芸術の秋とか言いますが、今週はここコーク市ではいろんな文化的イベントがあります。今夜は、美術館、ギャラリー等が開放されてタダで入れたり、いろんな所でオープンアトリエをしている日です。スカルプチャーファクトリーは、港湾地区で立体作品のイベントをやっていて今日がオープニングでした。タダ酒も飲めるし、パーティーには勿論参加。
普段スタジオで、このイベントに参加しているアメリカ人作家イニゴに、タバコを吸いながら、どっから来たの?とか、ふーんとか、ただのオッサンだと思い軽口をたたいていましたが、今日になって彼は、今年のドクメンタで暗室の中に鉄で作った巨大トレーラーを展示していたアーティストだと知り、水戸黄門状態です。写真の作品が彼の作品で、Wheater stationとかいう題名で、中に風圧測定機とか、気圧計が入ってます。シカゴではエラい先生なそうな。知らんかったー。ドクメンタとか出ちゃうとやっぱ世界中から引っ張りだこみたいです。金も出るし、作品も依頼して誰かが作る。今度日本にも来るそうな。いいですなあ、そんなふうになりたいものです。
とりあえずしこたま飲んで、来週から始まる車回しの事を忘れて楽しめました。