ちょっと用事があって、ベルリンからバスで3時間ほどかけて、ハンブルグに行っていました。北ドイツのかなり大きな都市だ。途中、アウトバーン(高速道路)から眺めた景色は、ひたすら広大な農地が続いていて、でかい風車とかあった。ハンブルグでは、フランクフルトの公園で、なんちゃって総合格闘技のような試合をしたピーターの家に泊めてもらいました(吉岡さんのサイト見ると、詳しく載ってます)。そのころ、英語が全く出来ませんでしたが、腕相撲、柔道+レスリングというボディーランゲージを通した友情は、結構生きてるもんだよ。英語、ドイツ語できなくてもダイジョーブ!!(オレは特別、真似しないように)。
昨日の夜、展示をしていたんで、ハンブルグ郊外まで行って来た。何かの事務所みたいな所で、グループ展をしていた。それほどスゴい展示でもないけど、人はかなり来ていた。こっちのオープニングは、飲み会みたいなものなんで、ビールをひたすら飲んでいました。途中で、アーティストがギターでパフォーマンスをはじめ、ライブみたいな、そうでないような空間になった。着ているTシャツも自分で作ったんじゃないかな。旭日旗に「海賊魂」と漢字で書かれていたので、旧日本軍は海賊じゃねえぞと、つっこみたいところだった。
展示も、さほど面白いというわけでもなかったが、駅が近くにあるわけではないこの場所に、これだけ人が集まるのは、アートが普通に根付いているからなんだろうと、うらやましく思いました。タクシーの中で、運転手さん相手にドイツ語の勉強ができました。帰りにピーターとbarに寄って、一杯やってから帰りました。
さっきベルリンに帰ってきましたが、二日もドイツ語学校を休んでしまったんで、また落ちこぼれると思うと憂鬱だなあ。明日も早起きしなけりゃならない。もう、ここに来て二ヶ月も経ってしまった。でも、まだドイツに二ヶ月しか住んでないと言われる事もある。これから先は長いのか、短いのか複雑な気分だ。日本にいたときと同じように、早く起きて、夜まで勉強や制作をしているけど、ドイツ人でそんな人あんまりいないみたいだ。ドイツ人は勤勉とか言うけど、それほどでもないよ。空が暗い、う〜。