この野郎にアルゼンチンバックブリーカーをかける日が、刻々と近づいて来ている。センターにシャフト(軸)を通し、土台に載せてみた。でかい、でかすぎる。周りの人達がその様子を見守っているが、やっている本人の方がホントはかなり怖い。見た目、何かがおかしいとオレは感じた。中に入って確かめてみたところ、あまりの重さにシャフトが曲がっている。これはただ事ではない。
ベルリンのトラバントと同じ径のシャフトを使っているのだが、今回の車はその2倍の重さはある。ここアイルランドは工業国では無い。ベルリンの時の様に、ちゃんとした硬質のマテリアルであるとは限らない。自分の背骨が折れてしまったら元も子もない。慣れて来た頃、オレは必ず事故る。これは定説です。植村直己と神様は、それを知ってます。
対策を考え、軸を支える為の構造を作りなおす必要に迫られている。くっそー。
昨日、エンジンの方はオジさん達の助けにより無事作動してホッとしたのも束の間、次なる難題がボクにのしかかってきます。誰かたちゅけて〜。
お疲れ様です。
兄貴、さすがっすね。
恐怖というか、歓喜というか、なんだかよく解らないけど、なんか感じるものがあります。すごく。作品から。
では、御武運を。
鶴
いつも、今度こそ死ぬかもしれないと思いつつやっているんだけど、今回はかなりキテいる。でも、まだこんな所で死ぬわけにはいかない。ボク達うまれたばっかりだ。
今まで、ボルトさえちゃんと締めておけばそれでイイと思っていたけど、今度はそうはいかなそうだ。何しろエンジンがデカイ。車がデカイ。時間が残っている間、やれることだけやって天命を待つよ。
今まで、自分がなんて無謀な事をしていたのだろうかと思うと、冷や汗が出る。パフォーマンス直前は弱気になる。骨は拾ってくれ。
おぉ
すごいっすね。
ほんと、怪我のないようにして下さい。
一緒にお酒を呑む日まであと40日あまりですよ。
生きて一緒に呑みましょう!
しかし、これが周れば物凄いんでしょうねー
フレーフレー!!
この半年、これに賭けて来たから必ず成功させようと思います。
あと40日でベルリン入りですか。良かったねえ。苦労してから来るベルリンは、また違って見えるでしょう。