いやー、どうもHPの方がトラブルでしばらく見れませんでしたね。どうもすみません。これを見るのを日課にされている尊い方もおられるようで、数々のメールをいただき嬉しかったです。また無事復活できて本当によかった。これからも男久保田ベルリン滞在記、楽しみにしてください。
いきなりですが、前からイクと言ってたポルノメッセについての報告をしたいと思います(ヒガお待たせ)。作品制作や作業が、材料納入や機材故障の関係でなかなか進まず、美術館も見尽くしたので、ベルリンの社会見学の為、真面目に行ってきました。会場は、アートメッセをやっていた場所と全く同じ、全く同じ規模。雨だと言うのにスゴい人の入りでした。入場料が少し高くて、こんな所にオレは何をしに来てしまったんだろうと思いながら、ドイツのゴツい男どもと共に券を買う為に列を作った。
中に入ると、沢山のブースに分かれていて、数々のポルノグッズを展示してました。よくまあこんなもんを堂々とやってるね。玩具類のブース、映像関係のブースが大半です。ゲイ専門グッズなども沢山置いていて、ケツがひきしまる思いでした(オレはノーマル)。
途中から、ネットで映像を配信してる会社のブース内に設けられたステージで、ストリップが始まってしまい、男どもがもの凄い人だかりを作り始めた。かなりのオッサンやジイさんが、プレス関係者もビックリな良いビデオカメラで撮影しまくってました(日本の技術はこんな所でも生かされています)。オレは身長が175センチあるけど、ドイツ人はみんな大きいので、ぜんぜん見えねー。前の人はしゃがんで、後ろの人に気を使うという精神は無い。人と人の隙間にできる、木漏れ日のような空間をじっくり見つめます。奴らは夢中だ。
日本人の客は、オレ以外ほとんどいないが、日本の会社のブースはいくつかあった。漫画はこんな所でも大人気みたいで、「HENTAI」という、めぞん一刻をパクったようなアニメも売ってた。
写真は、ドイツのおしゃれっぽいバイブのブース。なかなかかわいらしいっすよ。それに比べて、アジア各国から来たバイブは、ちんこが顔になっていたり、動きとか機能は素晴らしいのだけど、デザインの洗練というものが無く、グロイ。色も同じようなのばっかりで、電動こけし という名がぴったりのモノが多く思えた。もうちょっと、がんばって欲しいですよ。
いやー、僕も数日に一回くらい日記を覗いていますが、全然つながらなくて心配しましたよ。
復活してホントよかった。
こういうものはこういうもので、やっぱりどこの国もそれほど変わらない内容のでしょうか?
日本じゃこんな展示堂々とやれないかも知れませんが。
「芸術が芸術である所以は、古来より根本的な手法が変わらないところにある」というようなことを言った人がいましたが」(道具や素材、技術などの小さな変化はありますが)、革新的な進化・退化がないのは、「つくる」ということが人間の本能的欲求に基づく原始的な行為だからなんですかね。
バ○ブのデザイン・意匠ですが、僕は逆にわけのわからんケミカルな素材でカラフルな色が付いている方が不気味っス。
ちょっとくらいモノモノしい方が丁度いいんじゃないかなあ?
それではまた、今回のような美術以外の体験日記も楽しみにしております。
何を難しい事を言ってるんだお前は。
わはは!
久しぶりに久保田さんらしい決め台詞が聞けて、とても嬉しいです。
これから世界的に有名になっても、そのまんまの久保田さん(HENTAI)でいてほしいっスね!