今日も、スタジオに行って、鉄骨と格闘しておりました。元々いいかげんな人間であるのにも加えて、スタジオには、定板(じょうばん 鉄とかを加工する時に、垂直水平の精度を出す為に普通は必要な、真っ平らな鉄板の事)が無い。私が使ってる鉄骨は、デカ過ぎて、角度切り出来る低速カッターに乗せられない。よって、手持ち巨大グラインダーで、原始的にブッタ伐る事になります。よって歪む。いいかげんな人間。
この悪循環により、後からひずみが出てきました。今日は、オーレ先生から、konsequent (首尾一貫した、妥協を許さない)というドイツ語を教わる事になりました。それにしても、工房の床、デコボコし過ぎじゃないか?結局、時間をかけてやった仕事を、後日やり直す事にした。今日は、戦意も喪失したんで、帰る事にしました。
D-Cs工房のトイ面の倉庫で、Flohmarkt(のみの市)をやってたんで見に行ってみた。入場料2ユーロも取られた。中は、かなり広く、色んな種類のモノを売ってます。ここはモロ旧東ベルリンなので、DDR関係の品物が多く見られました。どう見てもガラクタにしか見えないものも、結構あるけど、モノを大切にするドイツ人は、そんなものでも買って行って、使ってるんだろう。
今回は、何も買わなかったけど、2ヶ月前くらいに来た時、DDR製溶断機を買いました。15ユーロと言われましたが、値切ったあげく、7ユーロになったので驚きました。今は、部屋のオブジェになってるけど。Uボートのプラモデルは、なんとたったの2ユーロだった。そんなにおしゃれなものは無いけど、安いし、結構楽しめましたよ。
さっき富士から帰ってきました。
蚤の市は私には宝の山に見えますよ。何時間も楽しめそう。
そうだね。そんなに高くはないし、商売になるかもしれないぞ。日本で売れるかが、最大の問題だけどね。パリの蚤の市とは、一味違って、ホントに庶民的な実用品が多かったよ。
う?ん、苦労してますね。
心中お察し致します。
でも久保田さんの生き様には尊敬してますよ。
美術以外のいくつかの視点から観ることができるようになってきてから、ますますそう思います。
こちらも随分と空気が春めいてきました。
現場で一緒に手鼻かみながら働いていた頃を、時々思い出します。
僕等三馬鹿に輪をかけた久保田さんのパワーには今でも敵わないですが、自分の人生を突き進んでゆきたいです。
まだまだオレもやる事いっぱーいおっぱいぱいぱいだよ、ヒガ。いってきます。