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ドイツ奨学金事情
2006年12月05日

前から何となく知ってたけど、ドイツはアートへの奨学金が充実してる。詳しい事は知らないが、銀行とか、なんかの企業とか、国の奨学金だのいろいろ。それも額が半端じゃないぞー。このあいだ、マントラに誘われて飲みに行ったのだが、そこに K が来ていて、やたらにカンパイ、カンパイと言うので、何かな〜と思っていたら、ヤツは国から25000ユーロ(約375万円)くらいの奨学金をもらって、来年半年間、中国に行くらしい。半年でその額は無いだろー、それも中国、物価安過ぎ。おまけにK は絵描きだから、材料代とかほとんどかからねー。

飲みながら、いろいろ話を聞いていると、2年前くらいにマントラも貰ってたらしい。そういえば、フランクフルトに住んでる M も、去年もらって南米の変な所に一年間行ってた。Mの奥さんの A は、Kと同じ奨学金とって、2008年にNYに家族で住むって、なんだそりゃー。自分で言ってて意味わからなくなります。

オレの作品、時代に逆行した重量物ばっかりだし、材料代だの工具使用費だの金は出て行くいっぽう。一年たったら、間違いなく無くなる。こっちのアーティスト、奨学金溜め込んで、その後の生活に役立ててるよ。くそー、悔しいけどオレはデカイもの作り続けるよ。

とにかく、環境が恵まれてるってことだよ、この国は。

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