い時!!
買ったら、ギャラリーのおねえさん 佐藤さん 木股さんの笑顔がもれなくついてきますよ。

浅草橋MAKII MASARU FINE ARTS
http://www.makiimasaru.com/mmfa/index.html

よろしく!!

(なお田作ちゃんは、架空の人物です。 ギャラリーと やまと は本当にあります)

エストニア  タリン 滞在記4
2009年08月03日

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エストニア歴史博物館にたどりついたが、あんまり人気の無い場所らしく、雨も降っているし人がいない。
博物館の中は、写真、展示物等、相当充実。
受付のオバちゃんも、やっと人が来たね! という雰囲気をかもしだしている。

ここでは、この国が、昔からいろんな勢力の中でもがき苦しみ、そして現在を迎えた状況がわかります。
英語での冊子(厚い)ももらえるし、かなりの主張をその態度からも感じられる博物館だ。
狭い博物館だけれど、被抑圧&協調を繰り返したそれまでの苦難が感じられ、タリンの旧市街地が陽の表現をしているならば、
ココは陰の表現と言ったらいいだろうか。
一通り見終わり、今まで知らなくてゴメンナサイという気分になりました。

庭に出て一服。
庭にあった看板に、(建物の裏に銅像があるよ) という表記がさりげなくあったので、何気なく行ってみた。

そこで見たものは、「おら、見ちゃなんねえモン見ちまっただ、おら何もわるいことしてねえだっ!!ゆるしてくだせえっ!!!」 な代物だった。

数々の撤去されたレーニン、スターリン他、戦争で亡くなったソ連兵達の像。
無残な姿を晒している。
特にスターリンの顔には、黒いタールが塗りつけられたのか、何かがこびりついていた。
スターリンは、エストニア人を沢山殺したらしいし、僻地に追放したんだそうな・・。


戦死したソ連兵の像は、撤去時にエストニアに住んでいるロシア人が暴動を起こしたというのだから、事態は複雑。
エストニアの人口の30パーセントは、ロシア人なのです。
(ちなみに、5年前ルーマニア ブカレストで、同様の撤去された像の写真を撮っていたら、そこにいた兵士に、ものすごく怒られました)

レーニンは、直接手を下した本人では無いので、恨まれていないのか、ちゃんと立っていました。
タリン中心部を見つめるレーニン像は一人立たされ、誰も来ない博物館裏でいったい何を思っているんだろうか。

昨日読んだネットの朝日新聞では、最近バルト三国が主体となり、ヒトラーとソ連について批判した事について、
ロシア議会上院が、「えー、ヒトラーの方が悪いよ。あいつのせいでソ連もこうするしかなかっただけ。一緒にされちゃうと、困るんだよね」という声明を発表したというけど、
挟まれた小国は悲惨な思いをしてきたのは間違いない。

トラバントまでは廻せたけど、これ廻したら間違いなく殺されるな・・・。

(エストニア タリン 滞在記 おわり)

読み終わったヤツ、一人 100円 よこせ


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エストニア  タリン 滞在記3

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MUKUという新しい美術館は後廻しにしようという事で、一番見たかった歴史博物館へ徒歩で向かう。
でも、行けども行けども、それらしいものは見えてこない・・・。
見渡す限り、ソ連時代の無機質なコンクリート住宅ばかりで、ひび割れが痛々しく、古いトラムが走っている。
ソ連時代には、共産主義に反対する人間はシベリアに送られ、代わりにロシアからの移民がこの昔は新しかったであろう建造物に住みついたという事らしいです。
恐ろしや、スターリン。北海道がソ連に獲られず、良かったです。

ここに住む男達は何故かみんなマッチョです。俺は単なる痩せた東洋人。

そのうち、俺の地図上の勘ピューターでは出現するはずの無い、国鉄の駅(無人)が現れた。
方向が全く違っていた事にようやく気が付き途方にくれる。

「オレは方向オンチー、オレは方向オンチー」(作詞作曲 くぼた) 

を口ずさみながら、元の道を引き返し、MUKUに逆戻り。
ちょうど開館してたので中に入りました。フィンランド人建築家による、洗練された建物。
エストニアの中世から現代までの沢山の作品が見られます。作品は多いのですが、やはり支配されてきた歴史が長いせいか、エストニアらしさというものは、どういったものなのか戸惑うものでした。
つまり、その時代時代において主流と目されるアートの亜流によって、表現もなされてきたorそういう作品だけを展示している感があるということ。

なかには、えっ という作品もあったよ。特にソ連支配下時代の抽象作品は、作家個人の思惑を、じわじわと物語ってきます。

MUKUを見終わり、人気のない寂しい道を一人歩きます。めちゃ雨が降ってきて、木の下で雨宿り&小走り。
工事現場のオジサンが片言の英語で道を教えてくれました。そしてやっとの事で、海辺の歴史博物館に到着。

写真:歴史博物館内  エストニア独立運動の様子

(美術館内の写真はいっぱいあるけど内緒 自分でいけ)

エストニア  タリン 滞在記2
2009年08月02日

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2日目 

(ロマンチックな旧市街地については、本とかで読んでください)

オレは中学の修学旅行の時、地図係でみんなを先導して歩いた時以来、方向感覚抜群だと思いこんでいたんだが、今回は悲惨だったぜ。
5年前、吉岡氏とフランス ノルマンディーを20キロ以上歩いたのに次ぐ、徒歩の旅2009 だね。

ガイドブックなどというものは、今回持ち合わせていなかったので、俺は方向の天才 と思いこみひたすら歩くこと一時間。
意味のわからねえ巨大資本主義ショッピングモールに到着。英語をしゃべる人はぜんぜんいないし、旅行者が来るような場所ではないので、老人は皆オレと目をそらします。
なんだよう、俺だって人間だぜ。

しょうがないからコーヒーを飲み、歩いているオバサンに道を聞く。
そのオバサンは、すげえ優しい人でオレが目的地を地図上で指さすと、一緒に来いと言って、路面電車に乗せてくれました。
オバサンは、隣にいたジジイに、こいつをナントカまで連れて行ってくれと、半ば命令してくれました。
でもオバサンは途中で降り、ジジイは途中でいなくなり、トラムの他の客たちが、ナントカへ連れて行ってくれました。

でも、ついた先は一時間かけて歩く前の出発点近くで、かなりビビりましたが、トラムの停留所にいた英語の喋れる別のオバサンが、なんと切符をくれたうえに、
目的地までの路線を教えてくれました。オレは感動。

やっとの事で目的地(KUMUとかいう美術館)にたどりつき入ろうとすると、入場は11時からと言われます。
新しい美術館だからといって調子に乗りやがってと思い、他の場所まで歩く事にしました。

迷った末に面白いもんは見つかります。


写真:旧ソ連の巨大謎の建造物 (人がぜんぜんいねえ、コワイ)

(タリンのロマンチックなイメージを壊されたくない方、読むのをやめてください  つづく)

エストニア  タリン 滞在記1

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ここ何日か彫刻に専念し、頭が煮詰まってきましたので、旅にでました。フィンランドからバルト海を隔てたエストニアまで。交通費が安ーイ!

朝10時、ヘルシンキ発 タリン行きの巨大クルーザーに乗り込み、出港。長さが戦艦大和の3分の2くらいの大きな船(客船)だ。でかい!
家族づれなど、かなりの人数が乗り込み、船内は混雑。みんな、メタボなんて言葉知らないような太鼓腹軍団だ。すぐビールを飲みます。
約2時間、タリン港に到着。でも甲板に出られない船はつまらん。

タリンの旧市街地は、やたらに先っちょが天に伸びたプロテスタントの教会、北欧風にパステルなかわいい色で仕上げられた建物、
ロシア正教の教会等、この都市が経た歴史を物語る如く、様々な民族の個性が融和していて、見どころ満載!!
ソ連統治時代は、もう20年ほど前になるから、旧市街地にはその面影はなし。土産売り屋、レストラン等、観光業に気合いを入れています。

オレは、インフォメーションが紹介してくれた風呂トイレ共同の安い北欧風ゲストハウスへ。
中心地からちょっと離れた場所は、社会主義の色合いの濃い建物がベルリンの様に新しい建物の中に混在。

写真は、ロシアオーソドックス教会

正教の教会って、付け入るすきが無いほど完成度高いです。内部のイコンも密度濃い。
それにしても、一つの街にこれだけの違った個性を持った中世からの建物が密集する街も珍しい!!
決して大きな街ではないのです。

彫刻  ストロングスタイル (未完)
2009年07月29日

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何処でも どんな素材とも 闘う

それが 久保田イズム 彫刻ストロングスタイル なんだよ!  (パクってすみません)

それにしてもよう、これはお前らが思ってる 大黒様 なんかじゃねえんだぜ。
これはなあ、St.Nicolaus  セントニコラウス という人の像だ。
わからねえヤツは、セントニコラウスと 100回早口で唱えろ。

セントニコラウス、センタニコラウス、サンタニコロス、、、、、、  サンタクロース!

そうだよ、こいつが日本から来た サンタクロース さんだよ。わかったか。
なにしろ、フィンランドには本物のサンタクロースがいるからな。

えっ?  何。  発想が単純だとう。  てめえは黙ってろ。
なにしろ、お金がいっぱい出てくるように毎晩祈り、ハンマー(こづち)を大きめにしたからなあ。

彫刻をやったことがねえヤツは、わからねえだろうがなあ、細くて少し腐ったような木を
こういう形まで持っていくのは、並み大抵の労力じゃねえんだぞ。
それも、手ノコ と ノミ だけしか無えんだからな!

どうだ、すげえだろ。
これが 彫刻ストロングスタイル なんだよ。(プロレスが最強なんだよ)

アートだか何だか知らねえけど、そんなもんとはワケが違う、古き良き日本の心だぜ。

まだ完成してねえけど、俺は少しつかれた。
明日から、船にのって隣国 エストニア で休息してくるぜ。

えっ この作品の題名は? だと。
決まってるじゃねえか。

St.Nicolaus from Japan  (極東の島国からやって来ちゃったサンタさん) だ。

わかったか!! このやろう

外矢智之 個展    「光の巣」
2009年07月28日

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筑豊の 暴れん坊農民兵 こと 外矢智之が、来る8月13日から 田川市美術館で個展をするぞ!!

ヤツは田川で スタジオ 米蔵(糸島の Studio KURA とは別だぞう) を運営。

コメグラ軍団との特別ライブパフォーマンスもあるらしい。これは、オレも是非見たい!

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外矢智之 個展「光の巣」2009年8月13日(木)から8月30日(日)9:30から17:30(入館17:00まで/月曜休館)   

 田川市美術館・中央展示室福岡県田川市新町11-56 TEL0947-42-6161

〈内 容〉光る立方体(45cm×45cm×800cm)を複数使いダイナミックに空間の中に構成していく造形作品です。

★関連イベント8/23(日)13:30から展示室にて、特別ライブパフォーマンス「光の巣の中から・・・」を行います。地元福岡を中心に活動を続ける5組のアーティストが出演してくれます。亀井貴之(urban resarch studio)/栄秀臣/daenn/鶴坊(ハイリミッツ)/溝野ボウフラ

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夏休みを利用して福岡は田川に足を運んでみては如何?

フィンランド人
2009年07月25日

もーい(フィンランド語で よう、げんき?)

おれはフィンランドのウォッカを夕べ飲みすぎて、今日は二日酔い&やる気ゼロだね。
やる気は無くても腹は減るので、スーパーに買い物に行くが、フィンランド人のレジのオネエちゃん&オバさんは素晴らしいぞ。
今まで行ったヨーロッパの国の中では、一番感じがイイ。

オレの目を見つめ、笑顔で もーい と言ってくれるし、フィンランド語がコイツ通じねえとわかりしだい、綺麗な発音の英語でしゃべってくれる。
こんな国は今まで無かったぜ。

もーい と言われると、俺は小学校の時あだ名が いもやん だったから、俺は もーい じゃなくて いもやん だよ、
と 心の中でつぶやくが、そんなの誰もわかるわけがねえ(おれは馬鹿か?)

ロシア語もわかる人がいて、マケドニアでオレが作った作品のキリル文字をちゃんと読んでいた。
すげえ。ガイドブックに書いてあったとおり、この国の人は勤勉だぜ。

今日はやる気がねえから、日記もここまでだ。

もいもい (フィンランド語で   じゃあな!  だ)


p.s.そういえば昨日、庭に野生のハリネズミちゃんがいたぜ。歩くの遅くてかわいい。


OH! my ゼットソー300 ハードインパルス
2009年07月24日

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ユッカからもらった丸太、ちょっとちっちゃいです。そして、イメージどうりになりません。
昨日の夜まで、まあいいやと思っていましたが、オレは観光でこんな地球の裏側まで来たわけではないし、このままでは日本に帰れません。

でも、

かんな もねえ

差し金 ねえ

店はあるけど買いたくねえ   (吉幾三 風)

持って帰れないし、高い工具は買えないです。
最近の芸術とかいうヤツは、PCとビデオと絵の具があればどうにかなる風潮ですので、このレジデンスにも工具は無いです。

オレは 彫刻 がしてえんだよ。

電気ドリルだけ、2000円くらいのバッタもんを買いました。
チェーンソーはユッカに借りましたけど、寄木作りには向いてない。


そこで、オレがわざわざ日本から持ってきたのこぎり、その名も ゼットソー ハードインパルス(最高の のこぎり すごい衝撃 ・和訳)の登場!!!
西洋の のこぎりは、ほとんど押し切りですので和人には向いてないし、刃がぜんぜん切れねえ。
オレは嫌いだ。

ゼットソー、ボクには君が光り輝いて見えるよ。

これさえあれば、鬼に金棒。時間はかかるけど丸太をまっすぐに切れます。筋トレにもなる・・・・・ょ

やっぱり時代は ゼットソー & 辛口の 峰  だよね。

(ちゃんとフィンランドにいます)

!(~b~)! utsuzo仏像展   MAKIIMASARU FINE ARTS
2009年07月21日

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浅草橋MAKIIMASARU FINE ARTSで 8月1日から !(~b~)! utsuzo仏像展 というグループ展があって、オレも何点か作品を出します。
オレが出すのは、仏像とカテゴライズしていいものかは知らないものばかり。いえーい

仏像は彫刻という見方からでしかほとんど鑑賞しないけど、東大寺戒壇院の四天王とかは中学生の時から好きだぜ。

あと、円空 と  木喰 の仏像彫刻は最高。
現代人にあんなものは絶対に作れない。

ギャラリーで、あの幻の コケシin Paris フィギアも見られるぜ!
久保田仏像店では、偶像から イワシの頭まで各種取り揃えております。格安で御提供。

買うなら今だ!!!


気になる人は、BBSからギャラリーのサイトに行けるんで、見てクリ


ポコチンのしわとしわを合わせて しあわせ ナームー

制作開始  I just started making something
2009年07月19日

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ユッカから一本の丸太をもらい、制作開始。
夜はうるさくて近所迷惑だから、やるな と言われたけど、この国はいったい何時から夜と定義?
22時頃やっと薄暗くなるんですが・・。

何を彫っているのかって?

それは言えねえ。口が裂けても言えねえ。

男根ではねえよ。 


ムーミンでもねえよ。

ムーミン & レーニン そして NOKIA
2009年07月18日

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まったくもって、知れば知るほどフィンランドは不思議でございまして、そこで制作をする事の意味を考えさせられるわけであります・・。

今日は何者かから、夜中の3時に日本から着信があり、目が覚めてからというもの眠れなくなり
朝5時のバスに乗り、電車を乗り継いでフィンランド第二の都市タンペレへ行ってまいりました。
タンペレは工業都市でありまして、至る所に煙突が立っている労働者の街です。NOKIAとかもあります。

この国は、すぐ隣がロシアという事もあり、資本主義と社会主義の緩衝地帯。でも東欧諸国とは少しちがう。
長年、旧ソ連に気兼ねをしながら、それでいてスェーデンにも助けられ、実に微妙な立場で存在していました。

今日は、ムーミン谷博物館、レーニン博物館(レーニンはロシアが資本主義だったころフィンランドに隠れてました)、をまわりましたが、そのせいか頭が変になりました。
この自然とファンタジーに満ちた国は、これまで政治に滅茶苦茶翻弄されてきた歴史があります。
第一次大戦以前、スェーデンに統治され、その後ロシアに抑圧され、ドイツから攻撃され、最近になって本当に独立した感じです。
赤化しそうな時期もありました。

第二次大戦後は、ナチスドイツに味方したとみなされ、莫大な賠償金を払っています。
工業が発達したのは、地下資源に恵まれずビンボーだったから、勤勉にならざるを得なかったからとも言われてます。

何かどっかの国に似てますね。自殺者もどっかの国と同じで多いです。
今日は、ムーミンの作者トーベ、ヤンソンの原画を見て、何かもの悲しくなりましたね。
そして写真の、なんちゃって日本の城のような、ラブホテルにも見えて、それでいて気品があるような、無いような建物を見ながら
後の滞在期間のこり一ヵ月は、情報をシャットアウトする事を心に誓いました。

サウナじゃー  Sauna in Finland
2009年07月16日

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フィンランド人彫刻家ユッカの別荘兼アトリエに遊びに行きました。
ヘルシンキからロシア側にバスで1時間半行った海沿いの村Loviisaにあります。5年前に一度来た事がありますが
その時は真冬で、雪が積もっていた記憶しかないです。今回は夏だし色彩が素晴らしいです。
あの頃よりは英語もマシになっているんで、彼らの言っている事はほぼわかります(バカにすんなよ不愉快くん)。

5年前、敷地の外れにあったサウナを、今度オマエが来る時までに使えるようにしておくと、ユッカは言ってましたが
今回、本当に入れるようにリノベーションしてありました。彼は誠実な人です。

ユッカ(55歳)、友達のパテリ(45歳)、オレ(35歳)の三人で酒を飲みながらディナー。
彼ら2人は身長が190センチくらいあり、おまけにパテリは太っているので、ヒグマ2頭とツキノワグマの
何かの集まりにしか見えない状況です・・。

しばらく飲んで話した後、おれ達はサウナに入りました。フィンランドはサウナの本場だ。
ヒグマとツキノワグマは、フリチンで仲良くサウナへ。妙な葉っぱ付き枝で、バシバシ叩かれ、血行が良くなりました。
パテリは、「オンナをくれ」というフィンランド語を、サウナの中ですらオレに覚えさせようとしています。
オレは教えてくれと言ってないです。本当です、ウソでないです。
サウナから出て、外で真水をブッカケて汗を止めます。きもちいいです。

そのあと、また宴が始まり、隣の家に住んでいるプロのマジシャンが来て手品を見せてくれました(意味がわからん)。
おれ達はガンガンに飲み、そして寝ました。

彼らは肝臓も日本人の1,5倍の大きさだとおもいます by 人の家の酒をのみつくす会 会長

I enjoyed a finnish sauna at my friend's cottage.

Zukkoke-Gundan 日程 決定!!!  Schedule of Zukkoke-Gundan performance
2009年07月14日

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ずっこけ軍団パフォーマンスの日程が決まりました。以前10月18日(日)とお伝えしていましたが、変更とあいなりました。

10月11日(日)   11時   15時      2回もやれるぞー!!

今のところ、軍団総数 ※ 未知数 (参加を表明されている方 約80名で、本気なのか、単なるクレクレ野朗なのか未だ不明なので)

皆さん、これから士気を高めていきましょうね。
ちなみに私は気合いを入れる為に、毎朝 風林火山(千住明)、彼こそが海賊(パイレーツオブカリビアン)を爆音で聞いています。

聞きたい方、BBSの方にyoutube版 アップしておきます。

何をしたらイイですか? という質問は一切受け付けません。
相談なら聞きます。

御ヨロシク!!


これから、半端モンではないマジなアウトサイダーにも声をかけます。


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あと、今からやりたいという方、随時 入団歓迎!!
場所は

東京都 東大和市  狭山緑地

森の中で巨大ステージに巨大ペインティング、ダンス、朗読、なんでもするパフォーマンス

Zukkoke-Gundan とgoogle検索すれば、だいたいわかる。 ハズ

怖くないよー

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Zukkoke-Gundan performance

11th of October 11am 3pm starts

We will have meeting vol.3 around 1st of September in Higashiyamato,Tokyo.

お返しだ、オラ

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(c)Hironari Kubota

コスプレ軍団へ

貴様ら、けったいな恰好でオレが抱いていたフィンランドへのイメージをブチ壊してくれたな。

台無しだ!!

これでも喰らえ!


夢見てんじゃねえぞ。

(命名)夢見ん

もうオレもオヤジの域


歯を食いしばっちゃうぞ、コノヤロー
2009年07月13日

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フィンランドでコスプレーヤー 300人に囲まれたのは、日本人としては史上3人目の快挙です!!

オレは、無理やりネタ探してるわけじゃねえぞコノヤロー!
ただ街を歩いてただけだぞコノヤロー!

後ろの黄色いヤツ、何なんだコノヤロー!

仏像?
2009年07月12日

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フィンランド国立博物館に行ってきました。
古代からのこの国の歴史を知りたかったもので、行ってまいりましたが、小さいながらも見どころ満載!
キリスト教伝来以前の暮らしも見られて興味深いです。

北部ラップランド地方には、服装の見た目がまったくアイヌ民族のような人達が住んでいました。
まじで関係があるかもしれないが、服のデザインとかは、かなり似てた。
この15世紀に造られたカトリックのなんかの像(写真)、天平時代の仏教彫刻みてえじゃねえ?
誰か踏んづけちゃってるけど、キリスト教でもそういうことしていいんですか。
彼、本読んでるだけだぜ。


あ、そういえば!!

さりげなく宣伝ですが、8月に 浅草橋のマキイマサルファインアーツ で「butsuzou 仏像展」ていうグループ展があって
オレも作品出すので、見にきて下さい。8月1日からです。この日記でまた告知しますね。
ドローイングや木彫を出します。    そして売ります。

仏像は今流行ってるらしいです。    なんで?
世の中の人が考えてる事は、よくわからないですが、とにかく出します。

木や石を神だと思うなんて、バカじゃねえの? by信長

さりげないべ?

Tapiola Guest Studio   in フィンランド  到着!! i'm in Helsinki
2009年07月10日

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昨日の午後ヘルシンキの空港に到着。5年前にパリで出会ったフィンランド人ユッカが、迎えにきてくれました。
今回のお膳立ては全て彼がしてくれ、今週末は郊外にある彼の別荘でサウナに入る予定でーす。

それにしてもこのレジデンス、オレに与えられた部屋広ーーーい!!
二階建てロフト付き。携帯もチャリも貸してくれるし、快適じゃ。制作に集中できそうです。
写真の中でオレが立ってるのが二階で、この下にキッチンと風呂トイレがある。すごいべ。
ドローイングと木彫をやろうと思ってるけど、初めはこの国の歴史や風土を知りたいんで、2,3日観光予定。

国土の面積は日本とそう変わらないけど、フィンランドの人口は東京都の半分しかいない。
だからこんなに広々としているんだね(by地理のせんせい)。

ここはヘルシンキ郊外の閑静な場所。やっぱり田舎が落ち着くぜ。
あと、人間がみんなやさしいぞ、ここは。
ロシア、スウェーデン、ドイツとかの大国に長いこと占領されてた歴史が、人々の優しさを作ったんだね(byちりのせんせい2)。
夜が2時間しか無えんですが、どういうことですか?

バカの一つ覚えシチュー in Berlin
2009年07月08日

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野菜軍団をやたらにデッカく切り、骨付き鶏肉をぶち込み、黒ビールを注ぎ、弱火で煮込む事数時間。
本当は骨付きラム肉がいいのだが、無かった アイリッシュ久保田バカの一つ覚えシチュー クッキング中!!

飛行機に タバコ穴 の設置を   make holl for smorking in the airplane
2009年07月07日

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ベルリンに到着!!手荷物検査でジッポの中身だけ取られてしまいました。
成田の預け荷物入口で、預ける荷物の中にライターを入れるな と書いてあったから、手荷物に入れたのに
フランクフルトの乗り換えで没収だぜ!!意味わかんねえ。ルール統一しろ。
成田では通過なのに、乗り換えで没収はヒデえんでないの?
普通のライターは持ち込み可能なのに、何故ジッポだけ。。?

モンキーレンチ、スパナ、ハンマー、プライヤー没収の久保田手荷物の歴史に、ジッポ君が新しく仲間入り。
もうこうなったら、飛行機にタバコの煙吐き出し専用穴の設置運動起こすぞ!ニコチンをよこせ(パンをよこせ)。

とりあえず観光ビザで入国。梅雨知らずのベルリンの夏は最高ですね。
朝から水分補給のためにビールを飲みます。

昨晩は、ただいまベルリン在住ビュッフェ氏(写真)とアパートでどりんく。
ビュッフェが今朝は朝食を作ってくれました。

明日からベルリン入りします   Hironari will stay in Berlin this couple of days.
2009年07月05日

たったの2日間ですが、ベルリンに立ち寄ります。

その後フィンランド ヘルシンキ のレジデンスに一ヵ月半程滞在予定。

今年は何と言うかその、、、、修羅場です。

マネージャー、お前仕事入れ過ぎだぞ!! 殺す気か?


Hironari arrives at Berlin tomorrow and stay two days.

久保田組スタジオ  第三スタジオ(絵画、小作品専用)
2009年07月04日

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今年春からオープンしたばかりのスペースです。
パーテーションで仕切られた部屋が個人のスペースとなっています。

主に平面作家さんや小作品を作られている方が使用中。
彫刻などの音や粉じんの出る場所と隔離するために、作った建物です。ですから、土足厳禁となっています。
これから暑くなりますので、扇風機をいくつか購入しましたよ(クーラーでなくてスミマセン)。

8月から、2 スペースの空きが出ますのでお問い合わせはお早めにお願い致します。


こういうスタジオを運営できているのも、土地を無償で提供してくださっている 立川のあしながおじさん こと 大森壮一郎 氏のおかげです。
第三アトリエ建設では、ムサムラの競輪選手Tomityさんに御協力いただきました。
管理は、東大和NPO 創造エンジン さんにお願いしています。

最近、若手アーティストが集まる環境が整いつつあるんで、盛り上がってきてますが、まだまだです。
食い込める隙間はまだまだ探せばあるので、社会が悪いとか文句を垂れずに、芸術が浸透していく努力をしましょう。

同じ学校の仲間同士とかで集まっているわけではないので、新鮮な情報が得られて楽しいっすよ。
足引っ張り合いのくだらねえしがらみや、わけのわかんねえ学校の先生や、ちっちぇえことばかり述べる乳くりチンポの影響など捨てて、ここに来なさい。

パラソル住職が待ってます。

久保田組スタジオ  第二スタジオ(FRP、ミクストメディア専用)
2009年07月03日

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ここが第二、FRP ミクストメディア専用スペースです。
送風機完備です。今のところ大がかりなFRP造形をされている方はいませんが、以前私がFRPを使った
博物館用の造形物を作っていました。

南側壁面にもらってきたアクリル板を駆使した明かり取り付き。
スプレーガン、リシンガン、かくはん機、オビタルサンダー、グラインダー有り。

周りは畑しかないんで、ニオイを出しても問題はありません。
現在2名の作家さんが使用されています。


第三スタジオ(絵画、小作品専用)へ  つづく

久保田組スタジオ 第一スタジオ(彫刻、立体専用)
2009年07月01日

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今週は、スタジオの宣伝徹底週間 です。

まずは、第一スタジオから。
床にはゴッツイ鉄板を敷きつめ、鋼材、木材、石材の加工に持って来いのスペースです。

1,5トン チェーンブロック と三マタ有り。
フラットのリフター(2トン)、パワーリフター(350キロ)がありますので、素材引き回しは余裕。

エンジン溶接機、高速カッター、バンドソー、ボール盤、グラインダー、ドリル、はつり機等各種工具充実。
ドラムだのプラスドライバーだのなんでもあるんで、手ぶらで来てもらえれば制作が開始できます。
いいなあ、オレが使いたいくらいです。
こんな充実した工具がそろってるのに、月一人22000円(電気代込)は高いとぬかしたのは、何処のどいつだ?下野してからモノを言え。

現在4名の作家が使用中ですが、みんなが同時に制作を開始する事はまずないんで、混雑はしてないです。


この土地は当初、前人未踏の過密孟宗竹地帯でしたので、タケノコ防止用巨大鉄板を敷きつめたわけです。
タケノコをなめたらマジで恐ろしーことになりますよ。奴らはベトコン以上にしぶといのです。
奴らは地中ですべてつながっていて、一本倒したところで、屁の突っ張りにもなりませんでした。
採ったタケノコを食い過ぎて、蕁麻疹の発生した人もいます。

竹と雑草と松永久秀だけは、油断はならねえ。


第二スタジオ(FRP、ミクストメディア専用)に  つづく

ただいま空き 有りマス   久保田組スタジオ
2009年06月29日

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今日二つ目のパラソル設置終了!!今までとはどこか違いますね。
パラソルの下に座って吸うタバコは、ぜんぜん味が違います。使用アーティストの方々、ここで是非リラックスしてみてください。
作品制作に疲れた時、ヒマな時、ジュース飲みたい時、友達が来たとき、ここに座ると気持ちいいっすよ。

私はサマーベッドに寝そべり読書などしてみましたが、御近所からの羨望のまなざしが実に熱かったです。
多分洗濯ものを取り込みながら  「コワイ人でも本を読んだりする事、あるのね! ハート」(匿名 主婦)だったでしょう。

ところで、8月から絵画棟で2スペース空きができます。
アトリエを探しておられる方、御連絡くださいね!!

久保田組ガーデンプレイス  Kubota-Gumi Garden place
2009年06月25日

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陸の孤島 武蔵村山に、話題のオシャレスポットの登場!!!

やはり、武闘派だけでは今の世は渡っていけないと「ヤクザに学ぶ交渉術」という本に書いてもありましたので
殺伐とした 武蔵村山 久保田組スタジオに よーろぴあんすたいるの憩いの広場を作ってみました。
なんだか今までと雰囲気違いますね。恋人達が語り合う空間、ブレーキランプ5回点滅未来予想図って感じ!!ですね。

裏の草むらに埋まっていた煉瓦と、ラブホの工事現場からパクってきたテーブル、高校から貰って来たイス。
ジョイフル本田で買ってきた純白のパラソルがそろえば、こんなものは一瞬で完成です。
支柱は地下深くまで打ち込んでおきましたから、吹き飛ばされる事はないでしょう。

これできっと、人が集まる空間になるでしょー。まいったなあ、ジュースでも売るかな。


もしかして、オレってヒマ?

激安なんちゃってガーデンの御用命は 久保田組スタジオまで

Studio KURA テレビ取材
2009年06月24日

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昨日まで久保田がお世話になっていた、福岡 糸島のアーティストインレジデンス Studio KURAにテレビの取材が来ていましたよ。
絵画教室もやってるんで、生徒さん達とオーナーの松崎さんへのインタビューがありました。
オレも、滞在アーティストとして参加。福岡のケーブルテレビに出演予定。

前日は、釣りに行ったり泳いだり、糸島は最高っす!!
魚も美味いし、山菜、野菜も新鮮。今では福岡のおしゃれGスポットになっているらしい!!
気になる方は、久保田webの linkのなかで   studio Kura   のぞいて見てください。
松崎家の家族は一人一人キャラが濃いので、行ってみたらすげえ楽しいです。
特に一緒に酒を飲んだお父さんは、かなり素晴らしいです。一緒に「キャベツ畑」(オリジナル創作)を歌ってしまいました。

田川から外矢氏も来ましたが、家に帰ると言い張り、ぜんぜん酒を飲みませんでした。
ヤツはかなり頑固です。川筋モン丸出しです。ヤツは同じボタ(石炭のいらない部分)でも、ただのボタではないような気がします。

これから、彼らは 「アトリエ米蔵」 と 「スタジオ蔵」 で蔵つながりで福岡を盛り上げていくらしい。
これはすげえことになってきたぞ。

福岡 糸島    Hironari is in Itoshima
2009年06月23日

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いえーい!人の家の酒を飲みつくす会 会長 久保田は、福岡県糸島郡二丈町の Studio KURA に潜伏中。

初泳ぎby 普通のパンツ

つづく

北九州潜伏中  I`m in Kitakyushu.
2009年06月21日

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3日前から福岡 北九州で来年のイベントについて打ち合わせ&呑みまくり中です。
今まで訪れたどんな都市よりも、設備が充実。話も早く、船か車を廻せる事が決定しました。
工業地帯なので、ものすごい事が出来るでしょう。
この写真は、名プロデューサー 真鍋氏のシトロエン。最近エンジンを見ると、何故か気になる病気です。
油圧で全てが制御されているらしい。

昨日から、筑豊は田川 香春町 「アトリエ 米蔵」主催 外矢智之氏の家に泊ってます。
今日はこれから 蔵つながり 糸島郡 二丈町 「スタジオ 蔵」主催 松崎宏史氏の家に泊まりまーす。

オレは 北九州上陸中  I`m in Kitakyushu
2009年06月19日

北九州で船を廻す計画、ただいま営業中!!!
なんかいい感触。みんな気持ちが熱いぜ。

でも朝4時まで呑むのは止めたいです。

トラバント 日本上陸!!3  The Trabant landed on Japan from Berlin 3
2009年06月18日

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トラバント 日本上陸 2 The Trabant landed on Japan from Berlin 2
2009年06月17日

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ぐーてんたーく。こんにちは、トラバントです。

船に揺られて極東の島国Japanにつれてこられました。

トラバント 日本上陸!! The Trabant landed on Japan from Berlin

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がーん!

とうとうトラバントがドイツ ハンブルグ港から約一ヵ月の船旅の末、日本上陸!!!!!!!
40フィートのコンテナデカ過ぎです。トラックの運転手さんは、ボルボに乗りながらバリバリ演歌を聴いています。
千葉は富津。牧井ステンレス 様の広大な土地に12月まで仮置きさせてもらいます。

そんな日ってホントに来るもんですね。
神奈川県民ホール 中野さん とうとうやりましたね。ありがとうございます。今夜は祝杯です。

トラビ上陸 2 へ続く

今週土曜日 第二回Z-G 宴会   Zukkoke meeting vol.2 information
2009年06月11日

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今週の土曜日 13日 Zukkoke-Gundan 見学会と宴会があります。
前回出席できなかった方、あの感動をもう一度という方是非御参加ください。

コケシ軍団入団希望者も是非来て下さい。
この像は、コケシ軍団総長 Mr.KOKESHI in Paris です。私がパリにいる時に作りました。
今にも大空に羽ばたきそうに、神々しくコケシを天にささげております。

さあ、日和見など続けながら世の中に何かを表現しようなどという、甘っちょろい考えを捨て
Zukkoke-Gundanの宴会に参加しなさい!!あなたは選ばれし者です。

「コケシ」 と一言唱えるだけで、善人から悪人まで誰だって、パライソへといざなわれることでしょう

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13日(土)  午後4時 多摩都市モノレール  上北台 駅集合

         午後7時  NPO 創造エンジン     宴会スタート

@裸にはならないようにお願いします


久保田 携帯  080 6742 3461

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Z軍団 ステージ設営   Setting up a stage of Zukkoke-Gundan
2009年06月08日

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今日は雨が降るでもなく晴れるでもなく、微妙な天候。妙な時期に帰国してきてしまったものだ。
7、8月はフィンランドのレジデンスに行く事が決まっているので、この時期から10月のパフォーマンスの
為のステージ作りの段取りを始めなければなりません。なにせ、巨大ステージを作ると唱ってしまいましたのでね。

15メートル x 10メートルくらいのスペースがあるんで、かなり広い。だから材料代もかなりかかる・・。
パフォーマーの方々がヤル気になるようなステージを作らなくては。

「キャシャーンがやらねば誰がやる」 

(わからないべ?) 

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今週土曜日  6月13日 Zukkoke 第二回見学会

午後4時 多摩都市モノレール 上北台 集合
   7時 NPO創造エンジン にて飲み会


御参加ください!!!!!!!

秦ん家に行きました   Hata's house
2009年06月04日

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約4か月前に、国分寺Roofマスター こと 山のきこり 秦憲一郎の昭島の家リノベーションを手伝いましたが
昨日改装後の家に行ってきました。

何事も無かったかのように、綺麗に仕上げられ、梁からブランコまで取り付けられています。
玄関にはハーブ類の鉢植えや、トマトとか育てられていて、なんだかオシャレです。私はヤクザの集金にしか見えません。

奥さんと赤ちゃんも満足げでしたので、手伝った甲斐があったというものです。
ブランコで遊んでみました。

第一回Zukkoke見学会  4  Zukkoke meeting vol.1-4
2009年06月03日

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いよいよ飲み会がはじまりました。自己紹介などしましたが、写真で立っている彼は、なんとこの見学会
の為に、長崎からやってきてくれました。オレもはじめ耳を疑いましたが、本当です。
そういう人がエナジーを爆発させる為に、この軍団を立ち上げたわけですから、これでいいんです。

飲み放題でオーダーしたので、紹興酒を飲みまくりです。そして、リスキー君はチンポを出して歌いはじめ
千葉君は、家に帰る道がわからなくなり街をさまよい、メガネを無くし、突き指(なんだそれは?)をします。

それでいいんです。


第二回Zukkoke見学会は、6月13日(土)  を予定していますので、今回来られなかった方
また来たい方、どんどん参加してください。


photo Tomityさん


We arrived to Chinese restrant KURON and started Party.Some members became crazy due to drink too much.It's exciting.

We will have Zukkoke meeting vol.2 on 13th of June.

第一回Zukkoke見学会 3   Zukkoke meeting vol.1-3
2009年06月02日

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ここら辺一帯が、我らが巨大ステージを建設し、狂いまくる場所ですね。
日本料理「貯水池  鳥山」さんの裏の空き地で、プールがあった場所を埋め立てたところです。
この建物は、更衣室かなにかだったと思われます。

NPO理事長 山田氏から、Art Plant自体についての説明がありました。
雨が降り始めたので、早々に飲み会へGOです。

つづく


写真 Tmityさん

第一回Zukkoke見学会 2  Zukkoke meeting vol.1 - 2

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まだズボンはいてますね。

つづく

He was with his pants then.....

to be continued

第一回Zukkoke見学会  Zukkoke meeting vol.1
2009年06月01日

010609.jpg
昨日、雨天決行、強行軍でZukkoke-Gundan 見学会が行われました。
午後3時 桜街道駅に集合。参加者総勢 25 名です。

この為にオレは18000円もする拡声器を買いました。だから、随所にこれを意味もなく使います。
Zukkoke-Gundan旗がまだできていないので、ジョイ本(ジョイフル本田)で、 ラーメン と書かれたノボリを購入。
目立ちましたが、何故か、これが駅員に注意される羽目に。意味がわかりません。

駅から狭山緑地まで、約30分の道のりを遠足気分で歩きます。おやつは300円までです。


つづく


Zukkoke-Gundan had a meeting yesterday.I bought an expensive mega hone.
It took thirty minutes on foot to Sayamaryokuchi where we will have performance.


To be continued

チミチミ The Edo Spirit
2009年05月29日

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そこのあなた達。
これが欠乏していませんか?
つべこべ言ってはいけません。

それが男です。

それが女です。

(久保田弘成 最強最大のパトロン 大森壮一郎氏からいただいた扇子)


Giri , Ninjyo, Yasegaman .These are important words to know Japanese spirit.
You can find these in Japanese-English dictionary.It's very difficult to exprain for me in English.
Tokyo had called Edo about 200 years ago.

(Mr.Soichiro Omori who is a my patron gave me this fan)

松崎さんがやってきました  Mr.Matsuzaki came to Sozo Engine
2009年05月27日

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先日、アート界の内藤大助こと 松崎宏史 が彼女の石原さんと、東京 東大和 NPO法人 創造エンジンにやってきました。
松崎さんは、福岡で Studio KURA というアーティストインレジデンスをやっています。
今回の創造エンジンのレジデンス Art Plantにスペインの作家を紹介してくれました。

早速昼からびっくりドンキーで、生を4,5杯飲みました。気持がイイです。
創造エンジンの前で記念写真を撮りました。左にいる方は、創エン 副理事長 綾木さんです。
この人達がこれから社会を変えていきます。

5月31日(日) 集合場所     Zukkoke-Gundan meeting on 31st of May
2009年05月24日

31日(日)、Zukkoke-Gundan現地見学会 及び 親睦宴会の集合場所に変更があります。


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午後3時   多摩都市モノレール 桜街道駅 改札集合


              ↓    (徒歩30分 遠足気分)


            狭山緑地 

            
              ↓    (徒歩30分 おやつは300円まで)
           

午後6時   多摩都市モノレール 桜街道 駅   宴会参加の方 待ち合わせ 

         (JR立川駅 から 桜街道駅 に変更です)

              

              ↓    (徒歩10分 遠足は家に帰るまでが遠足です)

  東大和  中国料理「空龍 クーロン」で宴会


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という流れになっています。

途中、今回のイベント(Art Plant)を運営している団体 NPO法人「創造エンジン」 に立ち寄ります。

久保田携帯  080-6742-3461


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Zukkoke-Gundan meeting

PM 3 Sakura kaido station(Tamatoshi monorail)

     Sayama Ryokuchi

PM6 sakura-kaido station (We meet performers who couldn't come to Sayama Ryokuchi)

Party   [Kuron] (drink! drink! drink!)


Hironari Kubota moble 080 6742 3461

日本到着  I'm in Japan
2009年05月22日

昨日の午後成田到着。空港で、なんとかインフルエンザがどうのこうのと、黄色い紙を渡されましたが
すぐにゴミ箱に捨て、入国審査で「さっきもらった黄色い紙見せろ」と言われ、引き返してゴミ箱をあさりに行った久保田です。
機内では、赤ワインをがぶ飲みして、熟睡。今まで乗った飛行機の中で一番短く感じられたフライト。
ANAに乗ったせいか、ツアーの老人客が多くて、このまま一緒に天国へ行ってしまうのかなと思いましたが、ちゃんと地上に着陸しましたね。

その後、私の心の故郷、東大和 NPO創造エンジン に無事到着いたしました。
彼らのような理解者が受け入れ態勢をととのえてくれているので、今までと違い気持が楽です。
ありがとう、創造エンジン。私はあなた方に必ずやこの恩を返します。

夜、早速 国分寺Roof で一杯。久しぶりに飲む芋は、ジーンときますね。
それにしても、電車の中でもなんでも 草食系と言われる人が多いのにびっくりです。気味が悪いです。
私も、現在食べ物は野菜中心ですが、見た目は肉食です。
はい、私は痩せました。Roof 鹿之助 に気味が悪いと言われましたが、草食と言われないように筋トレします。

時差ボケでぜんぜん眠れません。


I can't sleep well due to jetlag.

さよならベルリン  I leave Berlin today.
2009年05月20日

この何年かベルリンを中心拠点に活動してきました。
それも今日で終わりです。
立ち寄ることはあるだろうけど、住むことはもうないだろう。
ジプシー生活はまだまだ続くよどこまでも。

飛行機に乗る前にカリーブースト(カレー粉をかけたソーセージ)食おうかな。

楽しい思い出、苦い経験ダンケしぇーん、ベルリン。

ベルリンに戻りました  I have just gotten back to Berlin.
2009年05月17日

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アイルランドでエナジーを使い、エナジーをもらい、ただいまベルリンにたどり着いたところでーす。
そして、4日後の 5月21日(木)の午後 成田到着予定です。
日本の皆さん、もう少しで会えますよ。

アイルランドではミックの料理を毎日食べさせてもらい、日本でもなかなか食えないような刺身を
めちゃめちゃ食べさせてもらい、魚屋の前で生ガキをタダで食わせてもらったので、
帰国してもすぐには居酒屋で刺身を注文しないでしょう。

イギリス、アイルランドにはフィッシュ&チップスしか無いと思ったら大間違いで
マーケットに行けば何でも手に入ります。そして、そんなに高くはないです。
人件費が高いので、レストランとかに行くと高いだけで、自炊すれば美味いモノが食えます。
実際、マグロの刺身、牛タン、豚足、ハツ他いろいろ痛風一直線な食事でした。
でも、酒と煙草、家賃は高いです。

この子豚の丸焼きは、アイリーンとクレア(東大和Art Plant参加予定)が運営してるレジデンスGuest House
でのディナーパーティー用のメインデッシュです。それも二頭です。
オレは、今肉体改造中。子豚にかぶりつく事が出来ずに、苦しい思いをしました。

欲しがりません、腹筋が6つに割れるまでは・・・。
おい、マネージャー。フルーツと野菜と豆 買ってこい。


I got back to Berlin from Cork,Ireland last night.I spent physical energy in Cork,on the other hand I got energy for spirit a lot.
Mick O'shea grilled two child pigs for 27 guests in Guest House where is ran by Irene and Claire.
Guest House is an Artist in Residency in Cork.

I enjoyed and refreshed really! Thanks million!!

Zukkoke-Gundan 決起集会 日時
2009年05月15日

こんにちは、[Z-G]p軍団員のみなさん。

場所見学会、顔合わせ、交流の為の宴会を開こうと思いますので
是非御参加いただければと思います。

<日時>

場所見学 

5月31日(日)午後3時  多摩都市モノレール 桜街道駅 集合


       移動

宴会 

5月31日(日)夕方6時  多摩都市モノレール 桜街道駅改札  集合

場所の見学だけ、宴会だけの出席もちろんOK


店の予約を入れたいので、  出席  or 不出席  の連絡をお願いします。
お待ちしてますよ!!!


ダマされたと思って来なさーーーい。

肉体労働   the man power
2009年05月13日

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はい、ここは少年院でも刑務所でもありません。
ミックの家の裏庭に小屋を作っているのです。石積みの壁に囲まれているのでユンボは入れません。
故に全て人力でやらなければなりません。そして、ここは坂の上です。

朝からシャベルで地面を平にする作業をしましたが、土を運ぶ一輪車がまだ手に入ってません。
庭でデカイ鍋を発見!それに土を入れ、運びます。かなり原始的ですが、しょうがないです。
尾杉君の眼差しが、遠くを見つめた状態で途方にくれています。
でも、これを終わらせなければ、ベルリンに帰らせてもらえません。
この2日で、大量の土を移動し、500キロの砂利、500キロの砂を坂の上まで運びました。

この写真は、整地が終わった状態。ジャングルを開拓するまでの作業、それがいつもオレの仕事です。

この三食ビール付き労働は、かなりいい条件で、美味いものが食えます。
アンコウの頬肉入りカレー、ヤギの足、砂肝の煮付け、他色々毎回食事が楽しみだ。
でも仕事は結構キツい。

最近体が鈍っていたので、オレにとってはちょうどいい労働です。
あの頃を思い出しました。アイルランドにいるだけで、労働していたとしても、今は豊かな気分だ。


We are building a shed in Irene &Mic's yard. Machines can't enter here because a thick wall enclose this garden.
We dig the ground by only man power. It's quite hard work.We carry gravel,sand,soil and blocks as well.
I really enjoy drinking beer and eating nice home cooking after working every day.


快挙!! in アイルランド    a happning in Ireland
2009年05月11日

約半年前、フォード トランジッドを廻した、思い出の地コークにやってきました。
ミック&アイリーンの家の庭に、小屋を建設する為です。ベルリンから尾杉君も連れて来ました。
パスポートの顔写真があまりにも悪人面のせいか、ベルリンの空港で質問攻めに遭いました。
いったいオレの何が悪いのか?さっぱりわかりません。

夜中にコークに到着。ミックの家で早速ビーミッシュ(黒ビール)を飲みました。
久しぶりの再会に嬉しくてたまらない気分でした。
ミックは、いきなり違法の酒 ポチーン を出して来てくれたので、ガンガン飲みました。
ミックが寝てからも、尾杉君と一緒にガンガン飲みました。
ポチーンは、名前はチンポのようでかわいいですが、超強力な酒です。

寝ている時に、オレは不思議な夢を見ました。
でも、内容はぜんぜん覚えていません。

そしてオレは、やらかしました。
朝起きてみると、なんとオネショをしていました。人の家のベッドでオネショは快挙です。
朝からシーツを洗っていると、ミック達はかなりウケていました。
最初から彼らの心を鷲掴みです。偉大な日本人の足跡をまた一歩コークに遺したのです。

これは、ポチーンをオレにどんどん勧めた尾杉君のせいであると、彼らには説明しました。
なんでも人のせいにして、オレは生きて行きます。そして、今夜は寝る前にトイレに行きます。


I'm visitting in Cork,Ireland.We drank "Pochin" which is an illegal strong alcohol in Cork last night.
I drank too much and.....became a bedwetter.
Pochin is too strong!!

カールスルーエ   three days in Karlsruhe
2009年05月09日

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何の前触れもなく、ふと南ドイツの街 カールスルーエ に行ってきました。
大山氏&民ちゃんが住んでいるので、街を案内してもらったりビール工場に行ったりと、完全な観光旅行でした。
この街は第二次大戦の時、完全に破壊されまくったらしく、古い建物は郊外にしか残っていないかんじです。
戦時下の工業都市の宿命、フランス国境が近いのも理由だと思います。

ビール工場隣にあるビアガーデンで、昼からビールを飲みまくり、幸せとはこういうものだと思ったのは忘れないです。
内陸に入ってきたせいか、ベルリンより人のアクが強いです。「てめー、ドイツ語もしゃべれねえのかよ」という雰囲気をみんな持ってます。
ビアガーデンのおばさんに怒鳴られながら飲むビールは、格別でしたね。

カールスルーエは、南の街らしく建物に過度なシャープさが無いんで、光がやわらかくて心地が良いです。
かなり癒されました。二人ともどうもありがとう。

今日の午後から、アイルランド行ってきます。黒ビールが待ってます。
おい、マネージャー。予定入れ過ぎじゃねえのか?

東大和 に喧嘩を売ります   Hey Higashiyamato ! Accept our challenge 
2009年05月05日

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東大和が スカしています。ミクシイで東大和市のコミュニティーに[Zukkoke-Gundan]を告知し
参加者を募りましたが、一人も入って来ないです。1818人もいるのにおかしいです。

かなりの スカサー(新語)です。

どうりで街が臭いわけです。市民が屁をスカしているので、あたりまえです。
スカされると喧嘩を売りたくなるのが、人間の性でしょう。
東大和は、自分がどれほど盛り上がっておらず、しけた街であるかに気が付いていません。

既にかなり ずっこけ た街です。
ズッコケ軍団に参加させ、やる気にさせます。

今日、「子供の日」は 東大和への宣戦布告の日として記録し、ここに果たし状をしたためます。


(ジョークなので、東大和市民の方、マジで怒らないで下さい)

人の家に石を投げてはいけません2  Do not throw stones 2
2009年05月04日

昨日、オレん家に石を投げてきやがった奴らは、5月1日メーデーの残党ではないかと、話は落ち着いてきた。
クロイツベルクでは、デモ隊と警察の衝突があり、当然投石もあったようだ。
それにしても、そんなアホ、御子ちゃま、ヤラセ、大運動会が終わってからも、まだ石をなげるたあ何事だ?

オレんチの周りには、もっとピカピカの金持ちの建物が沢山あるじゃねえか。
てめえら、資本主義が憎いならオレの家を攻撃するのは、とんだお門違いだぜ。
わざわざ、見るからにボロボロの部屋を狙って、いったい何がしてえのかさっぱりわからん。
本気で社会を変えるつもりもねえくせに、いきがったフリこいてるとタダじゃおかねえぞコラ。

てめえでは何の営業努力もしねえくせに、仕事がネえだと?ボケ、甘えるな糞小僧。
社会保険の金をもらって、一日中家でドイツ版「水戸黄門」でも見ながら「仕事がネえ」と百遍唱えて、100歳まで生きられるように祈れ。
笑わせんじゃねえ、ばーーーーーーーか。

石は投げるもんじゃない、転がすものだ。


I suspect a demonstrator who joined a demonstration on may day at Kreuzberg.
They had thrown stones two days ago.I think, they must have had an influence of a demonstration.
They can't change this society by trowing stones to my old flat even if they hate a capitalism.
Their violence is a so poor way and comes to nothing.You just made me angry!!Fuck you.

人の家に石を投げてはいけません  Do not throw stones
2009年05月03日

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昨日の夜、寝る前に部屋で酒を飲んでいました。ウォッカはやっぱりワインと違い、すぐに効いてきました。
ユーチューブで尾形大作の吉田松陰という演歌を聴きながら感動し、涙していると、何か壁の向こうでドンという鈍い音がしました。
その後、オレん家の窓ガラスが割れました。誰かが投石したのです。
酔っ払っていたので、いきなりの出来事に意味がわからず、テメーコノヤロー、と思い外を見ましたが誰もいませんでした。
この辺は、夜になるとそれほど人通りが無いんで、酔っぱらいの糞ヤローがやったに違いないです。
やってやるよ。2発投げなきゃ当たらねえなんて、オマエ、コントロール悪いな。
日本の酔っ払いと、ドイツの酔っ払い、どっちが強いか勝負してやる。
日本の右翼とドイツの右翼の闘いでもいいよ。

かかってこいよ、デビ夫人。
でもオレは大音量にはしてなかったぞ。
意味がわからねえ。上等だ、今度やりやがったら殺すからな。


Somebody threw stones to my flat last night.
Fuck you!!

ジプシー生活やめたいな、もう  like a romany life
2009年05月02日

ドローイングに行き詰まり、ギャラリーを巡って何か刺激を、と思いましたが
別に何も感じられない、最近絵にも人生にもキレがない遅洩野郎 久保田 です。
何かむなしいなあ、外はウザいほど快晴なのに。
これは、きっと労働が足りないのでしょう。筋肉が刺激を欲しています。
でも、スポーツなんかではダメなんです。

嫌になるほどオレは自由ですが、自由パンチドランカー&アル中気味ですね。
なんかドデカイ作品つくりてえなー。紙に絵の具塗るのはもう飽きたよ。

あー、早く居酒屋いきてえなー。刺身くいてえなー。
モツ焼き屋に行って、歯が折れるほどバリバリとナンコツを食うのが夢です。
銭湯に行って、みんなの熱視線を浴びるのもいいですね。

来週末から、アイルランドに行ってミックのアトリエ建設の手伝いをします。
無心になって筋肉を動かすんだ。早く来週になれコノヤロー。

I have gotten tired of drawing drawings.I need some physical work except sports.
In next week I will go to Ireland to help friend's work.We build a studio.
I can hardly wait for next week.I'm a crazy alcoholic and workholic.

[Zukkoke-Gundan] ステージ   An imaginary drawing of [Zukkoke-Gundan]
2009年04月29日

280409-2.jpg
(C)Hironari Kubota

はい、何をやっているのかさっぱりわからない絵です。
今のところ、パフォーマンスする人、広報をしてくれている人を合わせると、約50人となっています。

かなり多くなってきましたね。

収集がつくのかどうかは知りませんが(オマエが首謀者だ)、多種多様の職種の方々に御集りいただいています。
巨大カオス、巨大実験場となること間違いなしです。

会社員

主婦

赤ちゃん

競輪選手

芸術家

ミュージシャン

水道屋さん

プロ麻雀師

学生

デザイナー

プー太郎

警察官  (これは ウソです)

陶芸家

ダンサー

社長

組長 (私です)

等、私が把握できてない初めてお会いする方もいるんで、他にもいろんな方がいると思います。
どんな事が起こるかわからなくなってきました。

みなさん、[Zukkoke-Gundan]  のテーマは「御意見御無用飛び入り御自由」ですが・・・・
副題は

「愛」です。

仲良くやりましょうね。

久保田


☆★☆ 団員募集中 ☆★☆


[Zukkoke-Gundan]performers are increasing.Peaple who works in some different fields takes part in [Z-G]p.

office worker
house wife
artist
baby
professional bike racer
plumber
dancer
neet
musician
student
professional mah-jong player
designer
etc...

トラバント発送完了  The TRABANT goes to Japan
2009年04月28日

270409.jpg
銀ちゃん

オレ、 とうとうやりました。やっとのことで、トラバントをベルリンから日本へ送り出す仕事を終えたんです。
運送会社の手配、資金のめど、置き場だった村からベルリンまでの運送、トラックへの積み込み。
銀ちゃん達の後押しがあったんでここまで来られたのですよ。
オレ一人だったら、もうトラバントはとっくに捨てていたはずです。

今日、トラックが来るはずだったんですが、時間が指定されて無かったんで、ずっとBBKで待っていましたが
あまりに遅いんで、草むらでビールを飲みながら、日光浴をしていました。優雅な時間です。
実はトラックはもうBBKの入口まで来ていたんですが、迷っていたみたいです。

入口に行ってみると、たのんでもいないような超巨大トラックが到着。
入口が狭すぎて入れないので、熊の様なドライバーのオヤジと二人で、歩道に埋まっているポールを
無理やりに引き抜くことにしました。道がふさがっているので、渋滞がはじまっています。
やはり熊と一緒でも埋まった鉄のポールを引き抜くのは無謀だと気が付き、トラックをポールに
ぶつけて倒す作戦に切り替えました。でも実際は、ポールとトラックの隙間1センチ開けた状態で
入口を通過する事に成功しました。最初からやれよ、です。

そのあと道の狭いBBK内で、たのんでもいないような超巨大トラックは、Uターンが出来なくなり
連結部分を外し、3人の男の人力で押すというジョウモンなやり方で、そこを切りぬけました。
そこまでが、修羅場でしたね。熊の様なオヤジは、額に大粒の汗をかいていました。

あとはフォークリフトでやったんで、なんなく終わりましたよ。
はい、いつも修羅場は予想していない所からやってきます。40トンのトラックはBBKに入れるのかと
デゥッセルドルフの運送会社からメールが来たときから、やばいことが起きそうだと思っていました。
カンは的中しましたね。オレの作品はどうみても1トン前後です。

あとはこれが無事に日本に到着するのを祈るのみです。税関と海賊が気になります。
階段から落ちる日が近いです。

ヤス


p.s 北九州で船を廻す計画 浮上中

こけし軍団  結成!!  Team KOKESHI in [Zukkoke-Gundan]performance
2009年04月25日

kokesies.jpg
[Zukkoke-Gundan]パフォーマンス続報。

ズッコケ軍団に参加しても、何をしたらいいかわからないというアナタに朗報です!!

ある人が、「こけし軍団」(こけし組かなあ)を結成しました。
こけしを両手に持ち、巨大ドローイングと音楽の中を コッケッシ、コッケッシと絶叫しながら練り歩くそうです。
難しい事は何も無く、悪人から善人まで コッケッシ と叫ぶだけで、パライソへといざなわれる事でしょう。

こけし組に入りたい方、御一報ください。

あまり沢山いると、迷惑なので人数限定とします。よい席はお早めに。

You are looking at KOKESHI in this picture which is Japanese traditional doll.
Some [Zukkoke-Gundan]performers will perform with KOKESHI.
They will hold Kokeshies both hans and keep shouting like "ko ke si ko ke si....."
This is a kind of ceremony in [Zukkoke-Gundan].

Let me know if you want join Team KOKESI.

忍耐の時間でーす  A time of endurance
2009年04月24日

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すったもんだの挙句、村から運んできた[Berlin Hitoritabi]の鉄骨を、昨日一日かかって切断しました。
20フィートのコンテナに入れるためです。
今日何度も運送屋さんとメールでやり取りしましたが、その挙句、コンテナは40フィートの大きめのヤツを
つかうことになりました。

そして、鉄骨を切断したことは無駄になり、日本上陸後、溶接しなおす事とあいなりました・・・。

あのー、最初と話がちがうような。

でも、もうそんな事でキレる若造ではありません。賞味2日分の労力がかかるだけです。
ボクには、ホタテマンがついています。
そんなとき勝手に あの歌 が不思議とでてきます。そうです

「それがホタテの、それがホタテのホタテのロクンローー」

アイルランド以来ですね。

これを覚えてない人は、このブログ上級者とは言えないです。


理屈なんかイラネーんだ。さっさとやればイイんだよ。
はい、ボクはもう大人です。やります。


★ズッコケ軍団員 募集中!!


I cut the steel base of [Berlin hitoritabi] yesterday because I had to stuff into a 20feet container.
It was pretty hard!!

This plan was changed today..... Using a 40feet container was decided, which is twice size of a 20feet,not to mention....

I will weld to repair them for few days in Japan...


★ I'm looking for members of [Zukkoke-Gundan]performance.

トラバント家に帰る  The Trabi goes home.
2009年04月21日

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さあ、トラバント(旧東ドイツ製の車です)日本輸送計画が今日から動き出しました。
朝9時に集合、そこからベルリン郊外の保管している村まで行きましたよ。
今日はテアターハウスのガビとヘンリー、広島からベルリンに来てる尾杉くん、運送屋のミヒャ
そしてオレを入れて総勢5人のメンバーです。

車で小一時間郊外に向かうのですが、湖があったり草原や森があったりと、ぽかぽか陽気だし
何か遊びに来たような気分です。ちょっと郊外に出ただけで、ぜんぜん家が無いんですが、ホントに
ベルリンって首都なんでしょうか?

みんな、オレがお金を払って来てもらっているわけではないが、頑張ってやってくれます。
ベルリンまでの運送費も、何故かあまりよく知らないオジサンが払う事になっている(なんだそれは?)。
ガビが借りてきた自動車のガス代だけ、払わせてくれと頼んだが、ガビの友達が払う(なんだそれは?2)
と言っている。これをガビマジックと呼ぶ。

コーヒーと軽食だけみんなにオゴッたが、そんなものは知れている。
この国は、懐が深いぞ。仁義というものが存在する。
荒れた心に響いたぜ。

I just started transporting [Berlin Hitoritabi] to Yokohama which I used Trabant as a part of material two years ago .
Some friends helped me.We went to Pradicow where is suburb of Berlin.
There is a large ex-factory in this small village.I had been keeping theTrabbi in storage at the ex-factory.
We and Trabbi arrived to Berlin in this afternoon.

[Zukkoke-Gundan]のきまり  A rule of [Zukkoke-Gundan]

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スカすのは、屁だけで十分だ。

レジデンス スタッフ募集  Seeking for Residency stuffs
2009年04月20日

200409.jpg
昨日から、創造エンジン さんに何度もこのチラシを送ってもらいましたが、PC音痴の私は、
ちゃんとwebに載せることができませんでした。ですから、画面の写真を撮るという
超ハイテクでお伝えいたします。

この秋行われる東大和のアーティスト イン レジデンス 「アートプラント」 でスタッフを募集しています。
国内外から来た作家の手伝いをしたり、運営の手伝いをするのが主な内容。
なかなか地味な仕事も多いと思いますが、学べる事も多いし何かのきっかけになるかも。

少ない人数で、寝る間も惜しんでアーティストのサポートをしている彼らの お手伝いをしましょう。

今から仕事は いっぱーい あるみたいだから、やりがいがありますよ。

それにしても、渋いデザインだなあ。このコピーもなかなかシブいなあ。
「ちょっと、東大和しすぎでない?」とオッサンはあえて言っておきます。


Artist in Residency ART PLANT is looking for stuffs from Aplil to October in Higashiyamato、Tokyo.

暴走人
2009年04月19日

けっこう勝手に暴走している事があるので、誰か冷静な方、止めて下さいね。
気がついたら、後ろに誰もいなかったりすることがあります。

宜しくお願い致します。


久保田

p.s 困っちゃうよなあ、ちゃんと止めてくれないと。


今宵も流るる  テレサテン

居酒屋  こけし に灯が燈る

Zukkoke ヘア    The Zukkoke hair 
2009年04月17日

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ようよう、オレは本気(まじ)だぜ。

今日は、スイス人舞踏家 イムレさんの舞踏教室に行ったが、来たのはオレだけ。
「二人だけじゃつまらないから、教室はやめて呑みに行こうよ」(えーーー!) と言われ、バーへ。
こういう展開が、なぜか多い。

そこで結構呑み、ウォッカも二敗痛飲。

その後、[Zukkoke-Gundan]ベルリン支部所属、久保田を助ける慧眼のブレーン 太郎くん チに行って飲んだ。
オレンジジュースをチェーサーにし、ウォッカを飲みながら、バリカンでZukkokeヘアーにしましたよ。

カッコよすぎます。 決して登山道ではねえよ。

この頭で婚活でもするかな。

独身貴族 右兵衛尉正六位もいいけどな。


今のところ団員は、20人くらいになった。でも、 100人まではまだまだだね。

ズッコケ軍団  団員募集中!!!


I have a plan to perform with 100people in Tokyo in October.So I am looking for a lot of Zukkoke people on the internet.
It’s not so easy because I’m in Berlin.Our performance is in Tokyo…
I have been sending some strong messages to people who lives in Japan on the internet.
As a last resort I made the Zukkoke hair.

Even though I don’t know that this hairstyle has an effect or not,35people are already the
part of Zukkoke-Gundan performance at present.

*[Zukkoke Gundan]performance

Zukkoke-Gundan is a liveperformance team.Various fields of people in society will gathers and performs on a stage.

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2009年04月15日

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日本からKB大の遠藤さんと井上君がベルリンのオレの家にやってきました。
バーでビールを飲み、部屋でパリから持って来てくれた美味いワインを呑みましたよ。
今週はウォッカ、ビール、ワインとのみまくりだね。
このジョッキ、1リットルだよ。

From Japan Mr Endo and Mr Inoue came to my house in Berlin.
We drank at the ber last night.After the bar we drank nice wines that Mr Endo brought from Paris.
I am going to be an alcoholic.

I am recomending you to participate in [Zukkoke-Gundan]performance in this picture.

[Zukkoke-Gundan] 詳細   the details of [Zukkoke-Gundan] performance
2009年04月14日

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<軍団テーマ>

      ■御意見御無用飛び入り御自由■

<場所>
東京都東大和市 狭山緑地

<日時 等>
アーティストインレジデンス 「アートプラント」

*アーティストインレジデンス というのは、アーティストが集まって滞在制作することです。


主催 NPO法人 創造エンジン
http://www.sozo-engine.org/index.html

Art Plantには、国内外から何人かのアーティストが集い、おのおの制作します。

「ズッコケ軍団 The Zukkoke」は、その中の参加アーティストの一部です。

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開会式  9月25日

協働作業 9月26日から10月11日


     この期間にステージとペインティング用壁面を作ります。

展覧会  10月13日から24日

     「ズッコケ軍団 The Zukkoke」パフォーマンスは、2回か3回

閉会式  10月25日

撤去   10月26日から31日

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*「ズッコケ軍団 The Zukkoke」参加メンバーは、周りにいるズッコケを見つけて下さい。
 どんな人でも、 このパフォーマンスに興味があるなら参加自由です。

絵なんか描けなくても、踊れなくてもイイんです。誰でも本当に入って構わないです。
パフォーマンス中、立ってるだけでいいです、ひまつぶしにどうぞ。

今のところ 8人のパフォーマー、5人の広報&応援団が集結中ですが、あと 100人 くらい集まらなければダメです。

興味無さそうな人を無理やり連れて来てもいいです。

ズッコケたいのに恥ずかしくてズッコケられてない人を、どんどん入れましょう。

パフォーマンスに出ないボランティアの方も募集しています。

恥ずかしいと言っている人には、軍団パフォーマンス用覆面を用意します。

どういうパフォーマンスにするか、メンバーで意見を交換しましょう。


@管楽器をやったことがあり、バルカンビートを演奏できる方(上手下手は関係 ない)募集中。


@ 初めての方には、私が訪問アンケートに伺いますので、覚悟。
  プライバシーは厳守します。


@楽しい御悩み相談&飲み会に参加できちゃう特典付き

ズッコケ軍団 The Zukkoke事務局  otokokubota@hotmail.com  に連絡下さい。


The Zukkoke performance

Artist in Residence「Art Plant」
Higashiyamato Tokyo Japan

Opening 25th Sep
Workshop 26th Sep ~11th Oct
Exhibition 13th Oct~24th Oct


The Zukkoke performance office

email

otokokubota@hotmail.com

ズッコケ軍団 団員募集 !!      Team The ZUKKOKE
2009年04月11日

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こんにちは、「ズッコケ軍団」 ドイツ亡命政府代表の久保田です。ブッカケではないです。

今朝いきなり神が降臨し、軍団立ち上げを命令されました。サーカス団の牧場となってる窓の外で、馬が交尾をはじめたのは何かの兆候としか思えません。
今年10月に、東京 東大和市の狭山丘陵でNPO 創造エンジンが立ち上げた アーティストインレジデンス
「Art Plant」で何か面白いことをやってやろうと思うのです。

今のところ考えている内容は、巨大ステージと壁を林の中に建設し、そこで音楽をかけながらライブペインティングを
するというものです。ただのライブペインティングでは、つまらないので、世間にいるズッコケた人に御集りいただき、めちゃめちゃに巨大絵画を描いてもらいます。

会社員、主婦、失業者、ニート、ひきこもり、肉体労働者、自称芸術家、音楽関係なんでもいいけどズッコケている人のパワーを
作品にしたら、絶対に面白いと思うんです。オレがそれをどうにか料理します。
絵なんか描いたことないなんて問題ではないです。

オレがやると言って、出来なかった事がいままでありますか?そうです、ないです。
オレが落とすと言って、落ちなかったオンナの子がいますか?      沢山います。

音楽は、ヨーロッパの火薬庫 バルカン半島のバルカンビートをアレンジして使う予定です。
他にもいろいろ考えていますが、とりあえず異能軍団が集まる事を望んでいますよ。
能無しでもぜんぜん問題ないです。能が無いというのも、立派な才能ですので。

ズッコケ軍団?死語だよ、馬鹿じゃねえの、私はズッコケてなんかいないとスカしている、そこの人。
あなたは、ズッコケてないと思いこんでいるかもしれませんが、俺から見れば相当なズッコケ振りです。
参加しなさい。

今日は、巨大な後ろ盾がいなくなりズッコケてしまった国のイメージで、ズッコケ軍団の旗をつくりましたよ。

詳細を詰めていきますんで、参加希望者の方は御連絡下さいね。
6月に一度帰国しますから、国分寺Roofで酒でも飲みながら打ち合わせをしましょう。

もうすでに何人も参加者が名乗りを上げていますよ。

I take part in an artist in residency in Higashiyamato,Tokyo between September to October.Some artists make art works in the grove.
I will do a live painting performance in it.I hope to gather participants from the public.Besides it’s better of a lot of Zukkoke people to come.
Zukkoke means a failure or a falling down in Japanese and it's almost an obsolete.They may think a man or a woman who never gets ahead themselfs.I don’t think so.They have terrible enagy.I will arrenge each personarity in The Zukkoke performance.

遊び人を影で支える男たち   Unsung heros
2009年04月10日

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こんにちは、遊び人の金四郎です。春の風のせいか、アトリエ裏のテントシートが破れてしまいました。
雨が降ればテントの中の作品は濡れてしまうし、近所からの見栄えも悪くなります。

今週、創造エンジン 理事長 山田ユウキ氏と ムサビ2年性の 高良(こうら)君がテントにトタンで屋根をかけてくれました。
写真で見たかんじ、仕事がかなり丁寧です。見て下さい、一つの仕事をやり終えた高良君のこの雄姿。
何かを抜いた後の様にさわやかでしょう。
そうです、そうやって環境を自分自身で整えて、芸術家は生きていかねばならないのですよ。
山田氏は無言で純朴な彼に、そう教えているに違いありません。

山田氏は一昨日のオレの夢に出てきました。でもオレ達は、男色関係ではないです。

遊び人久保田は彼らや、この日記で英語を添削してくれてる玄太郎の様に、
影日向になって助けてくれている人たちに支えられて、今日も地球の裏側で生きながらえております。


I am running a studio for artists in Tokyo.The other day roof of the studio broke because of strong wind.
I can do nothing for it because I'm in Berlin.Two friends repaired it and send me pictures!!

Yuki Yamada is running a non profit corporation which name is" Sozo Engine".Sozo means creation in Japanese.
Sozo engine suports artists and local community.They organize artist in residencies in Tokyo between this September to October.
They are looking for foreign artists who would participates in it now.Please let me know if you have an interest.

The man in the picture is Kora.He is studying in an art school.
This works must be good experience for him ,because artists have to make environment by theirself.
Anyway they are heros for me now.I very much appreciate their works!

世界の工事現場 いん ドイツ   A site of constraction in Germany
2009年04月08日

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みなさんコンニチハ、「新・世界の工事現場」の時間です。  今日はドイツです。

オレは大学生の頃から20代後半まで、工事現場で働かせてもらいつつ、この世をシノいできました。
なので、世界各国を回りながら彼らの働きぶりや、使っている機械、服装、そのチンタラぶりを見るのが好きです。
ドイツじんは日本人に比べると、少しチンタラしていますが、一度打ち合わせをしたら、その後の集中力はスゴイです。
そして、妥協をしません。この工事現場の壁には 「妥協するな」とデカイ字で書いてあり驚きました。

でも朝から水の代わりにビールを飲んでいます。そして仕事が終わったら、近くの店に行きビールを飲み、車で帰って行きます。
そうですビールは単なる栄養ドリンクの様なものなので、飲みすぎなければ一本や二本は問題ではありません。

この現場の作業員は、ハダカにヘルメットでしたが、以前見た 鳶(ドイツ版)達はノーヘルで6階建てのビルの壁面に足場を組んでいました。
オレは見ていて怖くなりましたが、それが普通みたいです。
鳶のくせに太っていて、熊が遊んでいるようにしか見えないです。日本と違います。

;今日は風邪気味なので、このくらいにしておきます。来月アイルランドに行くので、またレポートします。  お楽しみに。

I'm interested in find difference of constraction workers between Japan and other countries.Because I had worked in that kind of place about 10years in Japan.
I can find many different points,for example clothes,tools and a way of working..etc

German workers are a little slower compare to Japanese workers, but they have concentration and never compromise.

Another different points is,they drink beers before working.If a worker do it in Japan,he will be dismissed.
Beer is just another food in Germany.Even though,they were drinking a little,they are allowed to drive.


酒宴  Kitchen drinking party
2009年04月06日

最近は連日酒宴を楽しんでますが、昨日はトラバント作品についてインタビューに来られたYさん他
アートとは関係ない異分野で活躍されてる、ベルリン在住日本人軍団が我が家にやってきました。
もろに事務所の様になってる我が家のキッチンは、ワインのボトルが並んでおりました。
意外にもオレは最近ワインの味について気を使っている。

オレはいつものようにベンジョンソン ロケットスタートな飲み方を開始したので、最後の方は覚えていないです。
結構みんな論理的に話せる人ばかりだったので、日本語なのについていってなかったです。
もしかして、オレって          バカ      なのかなと思いました。
こういう異能軍団が集まると、なんかおもしれえね。これからもいろいろ教えてほしいです。

黒ビール無しで適当に作ったアイリッシュシチューは、朝見たら無くなってたので、きっとウマかったんだろう。オレ食ってねえな。

ガンガンに飲める異能の衆、オレん家で呑もうぜ!


Some Japanese who stays in Berlin came to my flat and drank last night.Generally my kitchen is like a cramped office, because it's messy...anyway we enjoyed talking.
They aren't artists so I could hear about a different fields stories.Actually I like it rather than hearing story of art when I am drinking.
I enjoyed their wide knowledge.I have experience but don't have knowledge compare to them.

I cooked Iresh stew which I was taught by Mick in Ireland.
Though I don't remember the end of party due to too much drinking,the pot was empty in the morning.
It must have been tasty.

タバコが止まらねえ  I can't stop smoking
2009年04月05日

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(c)Hironari Kubota

ニコチンって栄養あるんだよ。

Nicotin is a fine nutrient!!

ケイリンベルリン  A trackbike shop KEIRIN BERLIN
2009年04月04日

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最近本格的な春になったみたいで、外はポカポカ。部屋の中の方が寒いくらいだ。
チャリんこで走るにはもってこいの陽気なので、今日は村山の競輪選手Tomityさんのドイツ人の友達が
やっている自転車の店、その名も「KEIRIN BERLIN」へ行ってみました。
Tomityさんは、久保田組第3スタジオ建設に貢献してくれた方で、現役で走ってます。

ドイツに競輪という競技はないが、自転車専用道路があるし、列車にも積み込めるので自転車という乗り物はかなり人気です。
本当の競輪用自転車でかなりのスピードで走っている人が結構います。

Kreuzberg(クロイツベルク)の外れに店がありました。Tomityさんの名前を出したら、みんな喜んでました(Tomityさん、人気ですね・・)。
日本のプロ競輪選手の使ってるというフレームが沢山並んでます。
カフェもあるんで、彼らと話をしながらコーヒーを飲みましたが「ベルリンにはアーティストが多すぎるぜ」と
言われてしまいましたが、実はオレもそう思ってる人間の一人です。
来た記念に KEIRIN Tシャツ を買ったら、コーヒーはタダになり、Tシャツもまけてくれました(注、オレがTomityさんの友人だからです)。

店の人はみんな親切で日本にも自転車関係の仕事で、何回も来ています。また来いよと言ってくれました。

Spring has come in Berlin!A lot of people are drinking beer in Mauarpark.It's warm!
I feel good to drive bicycle fast in such a nice day.I had an idea to go one shop in Kreuzberg.

The name is"KEIRIN BERLIN". KEIRIN is a professional trackbike race in Japan.This shop deals in KEIRIN bikes in Berlin.
Mr Tomity is a professional trackbike racer in Japan and he had helped building my studio in Tokyo.
Friends of Mr Tomity has been running KEIRIN BERLIN since 2004.They have a bikeshop and cafe as well.
KEIRIN bikes are popular in Berlin.

吉岡滋人 展 「シギトのシゴト」  A"Shigeto Yoshioka"exhibition starts on 4th April !!
2009年04月03日

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今週土曜日 4月4日から18日まで、吉岡滋人「シギトのシゴト」展が 国分寺 Roof で開催されます。

吉岡さんという人がいなければ、とっくにオレの人生は終わっていた事でしょう。一人でヤケになり泥酔して道端で凍死していたはずです。
そうです、マジな恩人です。

吉岡さんは、今北海道の芦別で木工の会社を経営しながら、作品を作っています。
この間帰国した時に、芦別に行った写真です。酒を飲んでいます。
5日(日)は、ずっとRoofにいるらしいんで、行ってみて下さい。


"Shigeto Yoshioka Exhibiton" starts on 4th April at cafebar & gallery Roof in Kokubunji. It goes until 18th.

Shigeto is a my friend who living in Hokkaido.
He has helped my difficult time in life and I feel an obligation to him.
We are,so to speak a " Kyoudai"which means brother in Yakuza world.
I could have been dead or been a true alcoholic if I didn't meet him.
We drank Sake in Hokkaido last time.

Shigeto will stay in gallery on 5th April.

Roof website http://www.roofhp.com/

興行師   The Showman
2009年04月01日

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数日前から、遊び人の家の窓の外は動物園になってます。幼稚園児達も時折やってきて和やかです。
動物園といっても、馬と牛、それも何故か巨大なホルスタインもいます。
明日からサーカスの方も始まるらしいんで、見に行こうかな・・・やめよっかな・・。

オレがやってる車を廻す作品の事を考えると、実際にしている事はカテゴリーが違い、趣旨は違えど
彼らサーカス団とそうは変わらなような気もする。学ぶべきことが多いかも。
オレはよくプロレスラー達のブログをチェックしているのだが、彼らも移動しながら試合を見せている。
各地を転々としているからこそ見せられるドラマもあるに違いない。

やっぱ見に行ってみようかな。


A circus has been staing next to our building for a few days and I can see horses and cows through the window.Their performance will start tomorrow.
I may or may not visit it...

I can find some similar points in my spinning car performance with them, though a category and a meaning are quite different.
They continually move.I also change the place for each works.
I may get something as well as enjoying their show if I visit to the circus.

ウニモグ  The UNIMOG
2009年03月31日

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今朝起きてみると、ベルリンには最近無かった快晴です。きもちいいー。
そして、

窓の外を見ると、いきなりそこは 牧場 になっていました・・・。

頭が変になっているのではないです。サーカスの一団がやってきて、ベルリンの壁跡地にテントを張っているんです。
彼らが連れて来た牛やポニーが無心に草を食っています。なんと心なごむ風景なんでしょう。
面白いので近くまで行ってみると、サーカス団が使っていると思われる物凄い車両発見!!
UNIMOGです。
クレーン付き四駆、きっとダンプもするでしょう。調べてみたところ本当の名は 「Universal-Motor-Gerät」 直訳(多目的動力機)。略してUNIMOGです。

こんなものがオレのアトリエにあれば、何でも出来ちゃうのになあ。燃費悪そうだけど。


It's the fair weather here in Berlin.I and Berlin have been waiting for a long time .It's Wonderfull!!   And....
I looked out side of window where used to be ex-Berlin wall became a stock farm suddenly some how!!
I'm not crazy guy.

A curcus is here and setting up a big tent.They brought cows and ponies.
I went there with an interest and found a great machine which name is UNIMOG.A curcus uses it.
The formally name is "Universal-Motor-Gerät"which means "universal motor machine".UNIMOG stands for it.
This UNIMOG has a crane and a 4WD.I think this can be a dunp truck as well.
I want this one.....

日本男児益荒男画  The Masurao
2009年03月30日

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(c)Hironari Kubota

最近大東亜戦争の本を読み過ぎて、少し右寄りな 遊び人の金 です。
昨日はこっちでお知り合いになった方のパーティーに行き、少しばかり飲んでしまいました。
英語が以前よりまだマシになってきたので嬉しいです。

明るい作品を心がけ、日々ドローイングを黙々と描いていますが、先日の きのこさん に続き、楽しい仲間の登場です。その名も Masuraoくん です。
最近円高のせいで製品が売れず、元気を失っている日本国の応援団らしいです。定額給付金は、まだもらっていないみたいです。でもビールは飲んでいます。


This guy is" Daikoku-sama" who is a god for a good crop in Japanese Buddihism.
"Masurao" means an excellent guy.Regrettably we hardly find true Masuraos in Japan compare to past.I mixed them in this drawing.

秦邸 完成! The American House
2009年03月28日

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昭島の ツリーハウスビルダー こと 国分寺Roofマスターこと 山の木こり 秦憲一郎からメールが来ました。
ヤツは昭島の元米軍ハウスをたった一人でリノベーションしてたんだけど、とうとう完成したらしいです(2月16日の日記参照)。
これから福生の米軍ハウスマニアのwebでその工程が取り上げられるそうだ。 http://we-love-fussa.com/house-new.html  これは、必見やぞ。

オレも日本滞在中に少しばかり手伝ったのだが、ケツが決まっていて追い込まれてる状況は、本人にとっても勝負だったに違いない。夜中までやっていたしな。
これから奥さんと生まれたばかりの麟太郎と3人で引っ越すって。やったな父ちゃん!

My friend Kenichiro Hata emailed me last night.
He has renovated an ex- American House which United states force Japan build and their family had lived around Yokota base.It has completed at last.
Some Japanese renovates and lives an ex-u.s force house like him.   http://we-love-fussa.com/house-new.html
I helped him to build the house a little bit a mounth ago.It was quite hard work  (check 16th Feb diary / 2009年2月 ).
I'm happy for his family to live there in peace.Rintaro who is a new born baby should be happy too!


鈍色の空 The gray skies of Berlin
2009年03月27日

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部屋から歩いて5分の場所にマウアーパーク(日本語で 壁公園)というバカでかい公園がある。ここにはサッカーの競技場と体育館があるが、半分以上は芝生の原っぱだ。
日曜日になるとフリーマーケットが建ち並んで、そのために沢山の人が集まる。

オレはドローイングに行き詰まり、頭も煮詰まってどうにもならなくなったら、ここを散歩することにしているが、日本の公園と違って、木もほとんど植えていないので空がデカく感じられて気持ちがいい。
ベルリンの壁の真横で、元々緩衝帯か何かで無人だった場所を壁崩壊後に公園にしたらしく、遠くに建物が見えるだけで、いきなりここだけすっぽりと空いている。

今日は曇っていて空は暗いが、それもまた悪くはないと自分に言い聞かせている。いい場所に引っ越してこれたものだ。写真の遠くに見える建物の向こうが、旧東ベルリンだ。テレビ塔が見えます。


There is a very large park where name is Mauarpark(it means wall park) near my flat.It takes only five minutes on feet.Most of the areas are lawn.
People gathers here for Flea market on every Sunday.

I often take a walk in the park when my drawings has come to a standstill.It's a cloudy today,but not too bad for me now.

英語、結構面倒だな。今日はこのくらいにしといてやる。

★げんたろう以外にも添削出来る方、お願いしますね。かわいそうな子を助けると思って。

トラバント 日本輸送計画  A project of the transporting Trabant to Japan
2009年03月26日

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オレは2007年にベルリンに来て、旧東ドイツの大衆車 トラバント(通称トラビー)で、「ベルリン一人旅」という作品を作った。
トラビーは、ボディーは松脂から作った樹脂を染み込ませたパルプ(紙だよ)でできていて、エンジンも四輪の自動車としては今時ほとんど見かけ無い2ストロークだ。
今では壁があった時代の遺産みたいな扱いで、乗っている人もベルリンではあんまり見かけなくなった。

今年12月に、横浜の神奈川県民ホールに、「ベルリン一人旅」を持って行き、パフォーマンスをすることが決まっている。今朝は、そのためのコンテナ積み込み、船便等の手配に追われていた。
なにしろ、そんなデカイものを船便で運んだことが今まで無いので、オレも運送を引き受けてくれている方も、混乱中。段取りも慎重に決めていかないと、取り返しのつかない事になる。金もかかっているしな。

くっそー、とんでもねえことを始めてしまったと思いつつ、真珠湾奇襲を計画し実行した 天性のギャンブラー 山本五十六長官 の苦悩に比べれば、オレのやっている事など、ハナクソの様なものだと、自分を慰めてみた。
自分を慰めるといっても、朝からオナニーはしてないがな。

これからしばらく合言葉は、「トラ トラ トラ」  (我 奇襲に成功せり) だぜ。


I made an art work which title is "Berlin Hitoritabi" in 2007.I used a Trabant as a material of "Berlin Hitoritabi".Trabant was made in East Germany .Today we hardly see it even in Berlin.

I perform with Trabant in Yokohama in the end of this year.Now I have prepared to transport it toYokohama.Needless to say, it's too complicate up to now.

明るい絵  Cheerful drawings
2009年03月25日

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最近外は雪が降ったり雨が降ったりしているので、家で黙々とドローイングをしている。
はじめたばっかりだし、ウォーミングアップという感じでやってるから、作品がすごい勢いでどんどんできてます。
この間の帰国の際、親や兄弟から「お前の作品は暗い」と何度も言われてしまった。
だから、今明るい絵を描く事にチャレンジしている。

でも、今までそんな事を考えて描いたことは一度も無かったので、結構難しい・・・。
自分で描いていてそのセンスの無さに笑えてくる。明るい絵とは、いったい何なのか?
でも出来てしまったのだから、それは作品に違いない。

題名  きのこさん


I am absorbed in drawings in my flat a couple of days because of rain or snow.
Drowings are made with a surprising speed because it's like a warm up just now.
My parents and a brother said "my works are depressing" when I returned to home last time.
So I start making cheerful drawings in mind lately.

Actually it's very hard to draw cheerful drawings because I have never done before.
I laugh at my drawing and my sense of cheerful.What is cheerful at all?
In fact this drawing should be my work even if I'm not quite satisfied.

title mr. mushroom

雨  A rainy day
2009年03月24日

今日は空に雲が溜まり、降るでもなく止むでもなくだらだらと雨が降り続いている。
ベルリンの冬から春にかけての季節は、いつもこんなものだ。寒くても、空は晴れわたっていた東京が今は懐かしい。

やらなければいけないドローイングを今日はぜんぜんやらずに、東京でアトリエ建設に没頭し、心の余裕が無かったオレに愛想をつかしてしまった元彼女に、英語で手書きの手紙を書いてみた。
女々しいなあ、オレ・・・・。長淵が主演していたドラマで、秋吉久美子が「女々しいという言葉は、男の為にある言葉よ!」と言っていたが、そうあってほしいと願いつつ。

「男久保田」の名が、今は空しくベルリンの曇り空に響いているぜ。

年賀状っていったい何なんだよとか、慣例化した挨拶の手紙とか意味あるのか?と思ってはいたが、今は確実に意味があると思える。
メールやSkypeでは、絶対に伝わらない事がある。時間をかけて手で書いた文字が醸し出す力を、自分を含め現代日本人は忘れている。
なにしろメールは手軽で時間がかからないしな。そんな簡単なことすら忘れていたオレに、それを思い出させてくれた彼女に感謝だ。

今日は鶴田浩二「同期の桜」をBGMに、特攻していくゼロ戦画像を見、彼ら学徒兵は恋する時間すら無いままに死んでいったんだと涙して、ぼーっとしながら煙草でもふかす事にする。

It's a rain today.Dark clouds are settling in over the Berlin city.It is a tipical weather here through the winter.I often remember the blue sky in Tokyo.
I was writing a letter to an ex-girl friend who fell away while I was just thiking of own business in Tokyo.
It doesn't matter to me now though other people might say me unmanly.The name of "OTOKO KUBOTA"which means kubota is a really manful guy.
It sounds with emptiness in the cloudy Berlin !

つうか、BBS復活してるからちゃんと見ろよな。

隣人のいないアパート  No neighbors in a building
2009年03月21日

ベルリンに来てから今日で一週間となった。やっぱり、以前長く住んでいた場所なので、着いた当日から別に違和感は無く、むしろホッとした気分でいられた。日本滞在時と同じく、朝6時か7時には起床。時差ボケなどというセンシティブなモノはなく、日の光に脳が反応するのか、何処へいっても早起きしてしまう。

軽くウォーミングアップ的なドローイングを始めた。極太マジックを使い、細かい事に気を使わずバンバンと描いていく。かなり自由で、はっきりいって考える事は何もない。どっちかの脳が無意識に指令しているだけ。

このアパートは、4階建てで相当古い。何故だか知らないが、俺以外は誰も住んでいない。部屋は沢山あるのだが不思議だ。だからとても静かで、制作には集中できるし、音楽もバリバリかけられる。環境は作風まで変えてしまうのか、伸び伸びとした線が描けてます。なんか、アーティストって感じだぞ、今のオレ。

Some how I don't see neighbors.Probably nobody stays except me in this building.It's really silent so my works is going ahead of schedule.
I hear only small traffic noises which cars and trams make.My drawings is getting influence on this environment surely.To increase smoking as well?

「なんちゃって」よ、さらば  I'm in Berlin. 
2009年03月18日

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オレという人間は、かなり自分に甘い部分をもっている。嫌な事はやらない、締め切りがせまるまでやらない、夏休みの宿題が登校3日前にならないと始まらない、ドリルの宿題をやってこなくて給食を食べさせてもらえない、というわけだ。

これまでいろいろな国をまわり、作品を作ってきたわけだが、このなんちゃって英語でよくもまあやってこれたものだ。天性の勘とボディーランゲージ、文法無視の単語の羅列、なんでも黙って我慢しようとする ガンジー大作戦。これらが英語を勉強しようとするオレの心を蝕み、悪魔のささやきとなっていた。

これでは本当にイカン、国際的な男になれん。日本男児が世界的に見て、女にぜんぜんモテ無いという定説をくつがえすべく、オレは恥をしのんで立ちあがる決意をした。たった今。

この日記に英語版を加える。             


多分、かなり変な英語で失笑を買うかもしれない。だが、とにかくオレははじめる。
千里の道も一歩からだ。春なのにお別れですか?だ。  卒業するのだ。
人はこれを、ブログで英語勉強法 と呼ぶといいます。


写真  ベルリンの壁跡地、昼間版。オレん家の横。


I got back to Berlin from Tokyo three days ago.It's not so cold in the daytime. But I don't have heating systems in my flat...I am dressed heavily in the night! I'm waiting to be spring in earnest.
I feel the time pass slowly in Berlin compare to Tokyo.It's nice for making art works and studying something to me.I will start drawing gradually.

This snap is view from my flat where is next to the site of the Berlin Wall.

大和魂
2009年03月16日

おらおらおらっー
使い古され手垢にまみれ、地に落ちたこの言葉を、オレがピカピカに磨いてやるぜ。


見とけっ


アホ

窓の外は ベルリンの壁
2009年03月15日

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ロンドンを経由し、パリにつき少々滞在、ドイツはベルリンに 男一匹 久保田弘成 ただいま到着いたしました。外は曇り、建物の壁は薄暗いベルリン独特の雰囲気、久しぶりといえど、なにか心にずっしりと重いです。オレは、この街でまたしばらく生きていく。さっそくのドイツビールの味、この雰囲気で飲むとやはり、味が違います。

これから住むアパート、太郎君の友達のドイツ人の家ですが、来てびっくり。なんと、あの有名なベルリンの壁の真横。正確に言えば、ベルリンの壁跡地真横だが、そんな事はどうでもいい。とにかく朝晩、壁を拝めます。この部屋は東ベルリン側で、ここに見える空地数十メートルが、東西のイデオロギー分断の為の場所だったわけです。すげえ所に引っ越してきてしまったもんだ。太郎君ありがとう。たかが地面でこれほどモノを言ってくる場所は、そうそうないよ。

時差ボケで、朝4時に起きてる早起き久保田ですが、早速当地にてやること一杯。のんびりする気にもなれないでいます。これから、東ドイツで作ってた自動車 トラバントを横浜に輸送する準備にとりかかります。貧乏性、働き者の性分は、もう変えようがないでしょう。

日本滞在中、みなさんからいただいた温かい言葉、熱い気持ち、厳しいご意見を胸に突進します。出発前日に鹿之助からもらった、大日本帝国海軍 連合艦隊司令長官 山本五十六 湯呑に書いてある言葉。

苦しいこともあるだろう

言いたいこともあるだろう

不満のこともあるだろう

腹の立つこともあるだろう

泣きたいこともあるだろう

これらをじっとこらえていくのが

男の修行である

 山本五十六

男とか女とか、あまりこだわってはいけないのかもしれない。でも今はどういうわけか、これらの言葉が心にしみる。

パリについたぜ
2009年03月13日

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ベルリンに行く前にパリに寄ってるよ。Aki &JC のアパートに昨晩到着。荷物が全部で50キロと重いから、かなりしんどかったです。これはいつも宿命なんで諦めていますが、体を鍛える必要があります。

2泊だけさせてもらって、明日はベルリンに出発します。ヨーロッパ、結構温かいですね。パリの景色を眺めての一服はたまらないです。いぇーい

きのうのパーティー
2009年03月10日

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昨晩、久保田組スタジオ関係者の集いが行われましたが、そんなはずじゃなかった、30名近くの方々にお集まりいただき、Roofの床が抜けるかと思うほど、盛大なものになりました。それにしても、アーティスト以外の様々な分野の人がそろったのが、この会の魅力です。初めて出会った人が半数以上なんで、意味不明の合コンのようでしたが、これでいいんです。日本には、これが足りんのです。

日本酒と焼酎の瓶、ビールのピッチャーが次々に空いて行き、Tomityさんの横で、新スタジオ完成のお礼を言いながら泣いていたところまで記憶があります。盛り上げていただいた、創造エンジンの方々には本当に感謝です。写真に写ってる大森さん、超楽しそうですね。嬉しいです。

これで心おきなく出発できます。製品だけで顔が見えねー、金の事しか考えてねーとか、チンコが小せーとか、若ハゲとかぬかし、日本人をなめている奴を叩き潰してやります。出陣します。

いってきます。

久保田組スタジオ 宴会 日時決定!!
2009年03月02日

現在、村山KGS こと 久保田組スタジオには、使用予定者も入れると10人前後のアーティストがいます。過去つかっていただいた方もふくめれば、かなりの人数になります。こういう場所を作った事をきっかけに、さまざまな人と出会えるのは、自分の人生にとって何かしら意味があるように思えるこの頃です。アーティストだけでなく、ここの建設にたずさわってくれた人、応援してくれた人。大切にしたいと思います。それがアートを日本に根付かせるきっかけになります、確実に。

昔からの友達、知人はもちろん大切ですが、これから出会う人とも一緒に何かか出来たらいいと思います。今回、第三スタジオ完成祝い、新規使用者の方々の親睦、協力者の方々への感謝、久保田の旅立ちお別れ会を全部混ぜ、3月9日(月)7時から 国分寺Roof にて宴会をすることにしました。

このサイトを見て参加したいと思った人、近所の人、誰でも来ていいよ。いろんな分野の人が集まると思うから、めちゃくちゃになるのが楽しみです。

ためらっていては何も始りません、来なさい。

東京紅茶
2009年02月28日

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今、天下の遊び人 久保田が非常にお世話になってる 東大和のNPO 創造エンジン http://www.sozo-engine.org/index.html でこういうものを売り出してます。

東京紅茶。本当に東大和で作られた紅茶だ(強調)。このNPOは、地域の活性化とアーティスト支援をしている団体なのだが、住宅開発のために年々減っていくお茶畑をどうにか残したいという熱い思いから、こういう商品が生まれたそうな。

緑茶は伝統的に続いているものだが、東京で作られた紅茶は聞いたことがない。価格もお手ごろだ。通信販売もしているぞ。東京紅茶 http://www.tokyo-tea.com/

この、消えて行きつつある存在をどうにか盛り上げようとしてる彼らの精神には、頭がさがります。オレもこの間、日本の包丁とセットでこれらのお茶をアイルランドのミックの家に送ってみたぞ。紅茶の本場と勝負だ。とにかく買って飲んでみてくれ!!

やるならいましかねぇ in 昭島 2
2009年02月27日

みなさんこんにちは、遊び人の金(遠山の金さんより) です。
秦家大改造は日進月歩で進んでます。やりかたは、かなりイージーです。それが魅力です。
面倒で体力のいる天井の板取付は終わり、楽しい段階に入ってきています。もう重力に対抗する作業は終わりです。これからは楽しいステージに入りつつありますよ。

子供用ブランコを作るなどと、楽しいプランもヤツは持ってます。僕もこういう家に住んでみたくなってきました。手伝ったら、秦がコーヒーをおごってくれます。

手伝いたい方は、僕の方にメールしてください。村山KGS専用軽トラで昭島まで送ってあげます。

ホームレスの群
2009年02月25日

前日、以前やっていた深夜アルバイトに行き、新宿駅で作業しましたが、ホームレスの数が半端ではないです。段ボールハウスの作り方がまだよくわからない新人ホームレスが多いです。ひでえ世の中になったもんですね。帰る家すらない彼らを見て、現実の怖さを思い知りました。明日の自分かもしれんし。

最近、飛ばし過ぎてたので、昨日は仕事のような事はなにもしないにチャレンジしてみた。昼から「とんちゃん」という店で生を飲み、そのあとSPLに行った。帰り道、国分寺 Roofにて一杯。安らぎの一日でした。社会をはみだしているおかげで、平日こういう事ができます。いいです。

「帰ろうとしたら、家が無かった」は、これまで何度か経験しました。ホームレスになる前に、太く短く楽しもうと思います。

やるならいましかねぇ at 昭島
2009年02月22日

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今日は、雨漏りのヒドイ久保田組第二スタジオの屋根の張替をひとりでやってました。
何かを修理する作業というものは、なかなかモチベーションが上がりません。でも空がとてもきれいだったんですくわれました。でも、伝染病に犯されていたタヌキは、死んでしまった。もう歩くのもままならないほど衰弱していたあの晩、きっとやつは息をひきとったに違いない。今朝見たら、小さな塊になっていました。となりに置いておいた餌は、まったくそのままだった。

午後までスタジオで作業をして、昭島で家の大改造に取り掛かっている秦の様子を見に行きました。
天井のぶっ壊しはもう終わり、電気の配線、断熱材の貼り付けを済ませ、ヤツはそこに板を張っていました。一人では厳しい作業なので、いいタイミングで手伝いに行けました。コード付き電動ドリルで板を固定している男は、最近はほとんど見ないです。コードが邪魔だと秦は言ってます。あたりまえです。

二人でホームセンターに行き、充電式のインパクトを買いました。それも、一番安い シンコー製作所 のインパクトです。それでもヤツは、かなり喜んでいます。使い方も知らんのに、一番高いマキタや日立のインパクトをいきなり買う日曜大工マニアや、なんちゃって彫刻家に、この姿を拝ませてみたいです。シンコー製作所から始めればいいんです。あたりまえの事です。

見て下さいこの顔。まるで黒板五郎その人です。作業工程を妊娠中の奥さんに見せようというのか、写真を撮りまくっています。

呑みまくり週間
2009年02月19日

先週は健康診断をして、見つかったポリープを取ってもらったんで、酒が飲めませんでした。
今週は、そのせいか立て続けに飲んでいます。入間、国立、国分寺、、明日も国立で飲みます。
手を抜かずチカラいっぱい飲んでいるので、今日は疲れています。

国立の若いマスターがやってるモツ焼き屋へ行き、そのあと大森壮一郎行きつけの 秘密のスナック 「カラス」で氣志團を熱唱しました。終電がなくなり、秦の家に泊まりました。
最近、みんなパパになっていきます。げんたろうまでもが(えー!?)

オレも前から子供欲しいとおもってるんやけどなあ。
ハイ、誰か中に出してもいい人、手を挙げてー

秦邸改造
2009年02月16日

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ルーフのマスター 秦が、昭島の元米軍ハウスに引っ越す。大がかりなリフォームをするというんで、今日はお手伝いすることにした。石膏ボードを張った天井をほぼ全部ぶち抜くというのでとにかく壊しました。
アート界の破壊王 久保田と 政界の壊し屋 秦憲一郎の勢いは、誰も止めることができません。

バンバンと天井をバールで引っ叩き、蹴り、屋根裏空間を生かした構造に変えていくのです。
途中で、こんなに壊していいのだろうか、本当に出来るのだろうかなど、先の見えない不安に襲われますが、そんな事は聞いてもしゃべっても、考えてもいけない事です。そうです、どんどんやればいいんです。

秦は、ルーフのマスターという顔とは別に、木の上に家を作るツリーハウスビルダーという顔を持ってます。木の上に家を作ることを考えれば、こんなものは屁の突っ張りにもなりません。今月、親父になる男はその決意と勢いが違います。きっと面白い家が完成します。ホコリまみれの作業の後の一杯は、格別でしたね。

許せ、タヌキ
2009年02月11日

最近、村山KGS(久保田組スタジオ)大改革に全力を挙げている久保田です。今日は、スタジオを使用されている平面作家さん達の為に、移動壁(パーテーション)を作りました。材料を買いに行ったジョイフル本田では、祭日でやることがない暇人が大挙押し寄せ、大変な事になっていました。最近は小型犬が流行っているのか、毛を綺麗に切った犬どもがカートに乗せられ、人間と一緒に買い物に来ています。気味が悪いです。僕の家にいたビーグル犬は、本当の猟犬でしたので、あんなカートに乗るなどという芸当は絶対に出来ないほどでしたが、今思うと本当に馬鹿だったのかもしれない。

今日もTomityさんが来て、手伝ってくれたので、パーテーションの完成度はかなりあがりました。いきなり10枚ほど完成した。すごいペースです。

一服している時に、なにか小型動物が僕らの方に近づいてきました。色はタヌキか何かです。以前からタヌキがスタジオ周辺に棲みついているのは知ってましたが、こんなに近くで見るのは初めてです。それにしても、おかしい。毛がほとんど抜けて、皮膚病がヒドイ。歩き方も遅く、今にも死にそうだ。きっと狭山丘陵から餌を求めて人里に下りて来たのだろうが、免疫が無いから犬の病気をもらってしまったに違いない。2匹いたが、両方ともヒドイ状態だった。犬のような性根の腐った生物から、野生のタヌキが病気をもらって、今にも死にそうになってる姿は、心が痛かった。スタジオの雨水が溜まった桶が、やつらの水飲み場らしいので、そこに買ってきたお菓子を沢山置いてあげた。このくらいしか、今のオレには出来ないよ。どうにかこの冬を乗り切ってほしい。

ひょっとすると、今回建てた第3アトリエ付近は、やつらタヌキの憩いの場だったのかもしれないと思うと、申し訳ない気分になった。でもタヌキ、ここは俺にとっても大切な場所なんだ、許してくれ。これから、君らの様に家畜の病気が伝染しないように、俺は努力するつもりだ。

日本滞在を一ヵ月延長します
2009年02月09日

今月20日の便で、ベルリンへ戻る予定でしたが予定を変更して、3月中旬まで東京にいます。
村山KGS(久保田組スタジオ)新スタジオ完成に伴い、新入居者の方々が使用してくださるので、
より良い環境を準備する事、今年12月 神奈川県民ホール「日常、場違い」展での大型作品準備、
その他もろもろの理由で滞在を延期した方が良いと判断しました。自分の予定に合わせて、急がせてしまった方々には申し訳なかったです。すみません。

11月に帰国してからというもの、2月20日の帰独に照準を合わせ、朝5時に起床。日の出と共にスタジオ入りし、
日暮れまで作業、突貫で第3スタジオを建設しました。新春、浅草橋MAKII MASARU FINE ARTSでの個展も成功しました。
すべて、日本の優れた労働者達と同じようなペースで、自分なりに頑張ってみたつもりです。それでも間に合わない事があった。間に合わなかった・・・。人生とはなんと非情なのか。
それもこれも、こういう生き方に原因があるのです。改めるつもりは、まったくねえけどさ。

この世界放浪、現地にて巨大作品制作というスタイルは今後も貫く所存です。
日本人の培ってきた強力な土着精神を、オレは世界中で見せつけてやる。
オレはその為に生まれてきた。

自分を取り巻く人たち。今回の帰国期間中、自分を支援してくださっている方々の本当に心にしみる御言葉、さまざまな援助に心を打たれました。
自分を取り巻く環境の変化と、日本のアートが盛り上がっていく手ごたえを、日々感じています。
不況だの、アートバブル崩壊だの、そんなものは糞くらえ。
そんな暗いイメージばかりに囚われて、社会を悲観的にとらえているバカやろーは、オレの周りには一人もいねえんだ。
明日に向かって一歩を踏み出している猛者どもばかりだ。

ハイライトを思いっきり肺の中に吸い込み、それを吐き出す。他に何かあるんか?

BBS 復活
2009年02月07日

群馬県某所にて潜伏、活動中久保田です。夜な夜な街にクリだし中。

ところで、荒らしに荒らされていたBBS、とうとう復活です。おかげで、かなりつぶやけますね。
誰も見ていないと思いつつ、ついついくだらない事を書き込んでしまうものなのです。いろんなアーティストの展示情報やその他面白いネタで盛り上がればいいと思うので、告知などに御利用ください。また荒らされない事をねがいつつ。

それにしても、わが祖国日本は美味いものの宝庫です。大食いをしなくなった代わりに、食べ物の味について少しでもわかろう、感じようとしてます。まさか自分がそんな人間になっていくとはね。35歳になるとやっぱり違ってくるものですね。群馬の「もち豚」程よい歯ごたえで美味でした。

天然記念物になるその日まで
2009年02月05日

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今日、MAKII MASARU FINE ARTSでの個展が終わりました。御来廊いただいた方々、お手伝いいただいた方々、どうもありがとうございました。これからも突っ走るので、ついてきて下さいね。

人生のベクトルが狂いはじめ、早10数年。僕はもっとデカイ作品を作ります、やります。
もう寝ます。

BBS復活しました。

配線終了
2009年02月01日

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今日は個展の方、ギャラリーが開いてないんで新スタジオの配線をしました。
電気が無いとどうにもなりませんので。と言っても、つい1年半前まで発電機で電気作ってたもんね。
今の状況は信じられねー。

とにかくこれで全てが完了しました。入居希望者も続々とあらわれてるんで、活気出てきましたよ。
土足で中に入るのは気が引けます。入口のシートも取り付けましたよ。

最近、なんちゃっての領域から確実に離れていっている気がしてきている。
アトリエ建設の御用命は 村山KUBOTA-GUMI-STUDIOまで。
お安くしときますよー。見積もり無料。

個展開催中2
2009年01月29日

浅草橋マキイマサルファインアーツで個展開催中なのに、村山でアトリエ建設を続行しギャラリーに行ってない、バカヤロー久保田です。というのも私は2月中旬になると再び海外に旅立たなければならぬゆえ、日本で残された仕事をすべて片付けなければならない状態なのです。昨日もレース直前競輪選手Tomityさんに手伝っていただき新スタジオの配線に追われていました。ギャラリーには、週末金、土曜日に行く予定ですので、皆さん居酒屋にでも行きましょう。

今回の個展では、自動車回転作品、小品、ビデオ作品について鑑賞者の方々から様々な御意見をいただいております。特にビデオ作品「孤高」、一部の小作品「紅いヘルメット」、「墓」(売れました)、「沈む湖」について久保田の意向がわからないと違和感を覚えられた方から御指摘を受けています。ネット上、メールで、飲みながらと、皆様温かい御言葉ありがとうございます。そういうのを待っていました。

そもそも、私のportfolioを見ていただけばわかるように、私はいつも車を廻しているというわけではありません。いつも廻せるわけもありません。そればっかりやりたいわけでもありません。そもそも車だけを一生廻しているということであれば、それはかえって不自然かもしれない。小さいミニチュア自動車回転作品を作るのはどうかと、いろんな人に言われます。それは時間が沢山できたらやろうと思ってますし、見えてます。暇と時間と金さえあれば十分出来るでしょう。しかしながら、そのミニチュアが野性的感覚を本当に伝えてくれる媒体となりえるかというと、その答えはNoとなるかもしれない。それを作っている時の私はきっと燃えてないかもしれない。かもしれない。


パチンコ屋を撮影した作品「孤高」を作っている時、私は自分の制作活動に対して新しい方向性を模索できました。電動こけしを切り裂いている時、鹿の頭蓋にグラインダーの刃を入れている時、私は新鮮な気持ちを味わって次なる展開を想像する事ができました。完成しすぎたシステムに、ただ惰性で自分の未来を託せるほど我慢強くはありませんし、その先に何かがあるとは思えない。ただ単に消費されていく事に耐えられるほど鈍感でもないですよ。たまにはいいじゃん、そういうことやったって。そのうちプロフェッショナルにやってやりますので、少々お待ちください。あと少なくても30年以上は生きられると思いますので、その頃には車を廻すことより、もっと面白い事をやるための序章と思っていただければ幸いな、今朝これから何年振りかに健康診断というものに行く久保田です。

もっと文句とか意見とか、全否定とか、どんどんお待ちしてます。でっかい ものさし でないと測れない何かを作れる男になるために頑張ります。

今週 金、土曜日画廊にいます。

個展開催中
2009年01月26日

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MAKII MASARU FINE ARTSにて個展開催中ですが、オープニングにいらしていただいた方々、どうもありがとうございました。おかげさまで結構呑んだくれ、家に帰ることが出来ませんでした。泊めていただいたIさん、本当にありがとうございました。僕はあれからまた飲み続けています。これは宿命です。

今日は展示の合間に千葉県某所にて営業兼視察兼休息です。昨晩はマジで美味しい魚をいただいて、あともうちょっとでイキそうになりました。僕は朝、超目覚めの良い人間なんで、散歩しています。まるで老人のようです。丘の向こうに観音様がいました。10年前に朝焼けの中で見た牛久観音、雪の中で見た芦別大観音に引き続き、これは東京湾観音といいます。別に見たくもないのに眼前に現れる彼らの存在は、いったいなんなのか?いつか廻してやりたいものです。

観音様を見ていると、特にありがたくもないわけですが、不思議な気分になります。オマエっていったいなんなんだと、観音は自分の存在を棚上げし、問いかけてくる。聞かないでください、今夜は飲ませてください。今は、明日に向かって迷わず、後ろを見ず、ひたすら前を見て前方に斜め15度傾いている坂本竜馬銅像な気分の私です。

個展開催中  http://www.makiimasaru.com/mmfa/index.html

今週23日(金) オープニングパーティー  17時から
2009年01月20日

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1月23日(金) から 2月4日(水)まで、浅草橋MAKIIMASARU FINE ARTSにて、長野が生んだ奇才 久保田弘成の展示があります。ハイそうです、今かなりテンパってます。オープニングパーティーは、23日17時から。飲んで飲んで飲まれて飲んで。

ただいま小作品が続々と制作されてますが、これらは販売もしてるんで、アーティスト久保田 ブレイク寸前の今がマジで買い時!!!世界各地で集めた素材を使った、もう2度と作らない(作れない)作品多数。売り切れ必死です。お安くしておきます。

とにかくだまされたと思って来なさい!!!

明日への鏡面仕上げ
2009年01月17日

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現在23日からの、マキイマサルファインアーツでの個展の為に小品制作中です。ハッキリ言って、新しい高価な素材を買う金など無い。仮にいい素材を使ったからと言っても、いい作品が出来るような作風でもない。KGS(久保田組スタジオ)には、今まで集めてきた素材がかなり転がっている。上海でチベットから流れてきて放浪している人たちに、無理やり買わされた虎の爪、猪の頭がい骨、吉岡さんのお父さんからいただいた鹿の頭、スタジオ内にあったスズメバチの巣、草、バイブ。このホームレス芸術家にとっては、今やまわりに存在するもの全てがアートの素材に変貌する。何か作れば、それはおのずと野性的に見えてくる。

作品というのは、作者の主張が存在しなければ成立しないもんであるが、それだけは何故だか際限なくわいてきてしまう。それが俺の人生に悲劇をもたらしているのではなかろうかと、最近切実に思います。でも、辞めるわけにはいかない。芸術を一般の人にもわかりやすくなどと、ここ数年ほざいてきましたが、スミマセンもう諦めます。わかろうとする心のない人には、1000回言ってもわかりはしないことが、最近つくずくわかってきたので。俺は、勝手にやらせてもらう。俺は先に行く。俺が吸った酸素でも後から吸ってくれ。

今日は、20代のころ仕事でかぶっていたヘルメットを、床に落っこちていた鏡面仕上げ用の塗布剤でやたらに磨いてみた。虎の指もつけてみた。傷だらけのヘルメットは磨いても磨いてもなかなかピカピカにはならなかったが、少し顔が映るようにはなった。ピカピカに磨いたヘルメットに映し出されたKGSを見ていたら、なんだか涙が出てきた。俺はやってやる。最後の一人になってもやってやると、日本兵のようなきもちになってしまった。

新スタジオほぼ完成
2009年01月13日

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怒涛のごとく過ぎ去ったこの2か月、とうとう念願の第3スタジオ完成間近です。これも皆さんの御協力あってのものです。昨日は、Tomityさん安部君がペンキ塗りを手伝ってくれました。僕は、今月23日(金)からMAKII MASARU FINE ARTSで個展が始まりますんで、スタジオ建設、作品制作に追われ、幸せいっぱいの状況です。制作が出来るという事は、それだけで幸せであると今年は定義しています。23日は、オープニングパーティーが5時からありますんで、皆さん是非来て下さい。去年は、異常に盛り上がりましたけど、今年はどうでしょうか。ビールジョッキを食べる男は、はたして出現するのか?!

今日は作品制作の為の材料を、またジョイフル本田に買いに行ったが、レジでムサビ彫刻科伝説の男、門脇さんに偶然会った。門脇さんは、僕が大学生の時に神輿のチンチンに乗っていた人なので、いつまで経ってもその記憶は消えない。忙しそうだったけど、何かパワーをもらった気がした。
めまぐるしく時間が過ぎていく。とりあえず今回は小品を何個か作っている。売れるといいんだがね。

23日(金)MAKII MASARU FINE ARTS 5時からopeningだー!!これを読んだ人みんな来い、 飲もうぜ。

KGS新スタジオ進行状況
2009年01月07日

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新年になり、世の中は不景気不景気と言ってますが、もともとビンボーな自称芸術家には、イマイチピンと来てないです。悲しみや喜びは、他との対比から生まれるものであると、なんちゃって哲学者みすたーXが言ってます。他の人が、すごい服を着てるとか、いい車に乗ってるとか、比べて羨ましがることをやめれば、多少の貧困など単なるネタにしかなりません。芸術家やってて本当によかったー。世間一般の人と同じ様な生き方をしていたら、苦しくて苦しくてもう死んでいたかもしれないです。幸せの第一歩は、まずテレビを消すことから始まると、みすたーXが言ってました。

ムラヤマKGS(久保田組スタジオ)の第三スタジオ、いよいよ壁面完成です。あとは床張りと入口シートの制作を残すばかりとなりました。もう足場に乗る作業もなく、らくちんです。今日は最後の、明かり取り(透明波板)を取り付けました。Tomityさんが波板のずれをサンダーで削り、そろえてくれています。ぐっと完成度が上がります。やることなすこと全てが粗雑に見えてしまう人間(ボク)にとっては、Tomityさんのような方は、本当にありがたいです。

久保田の満州(生命線の意味)開拓団、順調に進んでいます。日本に帰ってきて以来、オマエは好きなことばかり出来ていいなと、いろいろな所で言われます。はい、迷わず僕は自分の好きなことをします。でも、わかってください。好きな事をやる為に、一般社会から少しずれた場所にいて、それはかなり覚悟がいるって事を。簡単に言われちゃうと参るよね、なんか。リスクだっていっぱいいっぱいあるんだぜ。
食べるパンが無ければ、お菓子を食べればいいのに by マリーアントワネット

賀正
2009年01月02日

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新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

今年最初の私の展覧会が、東京 浅草マキイマサルファインアーツにて 1月23日から行われます。昨年アイルランドにて発表した、フォード車回天作品映像や小品、久保田による 力技(ちからわざ)実験的アート作品 をお目に掛ける所存です。オープニングが金曜日ということもありますので、皆さんお集まりの上、ゴクゴクと喉を鳴らしてお酒をのみませんか?お待ちしていますよ。

マキイマサルファインアーツ http://www.makiimasaru.com

僕の作品は、日ごろアートに親しんでいない方でも十分楽しめ、酒のツマミには持って来いの代物ですよ。気張らず力まず気軽にお越しくださいね。

久々に帰国したんで、ニューJAPANカルチャーについていってません。ポニョの歌、初めて聞きました。
歌手全員が、あの頃より一回り老けて見えます。サブちゃんの船、あれで良かったんでしょうか。僕の作品とコラボできたら、100倍いいのですが。エンヤとブルーマンの扱い、あれでいいのでしょうか。

2008年
2008年12月30日

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明日2008年が終わりますが、かなり感慨深いものがあります。こんなに世界中を回り歩いた年は、かつてなかった。今年一月から思い出してみると、日本-NY-上海-日本-Berlin-Cork(Ireland)-Berlin-Paris-日本という順に、今やっと振り出しに戻っている気分だ。アートだけに生きた、本当に幸せな一年だった。これが幸せと呼べなくて、他になにを幸せと呼べるのか。

半年ほどアイルランドにいたおかげで、時間をゆっくりと使うことを知ることができました。逆に、待たされることに慣れ過ぎて、感覚が鈍感にもなっている。前よりいい加減な人間になっている事は、間違いない。いいのか悪いのかは、まだよくわからないが、とりあえず生きている。

来年に向けて準備することが多いので、2008年が終わるからといっても、ぜんぜん休まる気持ちではないが、たまにはゆっくりした方がいい。正月くらいはのんびりしてみようかと思います。来年は、これまで培ってきたものがやっと芽を出す年になればいいと思います。

最近思うのだけれど、前ばかり見ていたせいで気がつかなかった事が、本当に多い。たまには振り向いてみようか。KGS(久保田組スタジオ)は、こんなに大きくなりましたが、構造は複雑になってしまった。整理整頓が苦手なのも、そろそろ考えた方がいい。雑な人生にも程がある。それについて、来年考えてみることにします。波乱の予感。

スタジオ改名
2008年12月27日

忘年会シーズンに突入し、飲んだくれの日々が続いています、ガンマ久保田です。
昨日は昼間、スタジオ建設作業で壁にトタンを打ちつけました。それにしても寒かったです。風が寒さに追い打ちをかけてきましたし。それでもお手伝いに来てくれたTomityさんに感謝です。2月までに完成予定ですが、これを機に 久保田組スタジオ という長い名前からもっと簡単なスタジオ名に変えたいと思います。時間があれば、スタジオ壁にサインもでっかく書きたいと考えている。

最近の美大生は、学校のものすごく便利で快適な設備を使う事に慣れてしまっているせいか、僕のスタジオのように自然の環境をもろに感じるところはやりにくいのかもしれません。実際使ってくれている作家は、美大等教育機関から出て社会人となり何年かもまれた方々で、一匹狼的に作家活動されている人が大半です。だから見た感じアートの流行とかに関係のない個性を持っている人が多い。一人一人で借りているんで、仲良しグループで使っているアトリエとは雰囲気も違う。これからも、そういうシビアな環境の中にいても、アートを続けたいという人が集まって、ここで制作してくれればいいと思います。

スタジオの新名称は、ムラヤマなんとか と、ムラヤマという言葉をつけたいと思ってます。
武蔵村山には、武蔵村山にしかできないことがあります。畑の真ん中でないと出来ないこともあります。

芦別(あしべつ)
2008年12月23日

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週末、北海道に引っ越した吉岡さんを訪ねて芦別市に行ってきました。吉岡さんは、ムサビ時代の先輩で今までの人生の中で大変お世話になった人です。誰にも話せない悩みも、吉岡さんだけには話せたものでしたので、僕はかなり救われてきました。パリ滞在も半年間一緒の期間を過ごしたので、一緒にノルマンディーとかに行きました。世界男根彫刻大会in Koreaも一緒に行き、吉岡さんが優勝しました。
今は、違う方面の木工の仕事の方で頑張って奥さんの昌世と息子ユウゴと故郷芦別で暮らしています。

芦別は、一面雪に覆われ足元つるつる状態でした。ここはかつて炭鉱で栄えた街なので、今でもその名残があります。石炭から観光へと産業の比重を変えて久しいのだが、うまいこと行っていない様子。何故だか、僕は炭鉱に引き寄せられる。以前も筑豊炭田に行ったことがあります。歴史マニアではあるけれど、炭鉱マニアではない。でも何故に。

炭鉱の街というのは、朝鮮人労働者が働かされていた影響なのか、ホルモン焼きがかなり美味い。芦別も例外でなく、吉岡さんに行きつけの 熊っこ という店に連れて行ってもらった。一切れがかなり大きくて食べ応え有りでした。γ-GPTを気にしながら焼酎を飲みまくりました。

町中にある芦別の歴史資料館へ行きましたが、炭鉱関係のモノだけでなく、縄文遺跡やアイヌの文化も見ることが出来ました。縄文時代、ここはかなり盛り上がっていた様子です。見たこともない矢じりが沢山ありました。明治時代に開拓民が芦別にやってくる前は、アイヌの人たちがかなり住んでいたらしいです。町を流れる一級河川 空知川(そらちがわ)をハイライトを吸いながら眺めつつ、その当時を想像する時間は、なんとも豊かな時間でしたよ。

写真は、炭鉱で使っていた削岩機。

万治朗くん
2008年12月19日

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ここ2日間アトリエの建設の手を休め、ふたたび長野に帰っていました。というのは、来年12月に神奈川県民ホールで開催されるグループ展(久保田が参加)のための取材に、学芸員の中野さんが遠路はるばるいらしてくれたので、僕の作品のルーツについて御案内をしました。僕の作品は、故郷諏訪とは切っても切り離せません。一緒に諏訪大社や御柱祭についての史跡を回りました。

前日に中野さんから、現代美術に対して拒否反応をしているウチ両親に、僕の作品がいかにスゴイのか説明していただきましたが、まだ理解する気がないような感じでした。もう、目の前で車を廻してやるしか方法はなさそうです。車を廻す事が、ただ奇妙なことにしか思えないようですが、それはまだ見ていないからです。ウチの両親が僕の作品を理解できるような日が来るということは、日本国民がみんな僕の作品を理解してくれるという事と同じだと信じています。そんな日はきっとくる。それは来年の12月、神奈川県民ホールにやってくる。

写真は、諏訪大社下社春宮の近くにある 万治の石仏(通称 万治朗くん in 久保田家)。田んぼの中に存在し続けた巨石を、石工がこんな風にレリーフとからめユーモラスな仏に仕上げました。岡本太郎も絶賛した彫刻です。いつ見ても心安らぐ風貌です。

明日から北海道に行ってきます。そうです、僕はまったく落ち着きがない男です。

新スタジオ建設 進行状況
2008年12月16日

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確か約一ヵ月前に帰国して、それからというもの墨俣一夜城ペースで新スタジオ建設を行ってきました。助っ人の皆さんの協力で、驚異的なスピードで建設は進んでいます。今日は4つ目のサッシを取り付け、なんだかスタジオとしての恰好がついてきました。屋根も完成しているので、もう雨の心配も無いです。近所のおじいさんの「家らしくなってきたじゃんかよ」の声援が心に響きます。でも、一年前の冬の様に、ここに住むことは無いので、家ではないんですケド。。今日はTomityさん、千葉君が手伝ってくれました。

建設当初は、一人でやっていて急いでいたこともあり、なんでもイイや どうにでもなれ的にやってました。おかげで、この建物は土地の形が変形していることも原因で、上空からみるとかなりの「菱形」だ。。こんなところでもまた味を出してしまった・・・。真四角の建物に比べ、菱形建築(造語)というのは、造作に手間がかかる。僕は、かなり菱形建設のエキスパートになっています。武田信玄が乗り移ったとしか思えない。

明日から用事があって長野に行き、その後北海道に行くので、しばらく作業は中断。でもここまで進んでいれば、後の作業は単純なものなんで気が楽だ。なんちゃって菱形建設の御用命は、武蔵村山 久保田組スタジオ まで。

空きスペースはまだかなりあるんで、早いもの勝ちですよ。御見学随時受け付けております。

僕は心が汚れている
2008年12月12日

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最近わが祖国ジャパンは、あまり景気の良いニュースが聞かれませんが、今日スタジオの帰り道に誰もが考えるのに、なかなか見ることの出来なかったアレをついに発見!!!これは号外級のニュースです。みんなが待ちに待っていた チンコさん の登場です。それもチンコ オアシスとは、仕事に疲れた労働者のまさに桃源郷、酒池肉林です。武蔵村山にあります。

これほど堂々としたチンコは久しぶりに見たので、車を止めて撮影してしまいました。僕は、フォトショップとかで消したりという姑息な事は、決してしていません。それなのに、自分自身「これは店側のヤラセではなかろうか」とか、「この光景はきっと現実ではなく、インターネットの画面の中で、誰かが修正している」などと思ってしまうのは、現実を認識する力の欠如と世間への不信感なのだと思われます。

子供のころのように、何故無邪気に喜べないのか?それは、僕の心が大人になって曇ってしまっているからなのです。教えてくれ!!壊れかけのRadio。

Tomityさん
2008年12月10日

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あいかわらず早起きをしてスタジオ建設作業をしているが、この単調なリズムを繰り返していると、自分がアーティストだってことを忘れて、ひたすら労働者している自分に気が付く。本来ならば、本を読んだりなにかしら作品の足しになるような情報を仕入れたいところだが、そんな余裕は無さそうだ。屋根にトタンをひたすらに張る単調な作業のせいか、少しモチベーションが上がらず、今日は地面の上に寝転がって昼寝をしてしまった。

そんな時、今日も近所に住んでいる競輪選手の富田さん(別名Tomityさん)が手伝いに来てくれました。Tomityさんは、レースで怪我をして今のところリハビリ中。僕の作業を嫌な顔もせず毎日手伝ってくれている。競輪のレースの時には、勝負師の顔をしているのだろうが、普段は気さくで明るく、好奇心旺盛なイメージのおじさんだ。KEIRINの宣伝のために海外にもよく行っているようで、ベルリンにも自転車友達がいるそうだ。今日は床板を張るための下地作りをやってもらった。屋根と室内の作業が同時進行できることは、本当に助かります。毎日暗くなるまで僕の作業につきあっていただいている。一人では気持ちが滅入ってくる作業も、おかげでやる気がわいてきます。

屋根の上で吸う超辛口の煙草「峰」は、ぐっと来るなあ。

晴耕雨呑
2008年12月09日

今日はなんと、3人もの助っ人が来てくれました。毎日来てくれる近所の競輪選手Tomityさん、Roof秦、和歌山からやってきた舞台美術をやっている武田さん。計4人の作業はやはりはかどる。武田さんは、久保田組スタジオの見学に先日来てくれて、そのまま手伝いまでしてくれている。なんという人だ、信じられん。

午前中は晴れていたが、午後は雨。こんなに人が来てくれているというのに、自然というのは無慈悲でございます。途中で本降りになり、作業は中断。止まないので帰ることにしました。屋根と壁に張るトタンの量と、その値段にビビりまくり今日はダブルパンチです!!うーん、甘くない、ダイドーコーヒー BM(微糖ミルク)。

今夜はジョージと吉祥寺で呑むことになっているので、これから出かける。

晴耕雨呑

今日はなんと、3人もの助っ人が来てくれました。毎日来てくれる近所の競輪選手Tomityさん、Roof秦、和歌山からやってきた舞台美術をやっている武田さん。計4人の作業はやはりはかどる。武田さんは、久保田組スタジオの見学に先日来てくれて、そのまま手伝いまでしてくれている。なんという人だ、信じられん。

午前中は晴れていたが、午後は雨。こんなに人が来てくれているというのに、自然というのは無慈悲でございます。途中で本降りになり、作業は中断。止まないので帰ることにしました。屋根と壁に張るトタンの量と、その値段にビビりまくり今日はダブルパンチです!!うーん、甘くない、ダイドーコーヒー BM(微糖ミルク)。

今夜はジョージと吉祥寺で呑むことになっているので、これから出かける。

夕日に向って屋根を張れ
2008年12月08日

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ムサムラで屋根張り芸術家として小ブレイク中の久保田です。犬の散歩をされている近所の方々から、温かい声援が心にしみます。今日は、屋根のトタン波板を打ち付ける為の垂木を単管に打ちつけました。久保田組第3スタジオOPENまで、あと2か月。

スタジオの借り手は、まだ決まっていませんのでお問い合わせの方、お早めに!!!!!

あと、昨日の日記の写真について 「久保田は若ハゲ説」 が浮上していると匿名で連絡がありました。ボクの毛は生えています。ウチの親父も禿げてはいませんし問題はありません。きっと目の錯覚でしょう。毛なんか有っても無くても、そんなもんどうでもいいんです。

ありがとうございます
2008年12月07日

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昨晩は、滞在させてもらっている東大和市NPO法人 創造エンジンの総会&飲み会に出席しました。彼らはアートをサポートする活動と地域の活性化の為に、日夜エネルギーを燃やしています。僕は海外を拠点にしているんで、日本からの応援支援マジでありがたいです。今は宿を提供していただいていますが、事務所の雰囲気、まるで家族のように温かいです。今日もさっきみんなで肉まん(関西からスタジオ見学に来ていただいた方々からもらっちゃった)を食べました。

今日の昼間は、昨日の二日酔いを引きずりながら、単管の上で高所作業でしたが、近所に住んでいる競輪選手Tomityさんとスタジオ使用者の千葉君が手伝いに来てくれました。Mixi で知り合ったTomityさんは、二日連続で来てくれました。ありがたいです。

こうやっていろいろなサポートをしていただいて、僕はしあわせです。これからウンコを漏らしそうになるほどのスゴイ作品を作って、皆さんのサポートへの恩返しをします。写真(創造エンジン綾木さんの日記から無断借用)は、創造エンジン理事長の山田君と事務所改造のお手伝い風景。世界を変えるというのは、地面を掘り起こす所から(ユンボとダンプは大森さんに借りました)はじめるものです。皆さんに、オンブに抱っこ、迷惑までかけて突き進んで行きます。

助っ人登場
2008年12月04日

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かなりきつい日程なので、日が昇り空が明るくなったら作業をはじめ、暗くなったら終わる 縄文式行程で建設しています。2月中旬までに終わらせるの、かなりハードで参ってますが、昨日は調布が生んだ聖人 馬塲クンが手伝いに来てくれました。彼は青梅にある明星大学で助手をやっていて、動物をモチーフにした彫刻をやっている。数年前に久保田組スタジオを使ってくれていましたので、この建物のことは良く知っている。

すばらしい!!一人でやっていた作業は、二人になったとたんグングン進み始めました。ジョイフル本田で買った6メートルの単管を屋根に持ち上げるのは、一人では厳しい。素晴らしいタイミングで馬塲クンは来てくれました。ありがとう。この借りはいつかきっと。。。

今日はまた一人で作業しましたが、案の定ぜんぜん進まなかったでーす。足場の上り下りのしすぎで、オラウータン筋が発達するでしょう。最近、この 「風来坊&自分で建設」 生活のおかげで、自分は寅次郎なのか五郎なのかわからなくなってきました。誰か一緒に焚き火しませんか?

日本の神様
2008年12月02日

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この週末、家族と一緒に温泉旅行に行ってきました。目的地の伊豆に向かうまでの道のりで、富士山の麓にある湧水や、滝、お寺等いろんな場所に立ち寄りました。その間に思ったこと「神様多すぎねえ。。?」いろんな観光地に意味のわからん、説明を読む気にもなれない神様がたくさんいました。それは、この国の個性とも言えるけれど、外国から久しぶりに帰ってくると、神様があまりにも人間っぽくて笑えてくる。そして必ずお賽銭が投げこまれている。この外国紙幣が壁に貼り付けてある光景は、アイリッシュパブでも見たが、何かどうでもいい気持ちになる。恐るべしルール無き自然崇拝。

この後、お寺に行って境内の美しい紅葉と竹林の緑のコントラストを楽しみました。仏教についてあまり知識が無いので、そういう表面的なものしか今回は感じることができなかったのが残念です。ドイツにいたせいで、演出よりも中身を見ようとする影響を知らず知らずのうちに受けているのかもしれない。本堂にたどりつくまでのわずか20メートルで既に満足しました。

次の日、韮山の反射炉(江戸末期 外国船を打ち払うための大砲を鋳造)を見ましたが、近くにあった北条早雲がまだ相模国主になる前に住んでいた山城 韮山城、頼朝が島流し生活を送っていた蛭ヶ小島が見られなかったのが残念だ。デートや家族旅行で行く場所ではないもんな。うまい刺身食えて楽しかった。

帰郷
2008年11月28日

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昨日からアトリエ建設の手を休め、約一年ぶりに故郷 諏訪に帰ってきている。久しぶりに帰ると、急に狭い場所に閉じ込められたような、妙な気分になるのは、周りを山に囲まれた地理的な環境からだろうか。僕が生まれた所は、八ヶ岳連峰と南アルプスに挟まれた場所で、グーグルマップで広範囲に見たら、モロに山の中に住んでいるように感じる。畑や田んぼが沢山あるのを見ると、この間までいたアイルランドよりだいぶ土地が豊かなんだなあと思う。恵まれている。

家から少し歩けば、南アルプスの一部を成している入笠山(にゅうかさやま)がドーンと迫ってくるのだが、今は冬なんで、夕方3時頃には、この山のおかげで日差しが無くなってしまう。長野県は山岳地帯なので、その環境的要因もあるのか人々の性格も独特なように最近感じる。人が頑固だ。人の話を聞いているように見えて、ぜんぜん聞いていないこの自分の性格もここから来ているのではないかと感じる。育った環境というものは、本当に人の性格形成に強烈に作用するものなんだなあ。恐ろしい。

この村で夕方3時にあたりが薄暗くなってくると、子供のころ保育園から帰ってきてテレビで、遠山の金さん を見ていたのを思い出す。昨日、車の中で聞くために中古でCDを買った。必殺仕事人サントラ を買った自分は、最近少し頭がおかしいかもしれない。必殺仕事人のテーマは、スペインの闘牛の音楽から来ているという事がいまさらながらわかり、滑稽だった。平尾昌晃、あなどれねえ。

小さな町でも、住んでいる場所によって人々の性質も変わってくる。日当たりが良い場所の人は、おおらか。僕が生まれた場所の人は、なぜか細かいことにこだわり、せっかちで頑固。この狭い町でもこんなに違うんだから、世界中で文化や習慣に差があるのはあたりまえだ。ヨーロッパから帰ってきたばかりだから、違いを楽しんでいるところ、というか強烈な力で諏訪人に引き戻されているところだ。おもしれえ。山岳地帯 長野。このミニユーゴスラビアのような場所は、やっぱり全体のまとまりがないのだろうか?出てから15年以上経つので、わからないことが沢山ある。

暗(くら)くなるの早(はや)い
2008年11月26日

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昼間(ひるま)スタジオ建設作業(けんせつさぎょう)をしているが、明(あか)るい時間(じかん)が短(みじか)すぎて参(まい)ってます。だから朝(あさ)7時くらいから始(はじ)めることもあります。日本に帰ると、ヨーロッパでは怠(なま)け気味(きみ)な私も、超人的(ちょうじんてき)な働(はたら)き者(もの)&呑(の)み者になりますから、一日が過(す)ぎていくのが異常(いじょう)に早(はや)い。まさにアッと言う間に過ぎる。写真(しゃしん)を見ると沢山(たくさん)の人が作業(さぎょう)してるように見えますが、今(いま)のところ一人(ひとり)ぼっちでーす。誰(だれ)かお手伝(てつだ)い来(き)てくれませんか?飯(めし)くらいはおごるよ。気分(きぶん)が良(よ)ければ、酒(さけ)もおごってくれるかもしれないぜ。

周(まわ)りの人たちが目まぐるしく働いているのを見ると、つられて早くなってしまう。
やっぱり、アーティストですから急(いそ)ぎすぎず、豊(ゆた)かな時間を過ごせるよう心掛(こころが)けたいです。昨日(きのう)スタジオの近所(きんじょ)のおじいさんから、カブを大量(たいりょう)にもらってしまいました。このおじいさんは、毎日(まいにち)ボクを応援(おうえん)してくれてます。久保田組(くぼたぐみ)スタジオ、武蔵村山(むさしむらやま)で市民権(しみんけん)獲得(かくとく)です。

今日は、ふりがなの日です。

整地ほぼ完了
2008年11月21日

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竹の根っこどもとの格闘の末、やっと地面が平らになりました。写真ではわからないですが、相当凸凹だったんで手間取りました。やっぱり機械はすごいです。人力とはわけが違います。一日中無心に何かに打ち込むという作業がしばらく無かったもので、夕方にはアドレナリンが分泌されていました。明日、スタジオの面子と一緒にこのテントを移動します。

新スタジオは、3,4人で使えるサイズを考えていますんで、かなり大きなものになるでしょう。近所にジョイフル本田があるんで、単管やコンパネの値段を見に行きましたが、2年前とそれほど変わってなかったです。2月中旬からスタジオを新規使用希望者の方、随時見学OKですよ。いいですねえ、僕も使いたいです。

整地
2008年11月19日

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村山のジャングル開拓中。元は竹藪だったので、根が到る所に張っています。ぜんぜん平らになりません。草もすごいです。8年前に伐った竹がまだ山のように積んであるので、そいつをドラム缶の中で燃やしながら減らしていきます。竹の根張り出し防止壁を作るために穴を掘っていると、カブトムシの幼虫がわんさか出てきます。もう一週間前にパリにいたことは忘れてしまいました。

新スタジオ
2008年11月17日

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連夜の飲んだくれ生活に終止符を打ち、今朝は二日酔いもなく起床。朝7時からスタジオ入りする気合の入れようです。というのは、この写真で見るとおり新スタジオ建設は、整地すら終わっていないのです。2月中旬には完成させたいと思っているのですが、かなり厳しいスケジュールとなっている。1月にはマキイマサルファインアーツで個展もあるし、どうなってしまうのかー。いつものことですが、自分がいやになります。

新スタジオ建設にこれからの活動の命運がかかっていますので、泣いている場合ではない。それにしても、もう冬なのにめちゃくちゃ蚊にさされたのはどういうことだ?明日の朝、大森さんにユンボをお借りして、この草むらを平らにします。今度はダンプを壁にぶつけないように注意。誰か一緒にやらない?土木って結構楽しいんだよ。泥だらけにもならず額に汗もせずに、それで人生を語れると思ったら大きな間違いですよ。

次の日記できっとユンボに乗った赤いニッカポッカの人が現れるでしょう。

赤いニッカ
2008年11月15日

帰国してからというもの、毎晩人に会い、飲み歩いている久保田です。昨日は横浜で来年の展示の打ち合わせをした後、中野さん堀江さんと居酒屋へ行き芋焼酎をかなり呑み、立川に着いた頃モノレールの終電がなくなっていました。今夜は、立川にあらかじめチャリを置いておく技を使うこととします。今日はがんばってウーロン茶をのむように努力。

今日の昼は、久保田組スタジオ新規増設工事をスタートさせました。でも、久しぶりの土木工事はぜんぜんやる気が湧いてきません。これは作業着のせいだという事で、店に行きやる気を出すために、真っ赤なニッカボッカーを買いました。店のおばさんが、店頭に置きすぎて色褪せたやつを1000円に値下げしてくれた。おばさんが勧めるとおりにいろいろ買ってしまいました。疲れからか頭がボケ気味です。

やっぱり、赤い作業着は気合いが入ります(はじめだけ)。スタジオ裏の藪地帯に入り、整地の準備です。一番嫌になる作業です。なぜかまだ蚊がいて刺されました。ブルーハーツのCDがあったので、かけてみましたが「お金が無けりゃー 嫌なことでもやらなきゃならねー」という歌詞が納得です。

今夜はこれから、渋谷の居酒屋 ニュー信州にて、スザンネとか飯島に会います。ウーロン茶を心がけたいと思います。

創造エンジン
2008年11月12日

帰ってきたぜー。そして、飲んでいる。
今日は、義理と人情とやせ我慢の人、大森壮一郎の家で昼から日本酒を2人で一升あけました。
昨晩は、山田ゆうきと入れ墨OKの銭湯へ行った後、宿をお借りしている東大和 NPO 創造エンジン オフィス(地球工藝社)にて越の寒梅をごくごくとヤクルトのように飲みました。しあわせとはこういう事をいうのです。まだボク若いです。明日ウコンを買います。

いつも思いますが、俺は人に恵まれていると感じた。暖かいなあ。

それにしても、何を食ってもウメえぞ日本は。たぶん、これからデブになるでしょう。
スタジオ建設作業があるから、食って飲んで労働 の健康サイクルでがんばります。
時差ぼけは皆無。明るくなったら起き、暗くなったら飲んで寝る。すばらしー。

明日 国分寺ルーフ デビューの予定。

I will come back to Japan soon.
2008年11月08日

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I met Bunpei's family in Cite des Art last night.
I also lived there 4 years ago and tatooed.
This weekend I go to Nancy where is easten city in France.

Paris
2008年11月03日

I'm enjoying nice food and wine every night.It's excellent!
It's nice weather and not so cold.I went to Petit Palais to see dessins of KUROSAWA yesterday.

Mr New Shinsyu

Bonjour
2008年10月31日

I'm in Paris.Tonight I will see Bunpei and Jim.

目覚め
2008年10月25日

こんにちは。住所不定、無職、自称芸術家、来週ドイツ滞在ビザが切れる久保田です。
たった一ヶ月滞在を延期しただけで、帰国のチケットを文化庁からもらえなくなりました。
PCの調子が悪く、写真の無い日記が続くでしょう。

でも、ぜんぜん元気にしていて最近は今まで興味が全くなかった料理に挑戦しています。かなり楽しい。
こんなに面白い事が、すぐ近くにあったとは。ベルリンでは食材が安いし、ユーロ安なのでついつい沢山かってしまう。このまま1ユーロ 100円くらいになってくれると、本当にありがたい。

この間、友達の家で久しぶりに美術手帳というモノを見たが、若手日本人作家って(オレもそうだけど)やっぱり軽くて薄くて、白っぽいものを作っているんだね。コンドーム軍団と呼ぶ事にします。コンドームをつけたチンポでは、摩擦が少なくて物足りないでしょう。来月から少し帰りますが、久しぶりに帰るとショックでかいんだろうな。テレビとか見てもわからないだろうし。パリ経由で帰るよ。オレもゴムでもハメようかな。

秋のベルリン
2008年10月19日

ベルリンに帰って来てから数日が経ちますが、ここは結構快適です。ユーロが下がったし、アイルランド帰りなので、全てが激安に思えます。スーパーで買うものが半額か3割引です。ビールもタバコもすげえ安い。今更ながらびっくりしている。アイルランドも良かったけれど、やはりモノの値段が違いすぎる。しばらくはこのギャップを楽しめますが、買い過ぎに注意です。昨晩は、来月とうとう本帰国してしまう松崎氏とバーでビールを飲みまくり、今後の展開について話し合いました。じわじわと何かを進めます。やります。

おれは秋という季節が四季の中で一番好きだ。なにか空が一番大きく感じられる季節で。広々としたベルリンをチャリンコで激走するのは気持ちが良いです。道が広いです。坂が無いです。この陽気もしばらくしたら冬へと近づいていってしまうのだろうが、それもまた良し。しばらくこのゆっくりした時間を楽しもう。孤高にそそり立つベルリンテレビ塔が白みがかった空と同じ色になっています。

オヤジからのメールでは、実家の長野は既に相当寒いそうな。帰国してスタジオ建設を手がける頃は、東京ももう真冬。久しぶりの屋外での肉体労働は、かなりシビレると思うが、ヨーロッパ生活で弛緩した精神を鍛え上げるには丁度いい。気合いを入れなおそうと思う。昼間労働、夜居酒屋。それだよ、それを待っていたんだよ。居酒屋無しでは語れません人生は。悪いお友達に捕まらない様に注意です。国分寺Roofは居酒屋ではないですが、夜な夜なある男が訪れる日が近いです。

募集
2008年10月15日

来年の6月頃、アイルランドにまた行きます。コークのミック&アイリーンのアトリエ建設をちょっと手伝う為です。誰か若い土木系(そうじゃなくてもいいよ)アーティストの方、僕と一緒に行きませんか?
タダでしばらく泊めてくれるし、美味いメシが食えるよ。旅費は自腹。

こういう機会を利用して、何かきっかけをつかむべきだと思うんですが、やる気ある人いないですか?
アーティストである事が条件だよ。日本人通の人達だし、ゼロから始めるよりはぜんぜんいいぜ。待ってても何も起きないです。いろいろ学べると思うんだがなあ。

とにかく興味ある方、メール下さい。

さらばコーク
2008年10月14日

今日ここを出る。とうとうそんな日が来てしまった。なんだかんだ言っても、その日は必ずやってくる。
昨日は、ミック&アイリーン家にチャイニーズショップで見つけた電気火鍋をプレゼントし、それを囲んで夕飯を食べた。気に入ってくれたようで、かなり喜んでいた。今度来る時までに、おそらくアイリッシュ火鍋レシピが出来上がっているだろう。先人、遠藤さん以来この家には日本人が残して行った調理器が増えていっている。

食事後、暖炉を囲んで話をした。うまいことはぜんぜん言えなかったが、この家で生活したおかげで、オレは変わったという事を伝えた。確かに変わった。モノの質について考える様になった。それは彼らと食生活を共にしたにが大きな要因で、毎週サタデーマーケットでは、新鮮な食材を手に入れた。魚屋では、魚をさばいている人と話をしながら選ぶ。八百屋やパン屋では、作った本人の顔を見て買うわけだから、間違いが無い。美味さがちがう。昨日古本屋に行って料理の本を買ったので、ベルリンに帰ったら作ってみようと思う。

今朝はいつもの朝と一緒で、霧雨が降っている。6ヶ月があっという間に過ぎ去ったが、知らないうちに自分が変わって行くのに驚く。「環境が人を変える」十年前に思った言葉だが、やはりそれに間違いは無かったようだ。これからも変わって行くのだろう。人生に立ち向かいながらも、日々の生活を楽しむ事がそれに潤いを与える。これを知る事が出来たのは、大きな糧だ。ゴージャス という言葉は決して豪華絢爛という意味では無かった。質素でも豊かなくらしをしていれば、それは ゴージャス なんだ。生活が苦しくなってもその事を忘れない様にしたいが、この性格では必ず忘れる。忘れたら、またここへ戻って来ようと思う。

Fordのマーク注目
2008年10月13日

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昨日の写真、一部の方々から デブ、暑苦しい、褌にこの帽子は意味がわからん、変態っぽいと御指摘を受けましたので、誤解を解いていただく為に拡大写真です。ディーゼルタンクについたマークと、帽子に注目。あたかもFordの
サポートを受けているかの様な雰囲気を醸し出したかったのですが、みごとに失敗の模様。帽子はマーケットで
偶然見つけ、嬉しくてかぶってしまいました。5ユーロです。

ヘンリーフォードの父ちゃん、コーク郊外で生まれたんだよ。今アメリカのビッグ3ヤバいらしいですね。
僕はとにかくユーロが下がっただけで嬉しいです。

Fordトランジッド最終日 ダイジェスト 7
2008年10月11日

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Ford、いままでその会社と車について考えた事はほとんど無かった。コークにナショナルスカルプチャーファクトリーがあって、知り合いのミックとアイリーンがいた。それだけの情報とツテでここへやって来た。偶然にも港でアートフェスティバルがあると聞き、会場がFordの工場だったことを知る。不思議なつながりが見えて来る。何か見えない力が作用して、後ろから押されているような気持ちになる。これからも、ここコークには時折やってくるだろう。ケルト人とそれ以前の何人がわからない人と御柱のアミニズムの関係も、これから調べてみたいしな。これからはやっぱキリストとか仏陀、イスラムより、ルールというものがほとんど存在しない自然崇拝が流行るでしょう。実はこれが無ければ、世界は廻って行きません。

この二年間、奨学金を立て続けに貰う事が出来たんで、車を二年連続で廻す偉業を達成出来たが、これからは資金面での苦労が始まるだろう。なんだかんだ言っても、金が無ければ何も始まらないからな。おー、どうしたらいいですかねえ。来週から、ベルリン、パリをまわり日本に一度帰ります。日本でしばらく金策です。ここ何ヶ月かは久保田金策に名前を変えて頑張ります。

今回は、すごくFordの為に尽くした。何か見返りがあってしかるべきと思う。どうですか?Fordさん。今度サポートしてくれませんか?他の自動車会社の方々にも、今度聞いてみる事にします。人間は金が無くなったとき、本当の姿をさらけ出すものですが、あんまりさらけ出さない様これから努力です。とにかく、アイルランドを後にしたらしばらく充電期間をおいて、金策になります。

Fordトランジッド最終日 ダイジェスト 6

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北の漁場、望郷じょんがらの二曲が無事終わりました。じょんがらの方の三味線にあわせた、ゆっくりとした車回転のノイズは、どこに行っても人々の心を打つ様です。実際にフォードファクトリーが操業していた当時を知る年配の方が、かなり感動してくれたように見えたので、うれしいです。

「コーク市は今日も雨だった」という作品名をつけたのに、神様は何を考えているのか知りませんが、パフォーマンスの時だけ意味も無く超快晴にしてくれました。こんな天気は一年を通してもめったにないです。嵐の中で強行回転を少し期待していました。
(Photo Pauline Izumi Colin)

Fordトランジッド最終日 ダイジェスト 5
2008年10月10日

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エンジンがもうもうと白煙を吐き始めた。クラッチ板が焼けている。とうとうクラッチ板がすり減って、動力が伝わりづらくなってしまった。でもまだ飛行は可能。車が重いおかげで振り子の原理なのか、ぜんぜん止まらない。やっぱり演歌にはスモーク。わかっているなあ。
(photo Pauline Izumi Colin)

Fordトランジッド最終日 ダイジェスト 4

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Fordトランジッドがバリバリ廻りはじめたが、エンジンシャフトの回転数が早すぎるので、ベルトが激しくスリップする。今日は最終日なので、いつもよりベルトにテンションをかけておいた。が、すべる。クラッチを何度も切る。半クラッチ状態がずっと続いている。クラッチ板が熱を持ち始めた。やばい。

でもこれが最後のパフォーマンスだ。ぶっ壊れても構わないと思いアクセルをまわした。バンの回転は順調だ。これが男のロマンです。
(photo Pauline Izumi Colin)

Fordトランジッド最終日 ダイジェスト 3
2008年10月08日

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最終日のパフォーマンス応援のため(だとオレは信じる)、日本からマグロ漁船が二隻やってきました。
ここは地球の裏側、地の果てアイルランド。わからないと思うけど、これは奇跡的光景なのです。
漁師さん達がパフォーマンスを見に来てくれましたが、意味を説明するのが難しかった。彼らの様な人達がただ単純に感動してくれるなら、
本当は意味なんかどうだっていいんだ。

これは次の朝撮った写真ですが、この後彼らは給油と食料調達を終え、大海原へと出て行きました。

Fordトランジッド最終日 ダイジェスト 2

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コーク港に向かい、パフォーマンスの安全と力を貰える事を祈願して、「港の神様お願いだー」の掛声です。
当然、アイルランドの人達に意味がわかるわけは無いですが、何かを感じた様です。

Fordトランジッド最終日 ダイジェスト

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清酒の代わりに、コークの地ビール ビーミッシュをかけてやりました。
パブからパクって来たグラスに注いで、ゴクゴクと飲ませてあげます。
(Photo Pauline Izumi Colin)

神懸った日
2008年10月06日

昨日は最後のパフォーマンスの日だった。オレは晴れ男だが、いつも雨ばかり降ってるアイルランドだし、今回は嵐の中のパフォーマンスでも良いかなと半分思っていた。朝起きてみると、超快晴。こんな事はここコークに来てからほとんどなかった。ついている。今日は、アイルランド以降の自分の人生に勢いをつける為に、曲は北島三朗「北の漁場」に決めた。

パフォーマンス準備の為に早めに現場に行き、ボルトの弛みを締めなおす最終確認をした。振動でボルトは緩んでくるから、この確認を怠ると思わぬ事故につながってしまう。だんだん人が集まり始めた。結構前回のパフォーマンスが口コミで広がっているんだろう。ミックの親戚のジョニーがやってきたが、誰からの御土産か知らんが、頭に日の丸と「日本」と書かれた鉢巻きをしている。彼は前回のパフォーマンスにも来てくれていて、その後「カミカゼ」を連発していたので、何か影響を受けてしまったのかもしれない。とにかく頼もしいサポーターだ。

彼が港の方を見ながら「日本の船が来ているぜ」というので見てみると、なんと第十ナントカ丸という漁船が二隻も停泊しているではないか!日本人がぜんぜんいないし日本の船など見た事も無かったこのコークに、そんなのが偶然来ているのが驚きだ。船の周りをねじり鉢巻きをした本物の漁師さんが歩いている。オレは彼らに自分のパフォーマンスを見てもらいたかったので、柵越しに声を懸けてみた。「こんにちわ」「コンニチワ」とジョニーと叫んだが、多分彼らとしても、こんなところに日本人がいるとは思っていないのか、反応してくれない。彼らは多分シャイなんだろうということになり、柵を越えて船に近づいてみる事にした。

鉢巻きのオジさんは、佐藤さんという宮城の人で、マグロ漁に来ていると話していた。他に土佐の人もいた。こんな地球の裏側まで、彼らマグロ漁師はやってきている。まさにオイラの船は三百トンだ(マグロ漁の歌)。すげー。オレのフォードと北島三郎が彼らを呼び寄せたとしか考えられない程のジャストタイミング。こんな事があっていいのか。彼らにオレのパフォーマンスを簡単に説明し、見に来てもらった。と言っても船から作品まではほんの数十メートルだが。

今日の最終日は、さすがに沢山人が来ている。特別にフォードにビール掛け、久保田による「港の神様お願いだ」という特別木遣り歌を披露した。盛り上がっている。日本人漁師さん達もウケている。車が回り始めたが、今までの無理がたたって来たのか、クラッチ板から煙がメチャメチャ出て来て、演出効果抜群になっている。どうかエンジンよ止まらないでくれと祈りながら、二曲が終わった。「北の漁場」は、彼らマグロ漁師に捧げたつもりだ。観衆も満足げだ。とにかく神懸った日だった。忘れられない日だ。涙が止まらなかった。

Fordトランジッド回転成功 4
2008年10月04日

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(Photo Pauline Izumi Colin)

旧Ford ファクトリー
2008年10月03日

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水曜日のパフォーマンスも無事終了。後は日曜日の最終パフォーマンスを残すばかりとなった。
一局目を 「津軽海峡冬景色」坂本冬美に変えてみたが、やはり女性の声が入ると、演歌の歌詞がわからない人達にも馴染みやすくなるようだ。演歌の歌詞、それはしみじみ聞いてみると悲しいものばかりだが、一人異国の地にやってきて車を廻す為に作業する地道な時間は、それ無しでは語れない。田や畑を耕す様にゆっくりとしか進まない作業、地道な作業、それは実に演歌的なものである。居酒屋のカウンターで一人飲む酒。オレは結構そういう時間が好きだったし、今でも日本に帰ったらそれをしたい。そんな雰囲気の無い場所で、演歌を聞く事だけがそれを思い出させてくれる。ここコークは雨か曇りの日が多い。そんな日はスタジオの帰りにパブに寄る。アイリッシュにはアイリッシュの酒の楽しみ方があるけれど、オレは日本人、そんなにすぐにそのスタイルに浸れない。居酒屋が恋しい。その思いをぐっとこらえてこの半年を過ごして来た。これからの人生、オレはどうやって生きて行ったらいいんかなあ。車を廻すという事にいったい意味はあるんか?こんな事で怪我をしたり死んだらどうするんだ? 

ぽつり ぽつりと ふりだした雨に 男はなぜか女をおもう 「酔歌」吉幾三

銭の重さをかぞえても 帰るアテはない 200海里をぎりぎりに 網をかけていく 北の漁場はよー 男の死に場所さ 「北の漁場」北島三郎

いろんな歌がそんな時間を支えてくれた。
この写真は現在の旧フォードファクトリーの様子。今は寂れているが、最盛期は何千人もの労働者の活気で満ちていた。今度の日曜日、いろいろな雑事は全て忘れ、パフォーマンスに集中する。彼らの力を蘇らせる。

Fordトランジッド回転成功 3
2008年09月30日

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ギアの切り替えとクラッチ操作が、盛り上がり方の勝敗をわけるのです。クラッチ板から煙が出ています。
構造的には危険が無いと確信していますが、どうしても主催者側がどこでも柵を作りたがるのが残念です。
(Photo Pauline Izumi Colin)

Fordトランジッド回転成功 2

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急遽ふんどし決定。これが日本の男です。
(Photo Pauline Izumi Colin)

Fordトランジッド回転成功

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秋晴れの空のもと、予定時間きっかりに回しはじめました。やはり、この車はごっつくて重い。土台から何から、今まで回して来たサイズの1、5倍の大きさだ。あまりの大きさに、やはり初めは人力で回さなければならなかった。体ごとぶつかってフォードを3回押し、やっと動き始め、その反動を利用してエンジンから軸へと動力を伝えた。ベルトが激しくスリップして、なかなか回転までいかない。こんな事は今まで無かったが、これが大型車の醍醐味というもんだろう。

無事回転したが、エンジンがかなり苦しそうだ。歯車のサイズと回転スピードがマッチしていないせいだ。このエンジンなら裕に車体を回せるが、力のバランスというものが全てを決める。この辺は、今までの経験と魂でカバーする。二曲が終わり、観客はかなりウケている。どうやら成功した模様。初日はやはり自分が酔える所までは達しないものだ。はたしてフォード労働者達の魂を呼び起こす事ができただろうか。とりあえず成功だ。次のパフォーマンスは水曜日だが、津軽海峡冬景色(坂本冬美)でもかけてみるかな。

(Photo Pauline Izumi Colin)

組立中
2008年09月24日

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今日はパフォーマンスをするドックランドに作品を運搬、組立をしました。この間の日曜日に、この場所があまりに汚くて散らかってたんで、徹底的に掃除をしたのですが、木製パレットとかパイプとか、重いものを思いっきりぶん投げていたせいで、かなり厳しい腰痛になっている。おじいさんの様な歩き方をしているので、周りの人から心配されているが、休んでいる暇はない。とにかくやらなければならないのです。アイルランドの人は、鎮痛剤を持って来てくれたり、いろいろ運んでくれたりと、結構やさしいです。

ここ何日か、今までがウソの様に晴れているんで気持ちが良いが、パフォーマンスの日まで続いてくれると嬉しい。今のところ、奇跡的にパフォーマンスをする時に雨が降った事は一度も無いので、記録を伸ばしたいですが、ココはアイルランドなんでかなり厳しい。そんな事より生きて帰って来る事を考える事が先決。ボルトを千切れそうな程締めている。

それにしても、オペレーター付きクレーンで組み立てたのはこれが初めてだ。今までは自分でやっていたからな。スポンサーってのは素晴らしいですねえ。フォードにもお金出してもらえる様に頼めば良かったよ、ホントに。そういう事が出来る人間になりたいものです。この数日は、じぇんとるまんは止めて、鬼にならなければいけません。

Irish Examiner
2008年09月21日

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アイルランドでも堅い(かたい)新聞(しんぶん)、アイリッシュイグザミナーにフォードトランジッドの記事(きじ)が載った(のった)ぞー。コーク市(し)で一番(いちばん)有名な(ゆうめいな)日本人(にほんじん)への道(みち)近し(ちかし)。

明日も(あしたも)取材(しゅざい)が来る(くる)らしいよ。テレビもこないかなあ。

今日は(きょうは)訳(わけ)あってフリガナ付き(つき)です。

Culture night in Cork
2008年09月20日

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芸術の秋とか言いますが、今週はここコーク市ではいろんな文化的イベントがあります。今夜は、美術館、ギャラリー等が開放されてタダで入れたり、いろんな所でオープンアトリエをしている日です。スカルプチャーファクトリーは、港湾地区で立体作品のイベントをやっていて今日がオープニングでした。タダ酒も飲めるし、パーティーには勿論参加。

普段スタジオで、このイベントに参加しているアメリカ人作家イニゴに、タバコを吸いながら、どっから来たの?とか、ふーんとか、ただのオッサンだと思い軽口をたたいていましたが、今日になって彼は、今年のドクメンタで暗室の中に鉄で作った巨大トレーラーを展示していたアーティストだと知り、水戸黄門状態です。写真の作品が彼の作品で、Wheater stationとかいう題名で、中に風圧測定機とか、気圧計が入ってます。シカゴではエラい先生なそうな。知らんかったー。ドクメンタとか出ちゃうとやっぱ世界中から引っ張りだこみたいです。金も出るし、作品も依頼して誰かが作る。今度日本にも来るそうな。いいですなあ、そんなふうになりたいものです。

とりあえずしこたま飲んで、来週から始まる車回しの事を忘れて楽しめました。

日本男児からジェントルマン
2008年09月14日

アイルランド入りしてからもうすぐで半年になる。環境が変わればやはり人の考え方も変わるもんですが、日本の習慣と西洋の習慣が、完全に違うなあと最近になってやっとわかるようになってきた。気がつくのが本当に遅いが「気がつかない、気が利かない」という性格の人間には時間が必要なのです。

やっぱりオレは男尊女卑の国から来たわけで、こっちは全く反対なわけだ。オレに着いて来いというより、女性の為にドアを開けて待ってあげてなければ格好いい男とは言えないのだ。料理の一つや二つ普通に作ってあげられるようでなければならない。限りなく女性に対してジェントリーである事が求められる。只今修行中。

初めはやはり抵抗があったが、今はそれもなかなかいいじゃないかと思う様になった。すごい進歩だよ、オレにとっては。日本男児である事は止めるわけにはいかないが、ジェントルマンな日本男児を目指してみようと思う。その方がいろいろと学べる事が多いし、そっちのがモテるしな。日本男児は西洋では女性にぜんぜん人気ねえ。チンコが小さいくせに威張っているとか言われている。いいところを残し、イメージアップを図るぜ。

Ford ファクトリー跡地
2008年09月09日

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今日、今月後半から車を回す場所を下見しに行きました。1987年までFordが車を作ってた場所だ。横には川が流れていて船が接岸できるので、ここら辺の人は、Docklandと呼んでいる。今では、工業関係の店舗や倉庫、一部アーティストのアトリエとして使われている。この広場には、出来たばかりのピカピカの自動車が並んでいたというが、今ではそんな事はウソにしか思えない。

それにしても殺風景な場所だ。これから高校生の決闘が始まったり、暴走族の集会、コンクリート詰め殺人ドラム缶が落ちていても不思議でない様な・・・。よくオーガナイザーの人の話しを聞かないで、勝手にここだと思い込んで来たのだが、本当にここで良いのだろうか。さあ、よくしらねえな。オレは人の話しをうんうんと聞いたふりをして、ぜんぜん聞かないタイプの人間です。最近では、コークの人達もそれに気がついて来た様です。

パフォーマンスの時、このコンクリートの隙間から生えている雑草を抜くべきか否か、今そんなくだらない事で悩んでいるのは、とても幸せな事かもしれません。そんな事より、ここに観衆は来るのでしょうか?何処ででも誰とでも闘うと猪木は言っているし、オレも作品に酔えればそれでいい。でも、少しは人が来た方がいいな。ここは巌流島ではないし。とにかく、あと2週間でArt Trail2008(オレが参加する展示)が始まる。

草抜いた方がいいかなあ、ちょっとはマシになるかもしれんしな・・、う〜ん(ホントはどっちでもいい)。この侘び寂び?は、ヨーロッパ人にはわからんだろうなあ。

重い、重すぎる
2008年09月06日

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この野郎にアルゼンチンバックブリーカーをかける日が、刻々と近づいて来ている。センターにシャフト(軸)を通し、土台に載せてみた。でかい、でかすぎる。周りの人達がその様子を見守っているが、やっている本人の方がホントはかなり怖い。見た目、何かがおかしいとオレは感じた。中に入って確かめてみたところ、あまりの重さにシャフトが曲がっている。これはただ事ではない。

ベルリンのトラバントと同じ径のシャフトを使っているのだが、今回の車はその2倍の重さはある。ここアイルランドは工業国では無い。ベルリンの時の様に、ちゃんとした硬質のマテリアルであるとは限らない。自分の背骨が折れてしまったら元も子もない。慣れて来た頃、オレは必ず事故る。これは定説です。植村直己と神様は、それを知ってます。

対策を考え、軸を支える為の構造を作りなおす必要に迫られている。くっそー。
昨日、エンジンの方はオジさん達の助けにより無事作動してホッとしたのも束の間、次なる難題がボクにのしかかってきます。誰かたちゅけて〜。

ケリー 4
2008年09月05日

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このレジデンスに4日間滞在させてもらいましたが、当然何か作品を作らなければならない。そしてタダで泊まらせてもらう代わりにその作品を寄贈する事になっている。オレは彫刻家だ、一応。でも何も道具を持って来ていない。おまけに彫る為の木など落ちてない。その辺に落ちているモノでヘッポコなインスタレーション風な作品だけは作りたくない。ドローイングという手もあるが、ありきたりすぎる。

考えたが、なかなか思い浮かばない。しかたがないので散歩をするが、落ちているものは石ばかり・・。という事で石を使って作品を作る事にした。材料 石、道具 石(主演 勝新、監督 勝新、歌 勝新のように)。道具となる石は、少し固めのものを用意。そしてひたすら削り続ける事5時間、作品が出来上がった。

またかよと言わないで。それは男根、日本の心。道祖神風にしてみました。
これを作る前、飢饉の時に餓死した子供達の墓や、修道院に行ったが、これと同じ様に石を削って作った石碑を多く見ました。これで、世界男根マップにまた一つ仲間が増えました。

(Photo Pauline Izumi Colin)

ケリー 3
2008年09月04日

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スケリッグスマイケルに船がやっと到着、気持ち悪くなりながら石段を上ります。急坂なのでほとんど登山の様です。足を滑らせたらマジで危険な所で、日本の観光地の様にちゃんと柵があるわけではない。現に崖から落ちて死んだ人もいるらしい。2、30分登り、やっとてっぺんに到着。

巨大かまくらの様な修道院がいくつもあります。このドーム型石積み建築は、どうやって作るのかいつも気になる。内側に木で型枠を作るのかなあ。でもここには木はぜんぜん生えてねえけど。日本人のボクは、怖くてこのかまくらの中で生活はできねえな。地震が(ここは無いんだろうが)こわい。こんな風が吹きっさらしの、土もろくに無い様な所でよく生活していたものだ。ガイドの人の話しでは、修行僧達は羊を飼ったり鳥の卵を食っていたらしい。小さな菜園もあったとか。

信仰の力とは凄いものですなあ。

ケリー 2
2008年09月02日

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西暦600年頃カトリックの修道士達が、孤島に教会を作り住んでいました。スケリッグマイケルという名前の島で世界遺産になっているそうです。ボートを予約し近くのバリンスケリッグス港まで歩きました。この日は雨は降っていなかったけれど、外海は荒れていて、気持ちが悪くなりました。釣り船でかつて悪夢を経験した(撒き餌しまくりの6時間)ので、その記憶も手伝って気分が悪かったです。

スケリッグマイケルの隣の島(写真)は、カモメの巣と化していて、糞の匂いでたまらなかったです。それにしても、こんな絶海の孤島によくも教会を築き、棲み着いたものだ。日本の修験者の様に彼らは人里離れた場所で修行し、ここでギリシャ語の聖書の研究に明け暮れたらしい。そうしてキリスト教原理主義者となり他のヨーロッパ各国へ伝導に出かけた。でも、あまりの純粋さゆえ、新しいキリスト教の流れに取り残された彼らは、周りから疎まれ最終的に、クロムウェルによって皆殺しにされてしまう。

ケリー 1
2008年09月01日

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ここ何日か、ホームステイ先のミックが、アイルランドの田舎の村にあるアーテイストインレジデンスに行っているので、そこを御邪魔させてもらいました。アイルランド西南、ケリーという地方で、自然が力強く感じられる場所です。バリンスケリッグスという店が全然ない町の外れにそのレジデンスが存在します。

この辺の産業は、放牧と観光で成り立っているような所で、畑はほとんどないです。英語ではなくゲール語を話している人もいます。かつてヨーロッパ大陸をローマ人によって追いやられたケルト人が、最後にここにやってきました。だからスタンディングストーンや遺跡も多いです。西暦600年頃には、カトリックの教会が孤島等に作られ重要な意味を持ちました。そこにも行って来たんで、今度写真載せます。ピューリタン革命のクロムウェルが、ここの修道士達を虐殺したので、ここの人達は、彼を今でも憎んでいる。

1800年代に起こった飢饉では、沢山の人が死んだようだ。ここは、マジで食べるものが育たないしな。
羊と牛だけはいっぱいいる。写真の中に見える石垣で出来た柵は、今では壊れて意味を持っていないけれど、遺跡として見てみると、この大自然の中で妙な存在感がある。この日は晴れているが、他の日は曇りか雨、霧につつまれている。

つまらない者です
2008年08月27日

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フォード トランジッド マフラー付近解体中に、まことに珍なオトモダチの登場です!
これは、ちゃんとした車の部品です。ヤラセではありません。

この世に存在する多くのものが、男根に見える様になり久しいですが、なかなかの存在感です。
「崖の上の ポニョ」改め、「さまよえる男 チンチン」と名付け、家に持って帰る事にします。

コーク市は今日も雨だった
2008年08月24日

曇り空、雨が降るのか止むのか、どちらとも言えない状態で続いている。今日は夏なのにマジで寒い。
部屋の暖炉に火を入れて今日は暖まっています。いやでも自然の存在を感じられる場所だ、ここは。
別に雨でも晴れでも、オレはどっちでも楽しめる性格なので、気にはならないが、コーク市民の話題はやはり
このアイリッシュサマーへの不満話が多い。

最近、シャフトの棒も届いたしフォード トランジッドの作業も進んできている。そろそろ定番のカラオケソングの選定時期に入ってきているわけだが、これはいつも、現地に来てからの気分でしっくり来たものを選ぶ様にしている。ベルリンで使った歌をそのまま使うのは能が無いし、オレ自身が盛り上がらない。オレが盛り上がって、観衆も初めて感動するものだと信じる。

最近、前川清の「長崎は今日も雨だった」が頭から離れない。これは神の降臨に違いない。中国語のテレサテン バージョンもあるけどな。それにしてもゆっくりな曲だな。腕の見せ所だ。

    いとしの人は何処にいるのか
       行けどせつない石畳
         おしえて欲しい街の灯よ

旋盤
2008年08月21日

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あいかわらず晴れているかと思いきや、いきなり土砂降りになるアイリッシュサマー続いています。おまけに寒いときている。日本は酷暑と聞いてますが、一日だけそれ経験したい気分です。今日は、フォード トランジッドの心棒を加工する為に、コーク郊外の旋盤屋さんにやってきました。スカルプチャーファクトリーのアシスタント ジョンの運転でそこまで行ったのですが、まわりはほとんど牧場で、そんな工場があるとは思えない場所だったんで驚きました。

10年前にはじめて車を回した時には、心棒と歯車(プーリー)を無理矢理に溶接するという野蛮な事をしていましたが何度かやっているうちに、人並みに旋盤で溝を切って、鉄の棒をはめ込む事を覚えました。それだけの事で、何か自分が知的な生物になったように思えます。オレは単純です。もう大人です。スカルプチャーファクトリーには旋盤が無いので、このオジさんの工場までやってきました。スカルプチャーファクトリー スタッフ ドナーの友達らしいです。

エンジンからなにから、まわりのオジさん達にアドバイスしてもらって何とか進んでいる。何故かオレは職人をしているオジさん達と気が合う。オレの英語はろくでもない代物だが、別に深い会話は必要がない。だからぜんぜん上達しない。これではダメだと思うが、やる気はない。オレたちに込み入った会話なんか必要ではない。今日は頑張ってなんか疲れたんで、パブに行きビーミッシュ(コークの黒ビール)を二杯飲んで家に帰った。それでいい。

強者
2008年08月17日

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今日は、作品に使うエンジンのバッテリーを充電する充電器を、アイリーンの姉ちゃんの旦那ジョニーがタダでくれると言うので、彼の家に行って来ました。彼は、頭にオレと同じ場所に傷があり、それも酔っぱらって自転車で壁にぶつかって怪我をしたのもオレと同じという、似た様な事をしているのでお互い親近感がある。彼の作業小屋に連れて行ってもらったが、なんか今もサッカーで足を怪我しているらしいのだが、かなり元気だ。

どうもこのスーパーマシンを見せたかったようだ。見ての通り、チャリにエンジンがついている。仕事場まで10キロあり、坂道で辛いから作ったと言っていたが、身近にこんな本田宗一郎みたいな事をする人がいるのには驚いた。怪我をしているのに、はりきってエンジンをかけてくれた。どうも本当に職場まで行っているようだ。でも、オリジナルではなく、ネットで中国製のキットを200$(安い!)くらいで買ったらしい。そんなもんがあるのが驚き。

日本ではあんまり見かけないけど、ヨーロッパでは自分で車のエンジンを直すのが普通の事だ。ジョニーは車検も自分で通すのだそうだ。古いTriumphもレストア中だった。オレも最近かじってきているから、これからは直せる男になりたい。(男 それはいったい何なのか、最近悩み中)

NSF(National Sculpture factory)改良工事
2008年08月13日

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今日は、コークにあるNSF(国立彫刻工場 直訳!)の新規改良工事についてのミーティングがあったんで、出席させてもらいました。この街にはアーティストが沢山いる。このミーティングにも多くの作家や関係者が集まりました。というのも、新規改良の設計プランに反対意見の人がかなり多いから。

新規プランでは、伝統的な手法(鉄、木、ブロンズ、セラミック、プラスチック等)のスペースを削り、メディアアート用のスペースをかなり設ける事になっている。ギャラリースペースやライブラリーもある。本来の彫刻用の空間は狭くなってしまうわけだ。だからここを長く使用している作家は反対している。彼らは反対意見を書いた抗議書を作り、同意する人のサインも集めている。オレも、サインを求められ、義理と人情とやせ我慢でサインしてしまった(いけねっ)。

でも実際、現在の状況では、ヘンリームーア調の椅子を作ってたり、指輪、工芸品みたいな壺を作ってたりする作家が大半なので、ナショナルクラフトセンターに名前変えたほうが・・、とも思っていた。家賃が安いから居座っちゃってる人達がいる。だから工房の雰囲気も古くさく、若い作家があんまりいない。最近の時代の流れなのか、ヤングピープルは重労働を好まないから、彫刻するヤツなんてあんまりいない。みんなメディアアートに走っている。でもそれは彼らがリアリティーを感じているんだからしょうがないだろう。運営側は、わけのわかんねえ老いぼれ居座りジジイババアを追い出し、そういうヤング共をファクトリーに集めようという作戦なんだろう。オレにはわかる。

まあ、それもいいだろう。若いのを育てた方がいいに決まってるしな。でも御老体には、新しく大自然の中で場所を新しく探せというのも、厳しいだろうから、何か妥協案が必要だとも思う。それにしてもこの国のアーティストはいいよなあ。こんなに至れり尽くせりで国が世話してくれるんだもんなあ。いいか悪いかオレはよく知らねえけどね。オレは通りがかりの遊牧民だよ。

まあ彼らも、自分で雨水をタンクに集めて使う段階から始めりゃあわかると思うよ。しかしアイルランドより金持ちで、工業も何もかも発達してる国のアーティスト(ボク達 竹槍久保田組スタジオ)が、雨水使ってるのもどうかと思うぜ〜、どうなんでー。

作業状況
2008年08月09日

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久保田組、本日の作業内容はラジエーター破損部の修理、アクセルワイヤーをベルリンから持って来たハンドルに繋げる作業、キーシリンダーのハンドルへの取り付け、人員1名、手元足下に注意、以上です。ヘルメットは良いか〜、アゴヒモは良いか〜、足下は良いか〜、今日も安全作業で頑張ろー、オー。(わかる人とわからない人がいると思いますけど)。ベアリングとシャフトも注文したから、ここから先は結構先が見えて楽しい。給食で残しておいた肉を食う時間です(わかる人とわからない人がいると思います)。

とりあえず、毎日特にアーティストとして物事を考えることはなく、ただひたすら作業を続ける男です。アイリッシュのアーティスト達は、昼頃来て結構のんびりとやっていますが、オレは毎日、ほぼ同じ時間にスタジオに来て、ほぼ同じ時間に飯を食い始め、ほぼ同じ時間にシャワーを浴びて帰る事を繰り返している。長い事日本で現場作業をしていたリズムは変えようと思ってももう無理です。こっちの方が作業がはかどるし、日中しか工具関係の店はやっていない。スカルプチャーファクトリーの隣でマンション建設作業をしているヤツらと、今はほとんど気持ちは変わらない。これがブルーカラーってヤツなんだよ。オレは、いまでは貴重になり、国の天然記念物の指定を受けるかもしれないブルーカラーアーティストだ。わかった風な事を述べて、ゴミのようなモノを作っている人達にまだまだ負けられないです。

体力勝負だから、朝からカレーやインスタントラーメンを食うのは当たり前だ。ミックからサベージ(野蛮人)の称号をもらっているが、悪いけど朝メシにパンとか、わけのわからん鳥のえさのような物に、牛の乳をかけて食う気にはなれない34歳(けっこうまだ若いね)日本男児です。このまま生きる。

ヤマト
2008年08月06日

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今日もこの怪物のようなツラをしたバケモノと闘って来ました。気合いを入れる為に、スタジオで永ちゃんの「黒く塗りつぶせ」と「鎖を引きちぎれ」を爆音で聞き、いくらなんでも鎖は引きちぎれねえべ、とか思いながらモチベーションを高めます。最近、音楽を聞かないと気持ちが盛り上がってこないのは、スナックのカラオケで歌っていない禁断症状だと思われます。しばらく日本に帰れていないので仕方が無いですが、きっと帰国した時は、浦島太郎の様になって、忘れられてしまった古い歌ばかりを歌い、失笑を買ってしまうかもしれないです。

このバケモノは、一ヶ月前にクレーンでつり上げている時に、地面に落としてしまい(6月13日 事故 という日記参照)、冷却水のタンクやプラスチックで出来た部品が壊れました。今日はその辺の修理と本体への取り付けを中心に作業をしたのですが、交換が必要な所がかなりあるんで、スクラップヤードに行き、中古部品を買いました。あの忌まわしい事故のせいで、いらん手間がかなりかかってしまっている。ラジエーターにも穴が空いて、冷却水が漏れている事も判明(ショック、多分中古部品でも高い・・)。交換するしか無いです。ああ、でもこうしてエンジンに詳しくなっていく自分がいるのは、イイ事に違いないとポジティブに考える。

このイノシシのような顔をしたエンジンが無事に動く日がやってくるんだろうか・・。宇宙戦艦ヤマトがボロボロの沈没船かと思いきや、泥の中からいきなりピカピカの船体を現し(知ってる?)発進して行くように。フォード トランジッド始動日まで残された日にち、あと53日。

そういえばオレ、東京に軽トラ、ベルリンにトラバント、コークでトランジッド。3台も車所有しちゃってるな、スゲエな。嬉しいような悲しい様な。

日曜日
2008年08月04日

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今日は日曜日で作業が無い。スカルプチャーファクトリーは開けてくれるけどなんだか行く気が起こらない。ここはカトリックの国で、日曜日はみんな働かない。平日でも残業をしている人は見た事がない。郊外のショッピングモールみたいなところはやってるけど、それ以外はパブとカトリックじゃない国から来た人の店以外は、全部閉まっている。それでも社会は成り立っている。明日もバンクホリデー(祭日)で休みだ。街に人はまばらだ。

時々、東京で働いていた頃を思い出すが、今とは比べ物にならない程ハードな日々だった。競争が半端じゃ無く厳しい環境だったからだ。ちょっとしたミスですぐ赤字になる様な状況で、日曜日がどうのこうのとチンタラした事は言ってはいられない。夜でも昼でも関係なく働いていた。金の事さえ考えて語っていれば、それで一応社会の一員になれていた気がした。夜はただ酒を飲んだし、それでなんとなく良かった。

ここは違う。仕事や金の話しは、日曜日はしない。時間をゆっくりと使い、豊かに感じる様みんな心がけてる。仕事とかそんな話しをしていると、野暮なヤツだと思われる。やっぱりオレは日本人で、違う国から来た人間なんだと思う。どうにかそれに馴染もうとしてきた。今日は昼から一杯やってのんびりしている。どっちが良いのかは知らんが、とにかくやがて日本に帰る日がやってくる。それを思うと怖くて仕方が無くなる自分がいる。でもそんなの OK ロッケンロ〜 矢沢だよ。

隣の家
2008年08月02日

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アイルランドに帰って来ましたが、近所が何か変わっていました。もともとミックん家周辺は、何十年か前に丘の中腹を削り取って平坦な土地を作って家を建てたものだが、地中は堅い岩盤なので、大変な仕事だったはずだ。隣の家の人が家を拡大するのか、朝7時半から削岩機とユンボで地面を掘っています。うるせーです。ちなみにこの写真は、オレの部屋から見た景色。平坦な地面を作り、基礎を作って建物を建てようとしているっていうわけだ。

いろんな事に人生を賭けてる人がいるもんだが、この家を造ってるケビン夫妻は、この家の建設に労力を費やしてる。写真には写ってないけど、手前にある家(ボロい)も自分達でリノベーション中。中に入った事があるが、かなり老朽化した建物なんで、道のりは長そうだった。

いろんな場所に行き、アパートを転々とする生活が長いせいか、自分の家を作るという発想は今まで持った事が無かった(そんな金も無えしな)。でも自分が死ぬまでそこで生きるっていう覚悟で、オレと歳はそう変わらない彼らがここに家を作っているのを見ると、何か思う所がある。きっと何世代か先の事まで考えたりするんだろうな。

オレも、そういう事を考える年齢なのかなあ。でもこの船乗りの様な生活では、そんな事が出来るかどうかわからないな。シェリーいつになればオレはたーどりつけるだろ〜。

プラディコウ
2008年07月28日

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流れ流れてこんな所にやってきました。わーい、ポニーがいるよ(右端)。

トラビー移動中
2008年07月27日

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なんとかトラビー解体&移動終了。Pradicowプラディコー(それ何処?)というベルリン郊外の村へ。腰が痛てー。

エクセレ〜ント!!
2008年07月24日

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この緑色のシートにチュウモーック(注目)。久保田組スタジオを管理してくれている、東大和市NPO法人 創造エンジン 理事長 山田ユウキ氏から画像が届きました。入り口のシートが老朽化してボロボロになってるのをこの様に修繕してくれましたよ。すばらしー、感謝です。それも、以前の薄っぺらベラペラシートとは違い、分厚い頑丈なシートに変えてくれました。マジで嬉しい。彼らの様な、アートを陰で支えてくれる人の力があってこそ、こうしてボクの様な人間は、車なんぞ回して喜んでいられるのです。それにしても、日本暑そうですね、画像を見る限りでは。こっちは涼しいぞ〜。

最近日本ではロクでもねえ事件がまた起こってるみたいだけど、そんなどこにもやり場の無い力達を集結して、何かデカイ事やらかせたら、一番いいんだけどね。「捨て猫みたいなオレたちに、帰る場所なんてもう何処にも無かった」っつうヤツら、そんなコト言ってないで創造エンジンに駆け込んでみろよ。きっと彼らは暖かく迎えてくれるぜ。http://www.sozo-engine.org/index.html

じわじわ進行中とおもいきや逆行中
2008年07月20日

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アイルランド入り後この一週間、地味に制作を進めています。大きな進歩は見たかんじ無いですが、やらないよりはマシと自分に言い聞かせています。それにしても、他のアーティストの3倍のスペースを使わせてもらっているのに、場所代は一緒。どういう事なのか未だに意味は不明ですが、僕にとっては超好都合です。このいいかげんさ?がやっぱりデカイ事をやらかす時に必要です。あれこれと決まり事が多いと、大きくはばたけないものです。アイリッシュは偉大です。朝は7時から夜は9時頃まで作業できるし、土曜日だって使える。すばらしー。マジでやるなら今しかねーです。

作業も乗って来た所なんですが、ベルリンのTrabbi作品 Berlin Hitoritabi の保管場所が見つからず、只今難民中。Theaterhausが今月で使えなくなることもあり、撤去しなければなりません。ということで、来週ふたたびベルリンに戻る事になっています。出たり入ったり、何なんだ?オレはチンポじゃねえんだぞ。くっそー、何なんだ!機動性の最悪な作品を作っている者として、これは宿命なのかもしれませんが、はっきり言ってもういやだーーー。時代を逆行するのにも根性とエナジーが要るものです。

あぁ、頭が壊れて行く〜。何かイイ事あるんだろうか今後。こんご コンゴ?コンブ ワカメ ワカメ わかめ ワレメ? ワレメちゃん

男ならメタボ
2008年07月16日

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行きつけの金物屋でひねりのないポスター発見。「work. don't play. 」はい、わかってます。僕は働き者の日本人ですから、そんなことアンタらに言われたくはないです。メタボの工具、デカくて重いです。筋肉トレーニングにもってこいの工具です。でもパワフルです。ドイツの会社、ビール飲み過ぎてソーセージ食い過ぎな名前といい性能といい、御国柄が出てます。

集中して仕事しています。ずく(甲州弁で ”手間を惜しまない心”の事)を出して動いてます。ケツがせまってます。ここはアイルランド。

アイルランド入り
2008年07月12日

今日からまたアイルランドに行って来ます。9月に車を回すので、時間を浪費してはいられません。
ベルリンで残した仕事が、まだぜんぜん片着いていないんで、すぐにドイツに戻ってはきますが、新作を少しでも進めなければならない。時間は待ってはくれないです。

それにしても、大きくて重いものを作る事が、最近曲がり角に来ているというか、行き詰まりになってるというか、少々疲れて来た感があるのは否めないですね..。絶滅寸前希少動物は、本来もっと保護されなければいけないんでないんですか?などと弱気になってきている昨今。「やるなら今しかね〜」五郎精神よ、よみがえれ!!

今月のテーマ「不死鳥」

Leipzig
2008年07月07日

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ベルリンからICEで約一時間、旧東ドイツの街ライプツィッヒに行ってきました。アイルランドで出会ったアーティストJohn Power氏を訪ねる為です。僕は名前がHironariなので、ヒーロー。彼はパワー。ヒーローとパワーがいっしょになったらスゴい事になると彼は言っています。そんな事でいいのかは知らないけれど、とにかく会いに行きました。彼は普段ツアーガイドの仕事をしながら制作活動を続けている。僕もそういうリアルワーク時代が長かったので、彼の苦労と野望はもの凄くわかる。

ガイドの仕事をしているだけあって、ライプツィッヒの街中の歴史的な建物について教えてくれた。元ナチスの建物とか、アドルフヒットラー通りという名だった通り等、普通ではわからない情報を教えてくれて、歴史好きな者としては興奮した。街中は、やっぱり東の匂いがプンプンしていて、そう簡単に風化していきそうでは無かった。

やっぱりここも東ドイツ時代の工場跡地が廃墟となって沢山残されていました。その一部をアーティストインレジデンスに使っている巨大な建物があるんで見に行きました。Leipziger Internationales Atelierprogramm(通称LIA)という所で、いろんな場所からアーティストやギャラリーが集まってます。日曜なんであんまり人がいなかったけれど、普段は盛り上がってるに違いない。それにしても広い。日本人ペインターOnodera Ayaさんのアトリエをのぞかせてもらいましたが、かなり広い。設備も充実している。彫刻に関しては、今回は見られなかったが、工具とかかなりあるって話しだ。

こういう歴史が生んだ空白空間をアーティストに提供する環境。素晴らしいです。LIAのまわりの廃工場もオランダとかの金持ちが買って、これから発展させて行くつもりでいるとか。物価も家賃も安いこういう地域にアーティストは必ず集まる。それから他の産業も始まって行くという図式はベルリンと同様。楽しみです。夜までいろいろ見させてもらい、Johnとアイリッシュパブに行ってギネスを飲み、ベルリンに戻った。

束の間リラックスタイム
2008年07月03日

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Life Projectが終わり、ちょっとホッと息をつける時が来ました。トルコ屋で鳥の丸焼きやビールを買って、生きろ鈴木さんと奥さん、僕とで反省会(反省してないけど)をしました。最近、酒を飲んでいる時だけは、目が輝いている浪速のベンケーこと久保田です。生きろ鈴木は、いつも小学生のように目が輝いていますが、奥さんの曜子さんが写真を撮りつつ、僕らの普段の1、5倍の嘘くさい笑顔に呆れています。一応ここベルリンで、日本ではないんでヨロシク。

Life Project closing ダイジェスト 6
2008年07月02日

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今回のLife Projectでは、IKIRO MUSEUMを通じてカテゴリーの枠を超え、いろんな分野の表現が集まりました。音楽、アート、ダンス等、他にも映像関係の仕事をしている人も巻き込んで。それぞれが得意分野の能力を発揮して、一つの空間を作り出します。もしかしてそれが本来ある姿なのかもしれないです。写真 参加したフランス人ミュージシャンと。

パフォーマンスが終わって興奮覚めやらず、また一杯。

Life Project closing ダイジェスト 5

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IKIRO MUSEUMの看板を燃やした後、例のごとく掛声と共に、水を体にブッカケ気合いを入れます。
オレたち二人は、今時流行らないスポ魂野郎です。上等です、この上無き褒め言葉サンキューです。

これから、トラバント零戦に乗り込み特攻準備です。鶴田浩二の「同期の桜が」心に染みます。零戦も最後は木とか紙で作られてたらしいけど、この車もMDF(圧縮した紙)で出来てるから、何か通じるものがある。よくトラバントは強化プラスチック製だという人がいるけど、どう見てもグラスファイバーじゃないですよこれは。貧しければ貧しい程、魂がこもっているように思えるのが不思議です。

もうベルリンでは十数回回してるから、オレが使う曲も知られている。だから今回あえて、新鮮味と深味を増す為に、軍歌とポップな曲も加えてみた。リハーサルでは、違和感を覚える人もいて、これらの曲に抵抗がある人の意見も聞きましたが、こういうものは生で客の前でやってみて、初めて善し悪しがわかるもの。勇気を出して爆音をとどろかせました。

結果は、最高のパフォーマンスになりました。観客にパワーが浸透して行くのが感じられた、とか。オレは夢中だったからわからなかったけど。音もタイミングもチームワークも、すべてうまくいった。スタッフの皆さんに感謝です。

Life Project closing ダイジェスト 4
2008年07月01日

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IKIRO MUSEUMに掲げていた看板、取り外しました。そして火中へ。
みんながその行程を見守っています。3ヶ月の間、生きろを書き続けて来た鈴木貴博の心中はいかに。一つの重要な区切りがついていく瞬間。観衆やスタッフもそれがわかっているので、慎重な面持ちで見つめている。ドイツの人は、そういう所を屋台で売ってる焼き鳥を食いながらも、真摯に受け止めてくれる。決して笑ったり茶化したりはしない。素晴らしい民族だなと思う。

それにしても、この行程をさっきから謎の美女が熱く見つめている。う〜ん気になる。

Life Project closing ダイジェスト 3

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断髪式を沢山の人達が見守ってます。フラッシュの嵐です。それにしても、彼らはその写真を何に使うというのか?

Life Project closing ダイジェスト 2

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覚えているでしょうか?僕は4月のオープニングの時に、頭を生きろ型に刈った 生きろヘアー にしました。そのまま、この何ヶ月か暮らして来ましたが、今は伸びて普通の髪型になりました。生キロ の文字はとうに自然消滅しています。本来なら、生キロの文字をclosingまで残す予定でしたが、無精者の私は、約束を守りませんでした。

今日は、その生きろを刈り取る記念の日です。坊主だと女の子にモテなくなるのでイヤです、というボクの軟派な意見は、生きろ鈴木から即却下され、丸坊主パフォーマンスの始まりです。みんなの視線が暑いです。

Life Project closing ダイジェスト 1
2008年06月30日

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4月から始まったLife Project、とうとう終わりがきました。生きろ鈴木が、この3ヶ月ここIKIRO MUSEUMで 生きろ を書き続けてきました。とても沢山の人がここを訪れ、生きろに触れ、パワーをもらったはずです。今ではまるで憩いの場所のようになってます。毎日こんな感じで人が来ている。僕はベルリンに来てから飲み続け、こんなオッサンの雰囲気を醸し出しています(右端)。これから気合いのパフォーマンスが始まるという感じ、出てないです。

生還
2008年06月29日

4月から 生きろ鈴木氏とやってきたLife Projectが昨日終わりました。オープニングでやった生きろヘアーは、もう伸び伸びになってたんで、最後のパフォーマンスでバリカンで刈ってしまいました。だから今は海坊主に戻ってるところ。信玄ヘアーです。いつものパフォーマンス以上に、今回は命を張ったつもりです。

はじめの曲 同期の桜 鶴田浩二の語りソングで気合いを入れ、幸か不幸かまだ生き延びているオレは、虹が橋を架け茜色の夕焼けの中を出撃しました。これまで十何回かトラバントを回して来ましたが、昨日は格別な思いがありました。観客にもそれが伝わったらしく、人々のパワーをもらうことが出来た。これは貴重な体験です。酒パワーも手伝い、いつもより高速でまわしたせいかアドレナリンの分泌がすごかったですね。出撃前に、生きろ鈴木の IKIRO MUSIUM の看板を燃やすパフォーマンスをしましたが、この緊張感が観衆に浸透して行くのを感じられました。

展示場所のTheaterhausは、来月から小学校に変わってしまう。ココのスタッフにとっても、今回のパフォーマンスは、特別なものだったみたいで、涙を流している人もいた。オレはもらい泣き野郎なので、ぐっとこらえた。とりあえず、真っ白な灰になるまで昨日は燃える事ができた気がする。疲れた。今日は何もする気がしない。

UDK
2008年06月28日

パフォーマンスが終わった後、日本からベルリン美術大学(UDK)との交流の為に、ムサビのT田さんと学生が来ているので、zooの方まで遊びに行ってみました。石彫場で彼らはドイツの学生と飲んでました(やっぱ彫刻科はココなのかな)。英語でいろいろ話して、今日のパフォーマンスの宣伝もしておいたんで、多分来てくれるだろう。

さんざん飲んで、オレは家に帰ったが、ポケットの中に見知らぬ人の鍵が入ってました。どうも間違えて持って来てしまったみたいです。朝、UDKに行って見ると、怪しい人が車のドアの隙間に棒を突っ込んで、開けようとしているのを発見。隙間に小石を挟んだり、いろいろ工夫をしています。UDKのYさんでした。彼の鍵だったようです、ごめんなさい。彼は鍵を見つけて生き返ったと言ってました。

二人でなぜか抱き合って喜びました。怒ってなくてよかった。すみませんYさん。本当にいい人です。

またやるぜ
2008年06月25日

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いつも同じ様な写真ですみません。また夏の陣がはじまりますよ〜。
外堀を埋められてるのはオレの方だけどね。事故の無い様に頑張るぞ〜。

2008年06月15日

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気晴らしにアイルランドの南、ウエストコークの砂浜に行ってみた。たまには心の隙間に何か詰め物をしたほうがいいからね。それをしないで突っ走ってしまうから、いつも悲しい出来事がおこってしまう、、んでないかな。そんな事を考えられる様になった30代。

クロナケルティーという小さな町までバスに揺られて一時間程。そこからまた一時間程歩いた イチドニーという村に大きな砂浜がある。小高い丘の上に牧場が広がっているのどかな小道を歩いて行きます。この辺一帯は、アイルランドにキリスト教が伝来する以前に、ケルト人の文化が花開いていた場所だから、いろんな場所にスタンディングストーン(standing stone)が点在している。フランスの北 ブルゴーニュのカルナックでもスタンディングストーンを沢山見たのだけれど、ココのも何かしらそれと関係があるのは間違いない。そういう事を考えたり想像するのが、クソつまらん現代美術なんかよりずっと楽しかったりする。

砂浜に寝そべって波の音を聞きながら何も考えない時間。なんて豊かなんでしょうか。オレは幸せです。
それでいいんだ。君の真似をして、まだ海は冷たかったけど、大西洋の水を体に染込ませてみたくて水の中に飛び込んでみた。すげーツメテー、死ぬかと思った。アイルランドはまだぜんぜん寒い。でもその後カラダがポカポカになったような気がする。それでいいんだ。

事故
2008年06月13日

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そいつは、いつも突然やってくる。オレの心の隙間をついて。
酒を飲んで中央分離帯に激突した事、居眠り運転でダンプに突っ込んだ事、ユンボがぶっ倒れた事、ヤクザの人を殴ってしまった事、4トントラックで人の車を押しつぶってしまった事、チャリで壁に頭から激突してしまった事、いろいろ思い出す。今日は、組み立て中のエンジンを作業台から落としてしまった。当然壊れた。かなりショックだ。

どうしてこういう事を繰り返してしまうのか。オレはバカだ。オレはきっと疲れてるにちがいない。
小さなミスと疲労と油断。笑えよ。

内臓摘出中
2008年06月07日

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ここまでは、頑張れば誰でも出来る。ここからが勝負です。

エンジン
2008年06月05日

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今回も自動車自身のエンジンを使いますんで、それを外す作業にかかります。エンジンの仕組みについては、ぜんぜん詳しくないんで、種子島な気分です。とりあえず、一番わけのわからない電気系統を整理して取り出す事にしましたが、エアコン、ライト、スピーカー等々配線がトゥーコンプリケイトでわかりません。とりあえず、なんでもかんでも外して重要なものだけ見やすくします。

他のアーティストやこの施設の人から、注目を集めてます。この車のデカさにタダ驚いているんでしょう。数時間の作業の末、恐ろしい数の配線からエンジン作動に必要なものだけ取り出しました。机の上に見える銀色の亀頭状のモノにキーを突込み、ちゃんと動くかどうか試してみました。エンジン無事作動!!頑張ればやれるもんです。一皮ムケた気分です。

その後、絶対いらんと思われる線を切って捨てましたが、その後再度エンジン始動を試みました。うごきません・・。エンジンと女はトゥーコンプリケイトっすね、久保田さん。マンキーです。

(みすたあX)

Fordトランジッド到着
2008年06月04日

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久保田さん、あなたは何を考えてるんですか。かなりのボリュームですね今回の柱は。さすがにビビります。
長年アイルランドの風雨に晒されながら、工事現場に行き来してたんでしょうかこの車。所々錆びたり苔むしていて良い味わいになっています。内部も、さすが作業車、男どもの匂いで満ちていましたよ。エンジンはディーゼルで、かなり調子いいです。このまま乗ってもぜんぜん大丈夫ですね。

ベルリンのトラバントみたいに可愛らしい色してないし、ただ無骨な感じですが、その分長時間煮込めば、良いダシが取れそうな気がします。誰も食べない所が本当は一番美味いんです。堅くて食えねえ部分を歯が折れそうになるまで噛み、ガリガリと響く音が、舌で味わうものとは違った深みを醸し出します。油断してたら痛い目に遭いそうです。

それにしてもこのスタジオ。他のアーティストの3倍のスペースを占拠してるのにもかかわらず、家賃は一緒というのは、どういう事なんでしょうか?それでいいんです、いろいろ考えてはいけません。その為に私はわざわざ地球の裏側までやってきました。明日からエンジンをおっ外す作業に入ります。私は夏休みの宿題を最後の日までやらないタイプです。給食は肉だけ最後まで取っておくタイプです。

(みすたあX)

19マイル
2008年06月01日

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今日は、コーク市民ボートレース大会が開かれ、それにかり出されてしまいました。朝8時に集合、川の河口からさかのぼって来るレースなんで、車で海まで出ました。ここでは、結構ポピュラーなスポーツらしく、沢山の人が集まってました。10人で漕ぐ10man boatというヤツに参加しました。僕のチームの人達は赤いTシャツを着て、張り切ってます。でも、なんか10人以上いるように思えました。案の定、人数が多く、ボート経験2回目の私は補欠に回されてしまいました。人数足りてるなら呼ぶなよな、とマジで思いました。ここでは、ボクはヒマジンだと思われているのかもしれません。人数が足りなくて困ってると思って来たんですが、そんな日本人真心勘違い的精神はココでは通じません。ボート漕ぎが大好きでこの日本人はやってきたと、誰もが思っています。

なんだよ、と思ってると、他のチームで人数が足りないから来てくれと言われました。結局、どこの誰だかわからない人達の集まった、混成チームのボートを漕ぐ事になり、少し不安になりました。これが二回目だよとメンバーに伝えると、みんな驚いています。でもやるしかない。英語で指示されますが、何を言ってるのかわからないし、ナンバー4というのが私の名前にされてしまったのですが、そんなのうまく反応できないです。

わけがわからず漕ぎだしましたが、混成チームのくせに意外に早い。これは、行けるんじゃねえかと思いましたが、中盤でやはりボロが出て来ます。チームワークがなってないのと、コックス(掛声をかけたり、漕ぎ手を指示する人)があんましやる気が無い事で、他のボートにどんどん抜かれて行きました。19マイル(約30キロ)はやはり長過ぎました。2時間ものボート漕ぎはやっぱりキツイです。オールを操るのは集中力が必要なんですが、英語で話しかけられると、ボクの場合もう一個脳が必要になるのも困りました。

手にマメができたのはまだいいとして、ケツにマメができたのは生まれて初めての経験です。作品の材料が届かないと、意外な経験が出来てしまいますよ久保田さん。今度会う時は、スゲーまっちょになってるかもしれないです。今日はスゴく天気がいいので、外でスペイン語を話す軍団が騒いでます。うれしくてたまらないみたいです。ベルリンもそんな感じですか?

(みすたあX)

サベージ号
2008年05月29日

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いままでの人生の中で何度チャリンコを買った事だろう。ミックん家からスカルプチャーファクトリーまで歩くと、15分から20分かかり、いいメタボ対策になるのだが、最近は時間がもったいなく思えて来たんで、とうとうアイルランドでもチャリを購入。中古屋で格安のヤツを発見。この国はすべて物価が高いんで、中古のチャリでも200ユーロしたりするが、このチャリはほぼ新品状態で89ユーロだったから地元民も驚いている。

昨日は嬉しかったので、タイヤ用泥よけや鍵なんかを購入した。でも泥よけは、油断していたせいか装着する前に盗まれてしまった、ショック!購入してから3時間後に盗まれたのは最短記録だ。恐ろしい国だ。これは、このチャリを盗まれるのも時間の問題だと思ったんで、思いっきり日本語をフレームにペイントしてやることにした。クボタと書こうと思ったけどあたりまえすぎてつまらない。ニク(肉)、サケ(酒)と書き込んでやることにした。この国に来てから、肉を喰らい酒を飲みまくっているからな。

オレは好き嫌い無く何でも食うし、朝からカレーライスを食える人種なので、ここではサベージ(野蛮人)と呼ばれている。まったくヒドいあだなだ。お前らアイリッシュもかなりなサベージだろ、とも思うがまあいい。それにちなみコイツはサベージ号と命名。マスキングとスプレーを使い、2分で完成。結構ウケている(真似するなよ、特許出願中)。今、オレの事をヒマな人だなと思ったヤツ、許さん。

ノイズ
2008年05月25日

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今日はコークにあるセントフィンバーズ大聖堂で、ノイズミュージックの6時間ぶっ続けコンサートがあったんで行ってきました。起源が7世紀の由緒正しい美しいゴシック様式の大聖堂です。日本人がぜんぜんいないこの街なのに、なぜかこの教会についての説明の載った日本語パンフレットが置いてあるのがうれしいです。バブル時代に日本人旅行者がここにも大挙押し寄せた影響でしょうか。居候先の家主ミック&アイリーン夫妻がこのイベントをオーガナイズしています。彼らは忙しいです。

ノイズのコンサートは2時から始まりました。初めてノイズを聞いた頃は、わけがわかりませんでしたが、さすがに毎日家で聞かされていると、なんだかわかったような気分になってきます。作家によって使う道具(楽器かな)も様々ですが、センスの違いで、いい音か良くない音か判断出来る様になった気がします。ただウルセーだけのノイズミュージックはベルリンで聞いた事がありましたが、アイルランドのは、素朴ですが結構上品で好きです。ラップトップを使ったピコピコだけでなく、自分で作った道具を使ってるのがいいです。意外に若い世代の作家が、アナログな事をしてるのが印象的でした。私も相当アナログなので共感がわきます。写真はQuiet Club(ミック&ダニー)の演奏風景。音が聞こえないと、なんかの修理をしているようにしか見えませんが。

出不精な私を連れ出してくれるんで、何かしら毎日いろいろ新しい出来事が体験出来て、濃密な時間を過ごせてます。素晴らしいです。

アイリッシュシチュー
2008年05月21日

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毎週火曜日の12時半〜2時半の間に、コークにあるアーティストインレジデンス(ゲストハウスと呼んでる)でアーティストやいろんな仲間が集まり、誰かが作った御飯を一緒に食べるTuesday Lunchというのがあります。僕も毎週参加させてもらっていますが、なんと今回は自分がホストシェフになってしまいました。みんな日本料理が食えると思って期待しています。だから期待を裏切ってやることにしました。

週末にマーケットに行き、ラムの首と肘の肉や野菜類等、ミック先生に教わりながら材料を調達。アイリッシュシチュー 日本人風を作る事にしました。ギネス(黒ビール)をぶち込んで煮込むんですが、ここはコークなんで、地元のビールBeemish(ビーミッシュ)を入れる事にこだわりました。とにかく、野菜をデカく切ったものをぶち込み、ローズマリーとか、畑に生えていた香草類をぶち込み、3、4時間煮込みます。すげえオイリーですが、ぜんぜん気にしてはいけません。日本人らしく、醤油と大根も入れてみました。パンとかも入れる人もいるらしいし、とにかく何でも入れればいいんです。迷ってはいけません。

やってみると、結構シンプルなんで覚えられそうです。意外にもアイリッシュ達には好評で、かなり喜んでました。日本人がアイルランド人の為に地元の料理を作るというのが新鮮だったのかもしれない。12、3人がどんどん食ったので、シチューはすぐに無くなってしまった。料理って、結構楽しいもんですね。イモをふかすのを、僕の英語の先生、クレアが手伝ってくれました。かわいいです。そういうのもイイデス。  マンキー。

(みすたあX)

ボート
2008年05月18日

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最近張り切りすぎで疲れが溜まって来てますが、今日は昨夜パブで出会ったオジさんに誘われ、ボート漕ぎに行きました。ボートのクラブなのか何なのか、さっぱりわけがわからないですが、とにかく12時半にクラリオンホテルの前に来いと言われたんで行ってみました。こういう事がボクにはかなり多いです。いきなり3番のオールを持たされ、点呼がはじまりました。でもいざ漕ぎだしてみると結構楽しいもんで、ボートはぐんぐん進んでいきます。他の人とタイミングを合わせるのが素人には難しいんで、両岸の美しい景色を楽しむ余裕は無かったですが、久々にするチームプレーは、なんだか新鮮でした。

途中からマストを取り付け、手漕ぎからセーリングに変わりました。初めは帆を付け替える作業等、彼らのやっている作業が理解出来ず手こずりましたが、次第に要領がつかめて来ました。海釣りの船で船酔いして以来、船は大嫌いでしたが、今日は体調が良かったせいか問題なかったです。6時間も船の上で活動した後、陸に上がると、即座にM氏にパブに呼び出され、ビールを二杯程やりました。かなりここの生活楽しめてます。

(みすたあX)

早いべ?
2008年05月16日

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もうここまで来てるぜ。オレを怒らせるとこういう事になる。
日本の美術が、薄くて軽くて白っぽいグレーで、とんちが効いていて、何か能書きだけをゴチャゴチャたれていて、浮世絵とかが漫画の先祖で、秋葉原とかなんとかとかだけじゃないことを、ここアイルランドで証明する日がもう近し。ふざけるなっ

(みすたあX)

もう夏だね
2008年05月15日

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このところコークは、信じられない程晴天が続いてます。この街の天気は、普段は非常に変わりやすく、晴れてると思って外に出たら、5分後に雨が降って来るというのがマジでよくあります、普通の事です。ですから快晴の日はかなり貴重です。スカルプチャーファクトリーもそのせいで、かなり暑い。朝早くから仕事を始め、夕方まで集中して作業する日本人流時間の使い方をしてるので、かなり充実。ちなみにこっちの人に、「時は金なり」ということわざを教えても、ぜんぜん納得してくれないです。あきらめた方がいい。私は日本人ですから、「時は金なり」「沈黙は金」をなるべく守り生活していますけど。

今日は、まだ5月なのにMID SUMMERなんとかのオープニングが夕方あったんで、行ってみました。コークでこの夏開かれるイベントらしく、オープニングも盛大で、酒が全部タダ(重要)でした。ですからミック氏と一緒にジャンジャンやってしまいました。制作を集中してやった後の一杯はたまらないですよ久保田さん。オネーチャンもいっぱい来ていますし、とにかくボリュームがハンパでないです。何を食えばあんな体になるんでしょうか。

制作も脅威的なスピードで進んでますし、回す車も今回はかなりデカイ。フォード トランジッドというバンを格安で発見。土台もいつも使ってる鋼材のサイズが無いんで、全てが1、5倍です。怖いです。でも男はやらなければなりません。考えてはいけません。ただ黙って飲めば良いんです。これがしあわせというものです。

(みすたあX)

鋼材到着!!
2008年05月09日

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さんざん待たされたあげく、今日やっと鋼材が届きました。バリバリアイリッシュなまりのオヤジが朝ファクトリーに登場。二人でトラックから鋼材を下ろしましたよ。めちゃくちゃ重いけど、ホイストがあるから余裕です。ベルリンで手運びしてたのとはワケが違います。10分の1の早さで荷下ろし終了。

そのあと、待たされてた時間を取り戻すべく、鋼材のカットを始めましたが、バンドソーがあるからマジで早いです。あまりの仕事の進みの早さに驚きましたよ久保田さん。今日はこのくらいで許してやるという気分になり、パブに行きました。嬉しいので、ビーミッシュを3杯立て続けに飲んでやりました。ホイスト、バンドソー、マグネットボール盤の三種の神器さえあればもう怖いモノ無し。かかってきなさい。

(みすたあX)

フォードファクトリー
2008年05月04日

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頼んでる鋼材はぜんぜん来ないです久保田さん。マジで焦り始めていますが、こればかりは仕方が無いです。果報は飲んで待てと先人が言ってるんで、ボクは仕方が無く夕方になるとパブに出かけます。そして、アイリッシュ達とビールを飲んでいます。彼らの言っている事は、ぜんぜんわかりませんが、ベルリンで回したトラバントの写真を持ち歩いているんで、みんな久保田さんのケツを見て笑ったりしてだんだん仲良くなっています。きっかけはケツから入れと先人が言ってます。

ここコーク市には、1984年までフォードの工場があり、かなりの人がそこで働いていました。この工場のおかげで、この街は栄えたと言っても過言では無い様です。やはり豊富なこの水量が、工業には向いているのです。おまけに、工場まで船が入れるので、運搬にも適していたようです。今でも、製薬、医療関係の工場が多く、この街の経済を支えています。この街の人は、どうもこのフォードファクトリー跡地にて、今回フォード車を回して欲しそうな顔をしています。ボクにはわかります。

この間、元フォードファクトリー跡地に見学に行きましたが、なんだか古戦場跡地の様な雰囲気を感じましたね。入り口の守衛さんが、懐かしそうに当時の事を語り、ボクにある本を薦めて来ました。フォードファクトリーの歴史についての本です。ボクは、本屋でそれを買い、時間があるとき読んでいます。もちろん英語です。ぜんぜん分かりませんが、念力を入れていると次第に分かった様な気になる念読(ねんどく)すなわち 久保田式読解術 を取り入れて頑張っています。いつか本当に分かる日がやってくるんでしょうか?

これは、鋼材が来なくてムカつきながら、ミックとパブに行く途中に撮った、丘の上から見たファクトリーです。川の向こう側がそうです。向かって右側がフォード、左側がミシュランだったらしいです。今は、他のテナントが入ったり、一部アーティストが使ってます。

なんでもいいけど早く鉄が来ないと、ボクは爆発します。明日届くよと聞いたのは、もう10日も前の事です。ガンジーの顔も三度までです。(みすたあX)

オレは何を
2008年05月01日

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排水の配管を済ませブロックを積み、その上にシンクを置きました。こんなところに日本男児なんちゃって技術が生きてます。壁に蛇口を取り付ける為の石を埋め込む為に、穴を作ってます。このボッシュ超重いです。いろいろ考えてはいけません。ホタテをなめてはいけません。

モルタルを練り過ぎたので、アイリーンが庭に作ったモザイクのまだ作りかけの部分を、少し作ってあげました。
こんな経験は、なかなか出来るものではありません。ホタテをなめてはいけません。

先週頼んだ鋼材がまだ来ないです。

いつもの事です
2008年04月29日

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注文してるH鋼なかなか来ないんで、足止めを食ってます。これはいつもの事なんでもう慣れてますが、おかげでbe used toという熟語覚えられそうっす。やる事が無いんで、庭の配管工事の続きを朝からやっています。ミックがどこからか持ってきてくれたカングー(ハツリ機)、ボッシュの古いヤツだと思うんだけど、メチャメチャ重いです。その割にパワーが無いので手間取りましたが、なんとか溝を作る事が出来ました。

ボクはアイルランドくんだりまで来て、何故配管をしているんだろう、何故こうして行程写真など撮っているのかと、冷静に作業しながら考えてしまいましたが、そんな事は考えても聞いてもいけないことです。ただひたすらやればいいんです。そういうとき、何故かホタテのロクンローが頭の中を流れます。

(みすたあX)

マーケット
2008年04月26日

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今朝は土曜日でミックが休みなんで、食材を買うのについて行きました。昨日パブでかなり飲んだのですが、ぜんぜん元気だ。まだまだいけるぜ。コークの街中にあるイングリッシュマーケットと土曜日だけ開くマーケットに行きましたが、明日家に人を呼んでパーティーなので、特別に七面鳥を買うらしいんだが、実際行って見ると、その七面鳥かなりデカイ。びびった。2日前に絞めたとかでまだナマナマしいです。

これがミックん家のキッチンです。世界各地の食材、調味料がそろっていて、バラエティ豊かです。先人E氏が日本から持って来た包丁などもあります。この間ベルリンから持って来た砥石で研いであげたら喜んでいた。これから七面鳥をさばくそうなので見物です。私はその間、この間から頼まれている庭のシンクの為の配管を進めます。

その後パブに行こうぜ、と話してます。

(みすたあX)

アイリッシュコネクション
2008年04月23日

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(みすたあXです)
どうも久保田さん、ベルリンの方どうですか?今年はヨーロッパ全域が寒いみたいっすね。なんか真ん中辺より北欧の方が温度が高い、変な気候らしいです。僕の方は、ここはもうベルリンじゃないんで、物価が高くて困ってますが、気持ちのギアを 敏感→鈍感 と切り替えたんで、全く問題ないです。陣形も鶴翼から魚鱗に変え、一気に錐揉み波状攻撃をしかけていきます。

ミックの家に安く泊まらせてもらってますが、ベルリン並みの値段で泊まらせてもらうのは、マジで気が引けるんで、お礼に庭のシンクの移動と配管をしてあげることにしました。道具が全然そろってないですが何とかなるでしょう。写真で見えるグラインダーはmakitaですが、ここは日本じゃねーです。コンクリートをブッタ伐って、パイプを埋める段階から始めるんで、結構大変。印を付けた所が排水になるんです。もちろん上水も後でつける。めちゃめちゃ重いシンクの為の基礎もブリック(ブロックをこっちではそう呼んでた)で作ります。

いつも最後にはこういう仕事がボクをささえてくれます。経験て素晴らしいです。何度も言いますが、芸術家は頭じゃねーです。首をブッタ斬られた後、指を何ミリ動かせるかでその真価が問われるといいます。そのことを、ち◯ぽで考える と呼ぶ人もたまにはあるようです。

アイルランド
2008年04月21日

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(みすたあXです)
久保田さんの代理で、車をまわしにアイルランドにやってきました。いつもは何だかんだ言っても、まわりに誰かしら日本人か日本語がしゃべれる人がいたような気がしますが、ここはいないみたいっす・・。頑張ればどうにかなるって自分に言い聞かせてる34歳です。暗夜行路はいつもの事ですけど。

とりあえずネイティブの英語を聞き取れる様になりたいですが、一日目から何でも出来る人はいないと、もう一回自分に言い聞かせてるとこです。規模がデカくなるとビビるなあ、さすがに。なんか、フォードはアイリッシュと深いつながりがあると情報が入って来てますが、これからどうなるんだろ〜。山の神様、いるなら何かアドバイスお願いします。

Life Project openning ダイジェスト10
2008年04月15日

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君の知らない異国の街で、君を想えば泣けてくる
オレなど忘れて幸せつかめとチャイナの旅路を行くオレさ

爺様のたたくじょんがら節の泣き三味線が、風にちぎれて聞こえて来るよ
湯呑みの酒にぐらりと酔えば故郷が浮かぶ

店には飾りが無いがいい、窓から港が見えりゃいい
流行の唄など無くていい、時々霧笛がなればいい

アンタ、あの娘のなんなのさ
アンタ、あの娘に惚れてるね

(昭和歌謡集より)

Life Project openning ダイジェスト9
2008年04月14日

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平成20年4月12日 ベルリン テアターハウスミッテ 気温5度 陽光うららかな日 一番機に乗り、美しく立派に散って来ます。ユウヤ君絶妙なタイミングでシャッターありがとう。生きろ冷水で気合いを入れ、BERLIN HITORITABI コックピットへ向かいます。

Life Project openning ダイジェスト8

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さあ、我がTheaterhaus(テアターハウス)に戻りました。Teaterhaus派の観客、続々と集結中。
これから、アート界のストロングマシーンこと久保田とミスター若松こと生きろ鈴木のパフォーマンスです。

Life Project openning ダイジェスト7

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さあ乱入です。アートというものが、それを鑑賞してからカフェで語りあい、まったりするというつまらない存在に変わって久しい今日。本来ならば、酒を飲み肉を喰らい殴り合うものでなくてはなりません。KWのスタッフ、お客さんの冷たい視線、実に気持ちい〜。

Life Project openning ダイジェスト6

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はい皆さん、これはチンドン屋でもインディーズプロレス団体でもないですよ。
これからベルリンビエンナーレのメイン会場 KW(クンストなんとか)へ殴り込みをかけ、Theaterhausへ客を引き込もうという作戦です。寒いので服を着ていたら、ユウヤ君になんで久保田さん脱がないんですか?とつっこまで裸に。道行く人がビビっています。

Life Project openning ダイジェスト5

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見ての通り、私の入れ墨の上に生きろのドローイングです。  松陰→真っ黒→生きろ。
時代は変わって行きます。子供達は、その目撃者となりました。

Life Project openning ダイジェスト4

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これは、生きろ断髪式の様子だ!みんなの視線がアツ過ぎて焦げそうです。
今も、このまま生活しているぜ。今日の生きろヘアー IKIRO Hair of Today を毎日チェックだ。http://ikiro.org/z_kubota/UP.html 
 
一日一回見れば極楽への道近し! 

Life Project openning ダイジェスト3

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今回、DJ屋台をひっさげ、ユウヤ君が飛び入り参加してくれました。なにやら怪しげな草を手でほぐしながら、音楽をかけています。ドイツ人の友達と作ったというこの屋台、後で路上に繰り出し、KW殴り込み大作戦の神輿となります。これが彼らのDJ屋台 http://rockers-train.de.vu/

Life Project openning ダイジェスト2

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祭りの雰囲気をかもし出す為に、屋台も出てますよ。ベルリン在住アーティスト あっくんが得意の焼き鳥と、生きろ鈴木考案の 生きろむすび を売ってくれました。生きろにぎりというのは、かつて鈴木さんが新宿のゴールデン街で、生きろ丼という米に梅干しをのせたものを、一杯100円で売り出した事から始まっているらしい。今回は、おにぎりで勝負。焼き鳥、生きろにぎりともども完売した。ドイツ人もビール片手に楽しんでました。

Life Project openning ダイジェスト1

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ば〜〜ん。突如ベルリンの真ん中 ミッテの真ん中、シアターハウスの中庭に出現した IKIRO MUSIUM。これは、生きろ鈴木こと鈴木貴博が、苦心の末建設したベルリンにおける 生きろ の拠点だ。実際中に入ると、あまりの居心地の良さに、おもわず自分でも一軒欲しくなります。まわりでトルコ人のオヤジが、しきりに鈴木さんに会期が終わったらくれ、とせがんでいます。

ここで、6月末まで、日、月曜日を除く毎日、生きろを書き続けるわけです。その様子は、web上で公開されていますので、仕事や人生に疲れた方、このサイトを覗いてみて下さい。http://ikiro.org/ 内 WEBCAST のところから見られるぜ!左の戸のところのテルテルがわかるかい?この後3日間、彼のおかげで天気予報をくつがえし、本当に雨が降らない。

Life Project 初日 大成功!
2008年04月11日

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4番、キャッチャー山田君に変わり、IKIRO選手の登場です。
当初の予定、18時からパフォーマンスに加え、20時にも第二部トラバント回転を行う盛況ぶりです。IKIRO鈴木氏による、私の背中へのドローイングや、髪型を 生きろ型に剃るパフォーマンスを折り込み、素晴らしい盛り上がりを見せたLife Projectです。

アッ君選手による 焼き鳥屋台&生きろ握り や ユウヤの引っ張って来たルンペン風屋台DJが頑張りました。
雨こそ降らなかったですが、寒さのせいで鳥肌が2センチ程立ちました。観客と焚き火で暖を取る様子が、まさに祭り、夜討ち直前の緊張感をかもしだしてました。

今夜も18時からパフォーマンスを行いますよ。怪我人、乱闘騒ぎの出ない事を祈ります。
(写真 Yさんの日記から無断借用)

今日4月10日 雨天決行 Life Project
2008年04月10日

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とうとうやってきました、Life Projectオープニングが!
この所、雨が続き気温も下がって寒〜いベルリンですが、きっと明日は晴れます。オレは、晴れ男。いままで何かしらイベント時に雨が降った事は一度もなし。生きろ の鈴木氏もどう見ても雨男には見えないテンションの高さです(一説では、学生の頃のアダナは バリバリ君)。

晴れ男軍団ですが、明日はどうしても晴れて、沢山のお客さんに足を運んでいただきたいという願いとともに、その辺にあった新聞紙でテルテル坊主を作ってみました。見て下さい、この表情!一点の迷いも、心の曇りも無い穏やかなテルテル坊主様。明日は成功間違い無し!!

このテルテルがぶらさがっている建物、この魅惑の建築物はいったいなんだ?
それはまだ言えないなあ。明日、焼き鳥を食いたいヤツ、Theaterhaus mitteに来い。


Life Project / Takahiro Suzuki & Hironari Kubota

Ausstellungseröffnung:
10. April, 18:00 Uhr

Ausstellungsdauer:
10. April - 28. Juni 2008
Di - Sa / 12:00 - 18:00 Uhr ist Suzuki anwesend

Hironari Kubota´s Performance:
10./11./12. April und 26./27/28. Juni 18:00 - 18:30 Uhr

Theaterhaus Mitte, Koppenplatz 12

Die beiden japanischen Künstler Takahiro Suzuki und Hironari Kubota
treffen sich zufällig 2006 in Berlin und beschließen ein gemeinsames Ausstellungsprojekt zu machen.

Suzuki schreibt täglich seit 1997 das japanische Wort "IKIRO" (Be alive).
Im Hof vom Theaterhaus Mitte wird er ein Gartenhaus aufbauen und
darin sein tägliches Schreiben fortführen.
Kubota wird einen Trabbi zu japanischer Musik durch die Luft wirbeln.

Zur Eröffnung am 10. April um 18:00 Uhr wird Suzuki "IKIRO" auf Kubota´s
Körper schreiben.
Am 12. April um 18:00 Uhr wird er die Kopfhaare von Kubota in "IKIRO" Form rasieren. Kubota wird den "IKIRO" Haarschnitt bis zum Ende der Ausstellung beibehalten und aktuelle Entwicklungen auf der Homepage
http://www.ikiro.org dokumentieren.
Am Ende der Ausstellung wird Kubota's Kopf kahlrasiert.

Kontakt und Info: Gabriele Schohl: 030-24048683,
mobil: 0163-4045670

Dank an: Förderband e.V. Kulturinitiative Berlin

怪物発見
2008年04月07日

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(みすたあX より)
久保田さん、バレンシアで超巨大怪獣を見つけました。中でも、写真一番奥のヤツは、なんだかわからない格好してますよ。よく見えないけど、ヒゲがウニみたいになって尖ってますし、背中にねじり鉢巻きしてるの気になります。これは、バレンシアで中世から続いてる祭り用の山車らしく、下に車輪ついてます。カトリックの国らしく、最後にはキリストやマリア様が出てくる行列なのですが、その前にこういった怪物が出て来て盛り上げるらしいんですよ。今回は見られなかったですが。

バレンシア、もの凄くいい場所ですね。朝から搾りたてバレンシアオレンジのジュースを飲み、昼はパエージャ(パエリヤ)を食い、シエスタで昼寝です。この世の天国っすね。バレンシアは、パエージャ発祥の地らしく、うめえのなんのって。

でも、来週10日から久保田さんベルリンで展示ですよね。オレ、明日の便で帰って手伝います。
なんか、トラバントのエンジンが壊れて、テンパる夢とか見て、夜中久保田さんうなされてるらしいっすね。
すぐ行きます、待っててください!

いやがらせ画像
2008年04月04日

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(みすたあX)です。
バレンシアのメルカド(市場)です。魚、超新鮮で気が狂いそうです久保田さん。
痛風に気をつけます。やっぱ日本人は魚っすね!

日差しがまぶしいいです。
2008年04月01日

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(みすたあXからメールが来ました)
オラ、ブエノスディアス!朝日が超まぶしいっす。スペインはバレンシアにつきました。こんなに日の光に晒されるのは久しぶりなんで、皮膚ガンにならないか心配です。昨日の夜は、E氏と一緒にホテル近所のバルで、シーフードを思いっきり味わいながら、ビールを飲みましたよ。ムール貝がデカくてびっくりです。久保田さん、相変わらずベルリンでモヤシの真似事してるんですか?たまには、外に出た方がいいですよ。

早速、バレンシアで車を回す話しもしましたが、なんかいい場所用意してくれそうです。金の方はどうだかわからないです・・。バレンシアでトラバント回しても、あの悲壮感は出て来ないかもしれないなあ、わかりませんが。とりあえず、E氏の仕事の方は祭日が重なっていることもあって、まだ進んでないです。パエリヤでも食いながら、明日が来るの待ちます。海の方に行ったら、オネエちゃんが泳いでいましたよ〜。もう夏ですね!!

Bildhauerwerkstatt
2008年03月29日

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立体作品、彫刻を作るには、どうしてもある程度広い場所が必要になりますよね。彫刻家を志し大学に入ったものの、卒業してから制作場所が無くて、みんな困ってる。それが原因で立体作品や重量級彫刻を作る人がいなくなる。そういう歴史が日本では長〜い事続いているのに、どうしてどうにかしようと思わないんだろう。

ベルリンには、公立の貸し彫刻工場(Bildhauerwerkstatt)があって、金属、石、木、プラスチック、焼物とかを扱えるバカでかい施設があります。それぞれの素材について専門に教えてくれるマイスターがいて、作業に対してアドバイスをしてくれるし、とてもありがたい。機械もいろいろそろってるし、クレーンもある。ホントに天国だねここは。一週間単位で借りられるし、家賃だって高くはない。英語も通じるよ。といっても、ここだっていきなり出来たわけでは無くて、いろんなアーティストやそれを支えようとする人の長年の努力で立ち上がったものだろう。

日本にだって、そういう施設があれば、アートシーンだってぜんぜん変わって来ると思うがね。仕方が無いから、同志はまだぜんぜんいないけど、小さいながらも武蔵村山 久保田組スタジオからオレは始めるとします。将来、公立の彫刻工場を設立するために、頑張って行きますよ。待っていても、何もかわらないしさ。その辺で諦めてスカしてる人達、いっしょにコツコツがんばりませんか?

バナー見参
2008年03月27日

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今朝パン屋に行くついでに、テアターハウスをチェックしてみました。
とうとう入り口に、我らの旗がようやく掲げられましたよ。これがあるのと無いのとでは、気持ちの高ぶりがぜんぜん違います。心の中で出陣の法螺貝が鳴ってます。

こうやって見ると意外に小さいもんだが、そんなことはまったく気にならねえ。やんのかコラ!

バナー完成
2008年03月22日

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Life Projectの宣伝用旗が出来上がりました!来週から建物の入り口に掲げられますよ。嬉しくてテアターハウスディレクターのGabiさんに写真を撮ってもらった。

実はこのテアターハウスミッテが現在存続の危機を迎えているのだ。元々、小学校だった建物をシアターとして使っている施設なのだが、最近政府によって元の小学校へと戻されそうになっている。別に小学校が足りないわけでもないのに何故?ただいまテアターハウス存続闘争実施中というわけ。ここが無くなってしまったら、オレたち芸術家の居場所はもっと無くなってしまうんで、この展示を通して、闘争に協力するのだ。

4月12日には15時から反対運動決起集会があり、士気を高めるためトラバントを回してくれと頼まれてる。こういうところがベルリンなのかもしれない。左にいるのが今話題 生きろの人 鈴木貴博だ!


エンジン始動
2008年03月19日

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最近、部屋が憩いの広場になっている久保田家です。
今日は、4月10日から始まるLife projectに向けて、Berlin Hitoritabi のTrabi(トラビー)のエンジンが壊れてないか試運転してみました。エンジンを囲っていたルンペン小屋を壊し、タンクにガソリンを注ぎ込んでやりました。
風雨に晒されてなかったので、錆びたりした箇所は無かったですが、半年ぶりの運転ですんで心配です。

知らないうちに、この作品周辺は観光スポットになってしまったらしく、観光客が立ち寄って写真を撮って行きます。金になるんでねえか?この作品。9月と同じ手はずで、エンジン無事始動!排気ガスの匂いが実になつかしい。
見物人に車を回せとせがまれ、ちょっとやってみましたが、元気に回転。パフォーマンスが待ち遠しいです。

4月10日当日には、特別パフォーマンスもあるし、これは見逃せねえ〜。

でかい作品
2008年03月17日

作品の制作を始めた頃から、オレはデカイ作品を死ぬまで作り続ける、環境に合わせて小さくなるのは、断固としてしない、と心に決めやってきたわけだが、最近それが曲がり角に来ているような気がする。もうすでにちっちゃいの作ってるしな・・。日本でもキツいのに、海外に来るとかなりしんどくなってくる。今までは気合いでカバーできた気がするがな。鳥獣保護区に入りてえな。   てめー男だろ!! 気合いと根性、2ミリの知性。がんばろ。
話しは変わるが、何の因果かこの日記、最近チベット(西蔵)ネタを連続使用中にこの暴動。チベットの虎、立ち上がれ!

Life Project
2008年03月14日

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生きろ鈴木こと鈴木貴博と久保田弘成のパフォーマンスイベント「Life Project」のフライヤー完成です。
なんだか知らんが、すごくインパクトのある仕上がりになったと思います。
これは見なきゃならねー、見ずには死ねねえ〜。

生きろ鈴木 
2008年03月11日

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(c) Takahiro Suzuki

世界中で「生きろ」を書き続けているアーティスト、鈴木貴博。初めて鈴木さんの存在を知ったのは、私がまだ大学に通っていた頃、彼がNYの公園で「生きろ」を書いているパフォーマンスが、美術手帳に載っていたのを見たときだ。という事は、もう10年以上前ということになる。自分もアートというカテゴリーから少し逸脱した作品を作ってはいたが、この人のパフォーマンスの写真を初めて見た時に、やばい日本人がいるもんだな、オレ負けてるかもと思ったものでした。NYのど真ん中で、全身に 生きろ と書いて、生きろを書き続ける度胸。衝撃的でした。あれから10年、知らず知らずのうちにその影響を受けていたように思う。あとから考えると、意味は違うが、車に石を詰めて車体に数字を書き連ねた作品や、アスファルトにオマンコオマンコオマンコと彫り込んだ作品は、鈴木作品の存在を知らなかったら、生まれなかったかもしれない。

約1年半前、ベルリンに来たばかりの頃、ある日本人アーティストの作品設置のお手伝いをしていたとき、その場に、妙に元気で眼力のある関西人がいました。私は、作品制作や搬入の作業時、日本で長い事工事現場で職人をしていた経験のおかげか、仕事が出来る人か出来ない人かを瞬時に見分ける目を養わせてもらっていました。彼の動きで現場経験者だなとわかりました。あとで話してみると、彼が 生きろ の鈴木さんだと知り、「うぉー、この人があの生きろの人かよ」と思ったのは忘れられないです。その後お互い、でずにーランドの現場で、ヒデー目にあった話し等でその日は盛り上がりました。それからというもの、お互いの制作の手伝いをしたり、飲んだり話したりするうちに、人としてやアーティストとしての共通点を見つけて行く事ができた様に思います。

今回のベルリンビエンナーレの期間、鈴木貴博と久保田弘成の二人で約3ヶ月間パフォーマンスをします。場所は、ベルリンのTheaterhause mitteです。期間は4月10日〜6月28日まで。
只今準備中で、宣伝の為の超巨大ノボリなど作っていて、ビエンナーレに出てる作家を食ってやれたら最高です。私は、酒を飲んで突っ立っているしか能がないですが、英語が喋れて弁が立ち、美術も詳しい鈴木さんとデカイ流れを作り出せるといいなと話してます。

この写真は、鈴木さんのチベットでの生きろです。ほかにもアフリカ、ヨーロッパ、アメリカ、アジアのいろんな場所でパフォーマンスされています。このサイトのリンクにも貼ってありますが、鈴木貴博 のサイト    http://ikiro.net/writing-ikiro.html 内 IKIRO mapで活動を知る事が出来ますよ。必見。

Schnitzel
2008年03月10日

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こいつがウワサのシュニッツェルだよ。豚肉のヤツや七面鳥のがある。
オレが食べたのは、大きいヤツで肉の中にチーズとハム(えー!?)が入った、
体育会系アーティスト専用シュニッツェル。
今度、中国で食ったあんまん入り赤飯と対決させてみようと思います。
ちなみにこのビールのジョッキは大ジョッキの方だよ。

VIENNA
2008年03月08日

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ちょっと2、3日ウィーンに行っていました。3年前パリで知り合ったアーティスト ウォルフガング&ミラがTOURISTENという雑誌を作っていて、私の背中の入れ墨をその表紙に使いたいと言うので、その撮影とインタビューの為にウィーンを訪れたわけです。ベルリンから飛行機で1時間なんで、近いです。ウィーンというと、単に伝統的な建物がある街という印象でしたが、実際行って見ると、新しいものと古いものが混在し、それが上品にまとめられた美しい街並が心地いいです。ベルリンで廃墟と真新しい建物がミックスした、少し目に痛い街並を見慣れていたんで、ウィーンは色彩が豊かで光がやわらかく、目に優しかったですね。美術館や博物館が多いんで、見て回りましたが、何しろ今回はあまり時間が無くて、全部は見きれなかったです。

中心部から少し離れた場所にあるドナウ河を、地下鉄で一人で見に行ってみました。3年前ハンガリーのブタペストで見たドナウ河の大きさに感動した事があり、その上流はどんなもんか知りたかったんです。行って見ると、ノイドナウ(新ドナウ)とドナウの二股に分かれてしまっていて、迫力には欠けましたが、しばらく流れを見ているうちに、大陸の大きさを感じる事ができました。クリムトの絵で有名な、レオポルト美術館の売店で売ってた、手回しオルゴールを河の中州で回していたら、なんだか淋しくなります。オレは何をしているんだ・・。

初日にウォルフガングの家でミラが、豆を5時間かけて煮てくれたセルビア料理を食べました。度数が何度なのか誰も知らないという、ラキアも飲ませてもらい、半年前にレジデンスで滞在していたマケドニアを思い出してしまいました。2日目は、彼らにオーストリア名物 シュニッツェル (巨大カツ)の店に連れて行ってもらいました。とにかくデケー。私は中にチーズとハムが入ってる、超特大特製シュニッツェルを注文したんですが、不覚にも全部食えず、残してしまいました。最近気合いが足りていないです。オタクリンガーというOTAKUビールが美味かったです。

短い期間だったのですが、いろいろ連れ回してもらい楽しめました。やっぱり、中欧のこの密度の濃さが好きです。また来ようと心に決めました。写真は、自然史博物館。

上海作品報告3
2008年03月03日

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世界一シブい画廊、中国で発見です!!
「国防画廊」はなかなか見られないですよ。それにしても、中央の☆のマーク、八紘一宇?の意味かな。
それって・・。

(みすたあX)

上海作品報告2
2008年03月02日

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上海は、中心部では高層ビルなどが密集していて、都市の雰囲気を醸し出していますが、ちょっと郊外に出たら、スラムみたいな所がいっぱいあります。野性的な目つきをした連中が多いので、油断していると大変な事になります。ですから、日本人ではないようなふりをして歩きます。それでもめざといヤツらが、私が日本人であることに気がついて追いかけて来ました。彼らは、西蔵 から来たと紙に書いていましたが、後でそれがチベットを意味する漢字だという事を知りました。皮膚の色が他の漢民族達と違うので、一見してどっかの少数民族とわかりましたけど。

やつらは、会心の笑みを浮かべ、私に虎の爪を買う事を勧めてきましたが、得体の知れない連中と関わりを持ちたくないので、その場を去ろうとしましたが、頼むからと拝まれて、服を引っ張られ逃げられなくなりました。結局、現地の値段としては、結構な値段で爪を買わされる事になりました。刃渡り30センチくらいの刀を持っていたし、どこから出て来たのか知らないけれど、まわりから民衆がぞろぞろ出て来て、イッツ ショータイム!!的雰囲気になり、引っ込みはつかなかったです。人間が無駄に多い国です、ここは。あー、やっちゃった。

金ノコで、虎の指を切り落としています。これが、報告1で紹介した作品になるわけですよ。

(みすたあX)

上海作品報告1

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こんにちは、ベルリン入りしたみすたあXです。先月みなさん御承知の通り、私は上海で久保田弘成の今後の制作の為の営業活動をしていたわけですが、その途中に、久保田さんによるベルリンからの遠隔操作で久保田作品の制作も行っていました。道具とか、ほとんど持って行かなかったので、すべて現地調達です。そこが面白い所なのですがね。

なにしろ、中国は何もかもブランドもの以外のモノは、日本の半分以下の値段で買えますから、素材には恵まれました。そのかわり、それぞれのモノの質は残念ながら劣ります。この骸骨も、石膏で出来ていますが、何度も型から抜き過ぎたせいなのか、形が甘いです。店で買ったときは、出来たばかりらしく、水分が抜けておらず重かったです。石膏の質も悪いので、すぐ割れてしまいますが、そのかわり値段は、日本円で500円もしないです。

私は、道ばたで自称 西蔵人(チベット人)に捕まえられ、彼らのその憎めない笑顔と、何気なく見せられた青龍刀に脅され、わけのわからない虎の爪を買わされました。まだ死んでからあんまり時間が経っていない虎らしく、匂いがスゴいです。ビーフジャーキーなんてものではないです。多分日本に持って帰ったら、成田の税関で捕まってしまうのではないかと思います。そんなこんなで、作品の一部にしてしまいました。

泊まっていたアパートに、わざとらしい造花がありまして、ユルい作りの骸骨との間に絶妙なハーモニーを作り出していたので、これらを組み合わせてみました(そうしろとベルリンから指令がきました)。この2つですと、あまりにも退廃的すぎて、生きる希望がなくなりそうですので、虎の爪を加えて完成です。いいでしょう。これでやっと生け花になりました。

でも結局、画廊の方からの、そんなわけのわからないヤツらから買った爪を画廊に置いて行くな!!、という無言のオーラによって、私は爪だけ外して日本に持って帰ることにしました。ですから、この作品は幻の作品と言えます。成田で、虎の爪をポケットに忍ばせ、何気なく検査を通り過ぎたみすたあXでした。ポケットがクサくなってしまいました。今は久保田組スタジオの秘密の場所に隠してあります。

ベルリンより
2008年02月29日

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最近益々インチキ臭さに拍車がかかってきたと言われてます、久保田です。
すがすがしい金曜の朝です。早起きして、近所のRosenthaler platsの写真を撮ってみました。
曇ってはいるけど、最近は日も長くなり暖かいし、過ごし易いですね。
遠くに見えるロケットみたいなのが、テレビ塔ですよ。上海のヤツに似てるけど、こっちは60年代からあるから
この妙な形はこっちが元祖だと思います。いつみても変な気分になります。宇宙を飛んでる気分だぞ〜、です。
ちなみに丸い部分はレストランになっていて、中が回転します。妙な事に気合いを入れる、それがドイツです。

今日は、ベルリンビエンナーレの期間に合わせて、生きろ鈴木さん(世界中で 生きろ を書き続けている
アーティスト リンクに貼ってあります)と展示を計画しているんで、その打ち合わせの為に
Theaterhause mitteのGabiさんに会いに行きます。うまいこと話しが進むと面白いです。
また車を回しますんで、見たい人は是非来ていただきたいと思います。期間はまだ未定。

最近酔っぱらうと、口が勝手に動き2秒後に、今まで言っていた事と正反対の事をしゃべったりしてしまいます。
反省です。

いってきます
2008年02月27日

日本の皆さん、短い間でしたが暖かくしてくれてありがとうございました。
みすたあXは男ですので、もう行かないといけません。止めないで下さい。
楽しい思い出ありがとうございました。信州男児に休息という文字は無いのです。

昨日は、人生の原点、村山 久保田組スタジオにて、自分を振り返る事が
できました。もっとやれるサと、開墾サマ(開墾の神)が微笑んでましたよ。

ベルリンのみなさん、すぐ行きますから待っててください。
今度飛行機に乗り遅れたら、人間を辞める覚悟です。
久保田さん、もうすぐ会えますね。

ニュー信州の会
2008年02月22日

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楽しすぎて涙がでてしまったところまで記憶があります。
Y越さん、あの汁を店に置いて来てしまいました。店のママさんが使っているかもしれない。

中国のお土産 1
2008年02月19日

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ドラえもん と ドラミ・・・ちゃんです。
貯金箱ですが、いったい誰にあげたらいいのか悩んでいます。
こういう自由さ、とても大好きです。
ドラミちゃんの方、作家の苦悩が感じられ味わい深いです。

上海をあとにします
2008年02月17日

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(みすたあからメールが来ました)
久保田さん、ベルリンはどうですか?こっちはこの間までの寒波がウソの様に、ポカポカ日和が続いていますよ。
酒もうまいし、このままここにいられたら、どんなに楽しい事だろうと思います。でも孤独な戦士、男みすたあX
の闘い、こんなところで休んでいる場合ではないですよね。来週から一度帰国し、しばらくしたら久保田さんに
合流する為にベルリン入りします。

上海滞在期間に、いろんな人と出会いました。これからココで車を回せるかもしれない手がかりを、いくつか
つかんだので、ドイツに行ってから御報告しますね。芸術を盛り上げる気持ちを持っている同志も、いっぱい
いたんで、芸術梁山泊計画も順調に進んでいますよ。ここでの経験はこれからの活動の中で、じわじわと
出て来て、思わぬ成果となって現れて来る事でしょう。

浮き世に疲れた男と女が出会う街、上海・・。再見(サイチェン)です。

みすたあX

P.S.  写真は積み荷を満載した船が、揚子江をさかのぼって行く様子です。

部屋の近くに
2008年02月13日

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(みすたあメール2)
部屋から歩いて20分の場所に、美しい水郷発見です。
正月で人がいっぱいです。串焼き火鍋など美味い物の宝庫です。
酒も安いので飲みまくり、肝臓大活躍中。
おかげで肌が、プリプリのつやつやになってしまい、何の意味があるのだろうと考えさせられています。
久保田さん、今度案内しますね。

水墨画でプロパガンダ

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(みすたーからメールが来ました)
久保田さん、私は昨日、上海美術館に行きましたよ。中国の水墨画や油画など沢山見る事ができました。
彼らの技術はスゴいです。とても真似出来ないですね。久保田さんが少しは絵が上手になるように、
図録をお土産に買って行きますから、勉強して下さい。

自然を題材にした作品など、まさに花鳥風月、山紫水明の世界で美しいです。
その中に、いきなりスゴい水墨画発見です。
「慶祝我国原子弾爆炸成功」という題名でした。60年代に書かれた作品のようです。
日本人の私としては、少しショックでしたね。これも水墨画のカテゴリーに入るんですね。

菌王鍋 ウシガエル入り
2008年02月06日

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(みすたあから、しつこくまたメール来ました)
今夜は、まえからずっと中国に来てまで節約生活をしていますんで、たまにはいいだろうと思い、おもいきって外食してみました。上海郊外の、日本人旅行者は誰もいない七宝(チーバオと読む)という場所に泊まっているのですが、近所に大きなスーパーとかレストランが密集している場所があります。そこにある鍋屋さんに行きました。週末はそうとう混んでいるので、前から気になっていました。

店に入るとおねえさん(美人)が席まで案内してくれますが、中国語しか通じないんで、注文に少し手間取ります。メニューを書いた紙を渡されるので、欲しい物の欄に印をつけるシステムになっています。私は日本人ですから、少々漢字が読めますが、読めても意味が分からない事が多いです。魚介類、肉類の鍋なんだろうなというのが、いくつかわかりましたが、何故か”菌王鍋 ”というのに心ひかれ注文してみました。あと、一度スーパーで買って来て、自分で部屋で調理してから大好きになった、ウシガエルも注文しました。牛とか豚羊の肉に比べ、格段に安いです。注文を受けたおねえさんが、こいつ日本人のくせにウシガエルの欄に”2”(二匹)とか書いていやがるぜ、と思ったらしく、支配人のところに相談しに行きました。支配人は何を思ったのか、巨大なウシガエルを網に入れて、私の所に持って来ました。多分、オマエが今注文したのは、こいつのことだぞと言いたかったのでしょう。まわりに他の客もいるのに、恥ずかしいじゃないか。しかたなく、じゃあ一匹でいいよと伝えました。

しばらくして、ビールと菌王の入ったアツアツの鍋がやってきました。菌王は、予想通りキノコの事でした。私はキノコが大好物なので、直感でわかりましたよ。菌王どもの中に、ウシガエルの肉をぶち込み、自分で自由に作れるタレのコーナーで作った、みすたあ特製のタレにつけて食しましたよ。カエルは少し生臭いので、ニンニクやネギを利かせたタレで食べたらうまかったです。見て下さい、このカエルの写真、そしてそれを食う日本男児、益荒男のこの勇姿。キノコの鍋にカエルをいれて食う姿に、本場中国人もびっくりです。多分、私の前世は山伏か山姥だと思います。

それにしても、菌王どもの量の多さには、私みすたあxもマジで脱帽です。中国人の人海戦術は有名ですが、これはキノコ戦術とでも呼びましょうか。負けるわけにはいきませんので、途中でお腹が痛くなりましたが、全部食べ終わりましたよ。素朴な疑問なのですが、キノコって栄養あるんですか?  まあいいです。全部食べ終わり、鍋レストランをあとにしました。勝利の微笑みいっぱいの私を見送る、受付のおねえさん(美人)のまなざしが、妙に熱かったような気がしました。

久保田さん、ベルリンにはこんな店ないでしょう。では

長江のほとりより みすたあX
2008年02月01日

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(上海で営業中のXからメールが来ました)

久保田さん、ベルリンの方どうですか?ちゃんと制作してますか?
私の方は上海の資本家の方々に通訳を交えて、久保田さんの作品について相変わらず営業かけてますが、やはりまだ馬の骨の疑いが払拭されませんので、資金を出してくれるまで持って行くのは厳しいです。もっとどこかで車を回して有名になってもらわないと、私の活動が無駄になってしまいます。2年後くらいに上海で車を回せる様に頑張りましょう。

ところで今日は、また朝5時に起きて、あなたから頼まれていたシータンの、根彫博物館の視察の為、バスに乗ろうと停留所まで行きました。もう、上海に今週降った100年ぶりの雪の影響は、道路を見たところ無さそうなんで、今度こそバスの運行を確信していました。キップ売り場のおねえさんに、シータン行きのキップいくら?って聞いてみたところ、今日は寒すぎるからバスは走ってないと英語で言われました。朝、道でいっぱいバスが走っているのを見ましたが、どういうことなんですか?私、中国の人が言う事、たまに信じられなくなる事があります。寒いからって...。

しかたがないので、このまま部屋に帰るのもいやですので、地下鉄で地球の歩き方には☆が一つしかついてなくて、人気が無いですが、私は関心があるんで上海ショウ(中国の漢字です)抗戦記念館という、昔、日帝がした事を糾弾する博物館に行きました。見るからに外見が日本人の私は、中国の方々に囲まれ肩身が狭かったです。その後、隣が長江でしたので一人タバコを吸いながらたたずんでみました。ドナウ川よりデカかったです。向こう岸が見えなかったです。何か自分がとてもちっぽけに思えましたね。

なんだか心が寒いので、今夜はスーパーでナント5枚組 68元(1000円くらい)で売ってた、激安のテレサテン(登麗君)のCDでも聞きながら紹興酒を飲もうと思います。松崎しげる の「グッパイマイラブ」も中国語でカバーされてました。すごくイイです。あと、しばらく私も副業の方をやらないと、あなたの営業だと食えないんで、活動を休みますね。宜しく御願いします。では、また連絡します。

久保田さんのシモベ みすたあX より

p.s 写真は、抗戦記念館横にあった中国の英雄 除化成 という方の像です。
私は写真が下手なんで、ロシアのレーニン像そっくりに撮れてしまいました。すみません。
中国の女性美しいです。

根彫魂
2008年01月28日

久保田組専属営業マン、みすたあXの報告によると、ヤツは久保田組 彫根マラスカ部門の営業の為、根彫(木の根っ子を彫った彫刻)の現地調査の為、上海からシーアンという村へ朝5時起きで旅立とうとしましたが、雪のためバスが止まっていて、行けなかったと涙声で報告がありました。シーアンには根彫博物館があるそうです。
たった2センチの雪で交通が麻痺する、気合いの入ってな国だとも言ってました。
頑張れX! 久保田組の未来はオマエにかかってる。

ベルリンより  久保田

X in Shanghai
2008年01月25日

なんか、Xからの連絡だと結構寒いみたい。
バスの乗り方がわからないので奴は歩きまくっているらしいが、ビルに囲まれて自分の場所がわかんないって。
でも、船に乗って河を渡ったり、食べ物が安いんで食いまくって楽しくやっているようです。
ちゃんと仕事もして欲しいです。

展示無事終了6
2008年01月21日

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奇才 蝿氏の作品、売れ行き伸び悩んでたなあ・・。さらなる研鑽が必要かも。

展示無事終了5

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このシリーズだって、ちゃんと売れてるんだから文句は言わせねえ。
日本人の表現範囲の許容量、もっと拡げて行きましょう。

展示無事終了4

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リトグラフ作品、新しい境地です。額だって自分で作ったんだぜ!

展示無事終了3

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手前のは、トランザムの切り身に発光塗料、松陰神社のお札を貼った作品。光を当てると光るの知ってた?

展示無事終了2

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ポスター買っていただいた方々、どうもありがとうございました。

展示無事終了
2008年01月20日

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おかげさまで浅草橋MAKII MASARU FINEARTSでの展示を、好評のうちに無事終えることができました。
今回は、ベルリンでの活動報告という意味合いも強かったですが、自分の中では久保田弘成というアーティストを自分なりにどうこれから世間に見せて行けば良いのか考える機会になりました。いままで、作品を売って行く、宣伝するという事について、全く考えてこなかったせいもあり、行き詰まりや閉塞感を感じてきましたが、車をバリバリに回す事だけじゃなく、そのコンセプトや制作過程、制作の根底となる理由の説明とか、プロとしてやっていかんといけないなと、感じました。いままで甘えてましたホント。

今回は、予算もかなりかけましたが、少し販売にも結びつける事ができたんで、何かしら手応えは感じられました。みなさんの励ましの御言葉、エネルギーに変わっていますよ。これからも、日本だけでなく世界中で作品発表を続けていく所存なんで、応援お願いします、押忍。

2008年の久保田も見逃せないですよ〜。エネルギーの供給を火力発電から、すべての事象から発電する方法に切り替えたんで、疲れは無いです。気合い。次はいったい何処で車を回すのでしょうか?
みすたあXの営業活動も、同時報告して行きますんで、みすたあファンの皆さんもよろしく!!

あの頃の写真
2008年01月12日

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アヤコ氏にお願いし写真を譲ってもらいました。
う〜んカッコイイ、ナルシズム。

東村
2008年01月10日

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なんか、みすたあXから写真送られてきたんだけど、なんだか東の村にいるって。
でも、東村山ではないらしいよ。

作品が売れている
2008年01月06日

武田信玄に影響を受けスキンヘッドにしたミスターXの報告によると、昨日のオープニングで
結構作品が売れたらしい。今のところドローイングが二枚、ポスターが6枚も売れてる。
中でも、ダークホース中のダークホース、久保田の汁によるドローイング「挫亜麺 III in Berlin」が来たのは
かなり嬉しい。新興宗教チックな額と、武蔵村山風アレンジが効いてしまったようです。

昨日は、沢山の方にお越しいただいて、盛り上がったと聞いてます。
二次会の方も、リスキイ君のち◯ぽビール洗いパフォーマンスなどで楽しんだようです。
居酒屋のマスターが感激していたと聞きましたよ。
ベルリンからだと様子が分からないのが本当に残念だなあ。

いよいよ今日から
2008年01月04日

東京のみすたあXからの報告によると、いろいろ苦労はあったけど、無事展示完了とのこと。
みすたあ、マジでありがとう、俺はうれしい。

浅草橋 マキイマサルファインアーツ で17時からオープニングパーティー。
疲れ果ててはいるが、久保田の親友スキンヘッドXが酒を用意して待ってるみたいです。
奴は、ホントいいやつです、彼女も募集してるみたいなんで、遊びに行ってあげて下さいね。

作品も力作ぞろい、ベルリンの作品映像が見ものです。
ドローイング、版画、小品など、日ごろ見られない久保田がめじろ押し!!
買うなら今ですよ?。        では明日!!!

2008へ
2008年01月03日

明けましておめでとうございます。
平成20年。もうあれから20年も経ったのか・・。

世界各地で車をまわす。これがこれからの自分のやる事です。
今年は、その為に自分の能力を鍛え上げ、金を集める方法を編み出し、うまいことヤル手段を見つけ出したい。
芸術ってのは、結局金や富、エネルギーの浪費なんだよ。どんどん浪費して、新しいモノを作り出して、停滞した動きを回して行くんだ。ぷすぷすとくすぶってばかりじゃ、気持ちが悪い。溜めている人、私に投資しなさい。

2008、もうやる事は決まってる。あとはヤリまくるだけ、考える必要は無い。
2008よ、オマエを殺す。

2007のバカヤロー
2007年12月30日

自分にとって波乱万丈だった2007年が、とうとう終わろうとしてます。思い出すと、元旦早々からベルリンで、俺が乗ってた乗っていたトラム(路面電車)が、自動車に衝突し、今年は何かあるとは思っていたけど、かなりハードな年となりました。前半は何をしていたのかもうすでに忘れてしまったけれど、ひたすらトラバントと格闘の日々・・、今となれば楽しい思い出に変わっているけれど、当時は苦しかったよな。

後半は、マケドニアのレジデンス参加、ミッテで車回したりと、慌しかったなあ。海外初の車回しが大成功に終わったのが嬉しかった。うーん、細かい部分はぜんぜん思い出せない。とうとうバツイチにもなったな・・、もうオトナだな。

あー来年は何が起こるんだろう?少々疲れ気味、個展にエネルギー費やしてるからな。
みんなの応援たのむぜ、1月5日にX氏が画廊で待ってるってよーー!!!

版画作品
2007年12月24日

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うおお、でけえ。
新横浜にあるプリントハウスOMさんに依頼して、リトグラフによる版画を作っています。X氏の話しだと、種類も4種類ほどあり、シブく仕上がっているもののインパクトは失われず、刷り師の方々の技術とセンスの良さが伺われるとの事です。

写真でもなく、インクジェットプリントでもない。巨大な印刷機で世界中でもあんまり見かける事の無い方法によって刷り上げてるんで、いい味が出てるらしいです。どんな展示になるんだろう、楽しみです。

展示のお知らせ
2007年12月22日

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マキイマサルファインアーツでの展示のDMが出来上がりました。配り歩いてるX氏の話しだと、この写真、なかなか好評のようですが、中にはひいている日本人もいるとか。ふんどしだしな。
1月5日にはオープニングパーティーも17時からあるようですので是非どうぞ。

http://www.makiimasaru.com/

久保田蝿 氏
2007年12月10日

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最近ベルリンで売り出し中の作家 久保田蝿(Hae KUBOTA)氏が、どうしても私の東京での個展で一緒に発表したいとの事で頼み込まれているので、仕方が無く作品を一緒に送ってあげることにしました。彼は、蝿や虻をモチーフにして絵を描いて、人間界の欲望を表現したいと言っている作家です。まだ絵の具の使い方に慣れていないのか、へたくそですが、考えているイメージが直接伝わって来るので、興味深くなかなか面白い絵です。展示は、マキイマサルファインアーツという浅草橋にあるギャラリーで、1月5日〜17日までありますから、私の作品と一緒に蝿氏のドローイングもお楽しみいただければと思います。

愛されてます
2007年12月05日

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どんどんベルリン暗くなってま〜す。そのおかげで、ドローイングの方はかどってますがね。
9月に行われた JAPAN NOW 2007 の打ち上げが、つい最近行われたので、寿司を巻くお手伝いをしてきました。かなり飲み過ぎたなあ・・後悔(いつも)。

私がトラバントを回した「Berlin Hitoritabi」という巨大な作品は、未だにテアターハウスの中庭に置かせてもらっています。エンジンが風雨にさらされて、痛んでしまうといけないんで、小さな小屋を作り保護してます。どうやら、JAPAN NOW 2009 でも回せそうな感じだ。作品の保管代だけでも、馬鹿にならない金額なので、オレとしては、かなりラッキーです。ベルリンに来ればいつでも見れますよ。

写真のおもちゃは、オレの作品の大ファンのテアターハウスで働いてるマケドニア人Eさんに、同僚の人が作ってプレゼントしたモノ。すげー手が込んでる。ちゃんと回るし、音楽も下のボックスのスイッチを押すと流れる仕組みになっている。加えて、オレの背中の生写真付きときてる、てれるなー。ハシの演出が面白いよね。

テアターハウス周辺では、どうも「Berlin Hitoritabi」は、かなり愛されてるようだな。
日本人でなくても、この哀愁は感じられるものなんだ。
マキイマサルファインアーツでの展示で、一人旅映像が見られるので、是非足を運んでみてください。

ドローイング 5 レーニン像
2007年11月27日

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憧れの絵描き生活も、堂に入って来たせいなのか、日中力仕事をして、そのまま疲れて寝てしまう彫刻家のリズムと違い、部屋の中で明かりを照らして続けられる作業なので、何故か夜眠れない体質になってしまいました。集中するせいで、目が冴えてしまっているのだろうか。早寝早起きが信条の私でしたが、遅寝遅起きになってしまいました。もっとも、遅く起きても、冬だから外はまだ暗いけど。

ドローイングの数も日に日に増え、全部売れたら(売れねえけど)、イイ金になる量になってきました。いいかげん、車の絵を描くのもしんどくなってきたので、最近はいろんなモノを描いています。自動車を回す事で、自動車という乗り物の機能を無視して、よりタダの物質に近づけて、その物質が持ってる単純な力を表現する、というコンセプトからすると、ホントは、何を回そうが同じ事だという結論になる。よく、何でも回せばいいと思っているだろう、と人から言われますが、そう思ってますよ、何か悪いですか?

何か、ベルリンに関係した物で、面白い物無いかなと探したところ、レーニン像を思いつきました。実際は、撤去されて今はどこにも無いですが。レーニン像だって、高速で回せば、ただの銅の塊に近づくわけだから、車と意味はそう大きく変わるわけでは無い、と思う。ただ、ドローイングとしては、回ってばかりでは面白味が無いんで、今回は、組み立て風景にしてみましたよ。写真で見ると、なんか良さげな絵に見えますね。

こんど、ドローイングで正日とかも銅像にして、回してみるかな。より銅に近く見えるよ、きっと。

とっておき画像
2007年11月25日

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昨晩は、いきなり夜中に雪が降って来て、飲み会の帰りにヒドい目に遭いました。一つ一つの雪の粒が、でけー。
朝になったら、かなり解けてたけど。

あいかわらず、ドローイングを続けていますが、彫刻のイメージの為の材質画像をグーグルで検索していると、まったく関係のない画像に行き着く事が、多々あります。この画像を発見した時は、ムネが苦しくなりましたよ。ベルリンには、魚がスズキの酢漬けと、サーモンくらいしか無いんで、この写真は、ムネが締め付けられる思いです。ベルリン在住及び海外の日本人の方々に送ります。 これって、嫌がらせかな?

それにしても、「コンクリート 断面」と検索して、どうしてこれに行き着くのか?

アメリカ、もういいよ・・
2007年11月24日

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こんなの作るより、木でチンコ作ってる方が、よっぽどましです。

男根彫刻は、日本の心です
2007年11月22日

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今、bbsの方で男根彫刻が熱くなってるんで、関連した写真載せます。
これは、マケドニア(旧ユーゴ、地図ではギリシャの上)のレジデンスに行った時の写真。ガリチェニックという山の中の村に行って、制作しました。この村出身の英雄の頭と、その辺に転がっていた丸太をもらって、男根彫刻を作ったのですが、なかなかの人気でしたよ。村人は、マケドニア正教。一緒に参加していたアーティストでイスラム教の人は、ひいてましたが。日本からやってきたストロングな彫刻家として「クロサワ」というあだ名で二週間呼ばれました。

村人が制作中のオレに「ドブロ!」(いいね)と声をかけてくれ、朝からラキア(すげえ強い酒)を振る舞ってくれました。それが普通みたいだ。酔っぱらいながらの彫刻作業は、韓国を思い出させました。木が腐ってたし、どうなる事かと思いましたが、中身は良い状態でした。韓国同様、あんまり時間が無かったから、完成度が低いけどね。

これで、韓国、メキシコ、アイルランド、マケドニア、日本の五カ国でダンコンを制作したことになる。ドイツは、まだだが、そろそろしばらく封印しようかという気もするんで、今後どうなるかはわからない。よく、日本の恥とか言われますが、遺跡からゴロゴロと男根型の石棒が出て来たり、御神体として祭ってる神社もあるんだから、立派な文化と言えるぜ。むしろ、こそこそと隠す方がよっぽど変だ、自信を持てよ。男根彫刻は、日本固有の文化です。日本での世界男根彫刻大会の開催は、みんなの願いだ!

今度出来るらしい、新東京タワーの形は、是非チンポ型に変更して欲しいものです。

photo  Jim Delarge

そこそこやるね
2007年11月20日

最近よく夢を見るが、昨日は、プロレスラーになった夢だった。地方巡業をしていたのだが、オレは、プロレスラーとしての体が、まったくできていないが、まあそこそこやれているレスラーで、大技は無いが、何故か人気はあった。一つの団体にとどまる事ができずに、いろんな団体を出たり入ったりしているうちに、蝶野のいる団体に来た(夢の中では、なぜか新日ではなかったが)。

試合後、蝶野がやってきて、お前はいろいろな団体を渡り歩いて来たのもあるし、そこそこ才能はあるが、基本的なプロレスへの愛みたいなものが弱い、とアドバイスをもらった。なぜか、いきなりオレは体を鍛え始め、みんなが驚いているところで夢は終わった・・。  何を意味しているのか?

学生の頃、姓名判断が出来る守衛さん(別名 ダッフんだ さん)がいて、100円を渡してお願いした所、何を見てもらいたいんだと聞かれ、アーティストとして、ボクはやっていけるんですかね、と訪ねてみた。結果は、「そこそこやるね」だった。

それ以来、そこそこというのは、どの程度の事を言うのだろうかと考えつつ、ここまでやってきた。あいまいで、微妙な表現だ・・。夢の中ではレスラーとしても、そこそこだし、なんか、もっと強い思いとか必要なのかな〜、と朝から思ってしまった。う〜ん、何なんだ。     

蝶野選手とりあえずありがとう。だっふんだの方は、まだ生きてるのか知らないけど。

ドローイング4 行き詰まりの季節
2007年11月19日

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どうも、日曜の朝というのに、どこかの部屋でセックスをしている声が響き渡っているベルリンです。
あいかわらず、ドローイングを続けておりますが、なかなか誤摩化し方がウマくなって来たこの頃、それと同時に、制作に対するモチベーションも下がって来ている気もします。最近、飲み会が続いているのもあるし・・。
これは、行き詰まりというものでしょうか?

絵の中身に突っ込んで行こうという気がおきません。そして、自暴自棄気味になります。人というものは、行き詰まると他人を攻撃しようという心が生まれてしまうのでしょうか。秀吉の朝鮮出兵の失敗の教訓が、まったく生かされていません、困ったものです。でも、出来てしまったものは仕方が無い。当然、この作品も、個展では展示します。いくらに値をつけたらよいものですかね・・。

個展は、1月5日〜17日まで、浅草橋にあるマキイマサル ファインアーツというギャラリーで開催します。私は、ドイツで文化庁の研修をしていますから、帰国する事ができません。代わりにミスターX氏に展示の準備をお願いする事になっています。Xさんお願いしますね。

PHO
2007年11月14日

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久々に快晴の朝を迎え気持ちの良いベルリンです。ここのところ曇っていて、あまり外に出かけたくなかったのですが、こういう天気なら、出歩きたくなります。ちょうど食材がなくなってきていたんで、アレクサンダープラッツのアジア食材屋まで歩いてみることにした。最近は、日が当たる時間が貴重になってきてるんで、日光を浴びるのが嬉しく思えます。あんまりコッテリしたものや、栄養満点なものは食いたく無いこの頃なんで、アジア屋は助かる。トルコ屋(トルコ食材屋)が、ミッテにはあんまりないのが残念です。

PHO(フォー ベトナムのラーメン)は、パリ時代にもチャイナタウンでよく食べてたんで、気に入っている料理だ。ベルリンでも、ベトナム移民が多いのもあって、PHOが食えるが、あんまりパンチが効いていない。パリで食ったPHOは、生牛肉や臓物系の肉がどっさり入っていたり、香草もたっぷりだった。ドイツ風に味の薄い感じにアレンジしてるんだろうか。とにかく、物足りない。そういえば、パリのベトナム人は、性格もあくが強い感じだが、ベルリンの方は、おとなしいな。何か味に関係があるんだろうか?パリの方は、華僑なのかな? まあいい。

今日は、ということでPHO用の麺(激安)を買って家に帰りました。ダシとか、ろくなものが無いし、もともとオレは味音痴のきらいがあるので、なんでもぶち込んで食している。決して他人に食わせる事は出来ない・・。とりあえず、腹一杯になったので、仕事にとりかかりました。  オレは、早起き人間、気持ちいいぞー。

ドローイング3 Endless rain
2007年11月12日

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降るでもなく止むでもなく霧雨の舞うベルリンです。一日一枚か二枚のペースでドローイングを続けていますが、最近は、「色を塗る」に挑戦しております。これが、なかなかうまくいかない、試練です。

この車は、以前マケドニア(旧ユーゴスラビア)に行った時に山村で見つけた、朽ち果てた ZASTAVA(ザスタバ  雑束じゃねーぞ馬鹿にするな)旧ユーゴ製の自動車。デザインは、フィアットをパクったものらしいが、そんな事はどうだっていい。ZASTAVAは、永遠にZASTAVAなんだよ、背負って来た歴史的背景が全然違う。当然、ユーゴが無くなった時点で生産はされていないから、貴重です。まだ走ってるけどね。将来、是非回してみたい車の一つでもあります。トラバント同様作品に歴史も一緒に取り込めるしね。長年の風雨にさらされ、こんなになっちゃったんだろう。

ちょうど、この間までのボウイに引き続き、日本の中古CD屋でXJAPANの安CDを買って来てしまったので、聞きながら描いてる。どうして、今時そんなのにハマってしまったのか?おれは、高校生の時に、クラスの仲間がバンドをやっていて、ボーカルだけやりたい人が見つからず、しかたがなく歌が上手でもないのにやってしまった苦い思い出がある。バンド名は、Je t'aime ジュテーム だしな(ホントは漢字で 呪帝夢 と書いていた。意味は英語でI love you.だよ)。う〜ん、思い出す度にほろ苦い。コピーしてたのが、ボウイ、Xあたりだったから、妙なサイクルで最近ウケてしまったのか?

というワケで、この作品はかわいそうだが、Xの曲から取って 「Endless rain」 と命名。ボウイの歌詞の中の、「裏切りのRainyday 」でも良かったけどな。ドイツにいる意味あるのか?  これは、買いやぞ!

ドローイング2
2007年11月09日

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毎日、シコシコシコっとドローイングを描き続けております、久保田です。相変わらず、外は寒くて暗いんで、部屋の中が快適です。何枚か描けたし、部屋の中で自分のペースで進められるし、絵描きってのは何て楽しい仕事なんだろうと、うらやましく思いました(オレは彫刻家)。

鉛筆で書くのが自分には合っているんで、そればっかりやってましたが、自分の得意な事ばかりしていても、これからのオレの為にならんのではないか等、シコシコ考えたあげく、色を塗ってみるのに挑戦する事にしました。なにせ、日本の彫刻教育では、彫刻に色をぬっちゃあならねえ、という伝統的な掟がありましたんで、オレもそれを守って生きて来ましたが、それがあだとなり、色彩には苦手意識がとても強い。一つ一つの色を紙にのせる度に、非情に勇気がいります(オレにとっては)。いやー絵描きの人は、すごいな、さっきはすみませんと思いました。

せっかちにやろうとするのがイカンのかな、初めにベースとか塗るのかなとか、いろいろ迷いながら進めています。何の世界でも、新しく自分がやった事の無い領域に入ると、苦しいもんですね。でも、やるしかない。なんでもかんでも力技で済ませて来た自分の人生に反省です・・・・。         これはまだ描きかけ、これからが苦しいのだ。

ドローイング
2007年11月05日

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ベルリンは、やっぱり寒いでーす。部屋の中にこもってるのに限ります。ちょうど、来年の1月にドローイングの展示をすることになっているので、毎日地道に描いています。私の場合基本的に、将来本物の立体にしたい作品のアイデアを、平面で表現するという作業になってるんで、紙の上でそれをやるとなると、かなりめんどくさい事になります。

パースとの闘い。パソコンを使えば、楽に出来る方法があるのかもしれませんが、私は、鉛筆と練り消し(練りゴム)でアナログにやってます。集中力が必要になるし、修行に近い作業です。でも、やってるといろんな煩わしい事など忘れる事ができて、意外におもしろいことに気がつきます。これから、本物の立体を作れない時は、このドローイング作業をしていこうかと思います。ひきこもりそうですが。

これが売れてくれると、ホントに助かるんですがね。本物の馬鹿でかい彫刻の方は、買ってくれる人いるわけねえしね。この、夢の助成金生活も、残り1年となってしまい、危機感をつのらせる久保田です。誰かかってくれねえかなあ?安くしとくよ。 将来絶対値上がりする事間違いない。今しかないぞ、買うのは。ブレイク寸前だしな!

ベルリン復活
2007年11月02日

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12時間前に、ベルリンテーゲル空港到着。異国の地とはいえ、自分の部屋がある場所に来るとホッとするものですね。乗り換えのフランクフルトでは気温が5℃だったんで、ベルリンはもっと寒い事を予想していましたが、それほどでもなく快適です。

今回の帰国は、たったの一ヶ月ということで異常な忙しさでしたが、みなさんの暖かさを身にしみて感じることができ、今後の活動のはげみになりそうです。夜な夜な居酒屋にくり出し、いろんな方々と呑めた思い出は忘れられませんよ。極めつけは、この写真のおっさん達。早朝7時から久保田組スタジオから始まった ”死のロード ”結局夜中まで。国立(くにたち)バーミヤンの橋本さん、ごめんなさい。出入り禁止にならなくてよかったです。オレの肝臓も、まだまだ行ける、ウコン無しでも。パワーいただきました。

悪友達もいなくなった事だし、しばらく酒量を減らし、集中して制作でも始める事とします。  できるかな?

K氏一家と
2007年10月21日

地元出身のK氏(会社社長をしてる)が、彼の奥さんの御実家が営んでいる、御寿司屋さんに連れて行ってくれました。彼に会うのは、実に20年ぶりくらいで、懐かしかった。子供のころは、大人しかったので、俺が妙なアーティストになっていたのは、大変な驚きだったみたいです。彼だけでなく、その家族一同が、続々と集合したので、びびりましたが、飲んだり食ったりさせてもらいながら、自分の作品について語ったり、彼らの話を聞いたりと、凝縮した時間を過ごせました。  温かかったなあー。

帰りに太巻きをお土産に持たせてもらい、今朝いただきました。うまかったです。
やはり、日本は最高ですね。ありがとうございました。

渡り鳥
2007年10月19日

東京で、人の家を泊まり歩き、たまに久保田組スタジオで野宿生活をしてますが、結構楽しくなってきました。昨晩も国分寺roofにて一杯。先日、ムサビで講義をさせてもらい、懐が潤っていますんで。

あと10日、日本の皆さん遊んでやってください。

日本到着
2007年09月28日

26日夕方、日本に帰国し、そのまま大森氏、吉岡氏と国立「まっちゃん」(もつ焼きや)へ直行。
日本酒をしこたま飲み、二件目のスナックへ。深夜まで歌い、泊まるところが無いので、大森氏のお宅へ。2,3時間寝て、久保田組スタジオへ行きました。なぜか冷蔵庫に日本酒が貯蔵されておりましたので、昼間から大森氏、木島氏、山田氏と痛飲。

夕方から、オーストリア人アーティスト ウォルフガング&ミラ夫妻、滋人&昌世夫妻、ウォルフガングの友人Mさんと居酒屋へ。しこたま飲んで食って滋人氏宅へ。

とりあえず、飲み歩き、人ん家泊まり歩き、酒浸りの日々を送っています。しばらく臓器を休めるために田舎に帰りますので、帰ってきたらまた一杯やりましょう。

ふんどし バージョン
2007年09月23日

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10日間の長丁場だったんで、毎日来てくれるお客さんの為に、各パフォーマンスに少し変化を持たせてみました。
曲を一曲にしてみたり、スピーカーを違う種類のものに変えてみたりと。究極は、写真を見てわかるように ふんどしをはいた事。
当初、予定はありませんでしたが、Japan Now に参加している、ドイツ人舞踏ダンサー  イムレさんにふんどしを借りました。「クボタさん、ふんどしの方がいいよ。」と上手な日本語で言われて。ドイツ人からふんどしを借りるなんて、不思議だ。

何か違和感を感じたけれど、挑戦。ふんどしというものに対して、特別な感情は無いけれど、はくと何か気が引き締まる。
機械と肉体との対比がいい とイムレさんは言ってました。見ていた人達は、どう感じていたのか。

83キロくらいから、最近は75キロまで体重が落ちたので、かつて序二段力士と言われていた面影も無くなっているのでは。
どうせやるなら、これからは、体をもっと鍛えてからやりたいと思います。ちょっと、人前で贅肉見せるのは、恥ずかしいしね。
いいのか、悪いのか、結局まだ結論は出ていないが、ふんどしをはくってことに対して、少し深く考えないといけません。

イムレさんが舞踏のワークショップをしているので、今度手ほどきをしてもらおうかと思ってます。
舞踏ってのは、地面からパワーを感じて、人間という媒体を通して表現するものだと、彼は言っていたが。
今後の活動の何かヒントになればいい。

写真 Suzuki Takahiro

Berlin Hitoritabi 2
2007年09月22日

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ベルリン在住の日本人の方々も、多数御来場いただいて、嬉しかったですよ。
Kさん写真ありがとね。

Berlin Hitoritabi
2007年09月21日

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Japan Now 報告続編。このところ、めっきり寒くなり、もう晩秋を思わせるベルリンです。このくらいの肌寒い季節が好きなんで、ちょうど良かったです。この寒さの中で服を脱ぐと、なぜか燃える。多分、あの頃の思い出を、体が覚えてるんだろう(知る人ぞ知る乱闘事件 ・・・ 楽しかったね)。秋の夕暮れ、いつもの時間にオレのパフォーマンスは始まる。

天気が悪く、日中雨が降っていても、その時間になると必ず止んだ。パフォーマンスの時は、絶対に雨が降らないというジンクスは、未だに健在。晴れ男というやつらしい。

この作品の題名は、Berlin Hitoritabi 旅とトラビーをかけてみたけど、なかなかみんな気づいてくれない。日本人より、ドイツ人の方が、気づくの早かったです。会場は、旧東ベルリンだし、みんなトラビーに親しみを感じている。東出身の人達から、自分達の思い出や、過去の記憶を引き出せれば面白いなと思っていましたが、うまくいったようだ。エンジンの調子が悪い時には、その辺のオジさんが、何やらアドバイスをしてくれて、嬉しかった。面倒なドイツ人らしい質問も多々あって、悩みながらも楽しめました。

昼間から酒を飲んでた日もあって、その日はかなり高速で回ってたらしい。祭りだからしょうがない。

ポーランドとスペインのテレビも取材してたんで、なんか有名になれるといいんだが、そんな簡単じゃないよね・・。
いやー、楽しかった。詳しく書きたかったけど、忘れてしまいました。

Japan Now in Berlin

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HPの調子が悪くて、事前に予告など出来ずに残念でしたが、とりあえず報告を。
9月10日から19日まで、テアターハウス ミッテ という場所で、車を回していました。約一年間の長期制作の成果が、とうとう出せたんで、感動でした。夕方7時から毎晩パフォーマンスをしたんだけど、10日間連続でやったのは初めてだったんで、機械がぶっ壊れないか、ボルトが緩んでこないか等、心配ばかり。それも、今回は、今までの回転速度の倍の速さなんで、車吹っ飛び覚悟、けが人死人上等のつもりで行きましたよ。

曲は、坂本冬美 「無錫旅情」、細川たかし「望郷じょんがら」で行ってみましたが、これが何故かドイツ人にもウケて、CDをコピーしてやりました。三味線とトラバントの絶妙なハーモニーが、彼らの心を捉えたようです。毎回、ファンが増えて行き、毎日来るお客さんもいました。これは、将来金が取れるかもしれねえなと、思ってしまった。途中で、逆回転も出来る事に気がつき、いろいろ遊んでみた。トラバントのエンジン、これがまた渋い味を出していて、何とも言えないです。

オレの刺青も、彼らには不思議だったらしく、インパクトを与えてたみたいだ。テアターハウスで働いてるオヤジ達とも仲良くなれたし、友達もできたし、楽しい時間を過ごせましたよ。作品の方は、撤去せずに、設置し続けていいみたいなんで、これから宣伝も兼ねて展示して行く予定です。いろんな場所でやってみたいんで、なんかいい話あったら教えて下さい。

いやー、マジで死なないで済んだから嬉しい。

そういえば、ベルリンのテレビにも出たんで、興味ある方は、見て下さい。
http://www.kewego.de/search/?q=hironari+kubota

写真 Suzuki Takahiro

外人局
2007年08月28日

幸運な事に、来年もベルリンにいることができるようになった。だから必然的にビザというものを取らなければならなくなる。経験者にはわかるが、これがまたメンドクセー事この上ない。集めなければならない書類数知れず。それもドイツ語や英語にしたりと、デスクワークの苦手な私には、ポピピです。とうとう、その日がやってきた。

いままで苦労してそろえた書類達が何やらモノを言う日です。朝8時に、外人局に到着、指定された部屋に行く(この予約を取る為だけに、一ヶ月前、3時間ほど椅子に座って待った、アホらし)。そして、おばさんに書類提出。おばさんは、ドイツ語しか喋ってくれないので、あんまりわからない。普通、ドイツ語がしゃべれる人に付き添ってもらうらしいが、私はチャレンジャーなので、パリの時から外人局には一人で来るようにしている。今まではうまくいった。

今日の怖い顔のおばさんは、違う部屋に行けとか、妙な事を言い出し、その部屋に行くとまたもや他のおばさんが、お前は誰だ?ベトナムの部屋はここじゃない(オレは日本人だ)って雰囲気になるなど、少したらい回しにされてしまった。でも、ここでめげずに、素直にたらいになっていれば、道はおのずと開ける。これが久保田流処世術。2時間後に、無事ビザを取ることができた。          よかったよかった。

山ごもり
2007年08月26日

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苦労して作った新作と、めちゃくちゃ日焼けしたカッコイイ私。黒いのは、日焼けじゃなくて刺青だけど、知っての通り。
人々とのふれあいから生まれた新作。近日、Portfolio内に追加予定だよ。

POSTED1 とうとう来たよ
2007年08月23日

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どうもお久しぶりです。しばらくベルリンを離れ、ネットが繋がらない所で山ごもりの修行をしていました。すごく強い衝撃を受ける体験でしたが、その話は、今度また・・。ところで、以前、アイルランドの作家が久保田組スタジオの方に、世界中の作家のポスターを同時多発的に展示するポスター展「posted1」の作品を送ってくれましたが、久保田の手違い(ドイツポストの手違いと言いたいけど)で大幅に到着が遅れ、8月の初めにとうとうやってきました。スタジオのヌシ、山田君が第二スタジオの方に、掲示板を作ってくれて、今そこで展示されています。山田君ありがとう。

ポスター自体は、ただの紙だし、そんなに強い印象を得るものでもないと思いますが、ここまでこのポスターが来るプロセスと、いろんな国の作家が参加してるってことで、じわじわその意味を感じてもらえればいいと思います。あんまり深く考えないでね。2009年から 「レジデンス小屋」の建設を予定しており、こっちでこれといったアーティストを見つけたら、宣伝しています。2010年には、作家を迎えられればいいと望んでます。今回のポスター展は、初めの一歩というところですかね。

DOCUMENTA 12
2007年08月02日

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最近忙しくしているのだけれど、やっぱりドクメンタは、行っとくべきかなと思い、急遽カッセルへ出かけました。この期間は、ホテルが満員と聞いていましたが、平日ということもあり、中級の宿を取ることができました。5年前の、DOCUMENTA 11には、フランクフルトの友人を訪ねた時に、偶然見に行く事になり、何故かStadelschle(フランクフルトの美術大学)の軍団の乗るバスに紛れ込んで、見に行ったのを思い出します。前回は、映像が多過ぎて、やたらと疲れ、ドクメンタは疲れるから見たくねーという印象だった。まさか、5年後にドイツに住んでるとは・・・。今回の展示は、前回の教訓なのか何なのか知らないけど、各種媒体が平均的にちりばめられ、映像に苦手意識があったオレでも楽しめた。この五年で、自分の脳も少し進歩したせいか、何もかもが難解に思えた11に比べ、共感できるものがあった。

それにしても、規模が半端じゃ無い。それほど大きくはないカッセルではあるけど、街中の文化施設に、作品が振り分かれていて、でも、ばらばらになるわけでもなく、それぞれの作品や展示空間とされてる施設に、関係性があったりする(来ないとわからないけどね)。

一日目に、ドクメンタの展示の中心のStaattheaterとかDocumenta Halle、Neue Garerieなんかを見て、いいかげんつかれたぜ、と思った。2日目は、もう現代美術は見たくねーよ、という心境だったので、カッセル各地に点在してる現代美術作品は無視して、地球の歩き方に載ってて、星が3つついてる 壁紙博物館 ってのを、妻も見たそうだったので、見に行く事にした。入ってみたら、展示してある壁紙どもと一緒に、なんかドクメンタの作家がコラボレーションしていて、驚いた。おうおう、ゆっくり壁紙見せろよ、と思う反面、予想を裏切られたのが少し楽しかった。

その後も、地球の歩き方に星2つだぜ! と不純な見方で観光地を見て回る間に、必ずドクメンタの作品と出くわし、結局はほとんど見てしまう事に・・・。素晴らしー。今回は、前回と違いノーストレスで全部見れたよ。お母さんが、人参の嫌いな子に、人参を食わせる為に、ハンバーグに混ぜて食わせるような(違うかな?)。

古代史が好きなので、その方面の博物館にも行けたし、思いつきの旅だったが、勉強になることの多い、密度の濃いものになった。カッセルは、フランスに占領されてたこともあるせいか、中世の工芸製品のデザインがすごくかっこ良かった。ドイツは、ゴツいだけじゃないんだね。ビールも飲んだし、楽しかったよ。

写真は、ドクメンタ12 に出してる、中国人の作家 アイ ウェイウェィ の作品。最初は立っていたけど、雨が降って倒れちゃったらしい。わざと倒したのではないみたいだ。でも、倒れた方が、迫力が出てていいです。さすが、ドクメンタ。

助っ人
2007年07月29日

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9月に展示(9月10日〜19日 theatarhause mitte in Berlin)を控えてるので、最近は、作品の細かい部分の調整など、仕事が多くなっている。ベルリンは、少し暑いものの、湿度が低いおかげで、過ごしやすい。でも、やはりスタジオの中は、日中かなりの暑さになってくる。汗かきの私は、頭から流れる汗がすごいので、ねじり鉢巻をしている。ハシゴによる高所作業が増えて来て、ガバガバの安全靴では、具合が悪いので、日本から持って来た足袋を履いての作業だ。ドイツ人には、変なヘッドバンドと、忍者の様な靴は、かなり妙な姿に見えるらしいが、私にとっては、心地の良いスタイルで、作業がはかどる。

今日は、ステファン(写真)というドイツ人が作業の手伝いに来てくれた。彼は、旧東ドイツ出身の男で、今はベルリンで学生をしている。私の作品に興味があるらしく、わざわざスタジオまで来てくれました。日本で、禅の修行をしていたことがあるという、変わったやつだ。工事現場での作業も経験してきたらしく、なかなか動きが良かった。連日の作業と、いろいろなスケジュールを過密にしすぎて、疲労がかなり溜まって来ていたんで、突然の助っ人に大助かりでした。溶接も10年前にやっていた(工場で葉っぱを吸いながら、らしい・・)と言うので、やってもらった。

夕方、作業が終了したんで、アイルランドからバカンスで、ベルリンに来ている、ミック&アイリーンのアパートに、妻とステファンと一緒に行って、夕飯をごちそうになりました。仕事が終わった後のビールは格別ですね、どこでもやっぱり。

怒鳴り込み
2007年07月24日

今夜は、少し酒を飲んで、妻と話をしていた。あんまり酒が無かったので、控えめにビールを5本ほどやっていた。
妻は、前の仕事場の話をオレにしていて、それを聞きながら飲んでいたのだが、下の住人の音楽があんまりにもウルサいので、オレはイライラしていた。ほとんど毎日うるさいので、いつかぶっ殺してやろうとは思っていたが、今夜は、いいかげん、優しいボクも、堪忍袋の緒が切れてしまい、下の階に行き、ドアをぶっ叩いてバンツ一丁で怒鳴り込んだ。

「うるせーぞコラ」と英語で言ったら、「ドイチュ」(ドイツ語で)と言われたんで、なんとなく、「うるせー」と、ドイツ語で言ってみた。そうしたら、ヤツは、静かにテレビを観ているだけの人だった・・・(うるさいのは、ちがう部屋だったみたいで・す・ね)!!               彼に、「グッナイ」(そんな時だけ、英語しゃべってんじゃねえ)と言われた。

オレは、仕方なくドイツ語で「ゴメン」と謝り、部屋に戻った。妻に笑われてしまった。      やり場の無い恥ずかしさ、もう寝る。

ドルメンさん と メンヒルさん
2007年07月18日

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ここのところしばらく、ベルリンから離れておりました。J&Aさん宅に滞在させてもらい、懐かしの気分を味わうことが出来たし、手料理も毎晩ご馳走になり、二人には本当に感謝です。

妻を彼らの家に残し、私は歴史三昧の旅に少しだけ出掛けてみました。現代美術の作品等を真面目に見るより、歴史的な建造物を見たり、古戦場巡りなんかをしていた方が、自分にとって制作へのエネルギーになるので、暇を見て続けてきたのですが、今回は、紀元前4600〜2000年前にかけて作られたという巨石群を見ることにしました。

あいにく天気は雨。でも、全部で3000個もある巨石を、短い時間で出来るだけ沢山見たいので、レンタルサイクル屋でチャリを借りる事にした。街乗り用と、MTBがあったけど、街乗りの方を借りた(これが後にあだとなる)。小さい街だけれど、徒歩でので見学は、時間と体力がかかりすぎる。車は逆に味気ないし。雨の中をずぶ濡れになりながら、巨石を探しました。ちなみに、ただ岩が立っているのがメンヒル。組み立てられて、家みたいになってるのがドルメンだ。

写真は、メンヒルさん達が延々と並べられてる場所。大きさはまちまちだが、大きいモノは3メートルくらいあるのもある。敷地内に、家を建てちゃった不届きなヤツや、羊を放牧しているヤツもいて、おもしろい。一応、神聖なものとして扱われて来たようですが。どういう意味があるのかは、はっきりわかってはいないようだが、とにかくスゴい手間をかけて並べられている。英語の解説書を買って来たんで、読んでみる事にします。

このように一つの場所にかたまって存在しているメンヒル、ドルメンだけじゃないので、もらった地図を頼りに、雨の中を走った。地図の内容もかなりいいかげんだし、ちゃんとした看板も無いので、探すのに苦労の連続でした。草に埋もれて見えないドルメンもある。牧場の中の泥道が大半だったので、街乗り用チャリで、ぬかるみにハマったり、オレは何をしているんだろうと、何度か思った。こんな雨の中、そんなものを一つずつ探している物好きはいない模様。牧場の牛がいきなり現れたりして怖い。あまりの孤独に「メンヒルさんどこですか?」とつぶやきながら進んで行った。メンヒル久保田 と名前変えてみようかな、とか下らない事を考えたりした。偶然、5、6メートルはあるメンヒルを森の中で見つけたのは感動でした。

当然、こんなヘンピな場所に、東洋人は来ないらしく、会う人会う人「ヤ、ヤパン-@-^?\@6#」とひそひそ話をされてしまいました。糞ガキが、中国語の真似でからかってくるのは腹が立つ。ふざけんな馬鹿、まあいいや。

ということで、他にも巨大な古墳とか、ドルメンがキリスト教の影響で、上に十字架を立てられちゃったものとか、いろいろ見ることができて、かなりの収穫でした。最近、自然崇拝と他の宗教の共存が、自分にとって興味深い素材なんで、興奮しました。関ヶ原並みの興奮度でしたよ。

試運転
2007年07月10日

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知らない人が見たら、自動車修理工場にしか見えない写真ですが、これがこの一年間、心血を注いで作って来た作品です。こうして写真を見るのと、実物を見るのとでは、やっぱり差があります(実物はもっとすごいぞー)。今日、試運転をしてみました。トラビーのエンジンをしばらく動かしていなかったせいもあって、なかなかガソリンに点火しないので、これは何かキャブレター辺りに異常があるのではないかと、何度も解体して点検したが、これといった問題点も無く、途方にくれてしまった。昨日、フローマルクトで、トラビーのバッテリー(6ボルト)用充電器をわざわざ探しに行き、苦労して手に入れたんで、今日は何が何でも試運転を成功させたいと思っていた。

いろいろ調べたあげく、ガソリンの点火がイマイチなのが原因のようなので、AUTO TIP(自動車用品専門店)へ行き、着火を促すスプレーを買ってきて試した。それを、キャブレターの中にぶち込み、エンジンを回してみた所、やっとのことでかかった。スズキジムニーが不安定になった様な音で(ドイツ人が言うには、ベベン、ベン、ベンベンベンらしい)整備不良みたいな青白い煙を吐きながら、元気にまわりはじめました。とりあえず良かった良かった。だが安心している暇は無い、まだまだ難問が、次から次へと・・・。     がんばろう。

作業ズボン
2007年07月08日

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普段着として、いつも作業着を着用の私ですが、この度勇気を振り絞り(あんまり金が無いんで)、新しい作業ズボンを購入することにしました。なぜか、作業着でいないと落ち着かない体質(気質?)になってしまったので、もう仕方が無い、一種のマニアかな。2年前にアイルランドで買った、無駄にポケットの多い、CLICKのゴツいズボンは、今ではヨレヨレになり、替えが必要と思っていました。久しぶりに会う人に、えーまだそれはいてるの?って言われるのも、恥ずかしいしね。

前々から、ドイツ人労働者がよく着てるズボンが気になっていて、作業着屋を下調べしていたので、今日はそこに行ってみました。以前帽子を買ったことがあったけど、店のオジさんは良さそうな人で、私の体型を見ただけで、計りもせずにぴったりのサイズを持って来てくれたよ、さすが。普段、無骨な職人どもを相手にしているだけあって、言葉はいらねえ。

生地は綿で、分厚い。新品で、結構値が張るものなんで、これで溶接とかするの、もったいねー(涙)。写真で見てわかるように、チャックが二個もついてる。別に、ドイツ人には、チンポが二本生えてるというわけではないが(誰もそんなこと思わねえよ)、チャックがこのようについてることで、少し一物を出しやすいというメリットがあります。見た目もチットかっこいい。これで、早起きドイツ人肉体労働者の仲間入りだぜ。朝早くから道路を工事してる彼らは、尊敬に値します。      とにかく新しいズボンは嬉しい。

フローマルクト
2007年07月02日

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先月から、妻がベルリンに来ている。今日は、日曜日なので、近所でやっているフローマルクト(骨董市)に行ってみた。以前、モロ旧東の地区の骨董市には行った事があったけれど、日常雑貨が多くて、それほど骨董と言える様なものが無かった印象を持っていた。今日行った所は、規模はそれほど大きくないのだが、かなり楽しめました。家から歩いてすぐの場所に、こんな所があったとは知らなかった。

その辺の人が適当に持って来た、使えるのか使えないのかわからない様な、ガラクタは少なくて、それほど金が無い人にも手頃な値段で買える、面白いモノがいろいろ見られました。それにしても、ベルリンは、骨董も安い。これは楽しめる。散歩がてら、毎週来てもいいなと思った。オレは、大門、金正日の様なサングラスを買った。少し値が張ったが、良いものだということなんで、少し負けてもらって購入。シブい革製の眼鏡入れも10ユーロで買った。サングラスは、ぶっ壊れちゃう可能性がありそうだが、このケースの方は、分厚い皮で出来ていて、かなり気に入った。

妻は、この骨董市が気に入ったと見え、夢中になっていた。どう見ても手作りの、なかなか良さそうな真鍮製 皿?(小物とかのせる様な)を、他の皿と2枚組で、5ユーロで買えたのは、ビックリしていた。大学生の時に、たたき出しの器を、授業で作った事があるけど、結構手間がかかるし、そんな値段では売れません。これは良い買い物だ。

写真は、妻が買った、陶器の人形の破片。そんなものも売っていたが、少し古いものらしく、なかなかいい味が出ている。何に使うのかは知らんが・・。

妖精君臨
2007年06月28日

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しばらくの間、妖精の住む場所 ミック & アイリーン家に行ってました。私が二年前に作った、日本の妖精 「だんこん さん」も、 彼らの家の庭で、他の妖精さん達とたわむれていて、楽しそうでしたよ。キリスト教伝来までは、日本の八百万の神みたいに、いろんなモノに魂が宿っていると考えられていたので、所々に、その名残が感じられ、何かしら親近感が湧く場所で、私は好きです。

ほかにも、大量のダンコン群が、この家に取り残されていて、カトリックの文化に申し訳ないので、ベルリンに持って帰る事にしました。荷物検査で、無数のダンコンさんが披露されるのではないかと、ヒヤヒヤしながら。

二人には、いつもお世話になっている。7月には一ヶ月程ベルリンに滞在するらしいので、なにか日頃のお返しが出来ればと考えている。2010年に久保田組スタジオレジデンスにも滞在予定だ。2010年は、御柱祭 開催の歳で、彼らも見たがってるので、うまくタイミングが合えばいいのだが。              それにしても、ベルリンはやっぱり物価安い。

柄にも無く
2007年06月17日

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ミハエルの家で見た、ベランダで栽培しているバジルとか、ネギとかがうらやましくて、オレも家庭菜園を始めてみた。ホームセンターで買って来た土に、バジルの種と、シソの種(ケンちゃんからもらった)を撒き、毎日水をやりました。なかなか生えてこなかったんで、少し諦めかけたが、やっと伸びて来て、今は食える様になりました。食えるというのが重要です。万能ネギは、苗ごと売ってたんで買ってきた。食用にするという目的でも、植物を育てるは、面白いものだなと感じられる。今はベランダだけだが、いつか自分の畑など耕してみたいなどと、どんどんオジさんのような気分になっている。ニワトリを育てて、食べるのも面白そうだ。へ、へ、へ 野蛮?そんな事は無い、それが自然だ。タダだしな。

Posted 1
2007年06月11日

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ここからサポートを受けているそうな。

シュタージ
2007年06月10日

地下鉄とか、電車に乗る時、どこでも切符をまず買う。ベルリンも例外じゃないけど、他の国のシステムとは、ちょっと違う。片道2時間以内なら、2、1ユーロで、ある範囲まで乗り放題 。でも途中で、乗った駅方面へ引き返すのは出来ないっていう、少しムズカしい、いつもの、考えすぎて意味がわからないドイツ人ルールの切符を買わなければならない。自動販売機が各駅にあるけど、金を入れてから、切符が出て来るまでの時間が異常に長くて、来てる電車に乗り遅れる。釣り銭も、なかなか出てこないから、イライラする。

日本みたいに改札とかは無い。どうやってチェックするのかというと、一般市民に化けた鑑札員が、いきなり正体を現し、その車両に乗ってる乗客の切符を一人一人チェックするというわけ。だから、となりに座ってるオッサンを、ただのオッサンと思っていると、とんでもねえ事になる。電車は走ってるから、切符を持っていなくても逃げる事は不可能。次の駅で降ろされ、罰金を払わされる事になる。G太郎君は、空港に行くとき、それにつかまり、飛行機に乗り遅れていた。かわいそ〜。

電車のなかで、その鑑札員が、いきなり現れる度に、この国の暗い歴史を感じてしまうのは、オレだけなのかな。旧東ドイツの秘密警察 シュタージ。その時代、反政府的な要素を持った人がいたら、チクるという使命を帯びた人達。隣人、同僚、家族でさえ信用できかねる状況だったんだろう。そのシステムを、今現在普通に取り入れてるんだから、スゴいよ。オレは、嫌いだけど。う〜ん暗い。夏なのに。  こんな、人間不信になるようなやり方してまで駅員減らして、人件費削減してるんだから、もっとましな自動販売機作ったらいいんじゃねえの?

下のヤツ、またウルサくなってきたなあ、頭バカなんじゃねえかな。ひたすら耐えるガンジー大作戦から、床をけってウルセーと伝え、それを習慣化させる パブロフの犬大作戦 に切り替えてみたが、犬以下の馬鹿じゃわかんねえみてえだ。ドイツ嫌いにならないように努力。

久保田組スタジオ にて
2007年06月06日

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Dialyの方、正常に機能し始め、嬉しいです。日本の皆さん、ボクの事忘れないでね。

今月18日より30日まで、武蔵村山 久保田組スタジオにて、アイルランドの作家 Sharon & Kevin が企画した、Posted 1 という展示があります。展示の内容は、世界中にいる彼らの知り合いの様々なアーティスト達の作品を、何枚ものポスターにして、世界各地の文化施設とかに貼り出すというもの。方法としては、相当アナログで、ポスター自体を見ていただくのは当然として、そこに至るまでの行為が持ってる意味を感じてもらえると、より楽しめると思いますよ。アイルランドから、ポスターがベルリンまで届けられたので、日本に先週送っておきました。きっと、Y君がペタペタと壁に貼ってくれることでしょう。

日本で見られるのは、Kubota artists studios こと久保田組スタジオのみです。特に、この展示に関しては、オープニングなど不粋と思われますんで、見たい方は暇な日に、おのおの足を運んでみてください。畑の作物踏み荒らさない様にね。ホントにマニアックな展示だなあ。

1 Triskel Arts Centre, Tobin St, Cork, Ireland
2 Catalyst Arts, Belfast, Northern Ireland?
3 Centre for Contemporary Art (CCA), Glasgow, Scotland
 4 General Public, Berlin, Germany
5 Yellow Box Art & Music Centre, Borgholm, Oland, Sweden
6 Kubota Artists Studios, Tokyo, Japan
7 HERE gallery and shop, Bristol, England
8 Contemporary Art Centre (CAC), Vilnius, Lithuania
9 Bus Gallery, Melbourne, Australia
10 The British School, Rome, Italy
11 Gallery of New Media, Gorzow, Poland
12 _SILVERMAN Gallery, San Francisco, U.S.A.

ほーら、6番目にちゃんと載ってるよ。もっと詳しく知りたい方は、 www.postedproject.wordpress.com  参照。
21日辺りには、sharonの母ちゃんが、わざわざアイルランドからムサムラまで来るって言ってるし、気合い入ってるね。

Japan Now 2007
2007年05月22日

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この、なんだかよくわからない写真は、今年9月に私 久保田が、パフォーマンスする場所を撮ったものです。ベルリン mitteにあるTheaterhaus Mitteという所の中庭。その場所に、作品を持って来て、恒例の祭りを、一発やってしまうわけです。Theaterhause mitteは、普段、演劇や舞踏関係を中心に、芸術の発表の場になっています。奥に見えてるサーカス小屋みたいなものは、いろんな所から来た作家等が、みんなで寝泊まりする?場所と聞きました。ここから歩いて7、8分の場所に家があるから、オレは自分の家に帰るけどね。

今日は、作品について話し合う為に、キューレーターのGabiさんという、おばさんに会いに行きました。作品が大きいし目立つから、人を呼べるって事で、期待されてるようだ。搬入、搬出が、いつもながら大変なので、後日また話し合う事になった。

Japan nowっていうイベントは、2年に一度、日本の作家がベルリンで発表する場で、舞踏関係の発表が中心になっている。どういう展示が行われるのか、ベルリン一年生のオレには、イマイチまだよくわかっていませんが、Japan Nowと言われた以上、Japanの中で一番ナウい作家として結果を残さなければ。9月に発表はあるんで、日本からも助っ人随時募集中ですよ!!!!!

Paris
2007年05月19日

まったく想像がつかないと、人には言われますが、オレは、3年前に一年間、パリに住んでた事がある。それも、ノートルダム大聖堂っていう観光名所まで歩いて5分の場所だぜ。今考えると、スゲー事だが、その当時はそれほどの感慨は無かった。フランス人には、ドイツ人以上に、いろんな手続きなんかで手こずらされたり、路上に犬のクソが多過ぎて頭に来たはず。今になると、良い思い出しか残っていないのが、不思議だ。人間の脳ってうまいこと出来てるものだね。世に言う、なんでもかんでも、昔は良かったと考えてしまう病気 「無い物ねだりスパイラル」 ってやつかね?言わない?

さっき、パリーベルリン間往復の格安航空券を予約した。今度、妻が仕事を辞めてしばらくこっちに来るんで、思い出の場所 巴里 に一緒に行く事に決めたわけです。Aki and JC夫妻(リンクのNippon.Fr参照)を頼って。Akiさんには、パリで英語を教えてもらっていました。二人の家には、一回御邪魔したことがある。バルコニーからエッフェル塔が見える、とても眺めの良い部屋に住んでいるので、行くのが楽しみだ。マルシェに行き、ムール貝を買って来て、また食ってみたいなあ。白い建物、眩しい空、すばらしいなあ、もう頭の中イイ事だらけ。

でも、この間、大統領が右派のサルコジさんに変わったばかりだ。何かしら、混乱が起きてるかもしれん。それが、現実だ。そういえば、Akiさん家の隣の住人、テレビの音がウルセーって言ってたな。オレも、騒音には頭に来てる。よーし、JCと一緒に壁をたたこう。

ネット
2007年05月15日

やっと新居に念願のネットが繋がりました。やったー、嬉しい。オレのような、アナログ二進法人間でも、もはやネットがないと生きて行くのが不便と思える時代になりました。毎朝、何かの儀式の様に近所のカフェへと通う日々ともおさらばですよ。毎日必ず、開店と同時にパソコンを持って店にやって来て、毎日同じミルヒーカフェ(直訳 コーヒー牛乳)を飲み、ネットをして行く規則正しい日本人を演じてきたよ。これが、日本人の生き様なんだよ、欧州人には、奇妙に映るかもしれないがね。

ところで、時間にルーズなドイツ人(日本人とドイツ人似てるってのは、妄言)が、今日に限って、モノすげぇ早朝にウチにやってきたよ。プロバイダーの会社の人。事前に、朝8時から、夕方4時までの間に来るから、家で待っててくれと言われていたんで、今日は家から出られないのを覚悟していたのだが、そいつから、第一弾の電話が来たのが、なんと朝6時半。電話に出たとたんに切れたのだけれど、その後、7時頃またかかってきた。ドイツ語だったからよくわからんが、とにかく、オレが家にいるかどうか確認したかったみたいだ。いるに決まってんだろ、こんな早朝。7時半に、玄関のベルが鳴り、彼はやってきた(朝だよ)。入るなり、よく聞き取れない英語で話しかけて来たんで、適当に対応し、作業は本当に10分くらいで終わった。

多分、プロバイダーからの下請けでやってる作業員で、繋いだ分だけ金がもらえる歩合制でやってるんだろう。作業を見た感じでは、小走りで無駄の無い、早く終わらせて、家に帰りたい的な動きでした。こっちでは、昼くらいまで寝てる人もいれば、こんな早朝に仕事にやってくる人もいる、幅が広いね。オレも、かなり早起き人間だから、君の気持ちはよくわかる。でも、いくら早くウチに帰りてーからといって、この朝駆けには、意表をつかれたよ。とりあえず、繋がったので良しとする。その後、モデムについてきたCDを入れて、なんか登録するのが原始人にはわからないのでSちゃんに来てもらって、やってもらいました。ありがとね。ネットがついた新居は、なんか違って見えるぜ。うれしい。

モツ焼き 第二章
2007年05月12日

金曜日ってのは、こっちの人にとって、騒ぐ日みたいなんで、結構夜中まで街は賑やかです。昨晩は、オレの部屋の下に住んでるドイツ人失業者も、金曜日ということで、一人音楽をガンガンにかけてウルセー、ウルセー。静寂を愛するオレには迷惑以外の何物でも無い。そろそろ刺してやろうかなと思う。死ねバカ。

ところで、昨日は、日本食が恋しくなったんで、部屋でモツ焼きを決行してみた。ヨーロッパは、やっぱり肉が安い。モツは特に信じられない程安い。日本でも、好んでモツを食していたオレには、天国です。日本と同じ値段で、ほぼ2倍の量を楽しむ事ができるので、やめられないです。タン、ハツ、レバ、砂肝などいろいろあるけど、ナンコツだけは、トルキッシュマーケット(通称トルコ屋)に行っても見つからない。一番好きな部分なのだが、残念。国立で、親方大森氏に連れて行ってもらっていた、モツ焼き「まっちゃん」(女人禁制)が懐かしすぎる昨今です。キャベツが無いんで、レタスで代用しました。豚タンを薄く切り、塩して食ったが、レモンを買って来るのを忘れ、後悔した。アパート下の、ワイン屋で安いヤツを買ってきたが、専門店だけあって、なかなかいけました。

今夜は、日本を思い出したかったんで、カラオケの雰囲気を演出するために、人からもらった昭和歌謡大全集、ジュリー(沢田研二)、上田正樹、五輪真弓、演歌とかかけてみた。スゲーいい気分だ。えっドイツに来てる意味ねえって?33歳にもなっちゃって、今更ドイツ人が作ったピコピコいう音楽は聴けねえぞ。20代とか、学生の人はいいかもしれないけど、オレには無理です。

演歌の中でも、細川たかしの「望郷じょんがら」って歌が、すごく心に響いたよ。高度成長期に津軽から、東京に出稼ぎに来た人が、その後、望郷の念にかられる歌詞の内容。芸術過疎化地帯 日本 から本場で芸術するためにわざわざ出て、ヨイショコラショしてるオレの状態にぴったり来たよ(この理屈は、それほど強引でも無いと思うが)。とりあえず、すげーしびれた。ジュリーの「サムライ」も良かったよ。

新しいチャリ購入
2007年05月09日

飲んで酔っぱらってる時に、今乗ってるチャリンコを、A君にタダであげると約束してしまいまして、安いチャリを探しておりました。男と名乗ってるので、もう断る事はできないのだよ。今朝郊外の方に、新品なのに安い店があるというんで、早起きして行ってみた。テーゲル空港の方まで。

すぐ店を発見!チャリも発見!スゲー安い、新品なのに。それも18段変則のMTBだよ。でも、箱に入ってる状態なので、自分で組み立てなきゃならん事に気が付き、唖然として少し考えたあげく、周囲の人が見守る中、店を出た路上での組み立て決行。以外にも簡単にできた。新品のチャリは今のところ快適。これはスゴい。この夏は、自転車専用道路がかなり整備されてるベルリンを走り回る予定。

スタジオ裏テント
2007年05月07日

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GW中に、久保田組スタジオ裏のボロテントを、山田、千葉君達が直して倉庫として使える様に改装してくれてるみたいだ。吉岡氏が写真を送ってくれました。感動です。こういう事が、日本の美術を変えて行く礎になるんだぜ!大げさだなって、笑ってんじゃねー、マジだよ。

七年前
2007年05月06日

昨日、生きろ鈴木さんの誕生日及び結婚記念日パーティーがあったんで、行ってきました。彼は、レーナードというドイツ人の家に住んでいます。すごい御馳走が出たので、がっついてしまいました。酒も、どんどん流し込みです。久々に飲む日本酒は、五臓六腑にしみわたりましたよ。鈴木さん誕生日おめでとうございます。鈴木さんとは、やってる事や、現場で働いてた経験なんかが似ているせいか、気が合います。

パーティーの途中で、イップという鈴木さんの友達のオランダ人アーティストが来ました。いろいろ話を聞いていると、なんとヤツは、七年前に渋谷のスクランブル交差点を封鎖してパフォーマンスをして、警察につかまり「自称アーティストの男性」としてニュースにも出てた男でした。すげー、びっくり。オレは、その当時、金がなくて作品が作れず、ひねくれてた時代で、右翼に傾倒して、尊王攘夷運動を唱えてた頃だったんで(今は違うよ)、そのニュースを見て、神国の風紀をみだしやがって、ろくでもねえ野郎だと、この外人を刺し殺そうと思ったのを思い出しました。それを彼に話したら、かなりウケてました。怖がってもいたが。

とにかく、そんな人にいきなり出会えた事が、驚きでした。今度彼がベルリンでやってる、「ペチャクチャ」とかいうイベントにオレも出演予定。面白い事になりそう。レーナードの家に、チンポ型のビールの栓抜きがあったので、すげー、すげーと言ってたら、くれました。感動。お返しに、アイルランドで作ったチンポをプレゼントする予定。密度の濃いパーティーだったよ。

ハーレー トラビットソン
2007年04月27日

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煙を吐く街でガラクタと呼ばれた〜ハ~レ~(E
YAZAWA)。写真はまわりがごちゃごちゃしすぎていて、よくわからないかもしれないですが、東ドイツの大衆車トラビのエンジンを改造したスーパーエンジンです。手前のアメリカン風ハンドルわかってもらえますかね?とうとうここまでこぎつけましたよ。長い道のりでした、本当に。作品発表は、今年9月にベルリン ミッテにて行います。エラい事になるよ、きっと。

最近は、夜7時くらいに暗くなる、昼間はポカポカ陽気の快適なベルリンです。というのに、オレは、このエンジン組み立ての作業等、いろいろな仕事で、疲労が蓄積。今日は、洗濯でもしながら寝ている事に。それにしても、毎日良い天気が続いていて、この季節のベルリンは最高だね。のんびりしよ。

朝から
2007年04月26日

長野の実家の方で、5月頃から今まで住んでた家を壊して新しくするらしい。子供の頃から何度か改築を繰り返して、いろんな変化のあった家だけど、今度はとうとう全部壊しちゃうらしい。工事は、久保田組工務店(オレの兄貴は大工)がします。最近、一部の親戚が集まって、家のお別れ会をしたようです。

今朝は、まだ家にネットが繋がってないから、また近所のカフェに来てネットをしてる。一日に100件くらい迷惑メールが来るんで、まずこれを削除するルーチンワークから入ります。いいかげんにしろ、ふざけるな。お前ら何なんだ?

今度、帰国するのは9月か10月になるけど、もうあの家が無いんだなあと思うと、朝から涙が出てきてしまったよ(男久保田は、本当は、泣き虫)。いろんな思い出が詰まってた、この世にたった一つの家だからね。      カフェで恥ずかしいぜ。

カフェの常連
2007年04月22日

ネットがまだ部屋に繋がってないんで、コーヒー 一杯で繋ぎ放題のカフェに毎日来てます。
暖かくなってきて、明るいし気分もボーッとしてきます。桜がベルリンにも咲いてるけど、剪定のしすぎで幹が宇宙人みたいです。やりすぎだぜ。写真を撮る気力が無いので、見れなくてすみません。ピンクすぎるし、風流ではないです。

そういえば、タケノコはどうだい?ちゃんと駆除してくれてるかな。だけど最近、風流って何だっけってかんじになってます。頭ボケちゃってるね、完全に。春だからかなあ、ビール飲み過ぎだからかなあ。

自分の部屋
2007年04月17日

とうとう、自分一人の部屋を持てる事になりましたが、机とか布団とか電気とか、何にも無いんで、店に走り回る毎日を送っています。もちろん、ネットも無いから、前住んでたMの家に上がり込み、ワイヤレスの電波をもらってこれを書いてます。ああめんどくさい。

今日は、イケアに行きました。買うものはカートにすぐ一杯になってしまい、途方にくれましたが、タクシーで運び、やっとたどりつきました。棚とか鏡を取り付けたり、少しづつ進んではいますが、まだ先は長い。これから、カーテンが・・・・。壁にドリルで穴を開けまくり、いろんなものを固定。たまに、壁の奥の配線にヒットして火花が出るので、怖いです。水道管だけにはヒットしないでほしい。ドイツ人って、引っ越ししたらこうやってゼロから部屋いじるんだね。楽しい様な、面倒な様な複雑な気分。楽しめる人もいるようだけどね。早く終わらせて、ビールでも飲みてーー。

シゲト氏が来ています
2007年04月06日

ここ何日か、日本から大学の先輩であり、人生の師 アーティスト ヨシオカシゲト氏(以下ヨシオカさん)がウチに来ています。ヨシオカさんには、大学時代からお世話になっていて、学生の頃から、よく酒を飲ませてもらっています。二年前、パリにも同じ時期に滞在しました。長い付き合いなので、オレの事をオレ以上に知ってるんで、久保田の生き字引的存在。世界男根彫刻大会in KOREAにも、一緒に参加し、ヨシオカさんが優勝しました(オレは、第三位)。今、ヨシオカさんは、世界男根彫刻大会をマンガ化しようと、執筆中です。

昨晩は、ヨシオカさんの手料理で、酒を飲みました。ヨーロッパにいるときは、いつも たしなむ程度にしてきましたが、昨日は、日本にいたときの様にがぶ飲みしてやりました。買ってきたビールとワインは、すぐ無くなってしまった。忘れてた魂を呼び戻したよ。最近、何かヌルい環境に慣れすぎて、ピリピリした気持ちが失われてる気がする。日本でスタジオ建設をしてた頃の様な、ぶっ殺してやるって感じが失われてるなあ、確実に。ヨシオカさんは、妻子が有る身ですが、最近勤めてた所を辞めた。アーティストとして自由に活動出来るけど、逆に環境は相当シビアだ。見た目ではわからないし、あまりその事について話さないけど、プレッシャーは絶大だろう。オレもヨシオカさんにあやかり、狂犬の目を取り戻すよ。              気をつけてね。

月曜から、一緒にフランクフルトのミハエルん家に行きます。ヤツは、今まで会ったドイツ人の中で一番いいやつで、日本にも来てる。
ヨシオカさんとミハエルはマブ達。楽しみでーす。

春になっちゃた
2007年03月30日

takeyabu1.jpg手にタケノコ、やせてる ・・・ (ヒガノへ 貴重な写真撮ってくれてありがとう)


そのときの写真

200620

文化庁 ゲット!!
2007年03月12日

平成19年度 文化庁新進芸術家海外留学制度    来年もベルリンで活動決定!!!!

ナショナルスカルプチャーファクトリー
2007年03月11日

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直訳すると、「国立彫刻工場」だけど、そんなに堅い感じではなく、使っている人達の雰囲気は、実にアットホームな感じです。彫刻とうたっていますが、アートと呼べるものなら何でも制作可能で、エキシビションに使うことも出来ます。場所はアイルランドのコークという港湾都市にあって、なんと、偶然にも、ベルリンのDead Chickens工房と同じで、元は路面電車製造工場だったとのこと。

それにしても、ナショナルってのがスゴいね。どうやって、政府を動かすのか、聞いてみたいと思います。日本では、まだ考えられない。どうせ、税金をそんなことに使うなとか、しょうもない事を言われるのがオチでしょう、今の段階では。美術活動への理解の土台の大きさを感じざるをえません。

時代の流れなのか、これほどの素晴らしい設備がありながら、ここでも、あまりゴツい作品を作っているアーティストはいません。これほどの設備遊ばせとくのは、もったいねえなあ、ほんと。

でかい作品を作っていると、環境破壊だとか、ゴミになるだけだとか、最近耳にするようになっていますが、まったく、オレはそうは思いません。デカく無いと表現出来ない事もあるんだよ。テメエは、だれかに掃除してもらって奇麗になってる部屋の、美しい机の上で生きてろ、ファック。

寿司ディナー
2007年02月26日

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この週末、フランクフルトからミハエルと娘のゾーイ、同居人マントラの彼女ニコラが来ています。だから、家の中は急に賑やかになりました。ミハエルとマントラは、数年前、日本に来ていた事があって、先輩の吉岡さん伝に知り合いになりました。その頃、バンブーストゥーディオ(竹薮だったから)と、彼らに呼ばれていた、現久保田組スタジオでバーベキューパーティーなどしたのは、懐かしい思い出です。その後も交流が続いており、今に至っています。

初めて、彼らに会った時は、私は本当に英語が出来なくて、会っても、ひたすら酒を飲み続けるしかありませんでした。外人が苦手だったし、何を考えているのか、わからなかった。今でも、ドイツ語だけの会話になると、ほとんどわからないけど。ゾーイ(4歳)の言ってる事は、少しわかる。それでも、ベルリンに来た当時よりは、確実?に語彙は増えています。諦めさえしなければ、必ずなんとかなると思って、頑張ってます。

昨日の夜は、主にフランクフルト出身の、今はベルリンに住んでいるアーティスト達のパーティーがあったんで、彼らと一緒に行きました。朝まで続きそうだったんで、午前3時頃、ミハエルと一緒に、隣の部屋で寝ていたゾーイを連れて帰りました。音楽がガンガン流れていても、彼女は余裕で寝ていた。末恐ろしい。

今夜は、彼らが帰る最後の晩なので、この間ケンちゃん家で見た巻き寿司を、彼らに作ってあげることにしました。私が作ったのは、相当ななんちゃって巻き寿司で、途中から手伝ってくれたミハエルの方が、はるかに上手だったんで、恥ずかしかったです。それでも、喜んでくれたみたいだ。ネットで作り方を見て、初めて作ってみたダシ巻き玉子は、結構人気があった。この二日間で、ドイツ語が1ミリ程上達したのではないかと思います。

ムサムラ異変
2007年02月21日

どうも、産む機械久保田です。最近、武蔵村山周辺が何やら盛り上がっているとか。ミュウなんとかという超巨大店舗や、なんと憧れのジョイフル本田もオープンしたとの事。この間、日産が無くなったかと思ったら、いつのまにかスゴい回復力だね。この調子だと、モノレールが伸びて来るのも時間の問題だぞ、これは。我が久保田組スタジオも、これからは電車通勤、駅から5分の時代に突入も夢じゃない。

ちなみに、オレが竹薮開墾を始めた頃は、周りにはそんなの無くて、もっぱら十兵衛(金物屋)だったけど、一年位してコメリ(ホームセンター)が歩いて3分の場所に出来た。それだけで、超大喜びだったのが懐かしいです。ムサムラ中央の魁、コメリさん負けずにがんばれ。

周りの畑が、どんどん住宅に変わってきちゃったし、スタジオ周辺も、のどかな風景が次第に変化していることでしょう。ひょっとしたら、このムサムラ異変も、このくらいで止めといてもらったほうが、俺たちマイノリティーには、都合がいいかもしれねえぞ。竹を伐ってるだけで、オウム真理教が来たと言って、警察に通報するような住民もいるからね(久保田組スタジオ物語 第四章 参照)。そのうち、追い出されちゃうかも。

ベルリンにいながらにして、ムサムラの情報が入って来る、スゴい時代だね。指の筋肉を1ミリ程動かすだけで、世界中の事をわかったような顔をしている、ハンカチ王子、OZMA久保田です。もう、古かったですか?

Flohmarkt
2007年02月18日

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今日も、スタジオに行って、鉄骨と格闘しておりました。元々いいかげんな人間であるのにも加えて、スタジオには、定板(じょうばん  鉄とかを加工する時に、垂直水平の精度を出す為に普通は必要な、真っ平らな鉄板の事)が無い。私が使ってる鉄骨は、デカ過ぎて、角度切り出来る低速カッターに乗せられない。よって、手持ち巨大グラインダーで、原始的にブッタ伐る事になります。よって歪む。いいかげんな人間。

この悪循環により、後からひずみが出てきました。今日は、オーレ先生から、konsequent (首尾一貫した、妥協を許さない)というドイツ語を教わる事になりました。それにしても、工房の床、デコボコし過ぎじゃないか?結局、時間をかけてやった仕事を、後日やり直す事にした。今日は、戦意も喪失したんで、帰る事にしました。

D-Cs工房のトイ面の倉庫で、Flohmarkt(のみの市)をやってたんで見に行ってみた。入場料2ユーロも取られた。中は、かなり広く、色んな種類のモノを売ってます。ここはモロ旧東ベルリンなので、DDR関係の品物が多く見られました。どう見てもガラクタにしか見えないものも、結構あるけど、モノを大切にするドイツ人は、そんなものでも買って行って、使ってるんだろう。

今回は、何も買わなかったけど、2ヶ月前くらいに来た時、DDR製溶断機を買いました。15ユーロと言われましたが、値切ったあげく、7ユーロになったので驚きました。今は、部屋のオブジェになってるけど。Uボートのプラモデルは、なんとたったの2ユーロだった。そんなにおしゃれなものは無いけど、安いし、結構楽しめましたよ。

もう大人なんだし
2007年02月15日

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この間、寒波の影響で降り積もった雪が、もう2日後にはウソの様に消え去り、元の暖冬に戻ったベルリンです。恐れていたスタジオの寒さも、大したことはなく、快適に制作している毎日です。Dead Chickensの人達は、オーストラリア公演に行っていて留守なので、今日は孤独な作業を黙々と続けていました。作品は、かなりの所まで進んできました。発表は5月頃になりそうなんで、日本からも、私のファンの方は、是非見に来ていただきたいと思います。

一人で作業をしていると、孤独なので、いろいろいらん事を考え始める事が多く、過去の恥ずかしい思い出等思い出し、一人で赤面などしている事があります。先日も、広島市立大学出身でバイセンゼー美大のガストになるアッ君が、広島風お好み焼きパーティーを開いてくれたので、参加しました。宴も佳境に入り、誰かが私の刺青を生で見たいと言い出したんで、仕方が無く服を脱いで、それを見せました。そのついでに、酔っていたので腹の贅肉を使った”幼虫踊り ”まで披露してしまった事は、悔恨の極みです。もう大人なので、そういう品格を問われる様な行為は、慎みたいと思います。

楽しかったけど。  お前は幼虫だー。

普通の冬
2007年02月09日

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やっと、ベルリンにも普通の冬が来ました。何百年ぶりかの暖冬の影響で、ずっと暖かかったのですが。
今朝は、雪が積もっております。私が住んでるミッテ周辺では、少しまだ暖かいので、雪は消えていたけど、郊外にあるスタジオの方は、寒い。ご覧のとおりの雪景色になっております。

この場所は、東欧やロシアで見られる、ダーチャという小さい別荘の密集地で、庭に家庭菜園も見られます。多摩川の土手にある菜園が、グレードアップした感じです。電気や水道も来てるので、夏などは快適と思います。各家庭が、こういう小さな別荘を持っているなんて、なんて素晴らしい環境なんだろう。オレも作りてえな。

奥に見えてる、無味乾燥な巨大なビルは、独裁政権時代に建てられたものだと思います。これが無ければ、のどかな風景なんだけどね。とにかく、寒い。スタジオも、かなり寒くてつらくなって来た。

一時帰国を終えて思う事
2007年02月06日

さっき、ベルリンに帰ってきましたが、時差ボケで全く眠れません。帰国中、あまり真面目に書けなかったんで、ちょっと書いてみます。

今回、助成金の面接を受ける為に帰国しましたので、短い期間でしたが、今まで御世話になってきた方々と話す事が出来たり、新しく出会いがあったりと、とても有意義な時間を過ごせたと思っています。すごく楽しかったし、酒も飲みまくった。もう、居酒屋にしばらく行けないと思うと、つらくて涙が出そうです。

これまで、私は制作する事ばかり考えて、日本でのアートを取り巻く環境や、人との繋がりをほとんど重視していませんでした。いいものを作れば、みんなわかってくれると信じているのは、今もかわらないけれど、やはり、一般の人達にアートへの関心を、もっと持ってもらう事が必要で、それが無いといくらやったって、反応が無くてつまらんのです。多分、そういう活動を地道にやってる人は、沢山いるんだろうけれど、私はほとんど見えていなかった。わけのわかんねえモノを、誰も来ない所でふんぞり返って、すげえだろうと言って見せてたんじゃ、知ってもらえるわけないよな。

助成金をもらって、自分の時間を持てているので、こんな素晴らしい事が、ボクにも言える様になりました。感謝します。

あと、これまでワケもわからずにやってきたスタジオ建設が、この辺に来て、沢山の作家が集まる事で、少しづつではあるけれど盛り上がって来ているのが、今回嬉しかった。電気の力はすげえなあ、やっぱり。環境は人を変えて行きますよ。このまま、いい流れを維持して、小さいながらも何らかの、拠点になっていくことを祈っています。そういう長年の小さな活動や、名も無いヤツらの尊い犠牲が、やがて大きな藩を動かして、倒幕に繋がっていったんだぜ、強引ですが。

飛行機の中で、時代小説をよみふけるのは、初めて外国に行った時から、習慣になっているんだけど、これが何故か楽しい。今回は、藤沢周平の「回天の門」。明治維新の土台を、変節漢、山師、策士と呼ばれながらも築いた、草奔の士 清河八郎 の物語だぜ。いやー熱い、実に熱い。今回の帰国で、いろんなヒーローに出会えたよ。オレの、前世はミジンコだぜ!

文化庁面接
2007年02月01日

面接の為に上野の日本芸術院会館に行って参りました。午後1時からだったのですが、少し早くついてしまったので、会館近くにある、彰義隊(上野戦争で大村益次郎率いる官軍に敗れました)の墓にお参りしておきました。今回の帰国は、明治維新オンパレードです。圧倒的な兵力を持っている官軍に立ち向かった、彰義隊士の勇気に比べれば、面接の緊張など屁でもないなと自分を勇気づけながら、会場に行きます。

ある経験者の話では、面接官が30人位いてびっくりすると聞いてましたが、10人位でした。そんなわけねえと思ってたけどね。とりあえず、大きな声で、はきはきと聞かれたことに答えたつもりです。結果は、どうなるかわかりませんが、こればっかりはわからない。祈るのみ。

月曜日に日本を発ちます。君の知らない異国の街で、君を思えば泣けてくる by 尾形大作。

魁塚
2007年01月24日

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約半年ぶりに、故郷諏訪に帰り、親に顔を見せてきました。ほとんど、美術には関心の無い、うちの両親ですが、ドイツでの活動に関しては、口には出しはしないけれども、喜んでいるようです。

故郷に帰る度に、いつも歴史的な遺産を訪ねることにしています。これまで、万治の石仏、上原城跡、守屋神長館(みんな知らないと思うけどね)等々、その数も増えてきています。今回は、時間が無い中、駆け足で、下諏訪町にある魁塚と水戸浪士の墓を見てきました。

魁塚というのは、明治維新で活躍したんだけど、偽官軍と決めつけられ、無念にもこの地で斬首された、相楽総三を首魁とする赤報隊士の墓だ。魁塚の周りは、魁町という名前だったのが驚きでした。赤報隊と言うと、朝日新聞襲撃事件を思い出しますが、それとは関係ない。歴史の不条理の中に飲み込まれていった、悲劇の英雄達です。あまり有名じゃないけど、維新を支えた陰のヒーローだよ。関心のある人は、北方謙三の「草奔枯れ行く」でも読んで勉強して下さい。

その後、旧中山道を和田峠方面に上っていき、水戸浪士の墓をお参りしました。ここは、尊王攘夷を叫ぶ武田耕雲斎率いる、水戸天狗党が京都の天皇に直訴する為に進軍。高島、松本藩と合戦をした場所。雪の山の中ですが、ぽつぽつとお参りする人もあるようです。知らない人は、吉村昭の「天狗争乱」でも読んでください。

新年早々、こんな凄い所を一日に二カ所もまわってしまい、もの凄いパワーをもらってしまったー。どちらも、無念のうちに死んでいったヒーロー達。忘れませんよ。おっと、みんなついてきているかい?

写真は、魁塚の中の芳名帳のところにあった詩だ。格好良すぎだ。

共和国宮殿 解体中
2007年01月11日

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ベルリンの、グッゲンハイム美術館で、ヨーゼフボイスとマシューバーニーの作品を同時に並べて、アメリカ人マシューバーニーが、どんなにドイツ人ヨーゼフボイスの影響をうけているか、というのを見せる展示をしてるって聞いたんで、家から歩いて見に行ってきました。

本当だ、見れば見る程、方法論が似ていた。世の中を見てみると、突然若くして、スゴい事をやらかす人には、大概その見本となるテーゼが存在している事が多いが、マシューバーニーにしても、例外で無かったのかと、考えさせられました。まあいいや、勉強になった。パフォーマンス映像で見たのだが、彼は若い時アメフトの選手してただあって、良い筋肉していた。オレも、アメフトしてたんだけどな・・・。

帰り道、解体中の共和国宮殿が夕焼けに照らされ(まだ午後3時なのに)奇麗だったんで、写真を撮ってみた。共和国宮殿は東ドイツの共産党支配の象徴となるものだったんだけど、鉄筋への吹き付けアスベストがすごかったり、見た目の印象が独裁をイメージさせて、評判が悪いので壊す事にしたんだって。

評判が悪いって言っても、こういうガラス張りのハコ、世界中で今メチャクチャ作ってると思うんだけど、なぜこの建物だけ、嫌がられるのか?まあいい、この全ての鉄筋に、アスベストがまんべんなくついてたわけだ。そりゃあ恐ろしい。学生の時に、工場の建物についてるアスベストを取るバイトをしていたの思い出す。一緒にやってた友達の防塵マスクだけ、ブッ壊れていて、仕事が終わったあと、そいつの鼻の下が真っ白になっていた(きゃはは!)。ヤツはまだ生きている。

この鉄骨捨てちゃうのかなあ。こんな太いヤツ、買ったらスゴく高いんだけどなあ。共和国宮殿の鉄骨を使った土台で、トラビーの作品作れたら、お金も節約できるし、歴史的な意味も強くなるのだが。などと、いろいろぶつくさ考えながら、歩いてまた家に帰った。

オレの日記内 2006年7月辺り に、ルーマニア ブカレストの「国民の館」っていう、建物のデザインは違うけど、この共和国宮殿と同じ様なものが見られる所があるんで、好きな人は探してみて下さい。両方見ると、なんだか共通性があって面白いです。

1月8日が 成人の日?
2007年01月08日

今日、日本は成人の日で休みだと思います。そう、バカな糞ガキが、ステージに昇ったりして、嫌なニュースが流れる日。サラリーマンの方は、土、日、月と三連休ですかね。実は、オレの誕生日は、成人の日。名前の 久保田弘成 の 成 は、この成人の日から来ています。

成人の日は、もともと1月15日だったけど、なんだか知らねえが、第二月曜日にいつからか変られちまいました。なので今年は、1月8日が成人の日・・・。

なんだその半端な数字は??それも、毎年ちがうんだろ。成人の日ってのはなあは、もっと、こう、どっしりと構えてなきゃならないのに、なんだよ、その 8ってのは?ダルマみてえな格好しやがって。やっぱり15が最高だよ。

記念すべき日を、そんな磁石じゃあるまいし、何かにくっつけるなんて、それでいいのかよ?まったくわからねえなあ、その考え方。オレは、職人だったので、土曜も休みじゃなかったし、旗日も休みじゃない事が多いんで、第二月曜日の恩恵を受けた事は無いがね。

世の中には、この辺が3連休になって成人が田舎に帰って、成人式に参加出来るし、嬉しい人が大多数なので、変える事にしましただと?ふざけるな。おかげで、1月15日は、何でも無いただの日にされてしまったよ。                オレの誕生日。

でも、オレの中では、1月15日がずっと成人の日だよ。

2007年01月07日

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何だよこれ、いらつく。飲むよ。

男根中心主義
2007年01月05日

言葉の意味はよくわからんが、今年はこれで行く。

だからといって、誤解しないで欲しい。オレがちんこばかり作っている作家だとは。

賀正
2007年01月01日

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どうもみなさん、あけましておめでとうございます。いつも私のぼやきにつきあっていただき、感謝しております。今年も去年同様、心温まるツッコミの方よろしく御願いいたします。

昨日はベルリンに来て、記念すべき初めての年越しということで、カウントダウン花火に行ってきました。まず、T氏の家に集まり、軽くビールを4、5本飲んでから、歩いて国会議事堂前の広場に行きました。人が既に沢山集まっていて、各自持参の爆竹とか、ロケット花火をめちゃくちゃに打ちまくっています。どちらも日本のものより一回り大きいサイズなんで、音がでかい。友達同士、カップルなど様々な人が来て、今夜しかやれない花火(法律でそうなってる)を時間に追われるようにやっていました。

なかでも中国人の軍団は、特別な花火を持って来ていて、ロケット花火50連発など見れて面白い。中東出身と見られる一人のおっさんは、リュックに、日本のやつの3倍くらいの大きさのロケット花火を、2、30本束にして持ち歩き、3分おきぐらいの感覚で、孤独に打ち上げて周りを盛り上げていました。ゲリラが迫撃砲を撃ってるようにしか見えなかったのは、オレだけじゃないはず。

新年に近づくにつれ、群衆による花火が盛り上がり、午前零時になったとたん、巨大な打ち上げ花火が、上がりました。これは、日本の納涼花火大会とは訳が違い、花火が360度あちこちから上がって、群衆の上げる花火と一緒になり、めちゃくちゃなモノになりました。急に空もライトアップされるなど、やれることは何でもやっちまえという、もりあがり。音もすごい。けが人とか出てるのか、救急車の音もあちこちでしていました。侘び寂びとか、そんなものは当然無いよ。

花火に対する考え方は、国とか民族によって全く違うもんなのが、よ〜くわかった夜でした。指が無くなった人が、花火は気をつけてね、というポスターに出ていた意味がよくわかったよ。国会議事堂前広場でこんな事してもいいんだね。

それから、T氏の家で飲みなおし、午前3時頃帰ったのだけど、オレが乗ってたシュトラッセンバーン(路面電車)がいきなり、自動車に衝突して、途中から歩いて帰る事になってしまった。ビールの飲み過ぎで、胃がおかしくなってるのに、3キロくらい歩かされるのはきつかった。バカヤローそれも、元日の朝だぜ。今年2007年は、当たり年に違いない、これは神様からのメッセージに相違ないと思い込みながら、歩きました。         今年はいけるぜ。

2006年さん、忘れません    地獄から天国へ
2006年12月31日

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今年が始まった時、オレは何をしていたかというと、ただひたすら働いていました。一昨年、パリから帰って来てからは、以前からの仕事のつては無くなっていたんで、知り合いに頼んで、仕事をまわしてもらったり、お手伝いでアルバイトさせてもらったりして、なんとか食べていた状態。竹やぶ開墾以来の、つら〜い時期でした。止まりそうな自転車を坂道で、じっと漕いでる感じで、毎日焦っていました。さっきから、このサイトの自分の日記を読み返して、感慨にひたっているところです。

仕事をまわして下さった方々、励まして下さった方々、酒の席でオレの愚痴を聞いて下さった方々、仕事中に私から「てめえバカ野郎」とどなられた方々、本当にありがとうございました。おかげさまで、こんなところにたどり着く事ができました。だけど、また転げ落ちて来ると思うので、宜しく御願いします。

春頃には、今作ってる作品が発表できると思います。場所はベルリンですが。
面白い作品になるよ〜。来た方がいいよ。      日本で大晦日、うらやましいなあ。        

今夜のテレビ塔
2006年12月28日

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見る度に、宇宙にいるような気分にさせる、ベルリンのテレビ塔ですが、今夜は一段と宇宙人になれました。霞に包まれ、怪しく光ってます。写真いじってない、撮ったママです。

ハンス ハーケ展
2006年12月27日

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オレも、一応アーティストなんで、たまには美術館やギャラリーに、気になる作家の展示を見に行く。今回は、ハンスハーケ。おっと、ドイツ人の作品は解説を読まなきゃ、わからねーのばっかりだから、要注意だ。英語が少しはわかるから、それを見ようと思いきや、ドイツ語の解説しかついてねえぞ。

やられたね、これは。でも、あらかじめ、いろんな日本人に聞いていた予備知識があったんで、勝手な解釈をしながら見て行った。

グッゲンハイム美術館から、ハンスハーケが展示を断られたっていう、グッゲンハイムの理事が持ってるNYの不動産をひたすら調べ、写真と登記簿みたいな書類とで展示した、アメリカの資本主義と、文化的活動との露骨な関係を示した作品。

ベルリンの、東西に別れてた時にあった、東からの逃亡者を撃ち殺すための監視塔の上に、ベンツマークを付けちゃった、「今や自由はわずかなスポンサーの金で買える」とかいう、またまた資本主義を皮肉った作品。

ブッシュの父ちゃん(知ってると思うけど、この人も大統領)と母ちゃんが、洪水で壊れちゃった自分の別荘で、「あーあ」と言ってる横に、本当の超貧乏人の家族の写真を並べたもの等、なかなか強烈なものばかり。他にも沢山ありましたが、まだ意味が不明なものや、説明が不十分にしか出来なそうなものばかり。だから、英語の図録を買って来て、意味を調べ中。まったく骨が折れる。

でも、意味を知らないと、ホントになんだかわからないものばっかりなので、本当にこの作品が水戸黄門かどうかを、辞書を片手に調べます。ううう、つらい。上の写真の作品は、見ただけじゃ全くわかんねえ。はい、わかりました、調べます。

クリスマス
2006年12月24日

この時期は、ヨーロッパの人達は、日本の お盆 に相当するものらしく、駅には実家に帰る人がごったがえしている。マントラも家族とクリスマスを過ごすため、実家に戻った。我々日本人は、その流れに付いて行けないので、家に一人取り残されている人が多いようだ。

そういう日本人が集まって、パーティーをするわけだが、それが何故か連日続いている。意外なもりあがりだよ、それが。今夜も、N氏の家に行き、その後、DCsのKAIがやってるバーに飲みに行く予定。

今後も、忘年会、新年会、電柱式・・・、と宴会だらけなんで、楽しみだけど、肝ちゃんの事が心配だ。オレの肝ちゃんは出来が良いので、つい無理をさせてしまうのです。

祝 電柱式 開催決定
2006年12月19日

念願の久保田組スタジオ、電柱式 の開催が正式に決定いたしました。まだ、正式の日程は決まっていないけれど、来月開催予定。私久保田が、ある奨学金制度に申請を出していて、東京で面接が行われる関係で一時帰国するので、急遽開催が決定しました。待ちかねていた方々も大勢おられると思います。

当日は、御神体である 電柱様 の魂を酒でお慰めした後、盛大なる式典(電柱ぱーてぃー)を執り行うつもりです。関係者並びに御家族の方々におかれましては、日頃の肝臓の鍛錬を遠慮なく御披露していただきたいと存じます。

スタジオ関係者でなくても参加は自由なので、来たい人は御連絡下さい。

ラーメン
2006年12月17日

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磨き上げたトラビーのエンジンを組み立て、土台に据え付ける作業に入っている。これが一番厄介な仕事で、微妙な調整が必要となってくる。オーレは16歳位から、東の精密機械製造の工場で働いてたらしいのでこだわりがスゴい。話し合いながら一緒に作業をしているが、俺の様な、なんちゃって鉄工とはワケが違うんで、いつも叱られている。Dead Chickensの技術担当者。

土台を作るのが、俺の主な仕事なんだけど、土台とか、骨組みの事を、ドイツ語で ラーメン と呼ぶのを最近発見。つまらない感動をしている。日本にいる時、バイトで建築関係の仕事が多かったので、ラーメン構造という言葉は聞いていたが、まさかドイツ語とは・・・。ドイツに来る機会が無かったら、そのまま 拉麺構造 と一生思い続けていたのは間違いない(ちなみにラーメン構造とは、アパートやマンションなど鉄筋、鉄骨を使った建物で、梁や柱を用いた構造の事ですよ)。

厳しいオーレの指導に従いながら、自分の技術力をアップしていく。

schwerシュベアー (つらい、すっぱい)は時間が経つと、suss スーシュ?(甘い)になるという諺が、ドイツにはあるらしいぞ、がんばる。まだ、4時なのに、この暗さは何だ。

2006年12月14日

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先日トラバントから、エンジンを下ろしたのだが、2ストのエンジンは、オイルを沢山必要とするためか、固まったオイルがヒドくこびりついている。あまりに汚いので、きれいにしてやることにした。前日に、オーレと二人で、大鋸屑を使って磨いてみたが、あまり落ちないので、今日はガソリンスタンドに行き、ケルヒャー(お湯と洗剤がジェット噴射で出るアレ)で洗い落とす事にした。

跳ね返り水で、二人ともびしょ濡れになってしまったが、ほぼきれいになった。ピカピカのDDR(東ドイツ)製エンジンが何とも言えずシブい。まだ汚れている部分があるので、明日一日手磨きで磨く事にする。モノには魂が宿っているという神道イズムを、ドイツ人に見せてやらねば。無くなった国で作られた、滅びかけのエンジン、やりがいがある。

ネオナチ
2006年12月10日

スタジオがあるSchoneweideは、ベルリン中心地からSバーン(電車)で、3、40分の場所にある、寂れた場所だ。少し遠いが、東京に住んでた時の事を思えば、屁でもない距離だし、電車も混んでない。毎日そこまで足を運んでいる。最近、Sバーンの駅に武装した警察がよく立っているのを見かけていたが、Schoneweideの駅には、50人程のいかつい警察が立っていた。ヘルメットとか、ニーパッドなどをつけて、これから何かが起こりそうな雰囲気。取材のためか、上空にはヘリコプターが飛んでいた。

Sバーンの駅から、トラムに乗ろうとしたけれど、今日はストップしているらしい。一体何がおこるのか。トラムが来ないのを知ったオバさんが「シャイゼ(糞)」とつぶやいてます。しかたがないので、歩いてスタジオまで行ってみた。オーレに聞いた所、ネオナチによるデモがあるらしい。最近、ネオナチの活動が少し活発らしく、外国人がボコボコにされることもあるらしい。気をつけねば。

彼らは、ほとんど郊外に住んでいるらしい。日本で、右翼とヤクザがミックスしているように、ネオナチと、フーリガンはしばしば同じ人間であることが多いようだ。ポーランドのフーリガンとドイツのフーリガンが、国境の街で決闘した事件もあったようだ。ベルリン郊外には、東ドイツ時代、ベトナム人が移住して来ているし、クロイツベルク以南には、トルコ人や、アフリカのどっかに国から来た人達がいっぱい住んでいて、ドイツじゃないみたいだ。かれらに仕事を奪われたドイツの若者が、ネオナチになっているのか。

ベルリン中心地を少し離れただけで、北斗の拳 Z (ジード)状態のモヒカンを沢山見れるし、赤や緑の髪をしたパンクとか、ロシアから偽造タバコを持って来て売ってる、謎のベトナム人とか見れて面白いですよ。タバコは高級品だから、一箱普通500円くらいはするけど、茂みに隠れているベトナム人からは、200円くらいで買える。こういうベルリンのはみ出し者みたいなのを見るのが、最近楽しみだが、ネオナチには十分気をつけたい。

マイタービー
2006年12月08日

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以前も紹介したけど、Daed Chickensの空圧技術を学ぶかたわら、自分の作品として、旧東ドイツの大衆車トラバント(通称トラビー)を使った作品を作っている。トラビーは、ベルリンの壁崩壊までの間、三十数年間生産され続けましたが、あんまりモデルチェンジとかなかったから、本当に過去からタイムスリップして来た様な車だ。車体は圧縮した紙(MDF)でできてる。強化プラスチック(FRP)でできてると、なんかのサイトに出てたけど、実際見てみると、これはまさしくMDFです。FRP工を何年もやってたオレが言ってるんだから間違いない。骨組みはちゃんと鉄で出来てるけど。

この車のエンジンは、2ストロークで、ガソリンにオイルを混合したものを燃料にしてる。馬力はそんなに無いけど、アウトバーンで120キロ出るらしいから、オレの軽トラと同じくらいの力はあるみたいだ。このエンジンを、動力にして作品を作ってみようと思っている。これは、歴史的快挙だよ!!(だれもわかってはくれないけど)。

エンジンは、かなりシンプルな作りだけど、オレの知識では、バラした後に組み立てるのが困難なので、旧東ドイツ出身のオーレ(D-Csスタジオに出入りしてる)に、本場のテクニックで助けてもらっています。彼は、オレと同じくらいのレベルの英語を話せるんで、ドイツ語を教わりながら一緒に作業してます。オーレは、かなり勤勉だし、技術についてのこだわりがスゴい。溶接技術なんかも素晴らしいので、オレの野生自己流神風溶接をこの間、矯正してもらいました。オレは日本の恥だ、すみません。

とりあえず、一日かけて二人でエンジンをバラすことができた。真面目に乞う御期待だぜ、これは。

ドイツ奨学金事情
2006年12月05日

前から何となく知ってたけど、ドイツはアートへの奨学金が充実してる。詳しい事は知らないが、銀行とか、なんかの企業とか、国の奨学金だのいろいろ。それも額が半端じゃないぞー。このあいだ、マントラに誘われて飲みに行ったのだが、そこに K が来ていて、やたらにカンパイ、カンパイと言うので、何かな〜と思っていたら、ヤツは国から25000ユーロ(約375万円)くらいの奨学金をもらって、来年半年間、中国に行くらしい。半年でその額は無いだろー、それも中国、物価安過ぎ。おまけにK は絵描きだから、材料代とかほとんどかからねー。

飲みながら、いろいろ話を聞いていると、2年前くらいにマントラも貰ってたらしい。そういえば、フランクフルトに住んでる M も、去年もらって南米の変な所に一年間行ってた。Mの奥さんの A は、Kと同じ奨学金とって、2008年にNYに家族で住むって、なんだそりゃー。自分で言ってて意味わからなくなります。

オレの作品、時代に逆行した重量物ばっかりだし、材料代だの工具使用費だの金は出て行くいっぽう。一年たったら、間違いなく無くなる。こっちのアーティスト、奨学金溜め込んで、その後の生活に役立ててるよ。くそー、悔しいけどオレはデカイもの作り続けるよ。

とにかく、環境が恵まれてるってことだよ、この国は。

僧二人
2006年12月02日

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お坊さんが二人で何かしてるとおもいきや、これはノイズミュージックのライブだ。アイルランドで知り合い、金沢のレジデンスでも一緒だった、ミックとアイリーンがこの展示のために、ベルリンにやってきたんで見に行きました。場所は、なぜかDead Chickensのスタジオのある所から100mの所。広いベルリンで、どうしてこんな超東ベルリンのさびれた場所にばかり縁があるのか、不思議でならない。

始まる前に、近所のアイリッシュ風なパブでギネスを飲んだが、やはり本場の味と違って、気が抜けた味だったので、ミックが文句を言っていた。アイルランドで飲む黒ビールは、まじで旨い。来年の3月頃、行く可能性があるんで、今から非常に楽しみにしている。彼らの出身地コーク(アイルランド第二の都市)には、スカルプチャーファクトリー(そのまま、彫刻工場です)という、国営の馬鹿でかいスタジオがある。うらやましくなる環境です。あそこなら、大きい作品だって、楽々いける。なんで、日本にはそういう所無いんだろ。

ライブは、ミックともう一人のアイリッシュアーティストが、コラボレーションをする形で、興味深かったのが、いろんな国から持って来た石を擦り合わせて、音を作っていたところだ。自然崇拝が根強く生きてる、アイルランドならではの発想だ。同じ島国出身、自然も崇拝してる日本人のオレには、何か感じるものがありました。ベルリンでは、週末になるとたいがい、こんなイベントを夜中じゅうやっていて、朝まで飲んでいる事が多いが、意外にも規則正しい生活が好きな、もろ日本人のオレには、少々つらい。

近所で
2006年12月01日

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今住んでいる所は、もろ東ベルリンだった所なのだが、歩いて10分くらいの人気の無い場所で、いきなりプロパガンダってかんじの、超巨大彫刻を発見。高さ10m程はある。大きい通りに面しているけど、本当に人気が無く、ひっそりとした、日本だったら悪ガキがたむろするには絶好のポイント。周りは、東の無味乾燥な四角い建物が並んでいます。

下に何か書いてあるので、なんとなく意味を調べてみた。「Ernst Thalmann(人名)赤の最前線を行く」みたいな事が書いてあった。マントラの話では、Thalmannというのは、1920年代の有名な共産主義者らしい。写真左上にソ連のマーク。

少しずつではあるけど、東の遺産が無くなりつつあるベルリンで、嬉しい発見となった。

趣味は読書
2006年11月28日

こう見えても、私、趣味は酒を除いて考えたら読書です。家では、ほぼ読書をしている事が多い。ドイツに来る前に、古本屋で気になる本を買いあさり、事前に船便で送っておいたので、しばらくは読み終わる事は無い。それもほとんどが日本の歴史小説で、明治維新、戦国時代、南北朝の争乱あたりの小説ばかりで、偏りが激しい。どうしてこんな事になってしまったのか知らないが、その辺の話でないと、興奮できない。これは一種の麻薬の様なもので、現実から逃避する為に読んでいる気もしないではないが。背中に入ってる刺青も、もとはと言えば、この偏った読書の仕方から生まれた様なもので、吉田松陰のかっこいい生き様に惚れて入れたのだ。どうして黒くしたのかというのは、話が長くなるからまた。

たくさん読んでいると、それほど名前は有名ではないけど、すごくシブい生き方をしていた人ってのが結構いることに気がつく。たとえば明治維新なんかで言うと、坂本龍馬が超有名ですが、龍馬まで来るのに実に多くの人が、自分の命や人生を犠牲にしている。そういう人達の話を読むのが結構はまってしまう。

この間死んじゃったけど、吉村昭の小説は、歴史の中に埋もれて行ったシブい生き様の人ばかりを扱っていて、いいですよ。高山彦九郎、水戸天狗党、高野長英、前野良沢など・・・。こういう人達が、維新前夜に肥やしとなったんだぜ。忘れちゃならねえ、読んでみな。  ちなみに今は、海音寺潮五郎の「平将門」読んでるよ。ぜんぜんドイツと関係ないけど。

苦行の日々
2006年11月25日

語学の勉強はひたすら覚える事が多いから、ニワトリの脳にはかなり厳しい。努力以外にこれを克服するすべは無いんですかね。「家で勉強してるの?」とマリオン先生に聞かれましたが、あまりしてないんで、正直に答えました。オレの周りには、勉強のできない人ばっかりが寄って来る。なんでだ?類は友を呼ぶってのは、本当だね。ヤツらは、簡単な英語すらしゃべれないが、オレとは仲がいい。

出来ない人達は、次第に学校に来なくなっている。オレはなんとか踏ん張って、ついてくぞ。くっそー、この歳になって電車の中で単語帳めくるとは、思ってもみなかったぜ。特製の「現場作業用言語単語帳」 動かす ー rucken 重い ー schwer  仕事終わります ー ファイアーアームト(綴りはワカラン)とか作ってみた。三歩歩いて二歩下がる人生は、これからも続くのか。

大移動大会
2006年11月22日

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ここ数日、Dead Chickensでは、スタジオの半分を違う業者が使う事になったので、コンテナや機械など、膨大な量の物を移動している。量が半端ではないので、何日もかかっていて、オレの道具や作品も当然動かす事になった。結構しんどい仕事だし、オレは朝からドイツ語の学校にも行ってるんで、つらい。おまけに、スタジオ内は、長年かけて溜まったホコリがすごくて、仕事が終わった後は、ハナクソが桃屋の江戸むらさき状態になっている。

今日の仕事は、でかいフォークリフトでのコンテナの移動で、何人も手伝いに来てる。コンテナは、見ての通りの大きさなので、作業はとてもキケンなものだ。コンテナの中には、コンプレッサーなどが入っていて、重心が真ん中にあるとはかぎらないので、慎重に作業することが求められ、周りの人間も細心の注意を払わなければならない。 と、思いきや、フォークを運転しているKAIの野郎は、ビールを飲みながらやってる。ヤツだけでなく、来ているメンツは、東ドイツ出身の真面目な人以外は、みんな2、3本はやってる。オレも。実に楽しい人達です。ビールは、いつも冷蔵庫に何本も入ってるから、飲み放題です。プリン体が溜まって、痛風になるんじゃねえかと、心配になります。  ちっちゃい写真の方、ビールを運転席の後ろに置きながら、いいんですか?

最近彼らは、ドイツ語しかしゃべらなくなってしまったので、作業は勘が頼りになる事が多い。日本での長年の現場作業のおかげで、少しは勘が働きますが、やはり言葉がわからないとつらい。重要な所は、DCsに出入りしてるノリオに訳してもらいます。彼は、かなり信用されてる。オレは怪しまれてる。早くドイツ語をマスターしようと思い、単語帳など作り、電車の中でめくっているけど、次の日には忘れている。シャイゼ( 糞!)、バゴーン(巨大なマンコ)という、くだらない単語ばかりが頭に入り、重要な言葉が、まるっきり覚えられないボクです。

1118は、通電記念日
2006年11月18日

とうとう久保田組スタジオに電気が来ました。こんな日は来ないと思ってたけれど、ずっと願ってると実現するものですね、何事も。送ってもらった写真では、立派な電柱が確かに立っている。スタジオ内で、チェーンソーも使えているようです。素晴らしいですね、電気って。

いざ来てしまうと、その前の苦労を忘れてしまうもので、ありがたみが無くなるものですから、今日の日、11月18日を久保田組通電記念日とすることにします。これまでの苦労を偲び、ひたすら酒を飲む日となるでしょう。スタジオ使用者達と大森さんが、そのうちに通電記念パーティーを開くらしいのですが、出席できずに非常に残念です。日本は今頃、どんな晩秋を迎えているんですかね。「げんきですか〜(猪木ではなく、中山美穂風に)」。その空の下で熱燗でも作り、アトリエの庭で一杯やりたいところでしたが。

とにかくよかった。

in Hamburg
2006年11月17日

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ちょっと用事があって、ベルリンからバスで3時間ほどかけて、ハンブルグに行っていました。北ドイツのかなり大きな都市だ。途中、アウトバーン(高速道路)から眺めた景色は、ひたすら広大な農地が続いていて、でかい風車とかあった。ハンブルグでは、フランクフルトの公園で、なんちゃって総合格闘技のような試合をしたピーターの家に泊めてもらいました(吉岡さんのサイト見ると、詳しく載ってます)。そのころ、英語が全く出来ませんでしたが、腕相撲、柔道+レスリングというボディーランゲージを通した友情は、結構生きてるもんだよ。英語、ドイツ語できなくてもダイジョーブ!!(オレは特別、真似しないように)。

昨日の夜、展示をしていたんで、ハンブルグ郊外まで行って来た。何かの事務所みたいな所で、グループ展をしていた。それほどスゴい展示でもないけど、人はかなり来ていた。こっちのオープニングは、飲み会みたいなものなんで、ビールをひたすら飲んでいました。途中で、アーティストがギターでパフォーマンスをはじめ、ライブみたいな、そうでないような空間になった。着ているTシャツも自分で作ったんじゃないかな。旭日旗に「海賊魂」と漢字で書かれていたので、旧日本軍は海賊じゃねえぞと、つっこみたいところだった。

展示も、さほど面白いというわけでもなかったが、駅が近くにあるわけではないこの場所に、これだけ人が集まるのは、アートが普通に根付いているからなんだろうと、うらやましく思いました。タクシーの中で、運転手さん相手にドイツ語の勉強ができました。帰りにピーターとbarに寄って、一杯やってから帰りました。

さっきベルリンに帰ってきましたが、二日もドイツ語学校を休んでしまったんで、また落ちこぼれると思うと憂鬱だなあ。明日も早起きしなけりゃならない。もう、ここに来て二ヶ月も経ってしまった。でも、まだドイツに二ヶ月しか住んでないと言われる事もある。これから先は長いのか、短いのか複雑な気分だ。日本にいたときと同じように、早く起きて、夜まで勉強や制作をしているけど、ドイツ人でそんな人あんまりいないみたいだ。ドイツ人は勤勉とか言うけど、それほどでもないよ。空が暗い、う〜。

キムん家
2006年11月12日

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この間、友人のドイツ人 キム ネカルダ の家に、誕生日パーティーに行って来た。キムと言っても、全く韓国、朝鮮とは関係ない生粋のドイツ人。彼は、3、4年前、日本に来て友達になった。その頃、オレは、もろに労働に励んでた時期だ。長野の実家に帰る用事があったんで、彼も連れて行ってやることにした。軽トラで下道を使って行ったので、かなりハードな思いをさせてしまったに違いない。当時のオレは、英語はThis is a pen.(これは、ペンです。)しかわからない様なレベルだったんで、何時間も身振り手振りを繰り返したのを覚えている。前日、二人とも遅くまで飲んでいたので、かなりきつかった。キムは、半分、拉致状態に感じていたんじゃないかと思う。山梨で 甲州ほうとう を食わせてやった。

やっと、我が故郷、諏訪御射山神戸につき、父親と母親にキムを会わせてみた。外人なんかと、話した事は、ほとんど無いだろうから、驚くかな、と思っていたが、意外にも、普通の日本人の友達が来た時と同じように話していたので、びっくり(当然ウチの親も英語は話せない)。なんか、身振り手振りで、地震について話してたようだ。キムは、そのことが、かなり印象に残ってたみたいで、この間のパーティーの時に、言っていた。ヤツは、最近彼女が出来たようで、このKubotaという男は 「jkefーーjrv@eijoipo.jejfk-¥ 」と説明していました。なぜか彼女はまだ20代前半でかわいい。ヤツは33歳。なんで、あんなノビタ君みたいなヤツがもてるのか、不思議だ、本当に。

パーティーは、オレ以外、全部ドイツ人。飲むだけ飲んで、早めに帰った。

写真は、キムのアパートから以前撮ったもの。もろ旧東ベルリンです。店とかもあまり無い、無味乾燥な巨大な建物が連なってる地域。初め来た時は、かなり怖かった。多分、東ドイツ共産党員が住んでた様な所だろう。東の中では、高級な住宅です。下にある、ビヤガーデンみたいなのとの、ギャップが著しい。共和国時代にベトナム(同じく共産主義だった)から移民してきた人達がやってる、アジアンショップもある。ビルとビルの間の通りの名前聞いて、びっくり。カールマルクス通り だぜ。

北朝鮮崩壊後は、こんなかんじで、共産党員の建物に、韓国のお金持ちが住むようになるのかね?

これを見ろ!!!
2006年11月09日

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アトリエを使っていただいてる、吉岡さんからメールが届いた。こっこれは、なっなんですか。
とうとうその時が近づいてきたんだ。これは電気の分電盤に間違いない。ここまで来ているのなら、もう今までのような、間違いは無いだろう。苦節5、6年、やっと電気が来るんだ。長かったなぁここまで来るまで。市役所に O森さんが怒鳴り込んでくれたおかげです。

アトリエのみんな、もうガソリン買いに行かなくてすむんだよ。節約のために、こまめに発電機を止めたり、エンジン掛けなおさなくて、もういいんだよ。うっうう〜。これは奇跡だ。

畑に囲まれた、我がアトリエは、道から離れすぎていて、電柱を建てる事ができず、自家発電を余儀なくされていたのだ。一応東京だし、特に山の中でもないのに、こんな事ってあるのかと何度も思った。
M蔵村山市民がこのアトリエの存在に対して、何かしら妨害しているという噂もあったが、ガンジー大作戦は、ここでも勝利目前まで来ている。

分電盤は付いているけど、電柱はまだみたいなんで、まだまだ油断はできね〜。これから、どんな村人による一揆が起こるかまだまだわからないからな。ムサムラの壁崩壊予定の日まで、あと4日、油断はできね〜。

2ヶ月が過ぎ
2006年11月08日

とうとう、ベルリンに来てから2ヶ月経ったのだけれど、やっと全てが落ち着いて来たように感じる。やっぱりフランスの時もそうだったけど、他の国に移り住むと、最初の何ヶ月かは、住む家探し、ビザなんかの申請、電話、電気、水道、ネットとかの手続きなど、忙殺されてしまう。英語が通じないとなると、なおさら疲れる。日本語すら、きちんと出来ないオレとしては、本当に嫌になる事の連続だったけれど、どうにか周りの人達の手助けや、アドバイスをいただき、この期間を泳ぎきりました。ふ〜。やっぱり最後の手段は、ガンジー大作戦(わからない人は他の日記読むべし)だね!

暮れ行くベルリンの空を眺めるなんていう心地に、やっとたどりつき、この先の残された時間を有効に使って行こうと、決意を新たにしている。やっぱり日本を出る直前の、凄まじい仕事漬けの日々は、無駄じゃあなかった。つい先日、E氏がベルリンに来ていたんだけど、彼は今、世界中を飛び回って、作品制作をしている。でも、不遇な時は、オレと同じ地下鉄工事とか、いろいろやってた。そこで鍛え上げられたハングリー精神がここに来て、確実に生きてるという話になった。精神論かよ、と言われるかもしれないけど、財力も知性も大して無いオレの様なヤツには、最後は体力と根性しか、武器が無い。

おっと、面倒な事が終わったので、思わず悟りの境地に入りそうです。今夜は、キム(ドイツ人だけど、名前はキム)の誕生日パーティーに誘われたんで、これから出かける予定。それにしても、パーティー多すぎだぞ、ここは。

愛車
2006年10月30日

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トラバント、とうとう手に入れたぞ。作品の材料として、購入。インターネットでDCsのハネスに探してもらいました。東ドイツで壁崩壊前まで走ってたみたいです。だからナンバープレートは東ドイツのまま(貴重だよこれは)。うわさどうり、車体はMDF(圧縮した紙)でできていて、その上に塗装してある。

エンジンが動くかどうか心配だったので、スタジオのみんなとバッテリーやガソリン、混合用オイル(20:1位の割合で自分で混ぜる)を買いに行き、昼間からビールを飲みながらいじってみました。壁崩壊後、十何年間誰も乗ってなくて、保管されていたらしいけど、ななんとエンジンがかかりました。オイルがタンクの下に溜まりすぎなせいか、ものすごい煙が出た。2ストなので、SUZUKIジムニーみたいなパンパンいう、音がうるさい車です。性能は日本車の70年代のもの並らしいが、アウトバーンでは、嘘かホントか知らねーが120キロ出るという。エンジンも、見た感じ、でかい弁当箱がいっぱいあるような、なんかシンプルな感じ(すみませんあまり詳しくないもんで)。

とにかく、この車を使った作品を制作するわけですよ。手伝いに来ない?たのしいよ〜。

久保田組スタジオ・アトリエ貸し出し情報
2006年10月29日

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<場所>
   武蔵村山市 中央 2-94(ムサビより自転車で30分、最寄り駅 多摩都市モノレール 上北台駅)

<諸条件>
  アトリエ建物2棟  本棟(70平米) 別棟ANNEX(30平米)  敷地面積100坪    
     
  鉄、木、FRP等加工の為の基本的な工具有り
  グラインダー、チェーンソー、丸のコ、ボール盤、高速カッター、溶接機、溶断機、
  ドリル、バンドソー、ハンマードリル、レシプロソー、石材用カッター、ルーター、             かくはん機、三又、チェーンブロック、発電機、灯油窯機材、軽トラ等

<家賃>     

  月一人 20000円 電気代込み (ただし著しく電気代がかかった場合、追加徴収します)
     
     別棟ANNEX(30平米 写真下)一人貸しきりの場合  40000円電気代込み(同上)
                     
     
     ホームセンター徒歩3分

     現在数組のアーティストが使用中
     
     平面の方も大歓迎(ANNEXは平面に向いていると思います)
どちらも、入り口はバカでかいので、搬入搬出が楽です。
     
   興味の有る方久保田まで、メール又は電話で御連絡下さい。 otokokubota@hotmail.com

0049 175 71 98 701 (ドイツ)

  

    
     

SEX IN THE CITY 2
2006年10月28日

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いやー、どうもHPの方がトラブルでしばらく見れませんでしたね。どうもすみません。これを見るのを日課にされている尊い方もおられるようで、数々のメールをいただき嬉しかったです。また無事復活できて本当によかった。これからも男久保田ベルリン滞在記、楽しみにしてください。

いきなりですが、前からイクと言ってたポルノメッセについての報告をしたいと思います(ヒガお待たせ)。作品制作や作業が、材料納入や機材故障の関係でなかなか進まず、美術館も見尽くしたので、ベルリンの社会見学の為、真面目に行ってきました。会場は、アートメッセをやっていた場所と全く同じ、全く同じ規模。雨だと言うのにスゴい人の入りでした。入場料が少し高くて、こんな所にオレは何をしに来てしまったんだろうと思いながら、ドイツのゴツい男どもと共に券を買う為に列を作った。

中に入ると、沢山のブースに分かれていて、数々のポルノグッズを展示してました。よくまあこんなもんを堂々とやってるね。玩具類のブース、映像関係のブースが大半です。ゲイ専門グッズなども沢山置いていて、ケツがひきしまる思いでした(オレはノーマル)。

途中から、ネットで映像を配信してる会社のブース内に設けられたステージで、ストリップが始まってしまい、男どもがもの凄い人だかりを作り始めた。かなりのオッサンやジイさんが、プレス関係者もビックリな良いビデオカメラで撮影しまくってました(日本の技術はこんな所でも生かされています)。オレは身長が175センチあるけど、ドイツ人はみんな大きいので、ぜんぜん見えねー。前の人はしゃがんで、後ろの人に気を使うという精神は無い。人と人の隙間にできる、木漏れ日のような空間をじっくり見つめます。奴らは夢中だ。

日本人の客は、オレ以外ほとんどいないが、日本の会社のブースはいくつかあった。漫画はこんな所でも大人気みたいで、「HENTAI」という、めぞん一刻をパクったようなアニメも売ってた。

写真は、ドイツのおしゃれっぽいバイブのブース。なかなかかわいらしいっすよ。それに比べて、アジア各国から来たバイブは、ちんこが顔になっていたり、動きとか機能は素晴らしいのだけど、デザインの洗練というものが無く、グロイ。色も同じようなのばっかりで、電動こけし という名がぴったりのモノが多く思えた。もうちょっと、がんばって欲しいですよ。

ミルヒカフェー
2006年10月18日

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DCsにはエスプレッソを作るマシンがあります。毎日これを自分で作って飲むのが楽しみになっております。ミルクを蒸気で泡立て、エスプレッソをぶち込んだミルヒカフェー(直訳では コーヒー牛乳 )はたまらなくうまいですよ。約10年前には、「エスプレッソだと?そんな鬼畜や売女が飲む様なモノは飲めん。」と真面目に思っていた私としては、ものすごい進化です(問題発言ですかね)。

SEX IN THE CITY
2006年10月15日

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チャリで走っていて、気になるポスターがあったんで見てみたら、なんかエロのメッセ(見本市みたいなもん)の広告だった。写真のはバス停の掲示板に張ってあったものだが、駅には5mくらいのでかい看板もあった。それにしても、SEX IN THE CITYとはいったいどういう意味なんだろう(まじめに考えたくないけど)。今月の20日から、この間アートフェスタやってたメッセでやるみたい。と、いうことは相当大掛かりなものなんだろう。これは行かなければなりませんね。いひひひ。

実は2年前に同じような広告を見て、私は場所を探してみたんだけど見つからなかった経緯があるんで、リベンジを果たしてみたいと思います。ホテルでパーティーと書いてあるけど、いったい何をするのですかねぇ?ちなみにフリードリッヒストラッセ駅の中には、大人の玩具屋が堂々と存在しています。さすがベルリン、期待が高まるなあ。芸術家って見識を広める為にも、いろいろ見て回らなきゃいけないんで、大変なんっすよ、う〜ん大変。

そういえば去年ベルリンに来た時、空港で知り合いになった謎の日本語がしゃべれる中国人(大人の玩具屋だと言って、私に名刺をくれた)が、こんなメッセがあると言ってたのを思い出した。ポスターにインターナショナルって書いてあるし、これは大変なことになりそうだぞ。結果は、この日記でまた報告予定。

オーストラリア
2006年10月13日

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自分の作品に使う鉄が来たんで、スタジオに行った。9時半に来ると言ってたが、来たのは午後の2時頃だった(さすがドイツ人)。金沢美大卒の大山君と梶田さんが鉄を運ぶのを手伝いに来てくれたが、ぜんぜん来ないんで、待たせてしまい申し訳なかったです。

ハネスがモンスターを動かして二人に見せてくれました。コンテナ(船舶用)の中のこれらのモンスターがしゃべったり歌ったりしますが、シリンダーを使った技術がすごいんです。最近は大きな新しい仕事は無いらしいが、DCsは一月にこの写真のやつをオーストラリアに持って行って展示するらしい。オーストリア(ラが抜けてる方)かと思ったんで、近所だし行きたいと思ったが、聞いてみるとオースト(ラ)リアの方でした。ヨーロッパ以外の地域に行くのは始めてだと思う。移動して展示したいというコンセプトが生きて来ている。日本に来るのも夢じゃなくなって来た。

それにしても、オレが作ろうとするものは、未だに移動には不向きで売れなそうなもんばっかりだ。なんか考え方変えた方がいいんかね?

モツ焼き決行 in Berlin
2006年10月12日

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望郷の念に耐えきれず、とうとうアパートで日頃お世話になってる方々を御招きし、モツ焼き集会を決行いたしました。人のアパートを間借りしているというのに、ベランダで炭をおこし煙だらけにしてしまいました(増山さんすいません)。モツを売ってる店が無いんで、前々から目を付けていたトルコ屋(トルコ人がやってる安い店)で、羊のハツを1キロ、鳥レバを1キロ(買い過ぎ?)他に野菜などそろえました。コンロや炭など、近所のホームセンターで買って来た。日本酒とかも欲しかったが、アジアンショップが遠いんでヤメたのが残念です。

適当に切って串にさして焼きましたが、味はかなり好評でした。差し入れのビールなどを飲みながら、焼きたてのモツ焼きは最高ですよ。BGMに演歌なども流してみました。ぜんぜんベルリンにいる気しねえけどね。これは、病み付きになりそうなんでこれからもやろうと思ってます。店とか出せば、肉好きのドイツ人には受けると思うんだがね。寿司屋とかラーメン屋はあるけど、なかなか良い居酒屋が無いんだよね。写真に写ってる人は、ベルリンバイセンゼー(美大)に行ってる太郎君です。いつも御世話になってます。ベルリンは何でも有りで楽しいぞー。

2006年10月08日

この間まで、Tシャツでうろうろできたベルリンですが、もうすっかり秋になり肌寒くなってきました。もうモモヒキはかないとやってられないです、特にチャリンコは。

DCsスタジオは、超巨大なこともあって暖房施設はあるけど小さすぎるんで皆無に等しく、冬になると寒すぎて誰も来ないとか・・・。去年はマイナス20度になったと聞いてるんで、長野出身ですが東京暮らしが長く、本当の寒さってのを忘れてしまったオレには試練かもしれない。ハネスの話では、お茶を飲もうとしてティーバッグをお湯に入れておいたら、丸ごと凍っていたとの事。作業はエスキモーのような格好で行われるらしい。

室内なんで焚き火も無理。一時避難小屋として段ボールハウスでも作って、ルンペン(ドイツ語らしい)の様な生活もいいかも。いずれにせよ、まじめに対策を練った方がいいんで、いまから心の準備をしておく。

場所確保
2006年10月06日

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なにしろ、自分のスペースが無いと制作が始められないんで、今日はDCsスタジオに行き、場所作りをすることにした。制作がしたくて気が狂いそうなんで、とにかく一歩でも何かを進めたいのだ。日本では、長い事労働者してたんで、アーティスト活動のブランクが長いんです。

写真のとおり、オレの場所と目されるスペースは、いろんな道具が置いてあるんで、少しづつどかしていきます。ハネスは、奥の方でワインを飲みながら制作をしていたんで、オレも少しもらう、いや〜極楽。いきなりでかいのを作ってやろうとたくらんでいるんだが、どうなるんだろうか、心配。これからDCsの仕事を手伝いながら、自分の制作をしていきます。時間も金も限りがある、やるんだ。

多宗教国家出身
2006年10月02日

今日は、この間友達の引っ越しを手伝い、激しく筋肉を使ったせいで筋肉痛がひどかった。いつも筋肉痛は、運動した翌日になっていたが、オレも32になったせいか二日後の今日痛みだした。筋肉痛を直すには、その筋肉を痛くてもどんどん使うと直る(ほんとうかよ?)と聞いた事があるんで、Dead Chickensのスタジオまでチャリンコで行ってみる事にした。自転車で3〜40分かかる。DCsスタジオに住んでいるハネスがいたので、しばらく話した。アムステルダムでの展示が終わったので、しばらく制作を休んでいるようだ。美術の話をしたのだが、ベルリンではなかなか作品が売れないというような事も言っていた。日本の最近の作家について知りたがっていたんで、何人か教えたが、なかなか名前が思い出せないんで、また今度教えると言っておいた。他にもいろいろ話した。

いつも自動車を使った作品を作っているんで、こっちにいるとフルクサスの作家とかセザールとの関係を問われる事があるのだが、日本では全くそういう話をしたことが無いんで、新鮮だ。パリでやった入れ墨の作品は、完成後の黒い四角がマレヴィッチの作品を連想させるらしく、当時聞かれる事が多かった。作った当時は何も考えてはいなくても、結果的に誰かの作品との関係性は時代に関係なく生まれてくるものなんでしょうかね。オレは結構何気なく、そのときの環境とか、出来る事の可能性によって作風を変える。自然物や廃棄物が持ってる物質的な主張を大切にする時もあるし、自分でモノを加工する事もある。それらを組み合わせて作品にすることもしょっちゅうあって、なんの抵抗もない。これは日本っていう多宗教崇拝の環境で育ったせいもあるのかなと、自転車での帰り道に真面目に考えてしまった。

御柱(神道)にお坊さんが乗ってるのも見た事があるし、それはそれで面白いんじゃないかなとおもいますがね。やっぱ美術の本場のほうの人と話すと気がつく事が多いです。最近だんだん芸術に対して真面目になっていく自分が怖いっす。

アートフェア
2006年09月30日

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ベルリンメッセで行われてるアートフェアのオープニングに行ってきました。通常だと、入場するのにかなり払わないといけないらしいが、友人のマントラが二人分の入場券を持っていたんで、タダで入る事ができた。昼間は、招待した人のみが入れるらしく、オレはラッキー、生ビール飲み放題でした。会場は馬鹿デカくて、作品も大量に展示されてますんで見るのに時間がかかった。売る気のない大型の作品も多く楽しいです。作品の質も、一番でかいアートメッセだけあって、おととい見に行った会場のものより全体的に高かったように思います。写真はエントランスの様子なんだけど、人の多さがわるでしょう。

実際、作品を買いにきてるのか飲みに来てるのか知りませんが、フォーマルな格好で金持ってそうな人が多かったです。作品もドローイングを中心に、かなり赤丸シールが貼られてました。ベルリンのアートフェアは10年目らしいですが、年々盛り上がって来ているようです。夕方まで飲み続け、友人キム(ドイツ人)と2年ぶりくらいに再会。オレの悪い英語につきあってくれました。それにしても、アートを見る為に、これだけの規模で人が集まるってことがあり得るってのを見れただけで、すごい収穫です。日本じゃやらないのかね、買う人いないもんね。作品などの写真無くてすみません。

日本人では、開発さんがベタニエン(ベルリンにあるレジデンス)のブースで、千鶴(センヅル)というエロ本の写真で折り鶴を作ったのを展示していて、ちゃんとオマ○コの部分がみえるようになっていて嬉しかったです。

徘徊
2006年09月25日

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あいかわらず、チャリでベルリン中を激走中です。今日は、電気屋とかプラモデル屋、ホームセンター(Bauhausという大それた名前です)などを探しまわり、それぞれの品揃えを見て回るのを兼ねた、チャリンコ遠足のようなものになった。オレが今いる所は、ノイケルンという南の地区で、そこから真北に向かいウェディング地区に行き、戦勝記念塔(いつ勝ったけ?ドイツ)の方に降りて来て家に戻るという、15キロくらいのコースだ。なかなか疲れる。チェーンは通算3回外れたが、直しながら走る。

電車や地下鉄でいろんな所に行っても、どうしても土地勘がつかめないんで、歩き回るか、自転車で走り回ることが、オレにとっては重要なのです。中古品を売ってる店がかなりあって、がらくたが多いが、たまに良いものもあった。

いつもケバブばかり食って、飽きて来たんで、インビスでcurry wurstとかいうドイツ風なのをたのんでみたが、写真の通りフライドポテトとソーセージのセットのことだ。カレー粉がかかっているのがポイントですよ。昼間結構みんなこんなようなものを食いながらビールを飲んでいる。ビールはまじで水の代わりみたいなものなんで、オレもしょっちゅう昼間から飲んでいるが、最近は普通の事になってきた。しあわせ。

でも、こんな健康に悪そうなモンばっかり食っていると、ろくでもない事になりそうなんで、ほとんどは自炊することにしている。どこの国に行っても、水が合わないってやつなのか、吹き出物ができる。かゆい。

チャリ
2006年09月23日

昨日の夜、飲んで走ってたらこけてしまった。大したコケ方ではなかったが、どうもホイールがまがってしまったようで、タイヤが回らなくなってしまった。先日新しくしたばっかりなのに、弱すぎ。歩いたら家まで1時間半はかかるんで、地下鉄でチャリごと帰宅。くそー、日本のママチャリの方がまだ頑丈だよ。

朝、道ばたで修理して、なんとか回るようになったが、今度はチェーンがペダルを漕ぐ度に外れてしまう状態になり、頭に来る。この間、日本から送った工具が届いたんで、いろいろやってみたがうまくいかない。あげくの果てに、近所のトルコのガキどもがワラワラと集まってきて、オレの工具をいじったり、ハンマーでチャリを叩きはじめたので、もうどうでもよくなってきた。ガキがどんどんペダルを回したり、プライヤーでいろんな所を挟んだりと、無法地帯になってきたので、「ナイン(ダメ)!」と怒鳴り、部屋に逃げてきました。くっそ〜

Bauhaus
2006年09月21日

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太郎君に誘われ、バウハウス展示館の建物を建てるコンペ(たぶん)に通った、日本人の建築家SAANAの妹島さんの講演と、展示のオープニングパーティーに行ってきた。講演の中で、いくつか日本と海外でやってきた建築物の写真をみせてもらったが、なんか見た事あると感じていた。後で調べたら、金沢の二十一世紀美術館の設計も手がけていた。そう、あの白いガラス張りの建物。アメリカとかドイツとか日本以外で沢山仕事をされてるようだ。意外にも4人家族の小さい家の設計などもしていて、興味深かった。妹島さんに「あのボク、アーティストでベルリンに住んでます、HP見て下さい」と言って、プリンターで印刷してカッターで切った、相手を舐めている名刺をお渡ししたが、オレの作品を果たして見てくれただろうか?

ああいう、きれいでかわいらしく斬新な建物の中に、オレの田舎モン丸出しなコキタネエ野蛮な作品をぶち込んでみたいものです。きっとガラスの持ってる硬質な質感とマッチしますよー、きっと。

写真は、今回のコンペに惜しくも落選した方々のアイデアを展示してるプレハブ。

素材さがし
2006年09月17日

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ベルリンのギャラリーをまわってみたが、やはりあまりゴツい作品ってのは見当たらない。やっぱり時代は、より軽く、エコロジカルで知的なものを求めているんすかね。時代を逆行してる感のあるオレの作品は、制作する環境にしても、見られ方にしても追い風の吹いてる状況とは言えないだろう。それでも信じた事をやり続けるのが、男の道と思いますんでがんばりますが。

幸い、Dead Chickensの工房(超巨大)に出入りしていて、デカイ作品が作れる環境にあるので、すごくうれしい。日本にいるときは、制作時間を作る事すら出来なかった事を考えたら、文句を言ってる場合ではないです。彼らの技術を学びながら、新しい作品を模索していきます。どうしても自動車を使った作品を作りたいんで、街中で良い素材を物色中。壊れかけた、古い型のモノは見ていて興奮して来るんで、写真を撮りまくります。たまに持ち主に、何故写真を撮ってるのかと不思議がられることがあるが、オレはアーティストなんだと言うと、納得してくれる(良い社会だね)。

写真のボロいベンツは、墓の横に止まっていた。いい味が出ている。他にも、東ドイツ製のトラバントの写真も撮りまくり、イメージを膨らましている。トラバントって車体が鉄じゃなくて、一部 紙(日本でも売ってるけど、MDFというパルプを圧縮したもの)で出来てるらしい。本当かどうか、今度解体してみたい。とにかく、制作を始めたくてうずうずしているところだ。

ベルリンー東京
2006年09月15日

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友人から、35ユーロ(5000円くらい)で東ドイツ製のチャリンコを譲ってもらった。安いだけあって、いろいろな部分で修理が必要だ。後ろタイヤが裂けていたので交換をした。スポークが古いのと、皮製のいすが伸びきっていて、ケツが痛いので両方とも交換する事にした。自転車屋に行って、それを伝えようとしたが、さすがに英語は通じないので身振りで説明。わかってくれたようだ。「フンフツなんとか」とか言ってたが、後から「15時に取りにこい」というような事を言ってたのが判明。

チャリでポツダムプラッツの辺にある、Neue Nationalgalerie(新国立ギャラリー)で、ベルリンー東京展をやってたんで、見に行ってみた。以前何回も来た事があるが、ガラス張りのでかい美術館。オレの作品を置くのにぴったりなんですけどね。どうすれば、こういう所で展示できるんすか?ベルリンに来てから知り合いになった、開発さんの作品も展示してあった。ベルリンと東京の文化の繋がりは、あまり知られてないが、昔からじわじわあったようだ。

美術館に限らず、公園とか建物など公共の場所で、アートを展示してるのを多く見かける。オレの作品もいきなり、路上とかに置いて一般市民に見ていただきたいんだけどね。今はこの街と社会のしくみを観察中。

猪木
2006年09月12日

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今日は、アパートのキッチンの中の壁の中に、排気口があるんだけど、それがレンガが崩れてつまってるとのことで、修理の職人が来ていた。オレは、日本で配管工をしていた時期があり、彼らの作業の手際に興味があったんで、観察していました。写真の青いタイルの奥に排気口がありました。さすが、ドイツ人、タイルをはがし、そこをハツって崩れた部分を取り除き、修復するまで一時間ちょっとで終わってしまった。何事も無かったかのように、タイルも貼付けられました。

オレは、職人に「なかなかやるなあ」ってかんじで伝えてみたら、すごい喜んでいた。工務店(ドイツ版)の社長も来ていて、オレが日本人ということがわかったらしく、「お前イノキ知ってる?」と聞かれた。彼は、猪木の試合のレフリーをしたことがあるというようなことを言ってた。確かに彼の耳は、レスリングか、柔道のやりすぎでつぶれていたから、格闘技経験者なのは間違いない。さすが、猪木は有名人だなと思いました。蝶野もドイツで修行してたし、奥さんはドイツ人だ。新日がベルリンで興行してたのかも。この辺はトルコ人もおおいから、彼らがトルコ系ということも考えられる。猪木はトルコで試合してたはずだ。どっちにしても、おもわず感動。

久保田組スタジオ 貸し出し情報
2006年09月11日

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武蔵村山市 中央 2-94(武蔵野美術大学より自転車で30分、最寄り駅 多摩都市モノレール 上北台駅)

<諸条件>
貸しアトリエ建物3棟  第1スタジオ(70平米) 第2スタジオ(30平米) 第3スタジオ(50平米)  敷地面積120坪    
            
鉄、木、FRP等加工の為の基本的な工具有り       軽トラック貸します
グラインダー、チェーンソー、丸のコ、ボール盤、高速カッター、溶接機、溶断機、ドリル、バンドソー、ハンマードリル、レシプロソー、石材用カッター、ルーター、かくはん機、三又、チェーンブロック、発電機、 高圧洗浄機、変圧器、パワーリフター 他いろいろ    

<家賃>     
月一人 22000円 電気代込み (ただし著しく電気代がかかった場合、追加徴収します)
     
     
                     
     
     
ホームセンター コメリ 徒歩3分、 車で10分の場所にジョイフル本田 も出来ました。

現在数組のアーティストが使用中
     
彫刻、立体制作に適しています。平面の方も大歓迎。
どのスタジオも入り口はバカでかいので、搬入搬出が楽です。
     
 

毎年3月以降は、大学を卒業される方からの、入居希望が殺到しますので、お問い合わせは、早めに御願いします。

**** ただいま空き有ります ****


興味の有る方久保田まで、メール又は電話で御連絡下さい。
otokokubota@hotmail.com
otokokubota@googlemail.com
0049 175 71 98 701 (ドイツ携帯)
080 6742 3461(日本携帯)
                                                          
アート活動、アーティストインレジデンス、助成金、奨学金申請等の情報交換の場にもなっています。    
   

偶然

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ベルリンの地理を体で覚えようと思い(そういう言い方しない?)午前中から、歩いてみた。自分の住む為のアパートを探すのに、地区ごとの印象をつかもうという意味もあって、日々歩く事を心がけている。今日は、ベルリン中心部より少し北の、ウェディング地区を歩いた。普段は、移民が多いらしいが、今日は日曜日ということもあり、誰もいなかった。だから、雰囲気を感じる事は出来なかったが、しかたがない。ベルリンミッテ(真ん中辺)まで歩く事にした。

途中で、偶然ベルリンの壁を発見、青空に映えます。以前、先輩の吉岡さんとその奥さん昌代と、三人で、壁を巡る旅をしたことを思い出す(リンクにある、吉岡氏サイト内 ベルリン滞在記 参照)。今は、壁も少しずつ、姿を消していますが、所々にまだ残っています。東ベルリン側の壁の周辺は、空き地のようになっていますが、そこが緩衝地帯(写真では壁の向こう側)となっていて、侵入者又は逃亡者をつかまえたり、撃ち殺していたと思われる場所です。今でも、おもかげがある。この場所は、墓になっていたり、占拠した人がモノを売っていました。逃亡者を見つけるための電灯が、生々しい(写真では、見えるかな〜、壁の上にちょこんとクリ状にあります)。

このあと、ミッテで個展を控えている日本人の作家さんの手伝いに行きました。作業が終わった後、カフェでその方々に、世界男根彫刻大会についての話をしたら、非常にウケてしまい、話べたなオレですが嬉しかったです。世界男根彫刻大会物語は、先ほど出てきた吉岡氏により、もうすぐ漫画化されますんで、彼のページをあらかじめチェックしておくことを御勧めします。そうすることで、何倍か面白くなりますよ。是非!

Dead Chickens
2006年09月10日

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このモンスターを作っているのが、オレの受け入れ先になってくれてる Dead Chickens 。ドイツ人のアーティスト集団だ。体育館くらいデカイスタジオを使っていて、作品はコンテナで移動するという規模。でかけりゃいいというわけではなく、空気圧のシリンダーをコンピューター制御で動かす、すごい技術を持っています。音響や、照明も組み合わせて、モンスター達がしゃべったり、踊ったりする。
一年半前に、彼らの手伝いをさせてもらったんだけど、オレのへっぽこなんちゃって鉄工技術では、精度が無さすぎて、修練が必要なのが証明されました。彼らは、妥協を許さない作業をしていた。
これから、彼らと作業する事で、いろいろ交流して行く予定。ベルリンで車を回すのは、いつになるかわからんが、絶対やる。

荷物が
2006年09月08日

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妻が、帰国するので、テーゲル空港まで送りに行った。ついでに直接文句を言おうとバゲージクレームカウンターへ向かった。何人かまたロストになってるようで、列を作っていた。オレの番がきたので、おばさんに書類を見せながら、いつ荷物もらえるんだ?ときいてみた。すると、おばさんは、「オ〜ウッ」と言って微妙な表情をしながら、ここにあるよ と言いだしたではないか。アパートに送るって言ってたじゃねーか、と思いながら、自分の荷物がこの世に存在している事にホッとした。オレの誇大妄想の中では、南米とかのわけのわからん国へ飛ばされ、中身は売り飛ばされているはずだったので。

あなたの部屋に電話したけど誰も出なかったので、送らなかった(確かに電話は調子悪かった)という言い分。オレは、その可能性は十分あると思い、毎日外の電話を使い、カウンターから指定されていた番号へ、何度も何度も電話していたが、誰も出なかった。下らねえ理由で、この数日間イライラさせられていたわけだ。荷物があったという安堵感から、文句を言う気にもなれず、妻が帰国した寂しさと共に、32キロの重量カバンをガラガラとひっぱり部屋に帰った。今日、偶然取りに行っていなかったら、稲田堤(川崎のアパート)に送り返されてたかもしれん。

中身は、開いて調べられた形跡があったが、無くなったりしているものは無く、懐かしの荷物との対面は、嬉しかった。今日は、ツイている日なのか、こちらも繋がらずもめていた携帯の方が使えるようになった(抗議2度目で)。英語が少しで、ドイツ語は全くわからん、オレの 非暴力ガンジー人生 は、まだしばらく続きそうだ。

写真は、ベルリン到着日に、オレの受け入れ先であるDead Chickensで行われていたパフォーマンス。ロシアのアーティストとのコラボレーションとか。ロシアって暗いんだね、と思わされるものでした。

太郎&メグボン家
2006年09月06日

昨晩、我々夫婦はベルリン在住アーティスト、太郎君とメグボンさんのアパートに御招待いただきました。二人とも、ドイツには長いので、これからいろいろ御世話になる事が多くなりそうだ。二人の手料理をごちそうになりながら、ビールをがぶ飲みさせてもらいました。

ふたりには、約一年前、アイルランドのレジデンスに行く途中に立ち寄ったベルリンでの飲み会の席で一緒になり、知り合いになりました。でも、飲んでいるとたいがい、一回会っただけの人の顔や名前は忘れてしまう ニワトリ久保田(アメフトをやってた時、三歩歩くと、作戦を忘れる事でつけられたアダナ)ですから、当然覚えているわけがありません。

今回もらった助成金の授賞式のとき、出されている酒を飲んでいると、「ベルリンで一緒に飲みましたよね」と女性に話しかけられ、「鳥の脳なので、すみません」と謝りました。それがメグボン氏です。本当に世の中せまいなと思った瞬間でした。太郎くんの名前は、絶対忘れないけど。まだ若そうなのに、二人ともがんばってるな、と思っていたら、オレと歳は大して変わらない事が判明。メグボンの事は、福田さん、と堅苦しく呼んでたけれど、ヤメる事にした。ちなみに二人はオレの事を、「くぼっちゃん」と呼ぶ事に。

とりあえず今の所、ベルリンの日本人社会のつながりのおかげで、ものすごく助かっている。このつながりが無かったら、オレはそこらじゅうで<ガンジー大作戦>を繰り広げなければならないところだったので、感謝です。   それにしても、荷物まだ来ねえよ、ブリティッシュエアウェイズって本気で恐ろしい会社だね。

荷物まだ来ないよ
2006年09月05日

これ以上遅くなったら、BA(ブリティッシュエアウェイズ)に殴り込む事にします。いいかげんにしろコノヤロー。以前、パリでネットが繋がらず、店でもたらい回しにされたので、店員一人に徹底的につきまとい、言葉が通じないので、黙りながらずっと目で訴えかけ居座る<非暴力ガンジー大作戦>でうまくいったので、今回もそうしてみる。そこまでしないと、本当に動いてくれないんで。俺を怒らせると、こわいんだぞ。

今度、いつまでたっても久保田組スタジオに電気を通す事を、のらりくらりと何の信念も根拠も無く、事なかれ主義のために拒否する武蔵村山役人チーム VS 人によって言う事が違うパリの市役所チームで、ママさんバレーボールの試合をさせてみたいです。ロストバゲージ常連校、ロンドンヒースロー空港チームも参加者随時募集中だぜ!!!!!

二日目
2006年09月04日

未だに、荷物が届かない為、日本からずっと同じパンツをはいている久保田です。そろそろ、買う事も考える時期になってきました。ヒースローで怪しい荷物と思われ、鍵をぶっ壊されてこじ開けられているのかも。今回変なものは、持ってきてないんだけど。

ベルリンのクロイツベルクに今いるんだけど、ここはトルコ人が多いから、近所はケバブ天国になっています。俺はケバブが大好物なので、毎日食べていますが、早速パリのJCから「お前、ケバブばかり食べているんだろう」と、さすがよくわかっているお言葉をいただきました。all in oneと自称する程のケバブさんですから、栄養の面では、これだけで十分です。でも、繊維が少し足りないのか、ウンコが出ていません。

時差ボケというのは、明るくなると起きて、暗くなると寝るという、原始的な俺の脳みそには存在していないらしく、全くありません。ビールも飲みまくっております。この幸せを噛み締めます。

ベルリン到着
2006年09月03日

ロンドン経由で、ベルリンに到着しましたが、早速ロストバゲージです。ヒースロー空港で止まってると思われます。なぜか、カミサンのは届いている。俺の32キロ重量級カバンがいつまでたっても出てきません。同じロンドンーベルリンに乗ってた人の、約三分の一の人は、荷物が出てきませんでした。クレーム係に長蛇の列。なめてる。明日か明後日持ってきてくれるってさ。ふざけんな、ばーか。

諦めて、受け入れ先であるDead Chickensで展示をやってたので、見に行く。そこで、ノリオ(ベルリン在住)に会って、今後の事などお願いした。パフォーマンスなど観て写真を撮ったが、ケーブルが無いんで、まだ載せられない。今は、増山さんというアーティストの方の家を間借りしています。ビールとケバブでもう眠くなりました。疲れた。

吉岡家
2006年08月29日

昨晩、久保田より久保田を知るアニキ、吉岡さんが自宅でオレの為に送別会を開いてくれました。吉岡夫妻には、この間子供が生まれたので三人の家庭です。文平ちゃん(新田義貞が戦死した足羽郡出身)が地元の酒を持ってきてくれたので、呑んでしまいました。夫妻は、ドイツに旅立つオレの為に、手巻き寿司を用意してくれました。しばらくこの味もおあずけとなるんで、よく噛み締めていただきました。

思えば、吉岡さんには、学生時代から世話になりっぱなしで、吉岡さんが助手をやっていた研究室には、どっかからもらった酒が沢山あったので、蜜に群がる虫のように3日にいっぺん程の割合で通っていました。飲み過ぎて、色々な迷惑をかけてしまいましたが、許してもらっています。奥さんになったマサヨは、二人がまだつきあい始める前、なんかの飲み会のとき、泥酔しているオレに、吉岡さんとつきあう事について相談してきました。オレは酔っぱらっているので「つきあえ、つきあえ」と言った気がします。オレは愛のキューピットです。時が経つのは早いもので、もう子供が生まれてしまいました。ゆうご(漢字はわかりません)クンという名の男の子で、名前の由来は聞いていませんが、無くなってしまいましたが、沢山の民族がチトーのもとに一つにまとまっていた幻の国、ユーゴスラビアから取ったものだと、オレは勝手に思っています。渋い名前です。

吉岡さんは、5、6年前に韓国でオレと一緒に「世界男根彫刻大会」に参加しました。その時に起こった出来事を漫画化して、自身のhpで発表予定です。下書きを少し見せてもらいましたが、笑えますよ。実は、吉岡さんが優勝しました。オレは三位。日本人はダンコン彫刻においてさえ、成績優秀です。漫画、期待しといた方がいいですよ。

のこりあと今日も入れて4日しかない。しびれるなぁ    写真なくてすみません

博多・筑豊3
2006年08月25日

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炭坑周辺には、強制連行されてきた朝鮮人と、中国人の慰霊碑がありました。いきなり、家族から引き離され、まったく知らない土地に連れてこられた上に、過酷な労働を強いられ、さぞ無念だったと思います。オレは、韓国のとあるシンポジウムに行った時、80位のおじいさんが流暢な日本語を喋っていたのを見て、日韓併合の過去をリアルに感じた事がありますが、韓国、中国を植民地化しなければ、欧米列強に対抗できなかったにせよ、彼らにとっては悲劇だった事は間違いありません。

田川に住んでる友人Kに、かつて、北朝鮮が攻めてきたらどうするかと、聞いた事がありました。Kは、「裏山に逃げるバイ」と非国民のような事を言っていましたが、こういった歴史を経ている場所に生まれ育った人間ならではの、意見なのかなと思えました。

炭坑周辺を散策していると、街宣車を物置にしているツワモノを発見し、写真を撮ってしまいました。慰霊碑をお参りしている時も、昼間から暴走族がブンブンと走り回っていたし、ここはいったい?と思う事が多かったです。ソトヤは、普通だと言っていた。防空壕を飲み屋にしているところを見学した後、バスに乗る為に、町中へ出たが、商店街の店は、半分くらいが閉まっていて、寂れていた。これからこの街はどうなるのだろう、機会があればまた来るつもりだ。

博多・筑豊2
2006年08月21日

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田川では、石炭のみでなく、コンクリートの原料となる石灰岩の採掘もされている。こちらは、今でも続いているようだ。昔は銅も採れたらしく、奈良の大仏の銅も、ここのものが使われたらしい。

写真の山は香春岳といって、手前から一の岳、二の岳、三の岳というらしいが、見ての通り、一の岳は石灰岩採掘の為にガッツリ削り取られている。異様な風景。この山を生まれた時から見ている人たちは、どう思っているんだろう。ソトヤ君(香春町在住)どうですか?下の写真が、大正時代に撮られた元の形の立派な一の岳。現在のは、やはり異様な光景です。一の岳は登山禁止らしい。博物館の中で見つけた話では、香春岳には戦国時代には、城があったらしいです。今となっては、想像するのも空しい気がしますけど。

上の写真の、香春岳の左下に見える三つの小さい山(見えにくいですが)は、あの有名な「ボタ山」。今は、木か草かわかりませんが、覆われているようです。青春の門では、主人公が登ったりしてた。オレが、この写真を撮影しているところも、元ボタ山らしいのですが、今は平らにして工場誘致などしている場所です。でも、ぜんぜん来る企業がなくて、地元民が夜中にカーセックスをしたり、営業の人が昼寝をする場所となっています。オレは、記念にボタさん(ボタは、石炭と一緒に出てくる、いらない部分)を一個持ち帰り、我が家の便所に飾っている、世界の名石コレクションに加わってもらう事にしました。

田川の人口は5万人くらいだが、最盛期は10万人程住んでいたらしい。ソトヤの話では、炭住(タンジュウ)という長屋が昔はいっぱいあったようだ。つわものどもが夢の後っていうけど、もうそれ通り越してる光景だな、これは。                                    

熊へ、赤池行けなくてごめんな                    つづく

博多・筑豊
2006年08月20日

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ここ何日か、妻の実家のある博多を訪れていた。毎晩、すっかり御馳走になり、酒もお父さんと飲みまくりました。一日目は、地鶏専門店に連れて行ってもらった。ここでは、なんと地鶏の刺身オンパレードを経験。すなぎも(すなずり)、はつ、ささみ、そして驚いたのは、とさか だ。とさか の刺身は、歯ごたえのある、オレの好きな食感であるが、味はまろやかだった。カメラを持っていかなかったのを悔やんだ。全て、新鮮だからなせる技だ。芋焼酎飲みまくり。

二日目は、家でお母さんの手料理(うまい)。酒は、オレが以前お父さんに送ったアイリッシュウイスキー16年もの。黒ビールで割る、アイリッシュスタイルも試してみた。最高だ。ボトルを一本開けた。

三日目は、海の幸を堪能。伊勢エビ、カワハギ、カサゴなど玄界灘の幸をいただきながら、焼酎を飲む。家への帰りに、豚骨ラーメンを食べる。屋台風におでんも置いていて、旨かった。腹が破裂するところでした。正に、この三日間は痛風一直線Nights!こんなに幸せでいいんですか?お父さん、お母さんありがとうございました。真面目に、博多に住んでみたいと思えた。

昼間は、台風が時速6キロで停滞し、外に出られなかったのだが、唯一、我が親友ソトヤが、筑豊は田川に住んでいるので、訪問してみた。日本の富国強兵政策を支えた、炭坑の街だ。この絵は、元炭坑夫の画家 山本作兵衛の炭坑記録画だ。このような、いかつい炭坑夫たちが、褌一丁で石炭を掘り出していたのだ。田川市石炭・歴史博物館にて                             

青春の門の話は本当だった             つづく

諏訪大社2
2006年08月14日

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もう2年以上前になりますが、御柱祭りに参加しました。そのときは、パリに行く一週間前で忙しかったけど、次の祭りは6年後になってしまうので、無理矢理参加させてもらいました。季節は、春先なのでかなり寒く、おまけに雨ばかり降っていました。重さ10トン以上ある御柱(ただの丸太ではなく、これは神です)を人力で、山から諏訪大社まで引っ張っていきます。1000人以上で引っ張りますが、あまりの重量に全く動きません。だから、木遣りを合図に一斉に引っ張るというのを、何回も繰り返して進んでいきます。木遣りっていうのは、なかなかすごい力をもっていまして、へたくそな木遣りだと御柱が動きませんが、声量があってコブシの聞いてる人の木遣りだと、すごく進むものです。神社までの距離は20キロ程あり、途中に坂や、狭い道、田んぼ、川などあって、そこを神である10トンの丸太を引っ張っていくのは、命がけの作業です。本当に怖いです。

写真は、川越しの光景。雪が降っていて寒かったです。オレは、もう地元民ではないのですが、地元出身ということで、元綱(御柱の先で、綱を操る人たち)に加えてもらいました。とりあえず川に飛び込み、綱につかまりましたが、雨で増水していて川の流れが急なので必死でした。流されて、諏訪湖で遺体となって見つかった氏子が過去にはいたらしいので、まじでびびっていた。後ろを見ると、高さ10メートル位の土手から、御柱がドップ〜ンと、川の中に落っこちてきたので(10トンだよ)恐ろしくなり、思い切り泳いだ。その光景は忘れる事ができません。水が冷たくて息ができなかった。向こう岸手前で、溺れる〜助けてと思い、足を着いてみた地点は、思い切り浅くなっていて、30センチくらいの深さだったので、かなり恥ずかしかった。土手から見ていた人に、笑われてしまいました。

オレなんかより、ずっと危険なポジションに位置する人は、いっぱいいて、彼らは命を掛けている。別に、目立つ事が目的ではなく、純粋な信仰心と、誇りを持ってやっている。だから、はじめから終わりまで、この祭りの全てを取り仕切ってる人たちの話は、本当に重みがあり、尊敬する。だけど、飲み会になるとメチャメチャやるらしい。祭りも野蛮ですが、彼ら自身も相当野蛮人です。今度は、4年後だけど行きたい人、一緒に行こうぜ。

諏訪大社
2006年08月13日

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ドイツ行きの前に、墓参りの為に故郷の諏訪に帰っていました。親不孝者のオレの顔など、見たくもないだろうが、一年間会えないし、家族にも会った。最近、両親もやっと、芸術家という人種について、その存在を認め始めた?ような気がしないでもない。わけのわからない事ばかりしているのに、パリやベルリンへ勉強に行っているのは、未だに不思議なようだが。何年か前、オレの「ぬかずく男根」という作品が、地元の新聞に紹介された時は、激怒していた。ごめんね、普通に生きられなくて。

夜、兄貴夫妻の家に行き、地元の酒を飲みながら、いろんな話をした。兄貴は、大工で、御柱祭(諏訪で6年に一度やる祭り)に出ていて、かなり気合いが入っている。そのうち、この日記で御柱祭りについて書こうと思っている。消防団の話とか、諏訪大社の歴史、御射山神戸(オレの地元)の歴史などの話を、酒のつまみに盛り上がりました。歴史好きな兄弟です。こんなふうに、仲良く飲めるのは、実は奇跡、昔は喧嘩の日々だったので。

諏訪大社で売ってる、良い御守りがあると言うので、翌日お参りに行ってみた。木の札の御守り(スポーツ御守り下さいと、言えと言われた)をゲット、嬉しい。東京に帰り、妻に見せてみたが、ヤクザっぽいとの、感想。

地元のみなさん、諏訪大社の名に恥じぬよう、がんばってきます。応援宜しく御願い致します。(乳首ちっちゃくてごめんね)

石まみれ
2006年08月09日

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どんどんベルリンに行く日が近づいてきて、準備やら手続きに追われはじめた、少し焦る。写真は、パリにいた時に作った作品。来月から、また石に囲まれた文化に突入ですよ。

明日から故郷の長野へ、墓参りや挨拶の為に帰るんで、大自然や土着のパワーを持ち続けてる人々から、力をもらってこようかと思う。

貸しアトリエ情報
2006年08月06日

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<場所>   

武蔵村山市中央(最寄り駅 多摩都市モノレール 上北台駅)

※KGS専用 貸し自転車 あります

<諸条件>  

建物3棟 

第一スタジオ 彫刻専用(70平米)

第二スタジオ FRP、ミクストメディア専用(30平米)  

第三スタジオ 絵画専用(70平米)

敷地面積130坪    
     鉄、木、FRP等加工の為の基本的な工具有り
       グラインダー、チェーンソー、丸のコ、ボール盤、高速カッター、溶接機、溶断機、
       ドリル、バンドソー、ハンマードリル、レシプロソー、石材用カッター、ルーター、                     
       かくはん機、三又、チェーンブロック、発電機、灯油窯機材、軽トラ等

     月一人22000円(電気代込)  
     
     
                     
     
     ホームセンター コメリ 徒歩3分

     ジョイフル本田   車10分

     現在10名前後のアーティスト使用中
     
     
   
興味の有る方久保田まで、メール又は電話で御連絡下さい。


     otokokubota@hotmail.com

     
     

壮行会
2006年08月05日

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昨晩、仕事で出入りさせてもらっている北新宿の額装屋さんが、オレの為に壮行会を開いてくれました。社長HZさんを始め、そこで働いてる方々と、久保田組と称し連れて来たアルバイト軍団(ムサビ後輩)、総勢15人程で、中野の店で一杯やらせてもらいました。その時、HZさんが沖縄特産のアップルマンゴーを持って来て暮れました(写真)。これは、マンゴーというものを食べた事がないオレに、わざわざ買って来てくれたもので、ななんと一個4000円もするらしい。奥さんが、いろいろ歩き回って、探してくださったようだ、感謝です。

いつも仕事の時には、旨いものを食わせてもらったり、温泉に連れて行ってもらったり、飲ませてもらったりと、オレのようなビンボー人にとっては、感動の連続でした。もう、コンビニの弁当とか食えません。食べ物の味には、本当に無頓着だったオレですが、おかげで、かなり「味」というものについて意識出来る様になった気がします。

飲み会の最中に、食べ物に飢えた亡者どもに、あやうくアップルマンゴーを食われそうになりましたが、なんとか家に持ち帰る事ができました。あぶねー、あぶねー。早速、家で食ってみる事にしました。

切った瞬間、肉汁(果汁とも言うらしい)が滴り落ち、思わずすすってしまいます。味は、濃厚で、上品な甘さが、口の中に広がりました(うまいねオレも)。あまりの旨さに、二個目に突入しそうになりましたが、妻に止められ、明日にする事にした。普通のマンゴーの味も知らんのに、始めから、特上アップルマンゴーから入っていいんでしょうか。さっき、八百屋でメキシコ産アップルマンゴーを見かけましたので、今度比べてみたいと思います。亡者どもには、さぞかし「久保田ケチ伝説」が広がっていることでしょう。言っとくけど、そうだよオレはケチだよ。

HZさん、昨日はどうもありがとうございました、御馳走になりました。これからも、ビンボー芸術家どもを温かく見守ってやって下さい。