西暦600年頃カトリックの修道士達が、孤島に教会を作り住んでいました。スケリッグマイケルという名前の島で世界遺産になっているそうです。ボートを予約し近くのバリンスケリッグス港まで歩きました。この日は雨は降っていなかったけれど、外海は荒れていて、気持ちが悪くなりました。釣り船でかつて悪夢を経験した(撒き餌しまくりの6時間)ので、その記憶も手伝って気分が悪かったです。
スケリッグマイケルの隣の島(写真)は、カモメの巣と化していて、糞の匂いでたまらなかったです。それにしても、こんな絶海の孤島によくも教会を築き、棲み着いたものだ。日本の修験者の様に彼らは人里離れた場所で修行し、ここでギリシャ語の聖書の研究に明け暮れたらしい。そうしてキリスト教原理主義者となり他のヨーロッパ各国へ伝導に出かけた。でも、あまりの純粋さゆえ、新しいキリスト教の流れに取り残された彼らは、周りから疎まれ最終的に、クロムウェルによって皆殺しにされてしまう。
すげーカッコいい写真だ!!
本文読むと更にかっこ良く見える!!
で、久保田は一体どこに行ったのか気になり地図を見たよ。
エラいところに行ったんだな。
はい、地球の歩き方にも乗ってましたが、船を電話で予約しなければなりませんでした。
この辺、スタンディングストーンとか遺跡が多くて、かなりそそります。ぜんぜん整備されていないのもいいです。大陸から追いやられた人達が最後に行き着いた場所って感じですね。
こんな所にレジデンスがあり、そこに作品を置いて来る条件で、タダで泊まらせてもらいました。作品の写真は今後載せます。