束の間の東京。
K.G.S(久保田組スタジオ)の掃除の合間に、吉岡さんから譲ってもらった楠で木彫を開始しました。
新倉庫予定地(土俵と呼んでいる)の上にて。
秋は一番好きな季節なんですが、すぐ終わりそうで悲しいですね。
秋の蚊は、命懸けで血を吸う為に 特攻 してきます。蚊取り線香が効かないこともある。
自分がもう死ぬのがわかっているから、子孫を残す為に全力を尽くすんでしょうか。
この楠は、来週北九州に持って行って時間があるとき、どっかの空き地で制作しようと思います。
来年1月に浅草橋マキイマサルファインアーツでの個展で展示するつもり。
木を彫ると、廻船廻車作品の制作とは違う脳ミソを使っている感じがします。
まだ、チョークやマジックで線を入れてるくらいの段階かと思ってたよ。
彫るの早いね。
オレは金属の作品は作った事がないけど、木彫が他の素材と違う感覚で制作を進めてるように感じるのは分かる気がするよ。
もうかなりの段階まで進み、のこぎりで輪切りにした物を、今日ホゾ掘って接着しました。
いつも楠を使ってなかったので、彫り易さに驚きです。
明日車に乗せて北九州に持っていきます。
元々ある木の形に持って行かれそうになりましたが、のこぎりで伐って自分の弱さに打ち勝ちました。