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VIENNA
2008年03月08日

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ちょっと2、3日ウィーンに行っていました。3年前パリで知り合ったアーティスト ウォルフガング&ミラがTOURISTENという雑誌を作っていて、私の背中の入れ墨をその表紙に使いたいと言うので、その撮影とインタビューの為にウィーンを訪れたわけです。ベルリンから飛行機で1時間なんで、近いです。ウィーンというと、単に伝統的な建物がある街という印象でしたが、実際行って見ると、新しいものと古いものが混在し、それが上品にまとめられた美しい街並が心地いいです。ベルリンで廃墟と真新しい建物がミックスした、少し目に痛い街並を見慣れていたんで、ウィーンは色彩が豊かで光がやわらかく、目に優しかったですね。美術館や博物館が多いんで、見て回りましたが、何しろ今回はあまり時間が無くて、全部は見きれなかったです。

中心部から少し離れた場所にあるドナウ河を、地下鉄で一人で見に行ってみました。3年前ハンガリーのブタペストで見たドナウ河の大きさに感動した事があり、その上流はどんなもんか知りたかったんです。行って見ると、ノイドナウ(新ドナウ)とドナウの二股に分かれてしまっていて、迫力には欠けましたが、しばらく流れを見ているうちに、大陸の大きさを感じる事ができました。クリムトの絵で有名な、レオポルト美術館の売店で売ってた、手回しオルゴールを河の中州で回していたら、なんだか淋しくなります。オレは何をしているんだ・・。

初日にウォルフガングの家でミラが、豆を5時間かけて煮てくれたセルビア料理を食べました。度数が何度なのか誰も知らないという、ラキアも飲ませてもらい、半年前にレジデンスで滞在していたマケドニアを思い出してしまいました。2日目は、彼らにオーストリア名物 シュニッツェル (巨大カツ)の店に連れて行ってもらいました。とにかくデケー。私は中にチーズとハムが入ってる、超特大特製シュニッツェルを注文したんですが、不覚にも全部食えず、残してしまいました。最近気合いが足りていないです。オタクリンガーというOTAKUビールが美味かったです。

短い期間だったのですが、いろいろ連れ回してもらい楽しめました。やっぱり、中欧のこの密度の濃さが好きです。また来ようと心に決めました。写真は、自然史博物館。

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