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アトリエのエンジン溶接機のエンジンがかからず、使えなくなっていましたので修理してみました。
機械にはあまり詳しくないのですが、修理屋に出すと2万3万平気でかかってしまうので、とりあえず挑戦したのです。
トラバントのエンジン修理の際、手伝ってくれた庄田氏の手順を観察していたおかげで、以前よりエンジンへの知識が向上しています。
どうやらガソリンがエンジンまで届いていない様子。
コックからキャブの間が詰まっているようです。使わない時期が長かったので、ガソリンに含まれる水分で穴が錆びて詰まったようです。
キャブクリーナーやブラシで綺麗にして、新しいガソリンを注入してやりました。スパークプラグも被り気味だったので、磨いてみました。
新しいバッテリーに変え、エンジンを回してみたところ一発でかかりました。嬉しかったです。
庄田氏が「諦めないことだよ」と言っていたので、我慢して修理したんですが、自分でも修理出来た事が感動です。
経験とは尊いものですね。
使わない間はキャブからガソリンを抜いて、コックは閉めといた方がいいと知る機械音痴な自分。
こんなに長年エンジンを使った作品制作をしてきたにもかかわらず、まともにエンジンすら修理出来なかったこれまでの自分を恥じます。
先日は、お疲れ様でした。本番寸前で、たまたま機材が不調になり(毎回)、絶望的な最終光景がちらちら見え始める時のハラハラ感は、最高だったね(再考)。
長年やっていて、更に細かな処まで気がまわるようになってきただけで、何も恥じることはないです。自然と新しい事を取入れたと。
今回こそエンジンが回らないと思った。とうとうその時がやってきたかと・・。
今度は新しい燃料タンクとパイプ、コックを作るよ。
やはり、あのドイツ製爆発促進スプレーは見つからんなあ。