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シュタージ
2007年06月10日

地下鉄とか、電車に乗る時、どこでも切符をまず買う。ベルリンも例外じゃないけど、他の国のシステムとは、ちょっと違う。片道2時間以内なら、2、1ユーロで、ある範囲まで乗り放題 。でも途中で、乗った駅方面へ引き返すのは出来ないっていう、少しムズカしい、いつもの、考えすぎて意味がわからないドイツ人ルールの切符を買わなければならない。自動販売機が各駅にあるけど、金を入れてから、切符が出て来るまでの時間が異常に長くて、来てる電車に乗り遅れる。釣り銭も、なかなか出てこないから、イライラする。

日本みたいに改札とかは無い。どうやってチェックするのかというと、一般市民に化けた鑑札員が、いきなり正体を現し、その車両に乗ってる乗客の切符を一人一人チェックするというわけ。だから、となりに座ってるオッサンを、ただのオッサンと思っていると、とんでもねえ事になる。電車は走ってるから、切符を持っていなくても逃げる事は不可能。次の駅で降ろされ、罰金を払わされる事になる。G太郎君は、空港に行くとき、それにつかまり、飛行機に乗り遅れていた。かわいそ〜。

電車のなかで、その鑑札員が、いきなり現れる度に、この国の暗い歴史を感じてしまうのは、オレだけなのかな。旧東ドイツの秘密警察 シュタージ。その時代、反政府的な要素を持った人がいたら、チクるという使命を帯びた人達。隣人、同僚、家族でさえ信用できかねる状況だったんだろう。そのシステムを、今現在普通に取り入れてるんだから、スゴいよ。オレは、嫌いだけど。う〜ん暗い。夏なのに。  こんな、人間不信になるようなやり方してまで駅員減らして、人件費削減してるんだから、もっとましな自動販売機作ったらいいんじゃねえの?

下のヤツ、またウルサくなってきたなあ、頭バカなんじゃねえかな。ひたすら耐えるガンジー大作戦から、床をけってウルセーと伝え、それを習慣化させる パブロフの犬大作戦 に切り替えてみたが、犬以下の馬鹿じゃわかんねえみてえだ。ドイツ嫌いにならないように努力。

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