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アイリッシュシチュー
2008年05月21日

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毎週火曜日の12時半〜2時半の間に、コークにあるアーティストインレジデンス(ゲストハウスと呼んでる)でアーティストやいろんな仲間が集まり、誰かが作った御飯を一緒に食べるTuesday Lunchというのがあります。僕も毎週参加させてもらっていますが、なんと今回は自分がホストシェフになってしまいました。みんな日本料理が食えると思って期待しています。だから期待を裏切ってやることにしました。

週末にマーケットに行き、ラムの首と肘の肉や野菜類等、ミック先生に教わりながら材料を調達。アイリッシュシチュー 日本人風を作る事にしました。ギネス(黒ビール)をぶち込んで煮込むんですが、ここはコークなんで、地元のビールBeemish(ビーミッシュ)を入れる事にこだわりました。とにかく、野菜をデカく切ったものをぶち込み、ローズマリーとか、畑に生えていた香草類をぶち込み、3、4時間煮込みます。すげえオイリーですが、ぜんぜん気にしてはいけません。日本人らしく、醤油と大根も入れてみました。パンとかも入れる人もいるらしいし、とにかく何でも入れればいいんです。迷ってはいけません。

やってみると、結構シンプルなんで覚えられそうです。意外にもアイリッシュ達には好評で、かなり喜んでました。日本人がアイルランド人の為に地元の料理を作るというのが新鮮だったのかもしれない。12、3人がどんどん食ったので、シチューはすぐに無くなってしまった。料理って、結構楽しいもんですね。イモをふかすのを、僕の英語の先生、クレアが手伝ってくれました。かわいいです。そういうのもイイデス。  マンキー。

(みすたあX)

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コメント
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おぉ?やってるね!
ずいぶんまた見聞も広がってるんじゃないの?羨ましく思うよ。

最近チュルに借りた壬生義士伝読んだ。本当の男を活字の中にでもみつけられたことが嬉しかった。
他にも歴史小説にはまってるよ。
日本は閉塞感で窒息しそうな時代だけど、実は幕末の頃や時の政権や、積み上げたシステムが機能しなくなった時代の日本人の生き様を振り返ると、案外いろんなヒントが見つけられるもんかもね。
そういえば背中の吉田松陰さんは元気かな?
ミスターXの背中できっとアイルランドでも睨み聞かせてるんだろうね。
平成の浪人衆の活躍、見てろよ!松陰さんよ!

投稿者: ken | 2008年05月21日 13:24

そうだな。オレも行き詰まってモチベーションが保てなくなった時なんかに、幕末に生きたヤツらの話しを読んで活路を見出す事が、かなり多い。彼らは、想像を絶する様なプレッシャーの中で、それに耐える胆力と誇りを持ってたから、自分の人生さえ犠牲にして、時代に風穴を開けられた。

やっぱり幕末は深い。最近読んだのは、吉村昭の 桜田門外の変 という本なんだけど、結構燃えたぜ。龍馬とか西郷さんもいいけど、幕末の始めの頃、地味に死んで行った水戸藩の浪士達の生き様が意外にシブい。

松陰先生は、アイルランドでもだんだん浸透して来ているぜ。ミスターXが宣伝して歩いているようだからね。

チュルには宜しく伝えてくれ。

(水戸天狗党より)

投稿者: くぼちん | 2008年05月21日 15:50
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