のせでんアートライン２０１３

この秋、大阪と兵庫をまたがる妙見山という場所で　のせでんアートライン２０１３　というイベントに参加します。といっても９月１０月は渡米していて私は現地に行くことができないので、先日搬入を済ませてきました。妙見山は日蓮宗のお寺があったり宗教的な聖地でもあるらしいです。ロープウェイで登ることができます。

私は旧東ドイツ製の大衆車トラバントを型取りした作品を設置します。大森設計設備さまの御協力を得て東京からトラックで兵庫の妙見山まで運送しました。

現地に行ってみると既に　生きろ　と書き続けるアーティスト鈴木貴博さんが作業されていました。鈴木さんと私はベルリンやアイルランドで一緒に展示をした仲です。鈴木さんはこの山の上に銀河鉄道の駅を作ろうとしています。このイベントの主催者が能勢電鉄さんという鉄道会社なのでレールや枕木、軌道を作る技術を提供してもらって制作中です。他にも梅田哲也さんらが出展するみたいですね。

スタッフの方々の御協力を得て山の中に作品を設置してみました。ここは山といっても人の手が入った管理されてきた里山的な自然です。設置した場所はモミジが植えられていました。秋になったらきっとトラバント周辺は真っ赤に色ずくことでしょう。トラバントという車が持っている歴史やイデオロギーが自然の中で違和感を作り出すかと思いきや、心地よい空間を作り出してしまいました。妙見山の日蓮宗のお寺の境内に置いたらきっと意味するところが強烈になるに違いないです

９月１４日から開催です。