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マイタービー
2006年12月08日

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以前も紹介したけど、Daed Chickensの空圧技術を学ぶかたわら、自分の作品として、旧東ドイツの大衆車トラバント(通称トラビー)を使った作品を作っている。トラビーは、ベルリンの壁崩壊までの間、三十数年間生産され続けましたが、あんまりモデルチェンジとかなかったから、本当に過去からタイムスリップして来た様な車だ。車体は圧縮した紙(MDF)でできてる。強化プラスチック(FRP)でできてると、なんかのサイトに出てたけど、実際見てみると、これはまさしくMDFです。FRP工を何年もやってたオレが言ってるんだから間違いない。骨組みはちゃんと鉄で出来てるけど。

この車のエンジンは、2ストロークで、ガソリンにオイルを混合したものを燃料にしてる。馬力はそんなに無いけど、アウトバーンで120キロ出るらしいから、オレの軽トラと同じくらいの力はあるみたいだ。このエンジンを、動力にして作品を作ってみようと思っている。これは、歴史的快挙だよ!!(だれもわかってはくれないけど)。

エンジンは、かなりシンプルな作りだけど、オレの知識では、バラした後に組み立てるのが困難なので、旧東ドイツ出身のオーレ(D-Csスタジオに出入りしてる)に、本場のテクニックで助けてもらっています。彼は、オレと同じくらいのレベルの英語を話せるんで、ドイツ語を教わりながら一緒に作業してます。オーレは、かなり勤勉だし、技術についてのこだわりがスゴい。溶接技術なんかも素晴らしいので、オレの野生自己流神風溶接をこの間、矯正してもらいました。オレは日本の恥だ、すみません。

とりあえず、一日かけて二人でエンジンをバラすことができた。真面目に乞う御期待だぜ、これは。

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