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Fordトランジッド最終日 ダイジェスト 5
2008年10月10日

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エンジンがもうもうと白煙を吐き始めた。クラッチ板が焼けている。とうとうクラッチ板がすり減って、動力が伝わりづらくなってしまった。でもまだ飛行は可能。車が重いおかげで振り子の原理なのか、ぜんぜん止まらない。やっぱり演歌にはスモーク。わかっているなあ。
(photo Pauline Izumi Colin)

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すごいっすねえ、ついにやりましたねえ。ヨーロッパの最果てアイルランド、うらぶれた工場跡でデカいフォードが回る、ハマリすぎです。ベルリンとコークの対比も最高です。「車を回す」っていう単純なことが、敷地と車と音楽それぞれの物語がぶつかってこれだけいろんな意味や表現になるんですねえ。あとは心おきなくビールを堪能してください。

投稿者: 森田一弥 | 2008年10月11日 10:53

やりました。車を廻す事だけにこの半年かけてきた甲斐がありました。ここの歴史と、人々の思い出、歌、かなり偶然も重なり、心をつかむ事ができた気がします。いつも行くパブで出会う人達の僕への視線が、パフォーマンス後は完全に変わりました。

工場跡地は、今では元のハイエナどもがゴミをあさる、穢れた場所に戻っています。昨日も人非人のようなヤツがやってきて、トランジッドの部品を盗んで行きました。この国の現実を見せられた気がします。パフォーマンス前に、敷地に塩を撒いておいて良かったです。

今のところ、跡形付けに追われていますが、これからベルリンに戻ります。

投稿者: 久保田 | 2008年10月11日 16:34
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